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2007年度卒業記念特集
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卒業記念特集(24) 小川勝也
3冠への道
今季、春の関東大学選手権、秋の関東大学リーグ戦で優勝し、早大史上初の春夏連覇を成し遂げたアイスホッケー部。そして、『黄金世代』といわれたこのチームを、闘争心むき出しのプレーと強烈なキャプテンシーでまとめ上げたのが、小川勝也主将(スポ)である。
北海道・駒大苫小牧高でインターハイ優勝や各世代の日本代表に選出されるなど、輝かしい実績を掲げ早大に進学した小川は、1年時から兄の小川将史(平17法卒=現王子製紙)が主将を務めた当時のチームで関東学生選手権の優勝に貢献。自らも最優秀新人賞を獲得し、華々しいデビューを飾った。しかしその後2年間、早大が栄冠を手にすることは一度もなかった。大会では決勝戦まで勝ち残るものの、最後に本来の力が出し切れず準優勝ばかり。相手が歓喜に沸く瞬間を前に、ただ悔しさを噛み締めることしかできなかった。
そして、小川をはじめ、チームの核として活躍していた選手が最上級生になった今季。日本代表にも名を連ねるタレントが揃ったチームで、小川自身も「(春、秋、インカレの)3冠を狙える」と、満を持してスタートを切った。まずは関東大学選手権で3年ぶりに優勝。その勢いで関東大学リーグ戦を制し、3冠達成まで残すはインカレ優勝のみとなった。しかし、ここにつきまとったのが「早大はインカレに弱い」というジンクス。1990年(平2)以来、優勝から遠ざかり、近年は表彰台にすら上がれていないインカレは、今季も準決勝で敗退。4位にとどまり、目標としていた3冠への道は、悔し涙で終わりを迎えた。
「4年間やってきて、今までで一番のチームで終われて本当に満足。2冠を経験できて悔いのないシーズンだった。」3冠の夢こそ叶わなかったが、2年分の悔しさを乗り越え、チームを春秋連覇に導いた小川。そこには1年間、チームのために戦い尽した主将の達成感に溢れた言葉があった。「これをステップにして、後輩たちなら優勝できると信じている」。果たせなかった想いを後輩に託し、小川は卒業後、王子製紙で再び新たな夢を追い求める。
(西村佳恵)
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