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wasedasports.com >  2005年度卒業記念特集 >  河原×鈴木×杉山


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 卒業記念特集(4) 河原仁×杉山哲也×鈴木孝志 



 水球の魅力に惹かれし者たち

 今年、5年ぶりの東日本リーグ優勝、日本選手権3位入賞で沸いた水泳部水球部門。チームの輪の中には、常に主将・河原仁、杉山哲也、鈴木孝志(ともに人)という4年生3人の姿があった。「水中の格闘技」とも称される水球の何に魅せられ、なぜワセダに集ったのか。卒業を間近にして募る水球への思い…、果ては水球界まで幅広く語っていただいた。

河原仁 ――4年間単刀直入にどうでした
河原:僕たちは2人とも高校では国体で1位を取ったんですけれど、大学でもまたトップになりたいという気持ちで入って、正直高校よりも練習しました。
鈴木:練習量は高校よりあって、最初は凄い大変だなーと思ったんだけど、だんだん慣れてきて、やっぱ大学でも1位をとりたいなーと思ってやってきた4年間みたいな。

――1年のときから部の中で具体的な目標とかあったんですか
鈴木:やっぱりインカレ優勝ですね。
河原:何年も優勝してないんで、インカレというのは大きいですね。

――他の競技に比べると大会が少ないですがモチベーションの維持は難しくないですか
杉山:オンとオフの切り替えですね。
河原:メリハリを
杉山:オフシーズンは逆に練習しちゃ駄目(笑)
鈴木:3月あたりからオンで、月に1回メリハリをつけるために合宿があるんです。

――4年間で一番充実していた年はいつですか
河原:今年ですね。やっぱ一番力いれてました。
鈴木:1番練習したしね。

――4年の今年が一番充実とのことですがそれでも悔いは残りましたか
河原:やっぱりインカレで優勝できなかったんで悔いはありますね。
杉山:思い返せば、あの時ああできたんじゃないかというものはある。
鈴木:今年は最初から飛ばしていって全部勝ってやる。そしてその勢いでインカレも勝ってやるという考えだった。だから全部取りたかった。

――さかのぼって聞きたいのですが、水球を始めたきっかけは
杉山哲也 杉山:幼稚園くらいからずっと水泳をやってて、あとサッカーとか球技も凄い好きだったんです。たまたま家の近くに水球クラブがあって、水泳と球技が合体した競技が面白くてはじめました。小学校5年生のときですね。
鈴木:中学校2年生くらいまで競泳の選手で、受験勉強があるからやめたんです。杉山と同じ高校に受かったんですがそこにたまたま水球部があって、除いて見たら面白かったんです。
河原:簡単に言うと親父がやっていたんです。親父の知り合いのやっている水球クラブに入ったのが小学校2年生のときです。その後、競泳やいろいろなスポーツをやったんですが、高校入学後、水球に絞りました。

――水球の楽しいところはどこですか
杉山:水泳の要素と球技の要素、さらには「水中の格闘技」といわれるような格闘技の要素が混ざって3倍分楽しいですね。
鈴木:競泳はただ泳ぐだけの練習で、なんで俺は泳いでいるんだろうとなるんですが、水球は基礎体力をつけるためと理由がちゃんとしている。そこがいいですね。
河原:競泳は練習で突き詰めるのみという感じがするのですが、水球など球技スポーツはそれだけでなく作戦を考えることで試合に勝てたりする。そこですね。 杉山:水球ならイアンソープにも勝てる!!
鈴木:3ヶ月くらい練習されたら負けそうだけどね(笑)

――マイナー競技にとどまっている水球界の現状について
河原:技術的に難しい、だから入りづらいのではないかな
杉山:プロリーグがないから子どものころから始めても目指すところがない。大学までで終わりになってしまう。そんなところが問題かな。
鈴木:日本が弱いのも問題なのかも。

――ワセダの水球部門について
鈴木孝志 河原:体育大学だと水球だけになってしまうけど、早稲田は水球だけじゃない。知識を大学で得てやりたいことを見つけることは出来る。
鈴木:メリハリがある。仲が良いし、楽しめる。
杉山:プライベートも一緒だしね。

――最後に今後について
河原:社会人クラブチームに入って打倒早稲田です。
鈴木:僕は水球は完全に引退です。やるんだったら日本代表を目指して、やらないんだったら完全に止める。どっちかに決めていたんです。で、この後専門学校に行くことが決まってて、そっちのほうが本当にやりたいことなんで止めることにしました。下の代には、自分のやっていたポジションを出来る人がいない。だから教えに行こうかと考えてます。
杉山:練習は週1回くらいなんですが就職する会社にチームがあるんで、そこでやろうと考えてます。

 取材中、熱心にルールや相手チームを語ってくれた三人。その表情からは水球に捧げた4年間の充実が感じ取れた。卒業後いずれも競技の第一線を退く。だが、プレイや指導など、自らがのめりこんだ水球から離れることはなさそうだ。

(取材・編集 市川淳一朗・小嶋一輝) 

左から河原、鈴木、杉山 写真(左):河原仁(人)ドライバー、171センチ62キロ、秀明英光高校出身、好きな女性芸能人はYOU
写真(中央):鈴木孝志(人)フローターバック、184センチ84キロ、伊奈学園高校出身 、好きな女性芸能人は国仲涼子
写真(右):杉山哲也(人)フローター、182センチ81キロ、伊奈学園高校出身、好きな女性芸能人は小林麻耶







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