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wasedasports.com >  2005年度卒業記念特集 >  青木佑輔


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 卒業記念特集(1) 青木佑輔 



 アカクロの「2」番から桜の「2」番へ

フィールドプレーでも存在感を見せた青木  「気持ちを出すこと。気を抜いたプレーをしないこと」。そう語る自身のラグビーへのこだわりを体現するがごとく、常に激しくひたむきに体を張り続けた青木佑輔(教)。早明戦に憧れてワセダに入学すると1年時でリザーブに入り、2年時からはアカクロの2番を不動のものにする。4年時には「身体で引っ張る、姿で引っ張る」(佐々木隆道主将=人)副将として「史上最強」佐々木組を支え、「最高の4年間」を終えた。

 4年間で3度の大学日本一を経験。そんな快挙のなかにあっても、本人も出場した2年時の大学選手権・決勝戦敗退の影響は大きかったという。ワセダで学んだことのひとつに挙げた「責任と信頼」。それは、一丸となって戦うワセダにおいて、みんなに信頼されなければレギュラーになれないこと、そして試合に勝つ責任があること――。4年生に『荒ぶる』を歌わせてあげられなかったという申し訳なさと、責任が果たせなかったという悔いは「負ける怖さ」という次へつながる糧を生んだ。勝つためにひとつひとつのプレーに対してこだわりを持ち、課題を克服し続ける毎日。そのすべてが、トップリーグを倒すという歴史に残るラストシーズンの偉業につながった。厚い信頼に応えた、「責任」を超える「夢」の実現。最後は、入学時には想像すらできなかった境地にたどり着いた。

 「毎年毎年、もっとできるんだと感じさせてもらえた場所」というワセダで日々上を目指し続けた4年間。先日の日本選手権2回戦・トヨタ自動車戦でも、学生相手では出なかった力が出せたという感覚と、まだ成長できるという手応えをつかんだ。しかし会心の試合にも満足することはない。笑顔ながらも「最後ターンオーバーされたので」と、変わらずに負けず嫌いの一面を見せた。

 卒業後はトップリーグのサントリーでプレーする。今後の最大の目標である日本代表に向けて、1年目からレギュラーを取る意気込みは十分だ。「ラグビーは気持ちが入っているほうが勝つ。毎日の練習も何を目標にしているかで変わる」。尽きることのない向上心と、誰よりも熱い気持ちを胸に、これから青木は桜の2番へと続く道を突き進んでいく。

(細野恭代) 






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