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wasedasports.com >  陸上競技 the truth of 219.7KM 〜箱根路の真実〜 > 【Vol.5】加藤創大選手


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 the truth of 219.7KM 〜箱根路の真実〜  



 【Vol.5】加藤創大選手

 連載もいよいよ“復路”がスタート。今回は6区で区間賞を獲得した加藤創大(スポ2)のインタビューをお送りする。59分15秒というタイムは歴代10位に相当するものだった。早大待望の山下りのホープに箱根駅伝を振り返ってもらった。

加藤  ―箱根を終えて
走る前の設定タイムが59分30秒だったので、タイム的には、まあクリアできたかなと。駒大は3年間下りをやっている強い選手だったので、詰められると思っていたが、離せたのでうまく復路も往路の流れを乗せていける走りができたかなと思います。満足です。

―往路優勝は力になりましたか
往路優勝して、自分たちがやってきた練習が間違っていなかったと思って自信になりました。

―去年と比べて具体的にどんなところが強くなったと感じますか
やっぱり総力は上がったと思います。個人としては、どこを頑張ればいいかがわかってきたところです。経験もたくさん積ませてもらいました。

―実際に走ったときのことをうかがいます。途中かなり駒大とは差をつけましたが、どのくらい差をつけたとかは知っていたのですか
どれくらいかは分からなかったけど、沿道の一般の方やワセダの競走部の人が、後ろと離れてるぞって言ってくれて。区間賞ペースっていう風に言われたので、どうなるか分からなかったし頑張ろうって思いました。

―レース前、相楽豊コーチ(=平15人卒)から何かアドバイスはありましたか
当日は寒かったので、上りは足が動かないかもしれないけど焦らなくていいよ。積極的に行けと言われました。

―色々な方面で「山は勝負できる」と渡辺康幸監督(=平8人卒)もおっしゃっていましたがプレッシャーなどは
山は自信あるというのは、本当にずっと監督が言っていまして、プレッシャーというよりは期待されてるな、応えなきゃいけないなと思いました。

―見事に結果を残しましたね
下りは他大も結構、経験者がいたけどあんまりいい走りをしていなかったんで運がよかったんです。

―謙虚ですね。2年目ということで緊張などもあまりなかったんですか
自分はあまり緊張しないんですよね。昨年も緊張することなくという感じでした。6区のスタートって微妙なんですよ。あっ!スタートした、っていう感じで。

―先頭で走るというのはどのような気分ですか
白バイがいて、報道車があってっていうのは1番のチームじゃないとないことなので、それは気持ちよかったです。

―成績が良かったことでラッキーなことはありましたか
親戚が増えました(笑)。お年玉をもらったことが今までなかった人からもらったりして。

―1号車で解説をなさっていた瀬古利彦さん(=昭55教卒)から、走った後に何か言われましたか
いや、走ったあとは時間がなかったので特に。でも、走る前に「報道車が前にいて中からウインクするから返せよ」って言われました(笑)

―今回は12月末から本戦にかけて調整もうまくいったようですが
そうですね、故障者がいても2位に入れたのはチーム全体の調整がうまくいった証しだと思います。

―エース竹澤健介選手(スポ3)にも故障がありましたが、特別動揺などはありましたか
僕自身としてはそんなに動揺はなかったです。竹澤さんならどんな時でも走ってくれる。自分のやることは変わらないと思っていました。

―三大駅伝の2つに出場したことは大きかった
はい。チームとしても、僕としてもいきなり箱根というよりは駅伝を経験してからのほうが勝負の勘がつきました。

―出雲ではご自身も納得のいかない走りでしたが箱根で名誉挽回できましたね
いやーあれは払拭できません…今季は春にユニバーシアードが決まったことで期待されて、そのあと全くダメだった。で、今回は結構走れたのでまた期待されると思いますが、今度は期待に応えられるように、頑張らないといけないです。

―箱根での自身の走りを自己採点すると何点くらい
90点つけても今回はいいのかな。あとの10点については、もっと速く走れれば、あと何十秒かだけでも速ければ、そのあとの展開も変わってきたかな。もしかしたら優勝もあったのではないかという分です。

―今回のチームの結果については満足ですか
満足ではないけど2位に入れると思ってなかったんでうれしかったです。まだ、上があるんでそんなにうかうかしてはいられないんですけど。

―箱根当日は何かゲン担ぎなどしましたか
朝練習のときに近くに神社があるのでお参りに行こうとしたんですけど、あまりに暗くてケガしそうになったり怖かったです。午前3時くらいだったんで電気もついてなくて。

―今春には3年生。上級生となります
後輩もまた増えてチーム全体を見なきゃいけない立場。まだ実感がなくてどうしたらいいのかな…同学年たちと一緒に協力しながらやっていけたらなと。

―最後に今後の目標について教えて下さい
去年1年間は波のある1年だったので、今年はいつでも安定して高いレベルで走れるように。監督やコーチから信頼してもらえるようになりたいです。

(取材・編集 藤田絢子、渡邉りさ) 

◆加藤創大(かとう・そうた)
 1988年(昭63)2月1日生まれのO型。170センチ、60キロ。愛知・愛知高出身。
08年箱根駅伝 6区 59分15秒(区間1位)
 自己ベスト 5000m:13分59秒34
         10000m:29分43秒63
         ハーフマラソン:1時間3分54秒










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