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バレーボール部

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2022.11.25

【連載】全日本大学選手権直前特集『Fly farthest』 第2回 荒尾怜音×伊藤吏玖×布台駿

 第2回は、守備の柱となる3年生の対談をお送りする。鮮やかなレセプションと、丁寧なパスで見る者を魅了するリベロ荒尾怜音(スポ3=熊本・鎮西)、ブロックの要として、守備に貢献するMB伊藤吏玖(スポ3=東京・駿台学園)、体全体を使ったディグと元気が持ち味のリベロ布台駿(社3=東京・早実)の3人だ。上級学年となり、プレー以外でもチームをけん引する立場になりつつある3人に、全日本大学選手権(全日本インカレ)に向けた話を伺った。

 

※この取材は11月15日に行われたものです。

 

 お互いのこと

 お互いを紹介する3人(左から布台、伊藤、荒尾)

――はじめに他己紹介をお願いします。まずは荒尾選手のことをお二人が紹介してください!

布台 スタバで働いている。だからスタバよく行きます。

伊藤 美容系に…。あれ、なんていうんだっけ? 

布台 美容系バレーボーラー。

伊藤 美容とかファッションに気を使っているというか。

布台 僕らとはちょっと違いますね(笑)。

伊藤 生きている次元が違うと思います。

布台 細かいところまで気を使っていると思います。

 

――スタバの店員さんって、割引もありますよね

荒尾 はい。よく(布台選手に)おごらされています。吏玖(伊藤)は飲まないもんね?

伊藤 俺は飲まないです。

 

――次は伊藤選手の紹介をお願いします!

荒尾 昨日(11月14日)が誕生日でした。

布台 吏玖は料理が上手。

伊藤 上手じゃねえよ!(笑)

布台 吏玖の唐揚げおいしい。

伊藤 唐揚げしか作れないだけだろ(笑)。

荒尾 穏やかな子です。他の同期にはない雰囲気を持っています。なんでも一回受け入れてみたいな雰囲気ありますよね。

 

――少し大人びているということですか

荒尾 そうです! ですが反面ガキな部分もあって。

一同 (笑)。

布台 めちゃくちゃ言われてる(笑)。

荒尾 いい意味で(笑)、いい意味で!

伊藤 一見大人びてて、ガキってダメじゃん(笑)。

荒尾 ハーフ&ハーフなので。すごく幅広く仲良くできる。

布台 あと俊敏性が…(笑)。

荒尾 付いてきたなって思うよね。

 

――どんなところが俊敏なのですか

荒尾 二段トスの一歩目とか…。

布台 切り返しがすごく速いので。

伊藤 おい(笑)。僕が1番遅いです。

布台 あと休みの日は二人で自主練したり、ご飯食べに行ったりすることが多いですね。

 

――最後に布台選手のことを紹介してください

荒尾 ちっちゃいです。

伊藤 (笑)。

布台 もっとあるだろなんか! 

荒尾 ビールが好きです!

伊藤 よく飲みます!

荒尾 どっちも(伊藤選手、布台選手)飲みます。

 

――同期で飲みに行くのですか

荒尾 ばらばらだよね。団体でまとまってはいかないです。僕が飲み会あまり好きじゃないので(笑)。ここは結構行くの?

伊藤 結構行くかな。ここと大貴(山田大貴、スポ3=静岡・清水桜が丘)とかと行きますね。

 

――布台選手の紹介は以上で大丈夫ですか

荒尾 いやまだあります!

伊藤 (笑)。

布台 少なすぎるだろ!

荒尾 ムキムキです。

伊藤 あとは小さい。

荒尾 目が大きい。

伊藤 童顔。

布台 さっきから褒めてないんだよ! 

伊藤 あとは明るいですね。誰とでも仲良くできるので、みんなと仲良いというイメージがあります。

荒尾 客観的なことを言ってくれます。いろいろなことを教えてくれるというか。吏玖ともそうですけど、この人と会って考え方が変わった部分もあります。

 

 プライベートについて

 笑顔を見せる3人(左から布台、伊藤、荒尾)

 

――1週間オフの期間、何をしましたか

布台 春高予選前だったので、平日に僕の母校(早実)に練習一緒に行きました。僕と怜音(荒尾)と吏玖と泰杜(水町泰杜、スポ3=熊本・鎮西)とか2年生とか、1チーム作れるくらいの人数を連れて行って、一緒にバレーをやりましたね。

 

――その早実も、もちろん駿台も鎮西も先週末に春高出場決めました。どんな気持ちですか

布台 僕は早実もですが、駿台が春高出場したのが嬉しかったです(笑)。弟がいるから(笑)。

荒尾 ちょうど決定戦のときに愛知合宿に行っていて、その時に僕は早実見たいのに、(布台選手が)弟がいる駿台見たいって言って。「駿台は勝つからいいやん」みたいになったのですが、お互いうろちょろしながらどっちも見てました。

布台 もちろん、早実が春高を決めたことも、めちゃくちゃ嬉しかったです。

伊藤 良かったなと思いますね。

布台 ここの2校(駿台、鎮西)は余裕だからね(笑)。

伊藤 出ることに思い入れはあんまりないですけど。

布台 そこが基準じゃないからね。

荒尾 (鎮西は)20点以上取られてなかったので、良かったのかなと思います。

 

――昨日(11月14日)にお誕生日だった伊藤選手にお聞きします。なにかお祝いとかされましたか

伊藤 昨日は休みだったので、(誕生日)会を開こうとなったのですが、いろいろあって結局なしになっちゃいました。

 

――同期の方とかでお祝いしあったりするのは恒例行事なのですか

布台 うーん、ご飯とかは行くよね?

伊藤 うーん、かも?

荒尾 そうだっけ? あ、でも自分はお祝いしてもらいました。ケーキをもらいましたね。

布台 怜音は黒鷲(黒鷲旗男女選抜)の時でみんな一緒だったから祝いました。

伊藤 みんな集まってってことは確かにないかもね。

布台 俺(伊藤選手に)誕プレ、この間渡したばっかだもんな。1年遅れくらいで渡したけどもう次の誕生日来ちゃった。

 

――大学で受けていて楽しい授業などはありますか

伊藤 フィットネスの授業ですね。武道場みたいなところに30人くらい集まって、エアロビクスとかをやります。きついんですけど、先生がおもしろいので、楽しいですね。

荒尾 スポーツ指導論です。結構みんな取っているのですが、指導する側がどうチームを引っ張るかみたいなことを学べて。多少松井先生(松井泰二監督、平3人卒=千葉・八千代)と当てはまるところもあるので、やはりそういうのをちゃんと勉強しているんだなと感じられる授業ではあります。

布台 生命倫理と法という授業がおもしろいです。なんか堕胎の話とか、法律と倫理観の問題ってグレーゾーンが多いのでみんなで議論しあうのが楽しいかなと思います。

 

――趣味や、練習外の時間のリラックス法を教えてください

荒尾 趣味はオタ活で、オフの日は絶対に体育館に来ないようにしています。リラックス法もオタ活です。TWICEとかJO1とか。昨日も渋谷に行って、JO1とプリクラが撮れる期間だったので、行ってきました。そういうのでお金を使って、ストレスを発散させています。この2人は結構オフの日とかも自主練しているのですが、僕はバレーをあまり考えないようにするのがオフの日の過ごし方であり、リラックス方法でもあります。

布台 吏玖との対人です。だいたいやるよね?

伊藤 やる。

布台 練習前とかにもけっこうやります。

 

――リラックス法はありますか

布台 リラックス法は、最近サウナとかですね。

 

――布台選手は魚を飼うのが趣味ということですが、どんな魚を飼っているのですか

布台 魚はいろいろ飼っていますね。メダカとか金魚とかです。

伊藤 なんでそこから言うの(笑)。もっとでかいのから言えよ(笑)。

布台 あとアロワナっていうでっかい魚がいて、50センチくらいあります。玄関に1メートル20センチくらいの水槽を置いて飼ってます(笑)。

 

――餌は何をあげるのですか

布台 餌、カエルとかコオロギとかまちまちです。あとは金魚とかですね。

伊藤 え、金魚食べるの。

布台 僕は食べないけど。金魚とかメダカとか。

 

――飼っている金魚とかを与えているわけでないないですよね

布台 それは違うそれは違う!(笑)。餌用の金魚がいるからそれを買ってきています。

 

――伊藤選手はいかがですか

伊藤 これといったものが無いのですが…映画を見たりアニメを見たりですね。あと携帯のゲームとかして、暇な時間を潰しています。食べるのが好きなので、気分で食べたくなったやつを食べるのが最高のリラックス方法です。あとは、寝ます。

――具体的にはまっているゲームなどはありますか

伊藤 ゲームはワンピースの「バウンティラッシュ」というのにすごくはまっています。大学入ってすぐの自粛期間くらいから始めているので、もう3年やっていていますね。あとは洋画が好きで、SF・アクション・ホラーあたりをあさって見ています。

 

――何かおススメの作品などありますか

布台 ET。

伊藤 (笑)。ETは見たことない大作だけど(笑)。いっぱいあるのですが、最近トップガンの最新作が公開されたじゃないですか。前作見たのですが、それが面白かったなという印象です。新作も見たかったけど公開終わっちゃいましたね。

 

秋季リーグ戦を振り返って

 長いラリー戦でも粘り強くつないだ荒尾

――秋季リーグ戦の振り返りをお願いします

荒尾 素直に言うと、妥当な結果だろうなと思います。1位になるチームではないというのを感じているので、そこは上級生がまとまりきれていないのもあるし、チームとしてって考えた時に穴ばかりありました。インカレ優勝が目標ですが、それに対する秋リーグの閉まり方ではなかったと思います。それは個人的にもそうですし、チーム的にもです。それが最後の試合のフルセットで負けた原因だと思っています。そこさえしっかりできれば、個人個人の力やリザーブメンバーの力もあるので、インカレは大丈夫なのかなと思います。特別良かったとか悪かったとかではなくて、あの2カ月はずっと穴が開いたままでした。ごまかしごまかしで勝っていた部分もありましたが、最後にその部分が出たのかなという感じです。それは受け止めないといけない結果だと思います。

 

――今、その穴は埋まりましたか

荒尾 少しずつですけど埋まりつつあります。AB戦をやっていても、BがAに勝つこともあるので、お互い高めあっていけていると感じています。そういったところから(穴が)ふさがっているのかなと思います。あとは1年生もやはり仕事の面で頑張っていて、ミーティングの中でも各学年の役割を見直していて、「もう一回頑張ろう」と4年生がおっしゃってくれたので、徐々に(穴は)ふさがっているのかなとは思います。

 

――お2人は秋季リーグ戦を振り返っていかがですか

布台 僕は選手と副務という立場でやっているので、プレーだけではなくマネジメント面というところを、僕がもっと中心となってやろうと思っていました。上級生としてもそうですけど、組織としてもっとうまく動かせたら良かったのかなと思いました。春は正直、主務が仕事をメインでやるので、なかなか自分が中心になることはなかったのですが、秋からはそういう機会が増えました。秋で逆に経験できたことはすごく良い経験だと思ったので、全カレに向けてもう一段階、選手とマネジメント面の両立を頑張っていきたいと思います。

伊藤 秋リーグは、春(秋季関東大学リーグ戦)とか東日本(東日本大学選手権)に比べて、チームとしての力が上がってきたのは感じています。実際、最終戦の中大戦までもなんとか全勝でこれましたし、競った展開をものにできたことが多かったです。その部分が良かったのかなと思います。最終戦とその前の東海大戦では、ブロックがあまりよくなかったので、そこで課題が見えたのかなと。チーム力を作るにはブロックが必要不可欠だと思います。中大戦ではブロックポイントがほとんどなくて、タッチボールもほとんどなかったです。それに比べて相手はブロックポイントを量産していて、タッチも効果的に取れていた印象でした。そこが勝負の分かれ目だったのかなと感じます。インカレに向けて、レシーブがしやすいブロックを心がけなければいけないし、ブロック自体で点を取ることも求められてくると思います。秋季リーグ戦を通して、自分としてはブロックを含めたチーム力は上がっていたと思うのですが、他の大学に比べてまだ劣っていると実感したというのが正直な感想です。

 

――そのブロックは、秋が終わって今までに改善されてきましたか。今の手ごたえはいかがですか

伊藤 自分としては感触があまりよくなくて、改善できる部分がたくさんあるなという感じです。完ぺきというわけにはいかないかもしれませんが、インカレまでには今より必ず(状態を)上げて臨めたらなと思います。

 

――リベロとして守っていて、春に比べてレシーブしやすいブロックになったなという感覚はありますか

荒尾 二人とも元々、吏玖のブロックは上げやすいよねと話していていました。でもチームとしてどうなのかとなったときに、できている人とできていない人がいるのかなと。吏玖は昨年から出ているし、ミドルの中心として責任があるのかなと思います。フロアは自分と駿中心に、もっと一本目の精度とか、セッターに対する質を上げていかなければいけないなと思います。

 

 守備の要として

 ブロックする伊藤(左)

――秋季リーグ戦では春よりもトータルディフェンスが進化したように感じました。その部分について手応えはいかがですか

布台 秋リーグが終わってからチーム全体で、チームルールの見直しを行いました。その点において、ブロックとレシーブの関係性から失点の原因が分かるので、役割が明確になりました。あとは明確になっている部分の精度を上げるだけですね。まあ秋よりは良くなっていると、客観的に見ていて思います。

 

――布台選手に伺います。秋リーグ序盤はディグリベロとして出場されていました。今までよりも出場時間が伸びたことで、成長や手ごたえは感じましたか。

布台 成長か…。

伊藤 (布台が)入るとすぐみんなサーブミスるから(笑)。

布台 そうなんですよね。僕がディグリベロ入ると、サーブ誰も入れてくれない。

一同 (笑)。

布台 入っても、あれ?って(笑)。早慶明(全早慶明定期戦)の時もそうだし、夏合宿のときも基本的に「サーブ入れてくれないな」みたいな。1セットに一回もボール触らないで出ちゃう時があります。

 

――ディグをするタイミングはあまりなかったですか

布台 (秋季リーグ戦の)専大戦の時は長く(コートに)入っていたので、ボールに触ることも多かったかなと。

伊藤 ここ最近交代してボール触らずに出るところしか見てない。

荒尾 走っていってハイタッチして終わり。

布台 そう、ベンチから走っていくだけだから。成長が…。体が強くなったので、重量上がるようになってボールに負けないようになったかなと思います。

 

――伊藤選手に伺います。先ほどブロックについて伺ったので、クイックについても感触を教えてください

伊藤 僕クイック全然得意じゃないんですよね。凌吾(前田凌吾、スポ1=大阪・清風)とも秋リーグ、天皇杯予選(全日本天皇杯選手権予選)が終わってから合わせてきています。今までは基本的にAクイック以外が、ゲーム展開の中で出ることはほとんどなかったです。コンビを練習で合わせていても、試合では使えないみたいな感じだったのですが、今はA以外のクイックも練習して、だんだんと合うようになってきているのかなと思います。点をたくさん取れるかは微妙ですが、実践的な練習の中でもある程度使えるようになってきました。僕自身としてはまだまだセッターと話し合って精度を高めていなかければいけないなと思いますし、僕個人の力としても、多少合わなくとも決めきる力が必要なのかなと思いますね。セッターとのコンビの精度と、僕個人の力がもっと上がればインカレでも戦える武器になるのではないかなと思います。

 

――荒尾選手に伺います。自分でディグの位置取りを考えて動くというお話をされていました。位置取りに関して、今の自分の感覚はいかがですか

荒尾 前までは上げないといけないと思ってやっていたのですが、それを考えたところで上がるわけもなく、逆に力んでしまっていました。ブロックも相手スパイカーも見えていなかったので、ディグに関しては「上がったらいいかな」くらいの気持ちでいろんな経験をさせてもらって、結果自分の考えや勘が間違っている時の方が少なくなってきたと思います。自分を信じてミドルと相手スパイカーを見て入ってから、どう動くかというのは最近調子良いというか。はまっているじゃないけど、しっかりできているので、このままインカレまでいけたらいいなと思っています。

 

――守備するうえで一番こだわっているのはどこですか

荒尾 大学入る前までは、「完璧にする」と思ってやっていたのですが。大学に入ってからうまくいかないことの方が多かったので、最近は「一回ミスっても死なないからいいや」くらいの気持ちで、簡単な考えじゃないですけど、一つ一つのプレーをやる前に、心を落ち着かせるようにしています。

 

――守る時のコミュニケーションはミドルとリベロが中心なのですか

荒尾 ブロックがどうなっているかとかの話は、聞いてくれるし、そういうのは話します。達宣さん(大塚達宣副将、スポ4=京都・洛南)が帰ってきて、ブロックで仕掛けることが増えました。その時に後ろがどう動くかということは、端的にコート内で会話しています。まあ達さんが中心だよね?

伊藤 まあそうね。今はそんな感じです。

 

――みなさんのパフォーマンスの状態、調子はいかがですか

布台 怜音は調子よさそう。

荒尾 いいけど、自分の感覚的にはやっと戻ってきてくれたなくらいの感じです。

布台 じゃあ違いました(笑)。

荒尾 いや、良いんですよ! 調子は良いんですけど、本当に大学に入ってから一回も調子が完ぺきに良くなかったので。やっと自分の感覚というか、戻ってきた感じがあります。やっとひと段落じゃないけど、自分の大学での形というのは見つけられたのかなと思います。

 

――今大学に入ってから一番調子が良いのですか

荒尾 そうですね。多分1、2年と3年の秋に比べたら、結構いい感じでできているかなと。

 

――他の方はいかがですか

伊藤 バレー始めてから調子良いとか悪いとか感じたことない…。

布台 いや、吏玖も良いと思います。

伊藤 全然よくない。

布台 わかんないけど(笑)。吏玖は安定しているので、周りから見ていて調子にあまり波はないと思いますね。

伊藤 一定で可もなく不可もなくをたたき出しているだけです。特別良いこともなく、まあ悪いことはあるのですが、だいたいはキープという感じですね。

 

――その中でも全日本インカレに向けてピーキングはしていますか

伊藤 ピーキング…どうかな。できる限りのことはしますが、調子が上がるかはわからないです。でも、試合になったら調子があがるうんぬんではなく、やらないといけないと思っています。今の調子が良いからインカレが大丈夫だとはならなくて。自分としては結局試合の日の調子によって変わってきます。今そんなに良くないですけど、インカレの時に良くなっていて欲しいなという感じです。

布台 僕は普通です。

荒尾 駿(布台)は自分と真逆なので(笑)。調子とか、そういうのがないんですよ。ね?

布台 まあやらなきゃいけないので、それだけです。

 

 全日本インカレに向けて

 秋季リーグ戦でボールを上げる布台

――秋季リーグ戦以降、注力してきたところは

布台 個人のスキルというよりは、全体的にゲーム形式の練習が多くなりました。その時の調子の良し悪しで感情を出すのではなく、なるべくチームに貢献できるようにという、自分の考え方を少し変えていますね。

荒尾 僕は当たり前のことを当たり前にすることに、もう一度立ち返っています。二段トスの精度というのは春から言われてきていて、そういうのも正直当たり前のことなので。当たり前にしないといけないところを一つずつ整理して、こなせるように。それはアップのとき、対人の時から丁寧にするように心がけています。特別この技術というわけではないのですが、当たり前のことをできるようになろうと思ってやっています。

伊藤 個人のスキルとしては、自分はクイックが苦手で、入りすぎることが多いです。だから自分の前にちゃんと空間を確保して、スイングするスペースを作ることを意識的に行っています。チームの全体的な話としては、自分の役割を意識するようにしていています。例えばサーブです。自分のサーブよりも強いサーバーはチームにもたくさんいるので、自分のミスを減らすことがチームの中で最優先されることです。なるべくミスを減らして、安定して入れるというのがチームの中で自分が求められている役割の一つだと思います。サーブに関しては、意識的にミスを無くすということをやってきたつもりです。

 

――全日本インカレで見て欲しいところを教えてください!

布台 ディグです! ディグでしか多分出ないから(笑)。

伊藤 クイックとブロックです! それしかやることないので。

荒尾 なんでもないボールのさばきというか、コントロールです!

 

――全日本インカレに向けて最後に意気込みをお願いします!

荒尾 まず、4年生とできる最後の試合なので、優勝できるように全力を尽くすということです。自分が早稲田に入学してきたのは、自分たちの代で日本一を取ることが目標だったからです。それに向けての一歩と思って、1年生も出ているので4年生と1年生をつなげる役割を果たしながら、チームが一つにまとまれるように、できることを一生懸命やって、結果として優勝できたらいいなと思います。

布台 4年生のために、チームとして、組織として日本一が取れるように、やれることを全力で、全部出します!

伊藤 トーナメントは負けたら終わりなので、全力で楽しみながらプレーをしたいと思います。全部出します!

 

――ありがとうございました!

 

(取材・編集 五十嵐香音、山田彩愛 写真 新井沙奈)

 

全日本インカレへの意気込みを書いていただきました! 伊藤選手と布台選手は2人合わせて『闘魂』だそうです!

 

◆荒尾怜音(あらお・れおん)(※写真中央)

2001(平13)年5月1日生まれ。175センチ。最高到達点305センチ。熊本・鎮西高出身。スポーツ科学部3年。丁寧なレシーブで攻撃の起点を作る荒尾選手。大舞台でも「楽しむ」気持ちを大切に、会場を沸かせる守備を発揮します。また試合中の積極的な声掛けも必見。更なる高みを目指し、荒尾選手の『挑』戦は続きます!

◆伊藤吏玖(いとう・りく)(※写真左)

2001(平13)年11月14日生まれ。195センチ。最高到達点332センチ。東京・駿台学園高出身。スポーツ科学部3年。相手スパイクをねじ伏せるブロックを見せ、チームに大きな流れを呼び込みます。『闘』志あふれる粘り強いブロックと、決まった時のガッツポーズに注目です!

◆布台駿(ふだい・しゅん)

2002(平14)年3月6日生まれ。158センチ。最高到達点285センチ。東京・早実高出身。社会科学部3年。常に笑顔でコートに立ち、誰よりも得点を喜ぶ布台選手。コート外からも熱い声援を送ります。全身を使った力強い『魂』のディグで、味方へボールと想いをつなぎます!

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