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2022.05.26

【連載】春季早慶戦直前特集『矜持』【第5回】熊田任洋

  1年時からスタメンとして出場し、優勝に貢献。昨年も遊撃手としてエンジの守備を支えた。そして、今季から1番を打ち、早大の攻撃をけん引する熊田。そんな男の3年目にかける思いに迫った。

※この取材は5月20日にオンラインで行われたものです。

打席の中で考えすぎている

ここまで好調とは言えない打撃内容だ

――今季振り返ってここまでいかがですか

 チームとしては中々勝てない状況で、苦しい戦いが続いているかなと思います。個人としてはその悪い流れを自分も断ち切るようなプレーができていないので、まだ終わっていないですけどこれから課題の残るシーズンかなと思います。

――印象に残っている試合はありますか

 自分は法政の2戦目が鮮明に覚えていて。リードしている状況で中盤、終盤に点が取れず逆転負けしたという試合だったので。あの試合が自分たちの課題が多く見つかったという試合なのかなと思いました。

――今季ここまでご自身の打撃についてはどのように感じていますか

 出だしは自分の打撃ができていたかなと思うのですが、東大戦から自分の本来の打撃ができていないのかなと思います。

――東大戦からできなくなってしまった要因はどのように考えていますか

 自分はそんなつもりはなかったのですが、周りから言われるのは力んでいるように見えると言われるので、そうなのかなというのは思います。

――シーズン開幕前に仰っていた打率4割という目標について、現状いけていない中で足りない部分はどこにあるのか考えていたりしますか

 試合の打席でのアプローチとかメンタル面とかそういうことなのかなと思います

――開幕してから好調で入ってきて、シーズンが進むにつれて分析も進んできていると思うのですが、相手バッテリーから攻め方を変えられているなと感じる部分はありますか

 変えられていると感じて、無駄に配球について考えてしまっているかなと思うので、そこは自分のよくないところかなと思います。

――打席の中で考えすぎている感じがするということですか

 はい、そうです。

――ここまで、少し不調気味ですが、試合前までの練習の中でのアプローチは何か変えたりしていますか

 ちょうどいま空き週なので、これまでの打席とか振り返ってみて、自分で色々試しながらやっています。

自分がチームを引っ張っていかないといけない

守備面での貢献も求められる

――今年から1番に座っていますが、リーグ戦を通して見えている景色であったり、感覚などは違いますか

 特に変わらないです。

――3年生になって雰囲気で違いなどは感じていますか

 下級生が中心のチームでもありますし、経験の浅い選手が多く出ていますので、自分がチームを引っ張っていかないといけないなと感じています。

――記録では2失策しているものの、チームを救うファインプレーなども多くみられます。今季のご自身の守備についてはどのように感じていますか

 そうですね。ミスが二つ出てしまったのは仕方ないと思うのですが、やっぱり投手が打ち取った打球を確実にアウトにしないといけないなと改めて感じたので、そこは課題かなと思います。

――立大戦が終わってから早慶戦まで時間が空きますが、今現在どういった形で練習しているのでしょうか

 守備は確実性というか、球際、難しい打球でもアウトにするということを意識してやっています。打撃はさっき言った様に力んでいる様に見えると言われたので、力を抜く様に意識してやっています。

――力んでいる時への特別な対策はしていないという感じでしょうか

 それが打撃の難しいところだと思います。

――今季もここまでフルイニング出場です。ケアの面でなにか意識していることはありますか

 そうですね、栄養をしっかりとって、しっかり寝ることです。

慶應だけには本当に負けられない

早慶戦の勝利に向けて熊田の活躍は不可欠だ

――現状チームとしての優勝は無くなってしまいましたが、熊田選手から見てチームの雰囲気はいかがですか

 雰囲気は悪く無いと思います。

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――中川主将であったり、蛭間副将から早慶戦にこういう形で向かっていこうという様なことはありますか

 二人から何か特別なことはないんですけど、慶大というのはやはり負けられない相手だと思うので、今後のシーズンに向けてもまだ終わりじゃないので1日1日うまくなっていけるようにやっていこうという感じです。

――小宮山監督から何かありますか

 小宮山監督からはとにかく慶大にまけるなという話です。

――慶大で意識している選手はいますか

 投手の浮橋選手です。一回甲子園でやったので気にしてはいます。

――慶大だと同じポジションの朝日選手が好調ですけど、同じポジションとしてないかライバル意識はありますか

 とくに無いですね。

――慶大には増居投手をはじめとして左投手が揃っていますが、何か対策などはしているのでしょうか

 まだ、詳しくは増居選手以外わかっていないですけど、増居選手だったら、コースに丁寧に投げている印象ですし、他の投手も力で押す投手とか、たくさん揃っているので自分の頭の中でしっかり整理して挑みたいと思います。

――吉納選手が守備でも打撃でも少し悩んでいる印象ですが、なにかアドバイスなどは送られていますか

 いや、特になにもいっていないです

――吉納選手は昨シーズン代打での出場はありましたが、今季は初めてレギュラーとして出場しています。現状をどのようにみていますか

 打撃面だったら、もっと打てるんじゃ無いかなと思います。

――早慶戦への意気込みをお願いします

 早稲田も慶應も優勝が掛かっていない早慶戦になると思うのですが、慶應だけには本当に負けられないと思うので一戦必勝で頑張りたいと思います。

――ありがとうございました!

(取材・編集 山本泰新)

◆熊田任洋(くまだ・とうよう)

2001(平13)年4月15日生まれ。174センチ、76キロ。愛知・東邦高出身。スポーツ科学部3年。内野手。右投左打。試合前のルーティンは特にないという熊田選手。いつも通り平常心で準備を整え、早慶戦で躍動します。

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