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ハンドボール部

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2021.11.03

【連載】インカレ直前特集『PLAY ONE’S ROLE』 第4回 藤嶋佑季×村田恭平×空諒

 第4回は、藤嶋佑季マネジャー(商4=東京・早実)、村田恭平トレーナー(スポ4=長野・屋代)、空諒アナリスト(社3=神奈川・横浜緑ヶ丘)にお話を伺った。スタッフの立場から見たチームの様子、自身の役割に対する思いなどを語っていただいた。

※この取材は10月21日に行われたものです。

「こういう状況で開催できたことに感謝したい」(藤嶋)

秋季リーグの開催について語る藤嶋

――簡単に自己紹介をお願いします

3年の空諒です。アナリストをしています。

村田 4年のトレーナーの村田恭平です。

藤嶋 マネジャーをしています、4年の藤嶋佑季です。

――関東学生秋季リーグを振り返って、スタッフのみなさんから見ていかがでしたか

今回のリーグではベンチにも入れて頂いて、実際にベンチから選手に声を掛けたりできたのはいい経験になったと思うので、それをインカレに生かせるように、経験を大事にして今後もやっていきたいなと思います。

村田 僕は今4年目になって、2年生のときからベンチに入れてもらって、ずっと1番近くで試合を見させてもらっていましたが、率直に言うと過去4年間で1番春からチームとしての伸びがあったのかなと感じています。リーグ戦の結果は5位でしたが、それ以上に頑張れたというか、選手一人一人が役割を果たせていて、インカレではもっと上を目指せる力があるのかなと思いました。

藤嶋 私は4年生の最後のリーグで、やはりこういう社会情勢の中で、人数の制限や試合中喜んだり声を出してはいけなかったりという制限があって、試合に全員で行けないというのが悔しかったです。盛り上がった人たちを自分が注意しないといけない立場というのも、選手の気持ちが分かるからこそ辛かったです。それでもこういう状況で開催できたことに感謝したいなと思いますし、4年生がプレーしている姿を9試合見ることができて、自分としてはすごく良かったなと思います。

――村田さんからチームが春から成長したというお話がありましたが、具体的にはどのようなところが成長したと見ていますか

村田 春はリーグ戦1試合しかできていないのですが、リーグ戦前の練習試合などの試合結果やプレーの質を見ていると、春よりも精度が上がって、ディフェンスもそうですが苦しい時間帯でも本当によく我慢できているなと思っています。プレーもそうですが、全体として精神的な部分が成長しているのかなと感じます。

「客観性を大事にしてやっていく」(空)

自身の役割について語る空

――スタッフとして日々どのような意識を持って活動されていますか

プレーを数字や言葉にして学ばせるということをできたらいいなと思っています。青沼さん(健太、社4=千葉・昭和学院)も「再現性のあるプレーを」とよくおっしゃっているのですが、そこを僕も意識できたらいいなと思っています。選手は感覚的な部分が大きいと思いますが、外から見て数字や言葉に変換できるからこそ、客観性を大事にしてやっていくことを考えています。

村田 正直言うとこれと言ったことはないのですが、強いて言うなら、選手がどうしたいかということです。たとえば選手が「ケガをしちゃいました」というときでも、なるべく早く復帰したいという選手もいるので、そういう状況に合わせて自分ができることは何かを考えています。なるべく選手の思い通りになるようにサポートするということは意識していますね。

藤嶋 とにかく、選手がハンドボール以外のことを考えなくていいように、プレー以外のことに徹するということです。マネジャーってハンドボール以外のことも結構やるのですが、たとえばベンチメンバーに入った1年生が仕事をしていて話し合いに入れていないという状況があったらその仕事を変わるなど、ハンドボールだけをできるように意識しています。できているかわからないですが(笑)。

――スタッフとして一緒に活動していく中でお互いどのような印象を持っていますか。まず、村田さんと藤嶋さんから見た空さんの印象を教えてください

村田 僕はあまり他のスタッフのことを見ないようにしているというか、自分の仕事以外のところまで干渉しないように意識しています。なのであまりわからないですが、直感的な印象で言うと、空さんはずっとパソコンをいじっているなという印象があります。多分それだけやることが多くて、プレー一つ一つに記録をつけていると思うので、そういう部分を見て忙しそうというか、すごく大変そうだなというのはあります。

藤嶋 マネジャーなどは先輩がいて、それを引き継いでいくのですが、アナリストは初めての試みでした。色々と苦戦するところがあったと思うのですが、それでも自分で考えながら選手の気持ちを考えながらやっているので尊敬しています。

――村田さんに対してはいかがですか

アップのメニューとかを考えています。僕はデータを取ることをやっていても、ただ取っているだけという気持ちが自分の中にあって。あまり貢献できていないのかなと思うことがあるのですが、村田さんは実際に体作りやコンディショニングに一番に貢献されているということが、本当にすごいなと思います。

藤嶋 1年生からずっと同期のスタッフで、色々と相談しやすい存在です。スタッフとしての目線とチームの一員としての目線があるので色々な話をしやすくて、4年間を通して支えられていたのかなと思います。

――では、藤嶋さんに対しての印象をお2人からお願いします。

村田 マネジャーは仕事量がめちゃくちゃ多いと思っていて、その中で4年生として後輩達の面倒を見つつ自分のやることもちゃんとやらないといけないというのがあって、練習中はもちろん練習外でもやることがあると思うのですごく大変な役職だと思います。さっき「選手がハンドボール以外のことを考えなくていいようにやっています」というのを聞いて、上からになってしまうのですが良いことだなと思いました。4年生は立場上、そこまで仕事をやるわけではないのですが、そういうことを関係なくやろうという意識があるところがすごく尊敬できるし、すごく良い考え方を持っているなと思います。

選手がハンドボールだけに集中できるようにということは、他のマネジャーもそういう話をしていたので、早大の伝統かなと思うのですが、そういう部分は素直にすごいなと思います。

――みなさんがやりがいを感じるのはどのようなときですか

藤嶋 見返りがある前提で働いてはいけないと思うのですが、「ありがとう」という言葉だとか、「頼りになる」という一言一言が自分のモチベーションになっているなと思います。

村田 僕も同じような感じですが、僕自身も感謝されるためにやっているわけではないですし、入部したきっかけもそうですが自分のためにやっていることもあります。もちろん感謝されなくていいということではなくて、感謝してもらえるのはととてもうれしいことなので、そこはモチベーションになります。あとは、たとえばアップのメニューを作っているときに自分の中で1番良いものを作ろうと思ってやっているので、それができたときは良かったなと思います。選手の反応どうこうというよりも完全に自己満足という感じなのですが、自分が色々な人から学んできたことが部に還元できたときや、自分がやってきたことがうまくいったときとかに、ああ良かったなと思います。そこがモチベーションにつながるやりがいみたいなところですね。

僕はチームの勝利に貢献できたらいいなと思っていて、分析したように試合が進んでチームが勝ったというときに喜びややりがいを感じます。

――少しプライベートの話になるのですが、みなさんは部内では誰と仲が良いですか

藤嶋 私は女子なので、もちろん男子とも仲良くはなるのですが、やっぱり男女の壁があるので、そういう面ではトレーナーやマネジャーの後輩の女の子達とは仲良くしています。

村田 僕は基本誰とでもしゃべれる方だと思っているのですが、強いて言うなら達也(村井達也、スポ4=富山・高岡向陵)とか青沼とか中村(匠、スポ4=千葉・市川)とかはよく話す方じゃないかなと思います。

僕は寮に入っていたので、寮の同期の永橋(優太朗、スポ3=千葉・市川)、神前(伶、スポ3=埼玉・浦和実)、和直(山田和直、スポ3=群馬・富岡)とか、学部が一緒なので七海(菅原七海、社3=東京・早実)とかです。

――オフの日は何をしていらっしゃいますか

藤嶋 ハンド部の人と遊びます。

村田 僕は暇なのがあまり好きではないので、やることがあるときはそれをやって、暇なときはだいたい同期の誰かと会って、どこかに遊びに行くことが多いですね。

僕は暇なときはそんなに誘ったりしないので、バイクが趣味なので1人で行っています。

――みなさんどこに行かれるのですか

藤嶋 私は普通にご飯に行くのがメインで、あとは達也の家で飲み会とかします。

村田 誰かを誘うときには、車を出してドライブでどこか遠くに行くことが多いです。僕自身運転するのが好きで、自分が運転したいだけなので、それを満たしたいだけですが(笑)。

「4年間役割を与えてくれていた選手達に感謝したい」(村田)

感謝の言葉を口にする村田

――ハンドボールの話に戻りますが、インカレの組み合わせをご覧になってどのような印象をお持ちですか

藤嶋 秋リーグで苦戦した筑波大と中大が同じ側にいるということで、苦しい戦いになると思いますが、その分秋リーグの悔しさを晴らす機会でもあると思うので、3年生以下にとってはいい経験になると思うし、4年生にとってはそこで勝てたら本当に悔いがないというか、すっきり終われるのではないかなと思います。

村田 ぱっと見た感じだと、これは本当に厳しい戦いになりそうだなと思いました。順当にいけば明大や中大に当たっていくと思うのですが、3年に1回くらいのペースで3回戦で筑波大と戦っているイメージがあって、因縁みたいなものを感じます。僕らが3年生のときには、秋リーグでボコボコにされて、インカレでリベンジするようなかたちになっていたので、順当にいけばですけど、もし筑波大に当たったときには負けたくないなと思いました。

ぱっと見て筑波大と中大が目に入ったので、秋リーグで負けましたし、厳しいなとは思いましたが、まずは1回戦、2回戦と、一つ一つ勝っていくというのを頑張りたいなと思います。

――では最後にインカレへの意気込みをお願いします

秋リーグ前半4試合勝って、最後5試合勝てずに終わった中で、自分もベンチに入っていながら、あまりチームのためになれなかったなという気持ちがあるので、インカレではチームとしても個人としても秋リーグの雪辱を果たせるように、リベンジできたらいいかなと思います。

村田 最初4試合は勝てたけど残りは勝ちがなかったという部分で、もう少し自分にできたことがあったのではないかと振り返りつつ、4年間役割を与えてくれていた選手達に感謝したいと思います。インカレは最大5連戦になるのでかなりコンディショニングが難しいと思いますが、ちゃんと自分のできることを探して最後までチームの一員として支えて、勝利に貢献できるように、自分に何ができるのかというのを常に考えて行動していきたいなと思います。

藤嶋 最後のインカレということで、インカレの期間も今日からインカレまでの期間も、部員がハンドボールだけのことを考えられて、一人一人が悔いのないプレーをしつつ、チームとしても悔いなく終われるようにサポートしていきたいなと思います。

――ありがとうございました!

(取材・編集 是津直子、澤崎円佳)

インカレに向けて意気込みを書いて頂きました!

◆藤嶋佑季(ふじしま・ゆき)(※集合写真左)

1999(平11)年7月9日生まれ。東京・早実高出身。商学部4年。日々、多岐にわたる仕事をこなす藤嶋マネジャー。対談でははっきりとした受け答えから芯の強さを感じました。最後のインカレでも選手たちを全力でサポートします!

◆村田恭平(むらた・きょうへい)(※集合写真中央)

2000(平12)年1月24日生まれ。長野・屋代高出身。スポーツ科学部4年。選手のパフォーマンスと密接に関わる仕事を担う村田トレーナー。自身の役割があることへ感謝を口にする姿が印象的でした。4年間の集大成となるインカレでも、選手たちを万全の状態で送り出します!

◆空諒(そら・りょう)(※集合写真右)

2001(平13)年1月26日生まれ。神奈川・横浜緑ヶ丘高出身。社会科学部3年。常にパソコンと向き合っているという空アナリスト。対談では、バイクが好きだという意外な一面も覗くことができました。縁の下の力持ちとして、チームの戦いをバックアップします!

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