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相撲部

2021.05.30

【特集】オンライン座談会を終えて、コメントをいただきました!

 オンライン座談会『早稲田相撲部の時代』を終えて間もなく、室伏渉監督(平7人卒=東京・明大中野)、やくみつる氏(商卒)、安治川親方(元関脇安美錦)、刈屋富士雄氏(社卒)に早スポが独占インタヴューをさせて頂きました!また、デーモン閣下には後日、文面にてコメントをいただきましたので併せてご覧ください。

※この取材は4月25日にオンラインで行われたものです。

――90分という時間の中でも多くの興味深いお話を伺うことができ、聞き手側はとても楽しい時間でありました。お話しをされていたみなさんにとってはどのようなお時間でしたか

安治川親方 とても有意義な時間でしたね。入門(=入学)したての新弟子(=新入生)の私でも参加させていただいて、うれしく思いました。私なんかが早稲田のことを語るなんていうのは畏れ多いことですけど、相撲の事、私の経験を通じて相撲に興味を持ってくれる方が少しでもいてくれたらな、と思います。そして興味がある子がいれば、「ぜひ入部につながってくれたら」と思ってお話ししました。でも、明日の課題が迫っている中での1時間半は大きかったかなぁとも(笑)

一同 笑

刈屋氏 親方のお話も色々と聞けましたし、デーモンさんもやくさんともいろいろなお話ができて、相撲についてよく考えた時間でした。あとは、早稲田とはどのようなところなのか考えることができ、とても楽しかったですし、有意義な時間でした。

座談会中、手ぶりを交えながら熱弁する刈屋氏

やく氏 私はネットのニュースをあまり見ないのですが、たまに目にすると、恐らくはあまり相撲を見ていないであろう人々からの罵詈雑言ばかりを目にするわけです。旧態依然とした体質とかもありますから、その辺を悪しざまにの罵られてしまうのですが、見ているととても嫌な気持ちになります。でも今日はですね、ネットの向こう側にいる方々は自分から相撲の話を聞いてみたかった方々ばかりでしょうから、やはりそこは楽しかったなと。共有できる喜びがございますよね。今日参加された方々、ワセスポの記事を読んでくれた方々にはぜひとも今日の話を拡散をしていただきたいです。

――司会進行をなされた監督はいかがですか

室伏監督 お忙しいなかでもですね、「NHKの特番でもおかしくないじゃないか」という声があったように、豪華なメンバーが来てくださいました。「我々アマチュアを含め、相撲に関して少しでも皆さんに知ってもらいたい」そんな思いの一心で主務の吉村が一所懸命に企画して、こういった形でできたというのは本当にうれしいことです。「コロナがあってもこういうことができるんだ」ということもそうですし、他の大学でもこんな企画はなかなかないと思いますが、実現できました。早稲田のチャレンジ精神があったからこそ、こういった素晴らしい会ができたんだと思います。

座談会にはまさにNHKの特番のような豪華なゲストが登場した

――例年の早稲田杯とは形が変われど、こういった企画ができたということは意義深いことですよね

室伏監督 そうですね。毎年、早稲田杯ではやくさん、閣下にも来ていただいていて、閣下には校歌を目近で歌っていただいていたんですよね。はじめて閣下に来ていただいたときは感激して涙を流したことがあったんですよ。

やく氏 監督、すぐ泣きますよね!

一同 笑

室伏監督 涙もろくてすみません!今でも、感激したことを昨日のことのように思い出せます。形は変わり、例年とは違ったものになりましたが、そういった早稲田の良い伝統は次に繋いでいきたいなと思います。

座談会中、校歌を口ずさむ場面があった

――最後に、相撲に関心のある学生に向けて皆さんから一言ずつメッセージをお願いします

安治川親方 相撲は見に行くのに敷居が高いという感覚はあると思うんですけど、実際に触れてみると日本文化の良さもとてもよく分かると思います。ですので、一度見に来てもらうなり、相撲部の土俵で一度体験してもらうなり、何かしらの形で一歩踏み出してもらって、相撲と関わっていただきたいなと思います。相撲は色々な楽しみ方があるので、まず一度体験してみてほしいなと思いますね。昔から続いてきた相撲について、その良さを分かってもらえるように私どもも努めますので、皆さんには相撲を楽しんでほしいなと思います。

――今後、相撲を取ってみるのが楽しみな学生はもちろん、安治川親方に会えるのが楽しみだと思う学生もいると思うのですが

安治川親方 実はですね、部の稽古場に行って胸を出す準備はしているんです!(相撲)部屋ではあまり胸を出さないんですが、(早稲田の)道場ではガンガン胸を出していければと思っています(笑)

――その時の模様はぜひ早稲田スポーツ新聞会に取材させてください!

安治川親方 もちろんです! 必ず連絡してから行きます!

――続いて刈屋さん、やくさんからもメッセージをお願いします

刈屋氏 確かに相撲について興味のない方も多いとは思いますが、日本人で相撲のルールを知らない人はいないと思うんですよね。(日本の)若者からの評価はそれほどではないかもしれないけど、実はヨーロッパのスポーツ関係者の間では相撲はとても評価されているんです。なぜかと言えば「ルールが簡単で分かりやすい」「短い時間でもエキサイティングである」「場所は取らないしお金もかからない」から。世界中に普及する要素が詰まっているのはサッカーと相撲だけということで、とても評価されています。しかも歴史と伝統があり、日本という国ができる過程で独自に作られたスポーツであると。そういった意味では日本人の考え方がいっぱい詰まっているということになる。国際的に評価されている相撲がなぜ評価されているのか、相撲の魅力とは何なのか、ぜひ一度体験して味わってみてほしいですね。

やく氏 早稲田スポーツのこの記事を読んでいる新入生の中には「早稲田には土俵があったの?」と相撲部をご存じでない方も結構いるのではないかなと思います。自分が通学しているときも早稲田相撲部を知らないというのが大勢いましたからね。早稲田のラグビー部や野球部に伍する歴史もありますし、今は強豪校に食らいついていけるだけの力があって、今後の飛躍が期待できるので、応援しない手はないですよね。

座談会中、安治川親方の話を熱心に聞いていたやく氏

――最後に監督の方から新入生に向けてメッセージをお願いします

室伏監督 先ほど親方の話にもあったように、相撲って敷居が高いというのは確かにあるんですが、早稲田の相撲部は気軽に来られますので、ちょっとの見学でもいいので来てみてほしいです。すぐに稽古をやらせるわけでもないですし、まずは見てもらって「廻しってこんなに硬いんだ」「ちゃんこってこんなに美味しいんだ」というように相撲を色々と味わってもらいたいですね。そして「早稲田に相撲部があったんだ」と知ってもらうことも大切だと思っています。新入生の皆さんには、大学生活の4年間を充実させるためにも、色々なところを見てもらいたいですし、社会に出る準備期間として、いろいろな経験をしてもらいたいなと思います。新入生の皆さん、ぜひお待ちしております!

――ありがとうございました!

 以下、デーモン閣下からのインタヴュー回答をいただきました。

――90分の座談会は振り返るとどのような時間でしたか

D  あっという間の楽しい時間であった。

――印象に残っている質問や受け答えはありますか

D *学生(主に大学)出身の大相撲力士は、学生時代に「相撲の型」ができているのは良いが、その「殻」から抜け出せないで苦労する場合が多いという話。
*親方がまだ現役だったら対戦してみたい力士「本場所でやってみたかったな」の話。
*大相撲の多国籍化に関する各氏の見解。

――早大相撲部に関心がある学生に向けて一言お願いします

D 入部が前提でなくても良い。まずは東伏見の道場に。
そして次のステップは、座談会の中でも述べたが、「相撲を取ってみよう!」「女子も!」。
一見単純な競技だが、いざやってみるといかに繊細で奥深いものであるか知るであろう。
そしてその奥深さにどっぷりとはまって行くがよい!良い意味で。
今や吾輩にとって相撲の知識は「武器」になっている、己の社会生活に於いて。
諸君にとっても「生きてゆく上での武器」に成り得るはずだ。別に武器のために知識を得なくても良い。
吾輩も最初から今まで、好きだから相撲に触れているのだ。触れているうちにたまたま武器となっていったのだ。
早稲田大学相撲部のOBも凄い人だらけだ。
大学の相撲は、己と向き合うだけではなく仲間と支え合うことで成立し成長する。その姿をぜひ、まずは観に来てくれ給へ。

――ありがとうございました!

(取材・編集 大貫潤太)

座談会の様子はこちらから!

【特集】スペシャル座談会が実現!やく氏、デーモン閣下、安治川親方、刈屋氏が早大相撲部を語った!