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ラクロス部

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2020.11.19

【連載】関東ファイナル4直前特集『堅忍不抜』 第4回 AT下山田大河×AT片山浩平×AT北野夏飛人

 2戦2勝で見事FINAL4に進んだ早大のオフェンスを引っ張るのは、AT片山浩平(スポ4=長野・上田西)、AT下山田大河(法4=東京・桐朋)、AT北野夏飛人(商3=東京・明星)の3人だ。昨年からBチームで共に戦ってきた3人はコンビネーション抜群。第4回では、そんな3人に試合が中止になった時の葛藤や、私生活のこと、さらに今年FINAL4への意気込み伺った。

※この取材は11月6日に行われたものです。

「チームの助けになる得点を取れたことが一番うれしかった」(下山田)

得点後に肩を組んで喜ぶ下山田と片山

――ここまでの2試合を振り返っていかがですか

下山田 正直日体大戦も学習院戦も余裕を持って勝てると心の中では思っていたのですが、日体大戦であんなに苦労するとは思っていなかったです。先制点を取っていい流れで勝てると思っていましたが、日体大もかなり力がありました。でも片山くんが同点ゴールを決めてくれて、勝つことができました。あの試合をものにできたのは大きかったです。また、学習院戦は点を取っても取り返されるという展開でしたが、2クォーター(Q)から離せたことはよかったと思います。

北野 個人的には、あまり日体大戦で出場することができなくて悔しい思いをしていたので、学習院戦でチームに貢献できたことは良かったです。

下山田 夏飛人は一試合で4得点なんですよ!

片山 僕も日体大戦は相手に点を取られてしまって、試合中は負けてしまうかなという気持ちも芽生えたのですが、そこは早稲田の方が『勝ちたい』という気持ちが強かったと思うので、そこが結果に現れたのだと思います。

――リードされたときはどのようなお気持ちでしたか

下山田 日体大戦は3点差ついたシーンがあって、そこで負けるかなと一瞬思いました。しかし、昨年僕らはBチームで、Bチームの全日FINAL4でも序盤に点差がついてもひっくり返して勝ったという場面があったこともあり、試合全体を通して取られてしまう点が前半に取られたというだけという感覚でした。後半で巻き返せるだけの自信が昨年からあったので、そこは怖さもありました。点は取れる自信はあった、よね?

北野 ありました。自分もベンチにいたのですが、なんやかんや逆転して勝つのだろうという心の余裕がありましたね。

片山 早稲田はこんなところでは負けられないというようなみんなの思いがあったから、それが最後は勝つという気持ちにつながって、後半も諦めずにできたのだと思います。

――片山選手は日体大戦で同点ゴールを決められましたが、振り返っていかがですか

下山田 嬉しかったはなしね(笑)。

片山 その試合は序盤で僕のミスで悪い流れに持っていってしまったという思いがあったので、絶対取り返すという気持ちは持っていました。その結果があのような形になって良かったと思います。

――ベストゴールを挙げるとしたらどちらのゴールですか

片山 やっぱりダイブした方ですね。

下山田 そっちなんだ!

片山 これまでの偉大な先輩方が大事な試合で、ダイブしている試合を見ていて、自分もいつかやってみたいと思っていました。それができたのは良かったです。

――下山田選手は2試合連続得点ですが、振り返っていかがでしょう

下山田 自分の得点はうれしいのですが、学生スポーツを通して、トップチームで最初から試合に出るという経験がなかったので、チームの助けになる得点を取れたことが一番うれしかったです。特に日体大戦の先制点は、個人的に丸田組最初の公式戦で一番はじめに得点を取りたいと思っていたので、記録として残れたことがうれしかったです。学習院戦はとりあえず勝ちたかったのであまり覚えていません。

――北野選手は学習院大戦だけで4得点とのことですが、振り返っていかがですか

北野 自分はリーグ戦で点を取ったことがなかったので、試合前は不安な気持ちがありました。しかし、最初の1点と2点を得意な形で取ることができて、チームに貢献できたので勢いをつけられたことは良かったです。あとの2点は他の人のおかげです。

下山田 それは間違いないな(笑)。

北野 僕は入れただけです。

――ベストゴールをあげるとするならどれでしょうか

北野 1点目ですね。前半はずっと攻められていたので、自分の得点で少し落ち着かせることができたかなと思います。

「一試合一試合勝ち切らないといけない」(北野)

学習院戦でシュートを決める北野

――春の試合が中止になった時はどのようなお気持ちでしたか

片山 この四年間は全日本選手権(全日)で優勝するということを目標にやってきたので、モチベーションを保つことが難しかったです。

下山田 自分の場合は早慶戦が5月に予定されていたのですが、全日よりも早慶戦に出たくてラクロス部に入ったということもあって、あの大歓声の中で早慶戦ができなかったことは、何のためにやってきたのだろうという思いもありました。しかし、自粛期間中にみんなができることをやっていたので、大会があったにせよ、なかったにせよ、ベストな状態を練習再開にもっていく努力はしていました。モチベーションは下がっていなかったです。

北野 自分もあの大舞台に立つということは目標にしていたので、悔しい気持ちはあったのですが、それよりも4年生の方が絶対に悔しいと思いました。あの時はできることをやり続けようという気持ちでやっていました。

――練習はいつ頃からできなくなってしまったのでしょうか

下山田 3月からできず、再開は6月の初めでした。ちょうど3カ月くらいです。

――自粛期間はどのような練習をされていましたか

下山田 何してた?

北野 筋トレや動画を見ながらミーティング、またメンタルトレーニングをオンラインで毎日のように顔を合わせていました。

下山田 僕と北野はブラザー制度で一緒にトレーニングしていました。

――コロナウイルスの影響で一番大変だったことは何ですか

下山田 練習を再開してから、ヘルメットにフェイスガードとしてクリアファイルを挟んだりサランラップを巻いたりしていたことですね。6月に再開したので、とても暑いですし、3カ月練習ができていなかったので体力が落ちていたこともあって、空気が吸えずにしんどかったです。

北野 自分も暑さですかね。本当に暑くて。あまり練習が嫌と思うタイプではなかったですけど、夏は練習前に行きたくないと思うほどでした。

片山 この3人はあまり体力がある方がないので。

一同 (笑)。

片山 それが一番キツかったです。やはりあとは、目標が定まらない中でモチベーションの維持が大変でした。

――モチベーションを維持するためにしていたことはありますか

下山田 ラクロス部の人とミーティングや電話をしていたことは、メンタル的に良かったと思います。どうしても、こもらなければいけなかったので、夏飛人らとラクロスの話をしたりたわいもない話をしたりしていたことは良かったと思います。

北野 僕もあまりモチベーションが下がる方ではないので、そこはあまり困らなかったです。早稲田ラクロスのかっこいいPVなどを見て、練習始まったらやってやるぞと思っていました。

片山 僕は当時就活で苦労していたこともあって、結構沈んでいました。そこで、練習が始まってみんなとラクロスをしているうちに楽しいと感じて、徐々にモチベーションが上がってきたかなと思います。

――試合ができると決まった時はどのようなお気持ちでしたか

北野  試合数が少ないということはショックではあったのですが、仕方がなかったので、一試合一試合勝ち切らないといけないと思いました。

下山田 僕たちはいわゆる関東大会決勝までしかできないのですが、逆に4試合全部勝てばほぼ日本一みたいなものです。例年に比べれば4回勝つという目標がとてもわかりやすいと思います。4回勝てばこの4年間が無駄ではなかったと思えるはずなので、そう考えるとわかりやすくなったと言えます。試合数がなくなってショックとはあまり思いませんでした。たくさん試合をやって緊張が高まっていくよりは、1試合ずつに集中する方が良いです。

片山 僕はどうせやるなら、例年通りの全学(全日本大学選手権)決勝くらいまではやりたかったです。しかし、それは仕方のないことなので、気持ちを切り替えて練習をしました。

――ここまでのチームの状態は100点満点中何点でしょうか

下山田 60点ですね。この60点は日体大戦、学習院戦をしっかりと勝ち切れたということにあります。残り40点足りない分は、オフェンス陣の仕上がりです。中央戦に向けて残り2週間、練習は10回ほどしかありませんが、まだまだミスもしますし、決定的なシュートを外すこともあるので、そのようなミスがなくなってくると、中央戦にはいい形にもっていけると思います。今の時点ではまだまだですね。今日も怒られてきているので、まだまだ詰めることができると思います。60点でも少し甘いかもしれませんね。ね?

北野 同じです(笑)。

片山 僕も同じですね。50点くらいです。この理由はしもも言った通り、2試合勝ち切れたということにあります。残りの半分は、最近僕たちは練習中だといいオフェンスができているのですが、試合になると自分たち本来の力が出せていないということにあります。そこを出し切れたらもう少し点数は上がるかなと思います。

――今年のチームの強みは何ですか

片山 オフェンスで言うと絶対的エースやスター選手がいないことです。その分しっかり全員がうまくなろうとしているところです。

下山田 いいこと言うねえ(笑)。

北野 全員がやることをやろうと言う意識があることが強みだと思います。

下山田 自分も乗っかってしまって申し訳ないですが(笑)。一人一人が点を取ることに対して責任をもっていることが強みです。一昨年や昨年は日本代表などもいたので、本当に困ったらその人に託していました。しかし、今年は日本代表ほどではないですが一人一人が点を取る力があって、各自が考えた結果、ラスト1分誰にボールを託しても、点を取れる選手が多いというのはとても良いと思います。自信あるでしょう?

北野 はい!

下山田 大丈夫です、強みでした(笑)。

片山  今年はかなり仲が良いと思います。例年は先輩が怖くて、あまり伸び伸びできないということもありました。しかし、今年は3年生も2年生も自由にやって上達している部分もあると思います。そこは一つ強みです。

北野 3年生がすごく多いチームで、3年生4年生関係なく作り上げていけるという点は強みだと思います。

――オフェンス陣について今年の特徴を教えてください

下山田 昨年とも似ているのですが、おのおの一人一人に武器があることが良いところだと思います。夏飛人だったらショット力。片山だったら、オールマイティーに全てこなすところ。ミスがないですし、決める時に決めてくれます。自分だったら1ON1のところ。一人一人に突出している訳ではないですが、わかりやすい武器があるのは特徴です。

北野 昨年からBチームで一緒にやってきた人が多いので、ある程度考えていることや得意なプレーも分かっているのでやりやすいです。

下山田 昨年Bリーグを3人で一緒に出ていたので、やりやすいのはありますね。

片山 同じです(笑)。

――ご自身の強みは何でしょうか

北野  僕は結構どこからでも、右手左手関係なく、上からでも裏からでも、シュートが打てるところです。

片山 先ほどオールマイティーと言ってもらったのですが、僕の中では1ON1に自信を持っていて…。

下山田・北野 へー(笑)。

片山  困った時にはたとえ強いディフェンスがトイメンでも、自分がかければなんとかなるのではないかという謎の自信があるので、そこは強みかなと思います。

下山田 日体大戦のダイブはそれがよく表れたな。

片山 そうだね。

下山田  片山は4年になって自信がみなぎっているので。自分はさっき1ON1と言ってしまったのですが、個人的には発進力だとも思っていて、あまり体力もないですし、この二人に比べたらシュートも上手ではありません。しかし、味方を動かしたりオフェンスをコントロールしたりする場面で、ATリーダー(AT小林大祐、社4=東京・早稲田)もいて、彼を補助しながらバランスを整えるというところが自分の特徴かなと思います。声が大きいんですよね。

――今シーズン自らが成長したと感じるところはどこでしょうか

下山田 試合であまり気負わなくなったと思います。Aチームで公式戦に出るのは初めてなのですが、無観客というのもありますけど、昨年から2軍のスタメンで出ていた経験から、あまり試合に対する緊張感はなく、いい形で試合に入ることができて、点を取るという結果が出てきているのでいいと思っています。

片山 僕は先ほどシモに言ってもらったのですが、自信は出てきたと思います。2、3年生の時にもAチームに呼んでもらって少し試合に出ることもありましたが、当時は自信を持って自分らしいプレーはできていませんでした。しかし、今年は最上級生になって自分たちが引っ張っていかなくてはいけないという思いも重なって自信を持ってプレーできていると思います。

北野 技術的な話では、昨年はずっと自分は上から1ON1を仕掛けていて、下はビビってしまってあまり行っていませんでした。しかし、今年は昨年に比べてしたから1O N1をかけてオフェンスできていると思います。

「ラクロス部に入って後悔していない」(片山)

和やかに、時に熱く語るAT陣

――他己紹介をしてください。

片山  まずシモからしていい?さっき話を聞いていて思ったのは、シモは結構オフェンスの精神的支柱になっていると思います。プレーはまあ…。

下山田 おい!うそでしょう(笑)。

片山 プレーは置いておいて(笑)。練習中のオフェンスや日常的なチームを鼓舞することが上手なのでシモは。そういう役割を担ってくれている方です。

北野 今言ってくださった通りなのですが、面白くて、単純に。面白いことを言って自分たちを盛り上げてくれます。個人的にはブラザーなので、ご飯とか連れて行ってくれたり、就活のことも教えてくれたり、何でもお世話になっている先輩です。

片山 あ、あと、僕と2歳差です。

下山田 2浪してるんで!

――片山選手はいかがでしょうか

下山田  熱い話を言うなら、片山は人のために怒れる選手です。結構これは印象深くて、僕は人のことを分析することが好きなのですが、片山って自分に変なファールをされても怒らないんです。自分のプレーでミスをして自分に対して怒ることはあるのですが、他人からの悪質なファールなどでは絶対に起こりません。でも。僕が仲間に対してキレているとめちゃくちゃ怒ります。そこが片山のいいところだと思いますね。人のために怒れるところ。自分は置いておいて他人ベースで考えられるので、そこは人のよさが出ていますね。人がいいんです。

北野 優しいです。

下山田 人の悪口とか絶対に言わないです。ネタでも言わないです。

北野 確かに。自分は結構同期のように感じていて、そのように接していても全く怒らずに夏飛人って毎日優しくしてくれます。

片山  誕生日がもう2、3カ月くらいしか変わらないんですよね。

――北野選手はいかがでしょうか

下山田  夏飛人はいっぱいあるなあ。プレー面で言うとめちゃくちゃ頼りになります。4年生になると自分で決めなくちゃいけないという思いが強くなるのですが、夏飛人が学習院戦のように決めてくれるので、下級生で確実に決めてくれる選手ってとても貴重ですし、夏飛人が隣にいると何も不安がありません。安心してプレーができます。

片山 真面目な話だと夏飛人のプレースタイル的にとてもセンスがあって…。

北野 そうですね。

下山田 そうですね、じゃないよ(笑)。

片山 あまり練習をしなくてもできてしまう人なのかなと思っていたのですが、実は意外と努力家で、練習しているという一面があります。そこを見て、夏飛人も頑張っていてすごいのだなと思いました。

――直してほしいところはありますか

下山田  いっぱいあるよ(笑)。この二人は人がいいが故に自己主張が少ないです。僕が言ってしまう部分もあるので、片山にはもっと自分を出してほしいです。プレーだとガンガン出るんですけどね。言葉でも4年生は引っ張っていかなくてはいけないので。でも、改善されつつありますね。1年の頃はいないも同然だった。

一同 (笑)。

下山田 夏飛人は何だろうな…もうちょっとリスペクトが欲しいです(笑)。

一同 (笑)。

片山 シモは、何だろうな。

北野 シモさんは熱いが故に、試合中に怒っちゃうところですかね。

下山田&片山 あぁー。

北野 そこはちょっと落ち着いてほしいです。

下山田 波が激しいんですよ。

片山 熱すぎてちょっとみたいなね(笑)。

下山田 その時は大抵この二人がいさめてくれます。

片山 夏飛人はなめすぎているところと…。

一同 (笑)。

片山 まあ、片山『さん』は付けよう(笑)。あとは、プレーでもっと熱くなる部分や泥くささがもっとあったら、もっといい選手になると思います。

下山田 夏飛人から片山にはないの?

北野 卒論を言い訳にして全然ご飯に連れて行ってくれないので、そろそろお願いしたいです(笑)。

――これまでどのようなスポーツをされていましたか

北野  野球。

片山 野球。

下山田 サッカーです。

――その経験が生きていると感じる瞬間はありますか

下山田  サッカーに関して言うと、コートのサイズが似ているので、ボールを持っていない状態のオフボールの動きがサッカーと似ていると思います。そこが唯一サッカーから生きている経験だと思います。

北野 僕は単純にパスとシュートだと思います。投げる感覚と受ける感覚が似ています。

片山 キャッチの部分で、野球のグローブで捕球する感覚とラクロスのグラブで捕球する感覚が似ているので、それは得意だと思います。

――なぜラクロスを始めようと思ったのですか。

下山田  僕は2浪しているので、中途半端なことをしたくなかったというのが理由です。よく言われることなのですが、ラクロスはみんなが0からスタートなので、甲子園出ている人から僕のような人まで、全員が同じスタートラインで始めるところが魅力的でした。

片山 僕はシモが言ったようにスタートラインが一緒なので、日本代表や日本一を目指せる環境があったことが理由です。また、サークルなどに入るより自分を厳しい環境に置いた方が、僕は自分のことがあまり好きではないのですが、こんな自分を変えられるかなと思ったので入部を決めました。

下山田へぇー、知らなかった。

北野 僕もサークルなどでは物足りないタイプだと思っていたので…。

下山田 うそだろ(笑)。

北野 入学する前から部活に入るということは決めていました。その中でアメフトやラクロスに行っていて、きっかけとしては学生コーチの二人がとてもよくしてくれたので、ラクロスを選びました。

――ラクロスを始めようとしている人に伝えるとしたらどのような言葉をかけますか

下山田  僕は最初太っていて、168センチ78キロでした。そんな人でもAチームに定着できるということは証明できていると思うので、こんな人でもできているのだから、他の人はもっとできるということを伝えたいです。

片山 僕はラクロス部に入って後悔していないと言いたいです。その理由としてはこのような日本一を目指せる環境でプレーできていることと、35人の同期との時間がとても楽しいし、好きなので、そんな仲間を持てたことはとても良かったと思います。

北野 僕は12年間野球しかしてこなかったのですが、ラクロスの方が圧倒的に楽しいと思います。練習時間も短いですし…。

下山田 そこじゃん(笑)。

北野 体を当てることやゴールを決めるということは今までにない要素だったので、とても楽しいと感じます。野球をやっていた時は甲子園も出られないくらいだったのですが、実際今はラクロスで日本一を目指せるので、そこが魅力だと思います。

――自粛期間に新しく始めたことはありますか

北野  ゴルフですね。打ちっぱなしでめちゃくちゃ練習しました。

下山田 自分は料理ですね。

北野 えっ。

下山田 「えっ」って失礼なやつだな、本当に(笑)。あまり外に遊びに行くタイプではなくて、家でユーチューブを見ていることが多いのですが、最近は料理研究家リュウジという人がズボラ飯を作っているので、就職先も一人暮らし確実なこともあって、その準備のためにも簡単な料理はオフの日に作ることがあります。

片山 僕はウーバーイーツを始めました。就活も終わって本当にすることがなかったので、ダイエットもかねてやった結果、かなり楽しかったです。

――オフの日は何をしていますか

北野 だいたい昼まで眠ってしまうので、起きたら練習ですね。

下山田 うそつけ(笑)。

――私生活で仲の良い選手はいますか

片山 最近はプロ野球が好きな人が5人くらいいるのですが、その人たちと野球の話をしたり、ドラフト会議を見たりしていました。

北野 浅見くん(AT浅見真斗、商3=東京・城北)とか星井くん(AT星井鉄男、法3=東京・早大学院)とかとよく喋ります。自転車で通っているのですが、自転車で来る人たちともよくお昼ご飯を食べに行きますね。

下山田 僕はAチームの人たちですかね。一緒にご飯もよく行きますし、それこそ丸田くん(MF丸田敦司主将、商4=埼玉・早大本庄)や平塚くん(DF平塚弘喜、政経4=東京・早大学院)、義直くん(FO小林義直、商4=東京・早大学院)とかとよく話します。

「最後にATの僕たちが必ず決める」(片山)

ゴールを狙う片山

――FINAL4の相手が中央大に決まった時はどのようなお気持ちでしたか

下山田 向こうは僕らのことを強烈に意識していると思います。しかし、僕らは負けていないからこそ、プレッシャーはないと言えばうそになりますが、あまりプレッシャーはありません。むしろここで倒して、二度と早稲田には勝てないと思わせたいと思っています。

片山 中央か武蔵が上がってくるということだったので、中央に決まった時は少し思うことがありました。もちろん中央大は力がありますし、いずれは対戦するのですが、いざ次が中央となるともっと自分たちが力をつけなくてはいけないと思いました。

北野 昨年のBチームでも中央とは当たっていて、勝っているので苦手意識はありません。しかし、向こうはとても強い気持ちでくると思うので、中途半端な気持ちでやっていたら負けてしまうと思います。やはり早稲田は強かったと思わせたいです。

――キープレーヤーを挙げるとしたらどなたですか

下山田  僕は北野夏飛人くんだと思います。今のところ得点王が僕と彼で、来年のことも踏まえて、すでに彼はうまいのですがそれを超えていってほしいと思っています。プレッシャーをかけているんですけどね。今。

北野 自分ももちろんですが、やはり丸田さんと小野さん(MF小野弘晴、商4=東京・早大学院)だと思います。今シーズンが始まってからけがで試合に出られていなくて、大きい悔しさを持っていると思います。二人の熱いプレーに期待したいです。

片山 僕は深谷くん(FO深谷映、政経4=American Embassy School of New Delhi)ですね。やはりFOは試合を進めていく上で大事なポジションなので、そこで勝てるか勝てないかによってチームの勝敗も大きく変わってくると思います。

――残り2試合の見どころを教えてください

下山田 ここからの試合はおそらく僅差で、間違いなく逆転して逆転されてという展開になると思います。早稲田の一番の強みは泥くささで、最終的には勝つというところです。次が中央で、最後が慶應だと思っているのですが、早稲田らしさというものを失わずに勝ちたいです。

片山 フルフィールドオフェンスです。これは例年よりも多く練習してきましたし、最後にATの僕たちが必ず決めるので、そこを見ていてほしいです。

北野 中央も慶應も相手オフェンスが上手で間違いなく得点は取られてしまうと思っています。それを超える僕たちのオフェンスを見ていてほしいです。

――最後に意気込みをお願いします

下山田 3点取ります!

北野 4点取ります!

片山 5点取ります!

――ありがとうございました!

(取材・編集 内海日和、後藤泉稀)

それぞれの思いを文字にしてくださいました!

◆片山浩平(かたやま・こうへい)(※写真右)

1999(平11)年3月13日生まれ。172センチ。長野・上田西高出身。スポーツ科学部4年。とにかく人がいいと言われる片山選手。「35人の同期との時間がとても楽しい」と四年間苦楽を共にした同期への思いを語ってくださいました。得意の1ON1に注目です!

◆下山田大河(しもやまだ・たいが)(※写真中央)

1996(平8)年10月28日生まれ。167センチ。東京・桐朋高出身。法学部4年。2年の浪人期間を経て早稲田大学に入学した苦労人の下山田選手。誰よりも熱いこの男が早大を勝利に導いてくれることは間違いありません。多くのショットを決め、得点王の座を手に入れてくれることでしょう!

◆北野夏飛人(きたの・なつひと)

1999(平11)年6月23日生まれ。177センチ。東京・明星高出身。商学部3年。二人の先輩に囲まれて受け答えをしてくださった北野選手。類稀なるセンスと圧倒的な得点力は先輩方からのお墨付き。『先輩たちの勝利のために』。得点を量産してくれるはずです!

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