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バレーボール部

2020.10.10

第3回 秋季関東大学リーグ戦代替大会前インタビュー 女子部後編

 春季に続き中止が決まった秋季リーグ戦。その代替大会が10月11日から無観客で開催される。一部昇格という大きな目標は果たせなくなったが、再び気持ちを奮い立たせる4年生たちに、前回に引き続きお話を伺う。後編は井上裕利惠主将(スポ4=岡山・就実)、梨本未央主務(社4=東京・駒場)、池田華(社4=韓国・ヨンサンインターナショナル)の3人。

※この取材は10月5日、6日に文面にて行われたものです。

※記事中の写真は昨年度のものです。

『試合をせずに終わるのかという喪失感があった』(池田)

チームを勢いづけるプレーが期待される池田

――春リーグや秋リーグの中止が決まったときの率直な気持ちをお聞かせください

井上 悔しかったです。このチームで一部昇格したいという思いが強かったので、春秋ともにリーグ戦がなくなってしまい、挑戦できなかったことが凄く悔しいです。

梨本 春リーグの際は社会情勢を見ても仕方ないことだと受け入れましたが、なぜ自分たちの代だけ試合ができないのだというどうにもならない気持ちになりました。秋リーグの中止を知った時は正直どうしたらいいか分からなくて、何のために4年間頑張ってきたのか分からなくなり苦しかったです。

池田 春リーグは「そうだよなあ」という気持ちでした。感染が拡大する中で、中止を覚悟していたのだと思います。ですが秋リーグは「このまま終わるのか」という気持ちでした。秋リーグはやるだろうという気持ちで練習をしていたため、春よりもショックが大きかったです。試合をせずに4年が終わるのか、という喪失感がありました。

――中止の決定から気持ちを切り替えるのに難しさはありましたか

井上 正直、少し時間はかかりました。目標としていた試合が中止になってしまったので、モチベーションを保つのが難しいと感じました。でも、現状を受け入れて、与えられた環境の中で、最大限のことを最後までやり切ろうと決めました。

梨本 何のために頑張るのか分からなくて気持ちの保ち方は本当に難しかったです。

池田 ありました。中止が決まって、「じゃあ次は何に向かえばいいのか」と考える期間が続きました。

――自粛期間中に4年生で話し合ったことや、実践したことはありますか

梨本 チーム運営の仕方について4年で本当にたくさん話し合いました。特に主務としては、チームで集まれない中どのようにしてモチベーションを維持していくかを考えていました。スタッフさんとそれぞれの学年がオンラインで話す機会を設けたり、学年バラバラで座談会をしたり、オンラインミーティングやトレーニングもたくさんやりました。

池田 自粛期間の中で何を目標にこの時期を過ごすのかについて話し合いました。各々がトレーニングをし、週に2回zoomを使ってトレーニングも行いました。また新入部員を増やすために、バレー部に興味がある学生とzoomを使ったトレーニングや座談会をしました。

『基本や繋ぎを大切にしてきた』(井上)

主将としてチームを率いる井上

――井上さんは主将という立場ですが、自粛期間中にチームをまとめていく上で意識したことはありますか

井上 先が見えない中で、次の試合に向けて、今できることは何かなどを何度も四年生で話し合いました。その他には、部員と会えない分、定期的にzoomなどでコミュニケーションをとることを大切にしてきました。

――主将としてチーム作りで特に意識してきたことはありますか

井上 「繋ぎ」です。多様なバックグラウンドを持つ選手がいるチームなので、コミュニケーションを多くとり、それぞれの良さをチームに生かせるように意識してきました。またプレー面では攻撃力がないチームなので、基本や繋ぎを大切にしてきました。

――練習が再開されてからのチームの雰囲気はいかがですか

井上 チーム全員で集まってバレーボールができるということが、素直に嬉しかったです。雰囲気も全員が生き生きとしていて、次の目標に向かって頑張ろうという感じでした。

梨本 大会がなくなった中でも、今自分たちがバレーボールをできている環境に感謝を忘れず、明るく練習できていると思います。

池田 再開直後は「楽しい!」という雰囲気でした。代替大会の開幕が近づく現在は、雰囲気が締まってきていると感じます。

――代替試合におけるチームの目標はありますか

井上 このチームの集大成なので、今までやってきたことを全て出し切ります。一戦一戦しっかり勝ち切り、全勝目指して頑張ります。

梨本 二部リーグで全勝優勝です!

池田 「挑戦と結束」を貫き、「繋ぐ」バレーで全勝することです。

――代替試合における個人の目標はありますか

梨本 リベロとして出場する際には、自分のプレーだけに精一杯にならず4年生として全体を見ながらチームを引っ張れるようにしたいです。

池田 悪い流れを切り、チームに勢いをつけるプレーをすることです。

『試合をとことん楽しもう』(梨本)

「繋ぎ」を掲げる早大のレシーブの柱、梨本

――代替試合を前にして、同期の皆さんに対して思うことや伝えたい思いはありますか

井上 私は本当にこの9人が同期でよかったと思います。試合が中止になった悔しさやこの1年間の思いを全て代替試合でぶつけて、最高の秋リーグにしよう!!

梨本 4年間の集大成!ここまで色々あったけど、乗り越えてきたことを自信にして、とにかく私たちらしいバレーで、試合をとことん楽しもう!

池田 ずっと支え合ってきたこの同期で、最後まで走り抜こう!!本当に最高の同期、大好きです!

――来る代替試合に向けて、意気込みをお願いします!

井上 チーム全員で、全力で勝ちにいきます!

梨本 試合ができることへの感謝を忘れず、チームの集大成として代替試合に臨みます。後悔のないよう全て出し切るので応援のほどよろしくお願いします!

池田 スタートからエンジン全開で戦えるよう、チームの雰囲気を上げていきます!

(取材・編集 平林幹太  写真 友野開登)

◆井上裕利惠(いのうえ・ゆりえ)

1998(平10)年4月13日生まれ。岡山・就実出身。スポーツ科学部4年。主将。

◆梨本未央(なしもと・みお)

1998(平10)年12月1日生まれ。東京・駒場出身。社会科学部4年。主務。

◆池田華(いけだ・はな)

1997(平9)年12月27日生まれ。韓国・ヨンサンインターナショナル出身。社会科学部4年。