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ラグビー部

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2020.06.23

【連載】新体制特集『BATTLE』第4回 NO・8丸尾崇真主将

 2年時からAチームに定着し、『荒ぶる』のために闘志を燃やし続けてきたNO・8丸尾崇真主将(文構4=東京・早実)。最終学年となり、第102代主将に就任した丸尾の胸の内を伺った。

※この取材は3月26日に行われたものです。

「決勝で勝てればそれはいい主将だったと言えると思う」

真摯に質問に答えてくださる丸尾選手

――昨年度の優勝という結果を振り返っていかがですか

丸尾 優勝という結果は去年の結果なので、その経験はいい経験だったのですが、それを引きずることはないかなと思っています。

――結果を受けて周りから反応はありましたか

丸尾 そうですね、「おめでとう」と言われました。

――結果を受けて個人やチームの意識は変わりましたか

丸尾 僕が入部して初めての日本一という経験で、素直に努力すれば結果が出るということが分かりました。チームとしても個人としても、やってきたことが間違っていなかったと思えたので、それは良かったと思います。

――相良監督の続投が決まり3年目となりますが、最初と印象が変わった点などはありますか

丸尾 印象が変わったことはないですね。

――では改めてどのような監督だと思いますか

丸尾 選手が「本当に勝ちたい」と自ら思わせてくれるような監督ですかね。「やらされている」とかそういうラグビーではなく、なぜ自分たちがこういう練習をしていて、何のためにやっているのか、本当に日本一になりたいのか、というのを考えさせてくれていますね。

――以前学生主体の指導が向いているとおっしゃっていましたがやりやすさはありますか

丸尾 そうですね。やはり自分たちで考えることが早稲田の強みだと思っているので、そういうところはやりやすいです。

――では新体制についてうかがいます。主将はいつ頃決まりましたか

丸尾 1月の末には決まったかな。

――自分がなる気はしていましたか

丸尾 そうですね、自分か下川(下川甲嗣副将、スポ4=福岡・修猷館)のどちらかだと思っていたので。

――同期から選出されたときのお気持ちは

丸尾 素直にうれしかったですね。反対意見も出るかなと思ったのですが、それも出なかったので意外でした。

――満場一致だったのですか

丸尾 そうですね、うれしかったです。

――齋藤直人前主将(令2スポ卒=現サントリー)から言われたことはありますか

丸尾 特にないなあ(笑)。まあ「自分らしくやってほしい」という言葉をもらいました。

――どんな主将になりたいか、理想像はありますか

丸尾 やはり『日本一』。決勝で勝てればそれはいい主将だったと言えると思うので。どんな主将がいいのかは分からないですが結果で示していきたいなと思うし、個人としても結果で示していきたいなと思います。

――就任してから1か月ほど経ちますが、心掛けていることはありますか

丸尾 僕はあまり、特に主将になって何かを変えようとは思っていないので。これまでやってきたこと、これまで守ってきたことはそのまま全部貫いているという感じです。特別心掛けていることもないですかね。

――早実で主将を務めていたことが生かされていることはありますか

丸尾 早実の時は決勝で負けて、結果花園には行けなかったので。その経験を生かして、何がだめだったのかを考えた上で、この1年間主将としてやっていきたいと思います。

――副将に下川選手と南選手を選出した理由を教えてください

丸尾 自分にないものを持っている二人であって、僕の足りないところを補ってくれるのかなと思います。

――お二人はどのような方ですか

丸尾 甲嗣は冷静に一歩引いて全体を見てくれて、南(南徹哉副将、文4=福岡・修猷館)はみんなとコミュニケーションをとってくれて、話しやすい存在だと思います。

――久保優寮長(スポ4=福岡・筑紫)についてはいかがですか

丸尾 本当に責任感が強い人です。去年よりも寮がすごくいい環境になっていると思うので、優は適任だったと思います。

――委員についてはいかがですか

丸尾 委員は全体で色々なところをカバーする上で、足りないところを補い合うように適材適所で選んでいきました。樹(高木樹、法4=大阪・早稲田摂陵)は誰に対しても物事を厳しく言ってくれると思うので、そういうところを求めていますね。あとは彼自身(昨年は)Aチームで出られていないので、そこからどう上にあがってくるのかを示すいい例になると思うので、そこをみんなに見てほしいですね。

――3年生については

丸尾 3年を中心となって引っ張ってきた長田(長田智希、スポ3=大阪・東海大仰星)と小林(小林賢太、スポ3=東福岡)を選出して、ハーフバック団で一人委員を入れたかったので河村(河村謙尚、社3=大阪・常翔学園)を入れました。

――現在の新チームの状態はいかがですか

丸尾 結構いいと思います。去年積み上げてきたところからスタートできていて、ゼロからではなく積み上げたところから、さらに積み上げ続けているので、いいスタートを切っていい日々を過ごしていると思います。

――どこに重点をおいて取り組んでいますか

丸尾 今はフィットネスやウエイトトレーニングなど、基礎となる部分を磨いていますね。スキル面ももちろん、スクラムの基礎やラインアウトの基礎など、全ての基礎を築いているところです。

――これからどんなチームにしていきたいですか

丸尾 他のチームが「まあいいや」とか「このくらいでいいや」と言っているところを僕たちは100%追求しきって、誰でもできるようなことを僕たちは完璧にできる、当たり前を完璧にできる、そんなチームにしたいです。

――昨年度はスクラムやディフェンスを中心としていましたが、今年度軸として取り組んでいくことはありますか

丸尾 去年とほとんど変わらないと思いますが、それに加えてセットプレーの部分が去年はウィークポイントだったと思うので、そこを軸にできるくらい強化していきたいです。

――Aチームの選手が多く卒業されましたが、どのように捉えていますか

丸尾 それほど悪くは考えていなくて、去年の圧倒的なAチームの存在がいて、その陰に隠れていた選手たちが出てくる年だと、そういう選手たちが競い合ってくれる年だと思うので、いなくなったことはマイナスには捉えていないです。

――注目してほしい選手はいますか

丸尾 具体的にはいませんが、去年Aチームに出ていない選手たちに注目してほしいですね。

――セットプレーでキーマンとなるのは

丸尾 やはりフロントスリーの久保、フッカーは誰かわからないですけど、あと小林が中心になってくれるといいなと思います。

「(『BATTLE』は)ある意味僕を表す言葉なのかもしれない」

時折笑顔を見せる丸尾選手

――ファーストミーティングは行いましたか

丸尾 ついさっきやりました。

――スローガンを教えてください

丸尾 『BATTLE』です

――意味を教えてください

丸尾 選手にもスタッフにも、とにかく1年間戦い続けてほしいなと思って決めました。練習中でも試合でも、局面で必ず戦いが生まれてくると思うので、その一つ一つのバトルにプライドを持って臨んで、その上で勝ってほしいという思いで、『BATTLE』にしました。

――それは試合以外にも部内での競争も指していますか

丸尾 そうですね。相手と戦うこともそうだし、仲間とも自分とも戦う。全てにおいて戦う姿勢を大事にしてほしいと思っています。スローガンを考える上で、丸尾組としてどう1年間を過ごすのか考えようとなって。スローガンはその代のカラー出ればいいなと思うので、僕の代のカラーというか、ある意味僕を表す言葉なのかもしれないですね

――昨シーズン、チームのことを考えすぎて個人としては決勝まで満足のいくプレーができなかったとおっしゃっていました。今季はそのバランスをどうとっていきますか

丸尾 去年はチームのことを考えすぎて悪くなったので、今は自分が100%いいプレーをすることこそがチームにとっていい影響になると思っています。チームのことはもちろん見るのですが、任せられるところはどんどん委員に任せて、まあわがままと言えばわがままですが、まずは自分のプレー、自分のことを優先させたいと思います。

――昨年度優勝したという実体験をどのように今年度に生かしていきたいと考えていますか

丸尾 決勝までの40日間の緊張感こそが大事で、あれを1年間やり続けなければいけませんでした。あの40日間の気持ちでプレーするというのを1年間続けることを意識したいです。

――これまでと違い追われる立場となりますがいかがですか

丸尾 去年は去年。順位はゼロからのスタートなのであまり気にしていません。

――ご自身の強みはどこだ思いますか

丸尾 アタックとスピードだと思っています。

――反対に現時点での課題はありますか

丸尾 ワークレートです。

――今季の目標を教えてください

丸尾 『日本一』です。

――最後に、今年度の意気込みとファンの方々へのメッセージをお願いします

丸尾 1年間、優勝する瞬間まで、『荒ぶる』を歌う瞬間まで戦い続けるので、ぜひ学生の皆さんは見に来てください。

――ありがとうございました!

(取材・編集 山口日奈子、七澤拓未)

迷わず「戦」と書いてくださいました!

◆丸尾崇真(まるお・たかまさ)

1999(平11)年1月8日生まれ。183センチ。100キロ。東京・早実高出身。文化構想学部4年。最近は「勉強をしている」という丸尾選手。何の勉強かは教えてくださいませんでしたが、得た知識はきっとラグビーに生かされることでしょう。自分のカラーが出ているというスローガン『BATTLE』の通り、あらゆる戦いに勝ち続ける姿を期待しています!

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