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バレーボール部

2020.03.24

【特集】注目ルーキー特集 

 高校バレーを沸かせた4人が早稲田の門をたたいた。水町泰杜(スポ1=熊本・鎮西)、荒尾怜音(スポ1=熊本・鎮西)は高校1年時に出場した全日本高等学校選手権大会(春高)で主力メンバーとしてチームを優勝に導き、3年間注目を浴び続けた。鉄壁のブロックに定評のある伊藤吏玖(スポ1=東京・駿台学園)、同世代でナンバーワンの最高到達点(345センチ)を誇る山田大貴(スポ1=静岡・清水桜が丘)もトッププレイヤーとして一目置かれた。また4人いずれも高校日本代表メンバーに選出され、スタメンとして活躍。そんな華々しい結果を残してきた大物ルーキーたちにこれまでのバレー人生と大学での抱負を伺った。

※この取材は3月11日に行われたものです。

他己紹介

笑顔で話す山田

――他己紹介をお願いします

伊藤 山田は普段は本当に発言など抜けている部分が多いのですが、バレーのこととなると顔色が変わります。ジャンプ力もすごくありますし、打点の高いスパイクで活躍しているので、バレーをしているときはかっこいいです。普段は少し「ん?」と思うことはありますが、人としてもとても尊敬しています(笑)

山田 うっざお前それ(笑)

山田 僕と伊藤は(寮で)ツインの同じ部屋なので、私生活も一緒で。同じ高校ではないのですが、高校のときに知り合って。バレーについての知識なども僕よりずっと多く持っていますし、普段はどちらかというと静かなほうなのですが、バレーのこととなると僕の知らないような言葉をポンポン使うので(笑)すごくバレーが好きなのだろうなと思います。

――バレーの専門知識ということですか

山田  そうですね。僕よりもずっとバレーを知っていると思いますし、すごくバレーが好きなのだなと感じます。

水町 荒尾とは3年間同じ高校で、一緒にバレーをしていました。荒尾君がいなかったら鎮西は成り立たなかったと思います。

――それは荒尾さんが鎮西の守護神だからでしょうか

水町  そうですね。やっぱり彼(のレシーブ)があって、スパイクにつながるので。そのくらい大きな存在だと思います。

荒尾 (水町とは)3年間同じ高校だったのですが、どんなときでもバレーボールを楽しめる選手だということが第一印象で。私生活でも人に対しての行動がしっかりしているので、そういう部分で尊敬しています。

――みなさんのなかで面白いエピソードや印象深い出来事などはありますか

山田 お前ら(水町、荒尾)まずやらかさないもんな(笑)

水町 俺一回やらかしたよ(笑)「生野菜を食べるな」と言われていたのですが、一日目の最初にきゅうりを食べてしまって(笑)

水町 吏玖はやっぱり、中学生のときの「腕立て一回」が俺は印象に残っている(笑)

伊藤  中学全日本選抜の一次選抜合宿に呼ばれたのですが、そのときに練習の一環で、二人一組でジャンプサーブを打ちあって、ミスをした方が腕立て伏せをするというものがありました。そこで自分がミスをしてしまって、総監督に、「お前ここ(監督の前)でやれ」と指示されて。昔はもっと太っていて、筋力もなかったので、全然腕立てができなかったんですよ。それで10回超えた辺りから苦しくなって、汗をぼたぼた垂らしながらやったのですが、気づいたら周りは全員終わっていて。腕立て一人でやっているのを30人くらいに囲まれて(笑)汗がぼたぼた垂れるのでモップも入って。

一同 (笑)

水町  周りは「頑張れ!あと一回だ!」って応援をするのですが、「終わったら練習始まるぞ、、、」と思って(笑)

伊藤 みんなの「もうちょっとやってろ」という期待の顔が見えるんですよ(笑)結局時間稼ぎになってしまいましたね(笑)

水町  吏玖の腕立てで30分潰れたからね(笑)

――水町選手と荒尾選手はありますか

荒尾 ないよね。

水町  ないですね。僕ら基本的にちゃんとしている人間なので(笑)

山田 亀裂作る?このメンバーの中で(笑)

鎮西のエースをしてきて良かった(水町)

世代ナンバーワンエースとして注目されてきた水町

――いつからバレーボールを始められましたか

伊藤 中学一年生のときです。自分は中学に入るときには既に背が周りよりだいぶ高かったので、先輩に誘われました。バレーボールに関する知識を全く持っていなかったので、動きなど全てが斬新に感じました。そしてすぐに始めようという気になりました。

山田  自分も中学生のときです。中学のバレーボール部の顧問が熱心な方だと聞いて。身長は高い方ではなかったのですが、仲の良かった友達も何人か入ったのでノリで入りました(笑)

水町 自分は小学校一年生からやっています。幼稚園で友達だった子と休み時間に風船でバレーボールをしていて、その友達が先にクラブチームに入って、誘ってくれたことがきっかけです。姉の影響というのもあります。

荒尾 4歳のときにクラブチームに入りました。祖父が元々実業団の監督をしていたのと、ママさんバレーボール部だったのですが、母といとこのお母さんが参加しているのについて行ってプレーしたことがきっかけです。

――皆さんが知り合われたのはいつですか

水町  荒尾のことは小学生のときから知っています。吏玖とは中学のときの長身者合宿(長身選手発掘育成合宿)ですね。

山田 僕とは高一のユースのときですね(笑)

水町  本当に面識がなくて、吏玖と「同じ代の選手がもう一人いるらしいぞ」と話していて、「誰?誰?」となっていたのですが、山田でした(笑)

山田 完全にアウェーでした。誰も喋ってくれないから(笑)

水町  だって知らなかったから(笑)年上だと思っていました。

伊藤  自分は話しかけて仲良くしていました。

水町 山田が世界ユース(世界ユース男子選手権)に行ったらしいということを聞いて、「ええ嘘でしょ!?」と思っていました(笑)

山田  僕が一番「ええ」と思っていました(笑)

伊藤 4人が一番初めに顔を合わせたのは、高一の12月にあったユース合宿(全日本男子ユース)ですね。

――みなさん対戦経験はありますか

水町 最後(春高の準々決勝)伊藤に負けました。大貴とも対戦するはずだったんですけどね(笑)あれ?

荒尾 (自分たちが対戦するはずだった試合の)一個前で消え去った(笑)

山田 僕も気持ち的には勝つつもりでいたんですけどね(笑)

水町 次は大貴かと思っていたらあれ、東北高校じゃんって(笑)

山田 40分くらいで試合終わっていました。気づいたら終わっていましたもん(笑)

水町 全員同じブロックだったんですよ。早稲田に行くことがもう決まっていたので、「ブロックやばくね」って話をグループLINEでしていました。

山田 それ俺が言ったんだけど、誰も返信してなかったよね(笑)

荒尾 あのときはみんなバチバチ(笑)

水町 あのときはライバル視しとったもん。

――高校3年間を振り返っていかがですか

荒尾 高一のときに一番上の景色を見させてもらいましたし、2回戦敗退という経験もできたので、自分のバレーボール人生で一番の分岐点になったと思います。

水町 春高という夢の舞台に立つことができてきついこともたくさんありましたが、青春だったなと思います。

山田 僕は全国大会とかあまり行けなくて。春高くらいしか全国に行けませんでした。どちらかと言えば思い通りにならないことが多くて大変だったなと思う3年間でしたが、そのかわりユースとかで海外のいろいろな国で試合できたのでいい経験ができた3年間だったなと思います。

伊藤 自分は駿台学園が三冠を達成した後に入れ替わりで入りました。入った当初は勝てずにいましたが、高2、高3でインターハイベスト4や全国準優勝も経験できたので、自分自身努力が大事だということを知れました。3年間を振り返るととてもいいものだったと思います。

――3年間で一番思い出に残っている試合は

山田 僕はもう3年の春高県予選が一番思い出に残っていますね。県予選でずっと負けていたので。最後の最後で全国大会を決めたというのは、僕の中では一番大きなことだったのですごくうれしかったです。

伊藤 自分は印象的な試合となると、最後の春高の鎮西―駿台戦(準々決勝)ですね。自分としては春高のセンターコートを経験したことがなくて、 この試合で勝てばセンターコートでプレーすることが決まるので、一番興奮しました。

水町 自分も春高の最後の試合(準々決勝)ですかね。 最後自チームにボールが落ちたときに「3年間終わったんだ」と思いました。

荒尾 二つあって、一つは最後の春高でもう一つは1年生のときの埼玉栄戦ですね。どっちも3年生のミスが見られたので。負けたことは悔しかったのですが、やっとメディアの注目から解放されると考えたら肩の荷が下りました。

――水町さんは高校1年生の頃から注目されていて、2年生からはゲームキャプテンになり、3年間重圧がすごくあったと思いますがいかがですか

水町 3年生がいる中でゲームキャプテンになって本当にやりづらかったし、本当にいろいろありました。そういうのをバレーに持ち込まないようにという意識はありました。

――どのようなところがやりづらかったのでしょうか

水町 3年生の保護者さんとかはいろいろ思うところはあるだろうし、自分の言動とかを見てよく思わないこともあっただろうと思います。

――メディアからもすごくスポットを当てられていましたが、それをどう受け止めていましたか

水町 実際3年生のときとかは全然結果とかも残せていませんでした。別に注目されても結果は残していないので、別にそんなに気にしていませんでした。

――春高の準々決勝では最後水町選手にトスが集中しましたが、あのときはどのような気持ちでスパイクを打っていましたか

水町 正直泣きそうでした。自分のために周りがしっかりカバーしてくれてつないでくれていたことが分かったので、鎮西のエースをしてきて良かったなと思いました。

――終わった後、肩の荷が下りたということはありましたか

水町 休みもなくてずっとバレーをし続けてきたのでもっと上まで戦いたかったという気持ちはありましたが、戦ってきたメンバーが濃すぎて決勝まで行った気分になったので自分的にはもういいかなと思ってしまいました(笑)

早稲田の魅力はチームや個々の強さ(伊藤)

早大バレーの強さを話す伊藤

――高校バレーを引退された後はどのように過ごされていましたか

水町 食って寝ての生活をしていました(笑)

荒尾  バレーは久しぶりでした。

山田 僕バレーボールは好きなのですが、一回休んだら「もうバレーボールいいかな」って(笑)

一同 (笑)

山田 (バレーボールを)やっているときは、オフがあったら体を動かそうと思うのですが、ここまで休みが長いと「なにで大学行くのだろう」と思ってしまいましたね(笑)先輩方にも「この時期は遊んでおけ」と言われました。

伊藤  自分も食って寝て遊んでという三拍子でした(笑)

水町 一番太るやつじゃん(笑)

――みなさんはなぜ寮生活を選ばれたのですか

伊藤 自分は東京出身なのですが、少しキャンパスが遠いという理由と、洗濯や掃除など実家にいると親に頼ってしまうようなことを自分でやって、自分で生活できるようになりたかったからだという理由があります。

山田  立派なこと言うじゃん(笑)本当?

伊藤 本当(笑)

山田  僕は家が大好きなので本当は通いたかったです。でも通えないので。

荒尾 (寮に)入らなければいけなかったよね。

水町 ある種必然というか、バレー部に入るなら寮に入らなければいけないということがありましたし、食事など色々と寮の方が便利なので。

荒尾  高校生活も寮生活だったので、慣れているから寮の方がいいかなと思いました。

――東京の生活はどうですか

荒尾 嫌です。人混みが。

水町  高校でも3年間寮で過ごしてきたので、ホームシックなどはないですね。でもやっぱり熊本が好きです。

山田 僕はホームシックです。

荒尾  泣いたもんね(笑)

山田 こっち来てから泣いたわけじゃないよ。(家を)出るとき「お母さーん(泣)」って。ならないの?

一同 (笑)

山田 僕は静岡の方だったので、東京にはお店とかが静岡よりたくさんあって。そういうところは楽しいなと感じています。新宿に3回くらい行きましたね。

水町  自分はまだ遊んでいないですね。まだ来てから1週間も経っていないので。

伊藤 僕と山田は、おとといで来てからちょうど一週間でしたね。

――色々な大学のオファーの中から、どうして早稲田を選ばれたのですか

伊藤 早稲田が近年大学バレー界の中でとてもいい成績を収めているというのもそうですし、ブロックの種類をリードブロックにしていて、しつこく相手の強打を拾っていくというスタイル、チームとしての動きや個々の強さなども早稲田が魅力的だったので、早稲田を選びました。

山田  早稲田は他の大学と比べて人数が少なく、その代わりに一人一人が人としてもプレイヤーとしても出来上がっていて。バレーに対する意識が全員高いので、チーム全員で同じ方向を向いているなと感じていました。そういった厳しい環境の中でバレーがしたいと思い、選びました。

水町 関東に行った先輩方にどの大学がいいか聞いたところ、早稲田はいい環境が整っているという話があったので、早稲田に決めました。

荒尾  高校で最後に日本一がとれなかったので、大学で日本一をとりたいと考えたとき、早稲田だなと決めました。

――いつから早稲田大学を意識されていましたか

伊藤 早稲田が全カレを二連覇したときから興味がわき始めました。

山田  高一の最後のときに、自分が通っていた高校が早稲田大学の練習に参加しました。そこで雰囲気などをみて、意識するようになりました。

水町 分からないです(笑)高三のとき、鎮西の監督に早稲田を勧められたときですかね。

荒尾  全く同じです。

――早稲田の先輩でいままで交流のあった方はいらっしゃいますか

山田  重藤トビアス赳(スポ2=神奈川・荏田)です。中学三年生の頃から高校の合宿に参加させてもらっていたので、高校入ってすぐに知り合って。そこから仲良くなりました。

荒尾 宮浦健人(スポ4=熊本・鎮西)さんです。小学生の頃から対戦していたので。

水町  ユースメンバーはほとんどですね。

伊藤 岩本大吾(スポ2=兵庫・市尼崎)さんです。ユースの時にすごくお世話になりました。中学の時から面識はあって、ユースで一緒になって仲良くなって、早稲田に行ったという感じです。

――入学前にアドバイスなどは受けましたか

伊藤 練習の流れや、仕事、寮生活の仕方などはたくさんアドバイスしていただきました。

――それらの選手たちにはどのような印象を持っていますか

伊藤 (岩本選手は)さすが関西だなという面白さで(笑)本当に面白いですし、自分たちには優しくしてくれるので感謝していますし、バレーのときはその面白さを覆すくらい集中していて強い選手なので、とても尊敬しています。

山田 (トビアス選手は)バレーをしているときは、自分がやるべきプレーを真剣にやる選手ですし、僕はトビアスさんより(学年が)一つ下なのですが、出会ったときからずっと仲良くしてくれていて、先輩なのですが自然でいられるような優しい先輩です。

水町 (宮浦選手は)とても素晴らしい選手だと思います。球のスピードなど、本当にいい目標になる選手なので、(宮浦)健人さんについていけるように頑張りたいです。

荒尾  (宮浦選手は)優しい印象です。健人さんとは小学校でしか面識がなかったので、いろいろな人から聞いた話になってしまうのですが、優しいと聞いていたのでそのようなイメージでした。

――みなさんがバレーボールを頑張れるモチベーションって何ですか

水町 自分を大切にしてくれている人が応援してくれると思ったらバレーを頑張ろうという気持ちになりますね。

山田 僕もです。

荒尾 自分にすごく高いお金がかかっているので、それを払ってくれている両親に恩返ししないといけないなと思うと頑張れます。

水町 そういうことです!

伊藤 家族をはじめ、中学の先生、高校の先生、同期、先輩などいろんな方々にお世話になってきているので、自分が活躍することがその方々への恩返しになりますし、そのためにも試合で活躍しないといけないなと思うと頑張れます。

大学でもう一度日本一に(荒尾)

荒尾は高校ナンバーワンリベロとして注目されてきた

――早大バレー部に対する印象を聞かせてください

荒尾 縛られなくて頭を使ったバレーと言いますか、ちゃんと考えたうえ練習やゲームを展開しているチームだなと思います。

水町 すごくディグが上手だなという印象ですね。

山田 規律がしっかりしていますし、自分の伸ばしたいプレーを伸ばせる環境にあると思います。

伊藤 バレーに関してやることがはっきりしていますし、それを全員が120%実行しようとしているのでそこが強さの秘訣なのではないかなと思います。

――実際に練習に参加してみていかがですか

荒尾 楽しいし効率的な練習をするなという印象もありますが、1年生の仕事がたくさんあるのでそれをまず覚えないといけないなと思っています。いい4年間になりそうです。

水町 チームの約束事や練習で意識するポイントを練習前に話してくださって、しっかり目的を持って練習できるというのがとても良いと思います。

山田 自分が想像していたよりレシーブ練習の時間が長いなと思いました。また自分の至らない部分を先輩方が優しく教えてくださるので、練習しやすいなと思います。自分の勉強になっていることも多いですし、

伊藤 プレー一つ一つにチームのルールがあって、それは自分からしたらすごく難しいなと思いました。参加してみて自分はまだまだだなと思うことも多いですね。

――練習の雰囲気はいかがですか

荒尾 やりやすいです。声が出ていて活気があるのでプレーしやすいです。

水町 分からないところは先輩方が一つ一つ教えてくださるので、いい雰囲気で練習できています。

山田 緩すぎず緊張感もあってプレーに集中できる環境だなと思います。

伊藤 ダメなところがあったら逐一先輩方が教えてくださるし全員率先して声出しする雰囲気があって、先生がいなくても自分たちで緊張感をもって練習できるのですごく良いと思います。

――大学バレーに対してどのような印象を持っていますか

荒尾 高校と違って高さ、パワー、スピードが違います。社会人と同じレベルのバレーボールをしているというイメージです。

水町 高校からレベルが上がって体格や筋力もつけないといけませんし、1年生から4年生まで幅が広いので頑張りたいと思います。

山田 高校に比べて力強いバレーなのでスピードも全然違うので、自分も早く追い付けるように体づくりを頑張りたいと思います。

伊藤 高校生と身体能力の差をすごく感じますし、プレーの精度も高校生に比べて圧倒的に上だと思います。

――理想とする選手はいますか

荒尾 男子バレーはいないです。女子では佐野優子さんのディグとサーブレシーブを結構見たりしています。ボールの入り方を結構学んでいます。

水町 自分はクビアク選手(パナソニック)です。やはり基礎がきっちりしている中でトリッキーなプレーとかできることがたくさんあって、自分もいろいろできるプレイヤーになりたいと思って、そういった面で憧れています。

山田 僕は一つ上の大塚達宣(スポ2=京都・洛南)さんです。身長が高いのですがレシーブもできますし、足の長いスパイクが打てるのでそういうところを目標にしたいと思っています。

伊藤 自分は駿台の先輩の村山豪(スポ4)さんを尊敬しています。高さと打球の力強さもありますし、ブロックのスピードとか手の出し方もすごくうまくて且つ細かいプレーもできるし、オポ的な高いトスも打てたりするのですごく尊敬しています。

――村山選手からプレーの面とかで何かアドバイスなどはもらいましたか

伊藤 そうですね。早稲田のブロックのルールとかも多くて、やはり自分はまだ全然それについていけてないので、そういう時は逐一教えてもらっています。

――水町選手と荒尾選手も宮浦(健人、スポ4=熊本・鎮西)選手と同じ高校でしたが、アドバイス等はもらいましたか

荒尾 高校より楽しい、と(聞きました)。

水町 あとは部活に必要なものやチームのルールなどを教えていただきました。

――少し話が変わるのですが、プレーにおける自分のアピールポイントはどこだと思いますか

荒尾 サーブレシーブとつなぎに対する執着心というのは高校でも誰にも負けたくないと思っていたので、そこを大学で活かせたらなと思っています。

水町 スピードです 。以上です。

山田 高さです(笑)。

一同 (笑)

――別にまねしなくてもいいですよ(笑)

水町 思ったこと言えよ。前言っとったやん、「ディグがマジうまいっす」って(笑)

山田 言ってねえよ、口が裂けても言えない(笑)

伊藤 自分はジャンプフローターサーブかな 。

山田 なるほどね。

水町 吏玖のサーブはマジですごい。

伊藤 現段階ではそこしか…と言ったらあれですけど、それが武器なので 。

――皆さん先程「吏玖のサーブはすごい」と言ってましたが、どこがすごいと思いますか

水町 スピード。フローターなのにすごく速いです。

山田 重たいです。

水町 高さがあるからね。

山田 僕はサーブレシーブが苦手なので余計に、水町君より伊藤君のサーブを強く感じるんです。

荒尾 春高で点数取られて、苦手意識はあります。でも味方なので安心してます。

――関東・関西を問わず、対戦してみたい選手はいますか

山田 明治大学に僕の高校の同期がいて、望月太一っていうのですが。同じ関東一部なので、いつか対戦できたらと。

伊藤 染野(輝)ですね。駿台の同期でレフトやっていて、順大に行ったのですが、ずっと同じチームで3年間やっていたので、一度やってみたいですね。

水町 筑波大学の砂川裕次郎と結構仲良くて、やってみたいです。

――関東ではないですが、小学校から高校までともにプレーしていた谷(武珍、愛知学院)選手とかもいますよね。

水町 そうです。谷武珍さん。

山田 武珍「さん」!?(笑)

水町 愛知学院大に行ったので、全カレ(全日本選手権)で戦えたらいいなと思っています。

荒尾 (対戦してみたい)人はいませんが、同じ学年のリベロの子がいたらその子には負けたくないとは思います。

――荒尾選手と水町選手は同じ一部に高校時代の先輩の鍬田(憲伸、中央大)さんがいますが、やはり意識されますか

水町 あー、全然してないです(笑)

一同 (笑)

水町 憲伸さんだから別にどうこうというのはないです。

――大学で勉強したいことや、バレー以外で興味があることはありますか

水町 大貴はパチンコ?(笑)

山田 違う、違う!しません(笑)。最悪なこと言ってんな、マジで。(笑)してないじゃん、実際してないじゃん。(笑)早稲田大学の恥だ。って(笑)

一同 (笑)

水町 自分、心理学を学びたいです。純粋に興味があります。心理学って面白そうだなって、中学のときからずっと思っていました 。

荒尾 韓国語を覚えたいです。

水町 絶対お前TWICEだろ。完璧に趣味だろ(笑)

荒尾 そう、TWICEが好きだから…韓国が好きすぎて、韓国に行っても住めるようにしたいです。

水町 早稲田大学にこんなやつらがいると知ったらもう…

――男バレの選手、結構そういう人いますよ(笑)

一同 爆笑

荒尾 あとデータとか、いわゆるプレー以外でバレーボールに関わることも知れたら、大きく成長するかなと。

山田 興味があるのはトレーナー学ですね。 ユースのときに野口さんという方にお世話になって、トレーナーの職業もいいなと。なってみたいなという気持ちもあります。

伊藤 まだ決まってないです。見つかってないです。

水町 これから見つけろよ。

伊藤 スポーツ系だったら結構広く興味があるので、学ぶのであればスポーツに関係することかなと。

水町 eスポーツ(笑)?

伊藤 うるさい(笑)

――大学バレーでの目標を聞いてもいいですか

荒尾 日本一です。高校1年生のときで最後になってしまっているので、大学でも取れるように。一個でも多く取って、最後4年生になったときに日本一で終わりたいなと思っています。

水町 同じです。

山田 僕もです。

伊藤 自分はまずユニフォームを着て、その次は試合に出て、その次は日本一になりたいです 。

水町 自分の代で取りたいよね、やっぱりね。

伊藤 それはそう。

水町 いい下級生が入ってくることを願おう!

山田 なんで下に期待するんだよ(笑)

――最後の質問になりますが、今年の目標は何ですか

荒尾 ユニフォームを着て、試合に1試合でも多く出て、全カレに出場したいなと思っています。

水町 試合に出ることです。

山田 僕もまずユニフォームを着て試合の出場機会を増やせるように、この1年間は体作りと技術面を向上させていきたいです 。

伊藤 筋力アップして、まずユニフォームを着て試合に絡めるような選手になりたいです。

――ありがとうございました!

(取材・編集 西山綾乃、横澤輝、名倉由夏(編集のみ))

◆伊藤吏玖(いとう・りく)(※写真左)

2001(平13)年11月14日生まれ。197センチ。最高到達点330センチ。東京・駿台学園出身。スポーツ科学部1年。荒野行動がお好きだという伊藤選手。ゲームで培った連携と判断力でどんなスパイクもブロックします!色紙「日本一に向けて頑張ります『全員バレー』」

◆山田大貴(やまだ・だいき)(※写真中央左)

2001(平13)年8月7日生まれ。191センチ。最高到達点345センチ。静岡・清水桜が丘出身。スポーツ科学部1年。ここには載せきれないほどたくさん話してくださった山田選手。まさにみんなに愛されるムードメーカーのような存在でした!色紙『日本一に貢献!!』

◆水町泰杜(みずまち・たいと)(※写真中央右)

2001(平13)年9月7日生まれ。182センチ。最高到達点340センチ。熊本・鎮西出身。スポーツ科学部1年。ツッコミとスパイクのキレは比例するのでしょうか。スパイクのような鋭いツッコミで対談を盛り上げてくれました!色紙『早稲田バレーで日本一へ』

◆荒尾怜音(あらお・れおん)(※写真右)

2001(平13)年5月1日生まれ。174センチ。最高到達点310センチ。熊本・鎮西出身。スポーツ科学部1年。落ち着いた様子で取材に応じてくださった荒尾選手。冷静な守護神がいるとチームは安心ですね!色紙『日本一への強い気持ち』