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バレーボール部

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2019.11.25

全日本大学選手権展望

 日本一を決める戦いがいよいよ始まる。早大はすべてをこの全日本大学選手権(全日本インカレ)のために注いできたといっても過言ではない。3連覇へ歩んできた道とこれから歩む6試合を探っていく。

  このチームの第一章である春季関東大学リーグ戦(春季リーグ戦)。けがから復帰した堀江友裕主将(スポ4=和歌山・開智)率いる新体制は初戦からアクセル全開で相手を倒していった。新セッター中村駿介(スポ3=大阪・大塚)のトス裁きで攻め続け、見事全勝優勝果たした。今年の強さを伝えるために忘れてはならない大会がある。それは春季リーグ戦の合間に行われた黒鷲旗だ。各カテゴリーのチームが戦う大会でチーム発足から1ヶ月あまりのこの時期に早大はV1リーグに所属する強豪・堺ブレイザーズをフルセットの激闘の末、撃破。大学勢としては8年ぶりに決勝トーナメント進出を果たした。早大は歴史を作ったのだった。

 

黒鷲旗で格上相手に勝利し喜びを共有する選手たち

 前回大会王者として優勝大本命だと思われていた東日本大学選手権(東日本インカレ)。早大は攻撃の主軸を担う村山豪(スポ3=東京・駿台学園)、宮浦健人(スポ3=熊本・鎮西)そして松井泰二監督(平3人卒=千葉・八千代)不在の状況で挑んだ。結果は青学大に完敗しまさかの3回戦敗退。『誰が出ても勝てるチーム』を目指してきた早大にとってこの一敗は言葉では表せないほどのものであっただろう。迎えた秋季リーグ戦。夏休みに個人個人が成長しセットを4つしか落とさずに全勝優勝を果たした。強い早大が戻ってきたのだった。

 

 そして来る全日本インカレ。初戦の相手は東日本インカレでも対戦した東北福祉大との一戦だ。順調に勝ち進んでいけば準々決勝で関西の強豪・福山平成大もしくは近畿大と交えることとなる。戦い慣れていない相手との一戦は一つの山場だ。そして日本代表経験もある新井雄大(3年)を筆頭とする東海大や小澤宙輝主将率いる筑波大といった圧倒的な攻撃力のあるチームをどう迎え撃つかもカギであろう。しかし選手たちは口を揃って言う。「どこが来てもやることは変わらない。」と。大会連覇をしている早大には己に打ち勝ったそのとき3連覇への道が切り開くのだ。泣いても笑ってもこのチームで戦うのは最後。すべての人の思いを結んで早大の戦士は今年も頂に立つだろう。なぜなら2度あることは3度あるからだ。

(記事 萩原怜那 写真 友野開登)

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