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バレーボール部

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2019.11.23

【連載】全日本大学選手権直前特集『結』女子部 第1回 井上裕利惠×橋本美久×中澤恵

   

 女子部第1回を飾るのは、井上裕利惠(スポ3=岡山・就実)、橋本美久(社2=福島・郡山女大附)、中澤恵(スポ1=大阪・金蘭会)。今季は全ての公式戦にスタメン出場をしている、まさに『主力』の三人。高校時代から全国レベルでしのぎを削ってきた彼女たちにとっての早大女子バレーボール部とは。そんな三選手に貴重なお話を伺った。

※この取材は11月10日に行われたものです。

『秋は春よりチームだったなと思います』(橋本)

笑顔を浮かべる橋本

――他己紹介をお願いします

中澤 美久さん(橋本)は、今二年生でプレーしているのが一人しかいないんですけど、すごい自分たちも人数が少なくて、困っていることがあったら助けてくれるし、自分たちが失敗が多くても、アドバイスとかをしっかりしてくれるので、すごく助かっています。あと、悪いところ?(笑)を言うと、結構いろいろずばずば言うタイプです(笑)。あと自分から見てコートの外とかでは気持ち的に強い感じなのに、コートの中に入るとスーって細くなっていく感じがします(笑)。

橋本 裕利惠さん(井上)は、一言で言ったらふんわりしている人です。でもバレーになったら別人のようになるので、本当にかっこいいです。3年生自体は9人いるんですけど、裕利惠さんはだれかに厳しくものを言うこともないし、つんつんしてるわけでもないけど、なんとなくふわっとした感じで言ったことでチームがまとまったりするのがすごく外から見ていてわかるので、すごい力を持ってるなと思います(笑)。

井上 めぐ(中澤)はプレー面で言うと、1年生なのにしっかりしていてすごいコートの中で引っ張っていってくれるような存在で、1年生で負担とかも大きいと思うんですけど、一番コートの中で声を出したり盛り上げていて、すごいなと思います。でも、プレー面以外だとすっごい笑っててヘラヘラって感じなんですけど親しみやすいというか、先輩からも好かれる明るい性格でいつも一緒にいて楽しい存在です。

――逆にそれぞれ直してほしいところや、不思議だなと思うことはありますか

井上 (中澤は)なんかシレーっと人に荷物持たせてる(笑)。全然気づかないんですけど、気づいたら自分が荷物持ってるみたいな(笑)。これも何かの特技なんでしょうね。

――それは他の先輩とかにもやったりしてるんですか

中澤 いや、裕利惠さんだけです(笑)。

――ちょっとなめられてませんか?(笑)

井上 どうなんですかね~(笑)。

中澤 あと、(橋本は)喜ぶときに足が外向いてるんですよ

井上 ガニ股(笑)。

――皆さん強豪校のご出身だと思いますが、高校時代にお互いに対戦経験はありましたか

橋本 ここ(中澤、井上の二人)はすごいあるんじゃないですか?

中澤 はいあります!

――では対戦経験があったのは、中澤さんと井上さんだけということですか

井上 いや、(橋本とも)やったんだよね確か。

橋本 裕利惠さんとは春高(春の高校バレー)でやってると思います。

井上 うん、やったねえ多分。

――そんなに個人個人誰かというのを覚えていたわけではない感じですか

中澤 自分結構覚えてますよ。

井上 だって練習試合もよくやったもんね。

中澤 裕利惠さんの代のときは結構金襴会と就実は練習試合をやっていました。私が2、3年の代にはあんまりやってなかったんですけど、ちょうど私と裕利惠さんの1、3年の代に結構やってました。大会とかでも結構当たってたりしました。

――お互いの高校の印象などはあったりしますか

中澤 私が就実にいたら絶対使ってもらえないだろうし、やっていけないと思います。本当に就実はみんないい人みたいな感じがして、まじめに一生懸命やってていいチームだなといつも思っていました。裕利惠さん自身も本当にすごくて、レシーブのときとか飛んでましたよ(笑)。

井上 飛んでたっけ?

中澤 飛んでました(笑)

――井上さんから見て二人の高校に関して何か思ったことがあれば教えてください

井上 金蘭会は、みんなが本当にうまいんです。コート内とかにもどんくさい人とかがあんまりいなくて、すごいミドルとかもレシーブとかも、細かい動きがすごくうまくて、つなぎとかレシーブもうまいチームで、高校のときから監督に彼女たちのプレーを見て勉強しろと言われていたすごいチームでした。

――橋本さんも何かあればお願いします

橋本 うーん二人ともすごい高校で…。

中澤 美久さんの高校と練習試合したことありますよ!

橋本 半日だけ(金蘭会)とやらせてもらったことがあります。

井上 なんかすごいかわいいチームですよね。ザ・女の子みたいな(笑)。だってユニフォームもピンクだし、髪もあんまり短くしてなかったよね?

橋本 そうですね。黒字にピンクで。髪の毛もあんまり短くしろとは言われてなかったですね。私もおかっぱみたいな感じでした。

中澤 風を感じられそうな髪でしたよね?

橋本 そこまでは長くないかなー。

――高校のときの練習は早稲田の練習と比べてもきつかったりしましたか

井上 (高校と大学の練習を比べて)全然違うよね(笑)。

中澤 はい。大学は一生懸命楽しくやろうみたいな感じですけど、高校は本当に気が抜けないという感じで、ピリピリしてましたね。すごい圧がありました。だから、練習の体力とかではなく、精神的なきつさが大きかったですね。

井上 プレーでミスしたりしたら監督の方をちらちら見たりして、やばいって思っていました。

中澤 私は見ないようにしてました(笑)。

――みなさんが早稲田を選んだ理由を教えてください

井上 早稲田の1つ前の監督が就実のOGさんで、私の2個上の先輩も早稲田に行ったりしていて、すごく関係があったというのと、県外に出たいというのもありました。とりあえず大学に行きたくて、将来の夢とかも決まってないから、行くならいい大学でバレーボールも頑張りたいというのがあったので、それで早稲田を選びました。

橋本 私はもともと普通に大学に行ってもバレーをしたくて、全然県外に出られなくても良かったんですけど、部活の監督に言ったら勧められて、最初はいけないと思っていたので、嫌だと言っていたんですけど、6月くらいから「アポ取っといたから行ってこい」って言われて行ってみて、受けてみようかなと思って受けたら受かったんで入りました(笑)。

中澤 大学に進むかVリーグに進むかって考えたときに、Vリーグに行ったら170センチ代の自分では埋もれてしまうと思ったので、それだったら大学に行って、まだやりたいようだったらVリーグに進もうと思っていました。それで大学を選ぶときに、中学、高校と勝たなくてはいけない追われる立場にあるチームにいたんですけど、それはそれでつまらなくなってしまいました。それだったら挑戦する側のチームでプレーしてみるのも楽しいかなと思ったので、日本一を取っている大学よりかはそういう大学に進もうと思いました。それで、大学を選ぶ時期に馬場(泰光、平8人卒=京都・洛南)監督に声をかけてもらって、いろいろな大学を選ぶ中で、練習する環境や場所などを見て自分が思い描く大学生活に早稲田が合うかなと思ったので、早稲田にしました。

――高校の同期やチームメートはプロや他大学で活躍されていると思いますが、そのような人たちから刺激を受けたりしますか

中澤 私は結構刺激を受けますね。

井上 同期とかはここはこう来るとかがわかったりするんですけど、そこまで意識はせず割と普段通りですね。それより全カレ(全日本大学選手権)とかで自分たちが負けて、同期とかが残って戦っていたりすると、ああいいなあって思ったりします。

橋本 そもそも同期があまり関東にいないので、そんなに当たる機会がないです(笑)。

――春季リーグを終えられてみていかがでしたか

井上 1部に上がるっていうのが大きな目標でしたが、入替戦とかでリーグが上がらなかったのが悔しかったのと、結花(富澤、スポ4=東京・文京学院大女)さんやめぐ(中澤)がすごくスパイクを打っていたけれど、それを助けるほどのレシーブができなかったので、もっと守備の面でも頑張って来年のq春に絶対に1部に上がって、大学最後の秋リーグでは1部で戦いたいと思いました。

橋本 試合の前とかよくこの3人でしゃべっていて「今日は勝つぞ」とかそういう話をしていたんですけど、1戦1戦すごく楽しめているというか、この試合に集中してよし!勝ちにいくぞ!みたいなものがありました。そういうものは春にはなかったので、おおざっぱに言うと、秋は春よりチームだったなと思います。日和(山下、社1=千葉・市船橋)がけがをしてから雰囲気もあまり良くなかった時もありましたが、その分より結花さんやめぐに打たせないといけないというか、みんなで頑張らないとなというような感情が生まれました。リーグ戦では1位になることはできなかったですけど、けが人がいた中で入替戦まで行けたというのはチームとして成長だったのかなと思いました。ただそこで負けてしまったのは悔しかったです。

中澤 さっき美久さんが言っていたように自分も春よりも秋の方がチームになっている感じとか、勝てるチームになってきているなというのは秋リーグが始まったころから思っていました。万全なメンバーで入替戦まで行っていたり、最後まで戦えてたら、入替戦で勝つ自分たちが想像できるような状態だったんですけど、結果的には長いリーグ戦の中でけが人が出てしまったり、そういう万全な状態を準備できなかったのも実力だと思うし、入替戦の一発で勝つことが1部に上がる絶対条件だから、そこで勝たないといけないという自分たちのメンタルだったり、そういうものも必要なんだなと感じたリーグでした

――先ほどお話しにも出ましたが、このリーグ戦では山下さんがけがをされたことがチームとして変化が大きかったと思いますが、山下さんがけがをされた時、みなさんはどう思われましたか

井上 最初は「うわっ、まじか」と思ったんですけど、試合が終わって病院とかに行ってるときに、1週間経てば治るくらいのそんな大きなけがじゃなければいいなとすごく願ってました。

――(中澤、橋本の)お二人も同じ感じですか

中澤  やっぱり大けがだったなって感じでしたね。

橋本 コートから出ないでほしいなとは思っていたんですけど少しやばそうな感じで、しかも試合中でのけがだったので、危機感はすごかったですね。

中澤  絶望的ですよね。ただでさえもともとの人数が少なくて、打つ人もあまりいないのに、その中の一人がいなくなるわけですからね…。しんどくなるやんって感じです(笑)。

井上 あの試合(対神奈川大戦)は3セット目を取れていれば勝てていたし、日和もケガしなくて済んだのかなって思いますね。

――ここまで戦ってみて、一番印象に残っている試合はどれですか

中澤 やはり最近の入替戦が印象に残っています。でも、それは結構悪いイメージで、初めての入替戦だったのもあり、あまり自分たちの良さが出せずに終わってしまい、自分の気持ちもバレーももっと良くできた部分はあったのになっていう感じでした。バレー的な部分だけではない部分でも悔しさが残ってしまっているので、それが一番悔しいです。

井上 悪い印象でいうと私も入替戦で、もう少し戦えたかなって正直始まる前までは思っていたんですけど、いざやってみたら本当に何もできなくて、すごく悔しい思いがあるからたぶん印象に残っているんですけど、逆に言うとあの入れ替え戦があったからもっと頑張らないと1部では勝てないんだなと思えたという感じです。いい意味で印象に残った試合はなんだろう…。

中澤 全然公式戦とかじゃないんですけど、夏合宿とかよくなかったですか?自分的に手ごたえ半端なかったんですけど。

井上 確かに夏合宿のときはめちゃくちゃ調子良かったです。

橋本 楽しかったですよね、試合してて。

井上 だって関西に勝ったんだよね、普通に強かったよねあの時(笑)。

中澤 あの時の状態で入替戦やっていたら勝ってましたよ、多分。

橋本 余裕だろうね(笑)。

中澤 本当に夏合宿の体育館が暑くて、クーラーとかも全然効いてないような小学校みたいなところでやったんですけど、みんなのバレーはすごかったですよ(笑)。

橋本 暑すぎて逆に動けてたみたいなところもあったんじゃないかな、ホテホテで(笑)。

中澤 でもそういう状態をキープするのって難しいですね、やっぱり。

――リーグ戦は意外とトーナメント戦よりも難しかったりするんですか

橋本 長丁場なので、ここにピークをもってくみたいなことが難しいですね。自分たちは人数も少ないですし

井上 リーグ戦の最初の方はめっちゃテンション上がって楽しいんですよ(笑)。でも中盤、後半ってなってくるとモチベーションを保つのが難しくなってきちゃいますね~。残りの3試合でもう一回当たるときとかはハーって感じでした。

――橋本さんは何か印象に残っている試合などはありますか

橋本 そうですね。二人が言ってたように、夏合宿はとても調子が良かったです。リーグ戦で印象が悪い試合も入替戦の時だったんですけど、チーム的に秋リーグを通してまとまったなと思ったのは、たぶん敬愛大戦の時だと思います。写真とか見たらわかると思うんですけど、点が決まったりしたら全員がぎゅってなっていたと思います。下位のチームから当たっていってその中で一番強いと思ったのが敬愛大で、その時のチームの「よし、やるぞ」っていう感じはすごかったなと思いました。

井上 春リーグで負けたっていうのもあるしね。

橋本 確かにそうですね。苦手意識を克服した感じが強かったですね。

――試合中に何か意識されていることはありますか

中澤 落ち着いてやることです。最近打数が増えて、何本も何本も決めるチャンスがある中で、ミスが出てしまうと、みんなが頑張ってつないでくれたボールなのに…ってなっちゃいます。だから、落ち着いてやれれば決まるのに、慌ててやって決まらないのはすごくもったいないことなので、普段からバタバタしてしまうタイプのプレーヤーだと自分で思っているので、落ち着いてゆっくりやろうと自分に言い聞かせてプレーしています。

橋本 試合前とかはアップとかコンビの練習の時とかでその日の自分の調子がすごく変わってくるので、試合前のアップや練習は集中してやっています。試合中は本当にその時の流れでやっているので、あんまり覚えてないです(笑)。

井上 私は結構レセプションが崩れると自分のプレーが全体的に崩れてくるので、本当にレセプションだけは出だしが駄目だとそれがずっと続いていていってします。なので、最初のレセプションを集中して絶対返そうという意気込みでやってます。

――井上さんが個人賞としてサーブレシーブ賞を取れたのは、そこの部分で手ごたえがあったからということですか

井上 正直、この秋はそこまで数字的には良くなかった気がしていて、あれ?って思いました(笑)。結構乱されていたイメージで、今回悪いわと思っていたところだったので、今後はもうちょっと数値を上げます(笑)。

中澤 裕利惠さんにはコートの半分くらいの範囲でレシーブを取ってもらいたいです(笑)。

――自分の中で、良かったと思うプレーはありますか

中澤 桜美林大と1回目に当たった時がすごく個人的には良かったかなと思います。その試合でインナーも打てるようになったという手ごたえを感じたので、そのあとの試合も自信をもってクロスに打てるようになったかなと思います。

橋本私は自信を持って言えることは何もないんですけど(笑)。でも、1回目か2回目の桜美林の時に試合が終わった後にコーチに「今日は落ち着いてたね」って言ってもらえました。

中澤  2回目の桜美林の試合のトス配分めっちゃよかったですよ。文(吉内、スポ3=山口)さんを使うときもすごく良かったし、裕利惠さんや知里(植松、文構3、香川・高松第一)さんも使おうとしてるなと思いました。

橋本 じゃあ、2回目かな。

井上 初戦の江戸川大戦も良くなかった?

中澤 あれは超調子よかったです(笑)。私のバックアタックのブロックアウト超飛んできました(笑)。

橋本 初戦はあまり印象に残ってなくてすぐ終わっちゃった感じでした、私は。

井上 この秋、そんなに自分自身調子が良くなかったので、もうちょっと頑張らないとなっていうリーグでした。ただレセプションに関してはそんなに崩されてないかなという感じです。 ただ、ディグがね…。

『少し大学生になってきたな』(井上)

先輩として優しい突っ込みを入れてくれる井上

――みなさん学業との両立という面に関してはいかがですか

井上 1年生の秋がGPAがすごく低くて駄目だったので、とりあえず今はしんどくても、しっかり学校に遅刻せず行くというのを頑張っています(笑)。あとは頑張っているといえば、ゼミの卒論があるので、そのミニ卒論を最近考え出したかなというくらいですね。

橋本 普通に学校は行けているんですけど、1年の秋に比べて、2年の春の方がGPAが高かったのは自分でもちょっとびっくりしたので、それが継続できればいいなと思います。</p>

中澤 私は、結構学業面ではいろいろなことをさぼっちゃうんですよ(笑)。テストもできてないなとは感じてなかったのに落としちゃったりして、それが一番重症だなと思っています。できてないっていう感覚もないというのが(笑)。とりあえず、秋はちゃんと学校に行くというのを目標にして、頑張ってます(笑)。

――高校と大学でどちらの授業が楽しいですか

井上 私は結構楽単を取っちゃって、興味はあるけど単位が来そうにないやつは勇気がなくて取れなくて…。全く興味のない授業は、1時間座っているだけの授業もあります。高校の時と比べると自由になったとは思います。

橋本 全然大学のほうがやっていることは楽しいです。

中澤 高校も楽しかったし大学も自由でいいです。

――好きな授業はありますか

中澤 体育系の授業が好きです。バレーに生かせるような授業は一生懸命聞いています。

橋本 『東洋健康論』という授業は為になります(笑)。ツボとか学べるから、あの授業は楽しいです。

井上 バレーの方法実習の授業は知り合いとかもいて楽しいです。でも、座学系は回ごとに楽しい授業が来た時は楽しいっていう感じです。

――バイトはされていますか

一同 してます。

――何をされてますか

中澤 居酒屋です。

橋本・井上 焼肉です。

――バイトはどうですか

中澤 楽しいです。

井上 1年生の頃はバイトの時にお酒の種類が分からなくて、お客さんに注文されても「なんだこれ」というのがありましたが、段々と覚えてきたので少し大学生になってきたなと感じています。

橋本 勉強して部活してバイトして、めっちゃ充実してるんで(笑)。人生の夏休みを謳歌しております。

中澤 バイトしているときはあまり感じませんが、バイトして少しお金が入って仕送り以外のそのお金で遊びに行くのが好きです。

――リフレッシュは何をしていますか

中澤 私は家でじっとしているのが嫌なので、オフの日はどこかしらに行きます。

橋本 私も友達とご飯行くとか、プチ旅行するとかでリフレッシュしています。

井上 すごいストレスが溜まっている時は、横浜がめっちゃ好きなのでみなとみらいの夜景を見ると気持ちが晴れます。

中澤 すごい~。

井上 あとは、クロスバイクを買ったので最近はサイクリングにちょっとだけはまっています。

――お二人(橋本、中澤)もハマっていることはありますか

中澤 映画を見ること。映画館に行くとかTSUTAYAで借りるとか。結構好きです。

橋本 ハマってると言っちゃいけないと思いますが、お金を使うことは好きです(笑)。

中澤 わかります~(笑)。

橋本 お金を貯めるという目標は絶対に達成できないので…。お金は使うために稼ぐんだなって最近思ってきました(笑)。

――それぞれの学年の雰囲気を教えてください

井上 3年生は、一人一人が持っている雰囲気とか面白さとかいいところとかが違うけど、思いやりがあって人のことを考えられる学年だと思っています。大学に入って同期に恵まれているなぁと思います。

橋本・中澤 たしかに。

橋本 2年生は、今は選手は私しかいませんが(笑)。いた時はスタッフの子も含め3人とも結構まじめだったと思います。騒ぐときは騒いでいましたが、ちゃんとしないといけないときは真剣な顔になれるメリハリのある学年だったかなと思います。

中澤 1年生は、みんなタイプが違うと思います。でも、表現が難しいな…。逆に1年生のことはどう見えます?

橋本 お互いがお互いのことを察して動いてるみたいな感じ。大人な感じ。

中澤 みんなサバサバしている感じで、いい距離感を保っています。

――下級生から見た4年生はどうですか

井上 一人一人がしっかりしていて役割が確立していて、それぞれが自立しています。どうしようとかあまりなくて、はっきりと意見を決めてくれます。切り替えも早いです。

中澤 私も同じように思います。それぞれがチームに対する役割を持っているから、全ての面でチームを支えてくれているなと思います。

――学年を超えて遊びに行ったりイベントをしたりすることはありますか

橋本 (井上・中澤を見て)ここは仲いいんじゃないですか?

中澤 裕利惠さんとは遊びに行きます。

井上 入替戦が終わって打ち上げまでの間、私は疲れていたので(中澤が)来るとは言っていたものの来ないと思って寝ていたら、「もう家出ました!」って連絡が来て本当に家に来ました(笑)。

中澤 ほかの人は学年を超えては遊んでないのかな…。

井上 でも、この前3年生と4年生で手羽先を食べに行ったりして、ちょくちょくは遊んでいます。

橋本 私も、この前1年生と4年生としゃぶしゃぶに行きましたね。

――読者に教えたい一押しの選手はいますか

井上 美人っていうくくりなら万莉子さん(高木主務、政経4=東洋英和女)だな~。

中澤 万莉子さん超かわいい~。

橋本 ずっと見てられるよね~。

中澤 見てられます。かわいい人見てたら幸せになりません?

一同 (笑)。

橋本 私は華さん(池田、社3=韓国・ヨンサンインターナショナル)かな。ガッツがあるし、朝も一人で早く来て自主練していたりするし、人としてすごいな~って。練習中もできないことがあるとすごく悔しがるし、そのあと結花さん(富澤主将、スポ4=東京・文京学院大女)に聞きに行くし、本当にすごい人だな~って思います。

井上 入部してからずっと思っていたんですけど、友さん(飯田友美副将、商4=長野・諏訪清陵)はすごい(レシーブの)面がきれいなんですよね。レシーブする時見ていると、いつも軽々ボールを上げているのですごいと思います。なんであんなに軽く返るんだろうとか思います。

橋本 本当に『面』っていう感じだよね。

――参考にされたりしますか

井上 私とは(レシーブの)形自体が違うので…。ただ、本当にポンって返るのでなんでだろうって思います。

中澤 私は裕利惠さんのレシーブも好きですよ(笑)。

井上 ありがとう(笑)。

『結花さんと同じコートでできるのも最後』(中澤)

終始対談を引っ張ってくれた中澤

――全日本大学選手権(全日本インカレ)のトーナメント表を見てどう思われましたか

井上 簡単には勝てない相手だなと思いました。自分たちのやるべきことをしっかりやれば勝てるし、自分たちが駄目なプレーをすれば勝てないと思うので、頑張らないといけないと思います。

橋本 4年生から言われたのは「チームの目標として3回戦の日大戦に勝ちにいこう」ということでした。その目標を達成するためにも、その前の2試合も重要だと思うし入替戦のような雰囲気で試合に入ればグダグダになってしまうので、最初から早稲田らしいバレーを出していこうと思いました。

中澤 最初は、ここで頑張ろうとか、ここは厳しいとかは考えずに見ました。そのあとにミーティングで4年生からチームとしての目標を聞いて、「よし、頑張るぞ」ってなって、そこからもう一度トーナメント表を見てここはこんな感じかなというイメージをし始めました。

――2回戦までは普段は戦わない相手だと思いますが、相手チームのことはご存じでしたか

中澤 園田女子大は高校の時の先輩が何人も進学しているので知っています。高校の時にも練習試合をしたのでチームスタイルも何となく知っています。

井上 福岡大は全カレも結構いいところまでいってた記憶がある…。九州では2強っていうくらいだった気が…。

――全カレに向けて調整していることはありますか

中澤 チーム的には基本練習に戻っています。来週からはゲーム練とかもしてっていう感じです。ギリギリのメンバーなので、バリエーションを増やすというよりは、もう一回やることをしっかり確認しています。

――最後に、全カレに向けて意気込みをお願いします

井上 4年生が最後なので、自分は入替戦ではディグが拾えなかったのでディグをしっかり上げて結花さんまでボールを持っていって、ほかにもフォローもしっかり入るなど、守備の面でチームを支えたいと思います。

橋本 このチームでやれる最後の大会で春からやってきたことが出せるチャンスだと思っています。対戦相手から見たら結花さんとめぐ(中澤恵、スポ1=大阪・金蘭会)だけマークしておけばいいだろうと思われているはずなので、二人だけじゃないぞって見せられるようにほかの選手もうまく使った試合づくりをしたいと思います。

中澤 結花さんと同じコートでできるのも最後になるし、この代の集大成の大会にもなるので、マークされてもその上をいくようなブロックアウトなどを落ち着いてできるようにしたいです。そのために、自分の気持ちをコントロールできるように大会までの期間の練習では、本数を打ったり工夫したプレーをしたりして自信が付けて、大会では細かいこととかは考えずにバレーをして、大会が終わった時に「出し切って終われたな」と思えるように思い切ってやることを目標にしてプレーします。

――ありがとうございました!

(取材・編集 友野開登、篠田雄大)

早大の大躍進の原動力となってくれることを期待しましょう!

◆井上裕利惠(いのうえ・ゆりえ)(※写真左)

1998(平10)年4月13日生まれ。160センチ。最高到達点285センチ。岡山・就実出身。スポーツ科学部3年。背番号7。優しさオーラ全開の井上選手。それゆえ、後輩からも慕われているそうです。後輩を包み込むおおらかな心で、相手の高まる闘争心もそっと受け止めてもらいたいです!

◆橋本美久(はしもと・みく)(※写真中央)

1999(平11)年5月22日生まれ。160センチ。最高到達点280センチ。福島・郡山女大附出身。社会科学部2年。背番号12。好きな授業はツボ押しなどを学ぶ『東洋健康論』という授業だそうです。全日本インカレでは緊迫した場面も多いと思います。そんな時には、『労宮(ろうきゅう)』というツボを刺激してみましょう。緊張をほぐす効果があるようです。

◆中澤恵(なかざわ・めぐみ)(※写真右)

2000(平12)年5月28日生まれ。171センチ。最高到達点290センチ。大阪・金蘭会出身。スポーツ科学部1年。背番号13。大阪仕込みのユーモア溢れる話術で終始対談をリードしてくれました!しかし、時折毒舌になる一面も。トークの鋭さはスパイクの鋭さと比例するのでしょうか…。

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