メニュー

スケート部

« 特集に戻る

2018.12.24

【連載】インカレ直前特集『We Will Be The Champions!』 第7回 鈴木ロイ主将×高橋寛伎

 連載の最後を飾るのは、鈴木ロイ主将(教4=北海道・苫小牧東)と高橋寛伎(国教4=東京インターハイスクール)です。プライベートでも仲の良いという、とっても後輩思いの2人の4年生に、チームへの思いをお聞きしました。

※この取材は12月6日に行われたものです。

「(リーグ戦2位は)悔しかったという一言に尽きる」(鈴木)

鈴木

――まず最初に、今年はスタッフ陣が大きく入れ替わりましたが、練習内容などに変化はありましたか

鈴木 山崎浩市コーチ(平11卒=北海道・釧路江南)とかが試合に対するフィードバックをしてくれて、それを次の試合につなげてくれているので、効果的な練習が出来ていると思います。

――基本を大切にするというチーム方針がありますが、基礎的なスケーティングの練習が増えるなどの変化はありましたか

鈴木 それはないですね。たぶんどこの大学も似たような練習をやっていると思うんですけど、そこにアクセントを付けると言いますか。ちょっとした意識付けで結構変わると思うので、そこが特に今季新コーチが加わってから変わったのかなと思います。

高橋 意識付けが出来ているんだと思います。やる練習は本当に変わっていないですね。

鈴木 やる練習は大きく見たら変わらないですけど、細かく見たら変化はありますね。昨年まではこなすだけでしたけど、今はちゃんと練習のポイントについて説明を受けてから取り組んでいます。前回の試合の反省点や、次の試合に向けて大事になることを挙げて、だからこういう練習をしようと話してくれます。同じ練習でも、毎回、何を意識して取り組むべきか伝えてくれるのが違うところですね。

――リーグ戦の2位という結果をどう受け止めますか

鈴木 優勝できなくて悔しかったという一言に尽きると思ます。

高橋 間違いなくウチは優勝できるポジションにいたし、優勝できるチームだとも思うんですけれど、最後の最後に逃してしまうチームでもあるというのが事実としてありました。選手から一番最初に出てくる言葉は「悔しい」だと思います。ただポジティブなところ、つまり自分たちが成長してきた部分も見て、良かったところは認めて、まだ成長できるなというところは鍛えていきたいと思います。

――このリーグ戦で印象に残った試合を教えてください

鈴木 俺は二次リーグの東洋大戦(○7-3)かな。

高橋 自分は前の試合をそこまで意識せずに目の前の試合に集中して、こなして次に進むという考えなので、そこまでこの試合が悔しかったとか感じる人ではないですね。強いてあげるなら、一次リーグ最後の東洋大戦(○4-1)かな。一次リーグを無事1位で終えて、当たる相手には全部勝ってきたという実感は本物だったし、気持ちよかったです。とりあえず一次リーグは優勝できたという思いを持って終われたので、そこは思い出にもなるし印象に残っています。

鈴木 二次リーグの東洋大戦は矢島(雄吾副将、スポ4=北海道・駒大苫小牧)がいなかったので、僕らのセットに前田(悠佑、社2=東京・早実)が入っていました 。普段試合に出ていない前田がどういう動きをしてくれるのか、期待と不安を抱いての試合でしたけど、前田がすごく良い動きをしてくれましたね。

高橋 しょっぱなから期待に応えてくれたよね。最初から100パーセントを出すという気持ちで来てくれた。

鈴木 (試合前の)一週間の練習からすごく良くて、試合でそれを発揮してくれたらいいなと思っていたのですが、しっかり出してくれました。

高橋 練習と試合は違うからね、試合の経験とか。

鈴木 そうそう。でもまず2点先制して、そのあともパワープレーとかのチャンスを生かして5-0で第1ピリオド(P)を終えたので、ワセダが理想とするゲームプラン通りの試合が出来たと思います。あの試合は特にチーム一丸となって勝てた試合だと思うので、印象に残っています。逆に、東洋大戦がキッカケとなってみんなが「やっぱり俺たち強いじゃん」と浮ついてしまった部分もあるのかな。僕らもそうですけど、スタッフ陣も東洋大には楽に勝てると認識してしまったところもあって。いざ決勝リーグの東洋大戦に臨んでみたら敗戦という結果だったので、二次リーグの東洋大戦はいい試合だったんですけど、振り返ると逆にいい試合をし過ぎてしまったのが良くなかったのかな。そこは僕らが締めるところを締めるべきだったのかなと思います。

――楽に勝てると思っている空気はどこで感じましたか

鈴木 話していることとか、雰囲気ですね。大体みんなが話していることや、スタッフ陣が試合前にどういうこと話すかでわかります。

――今年はどのセットも均等に得点を挙げていましたが、第1セットでプレーしていて他セットの活躍をどう見ていましたか

鈴木 うれしいですね。やっぱり、どこかのセットでしか点を取れないと、そのセットの調子が悪かったときに点が入らないで試合が終わってしまうというのがよくあることなので。もちろん1、2セット目も点を取りますけど、3セット目も随所でいいプレーをして点も取るし反則を貰ってきたりしてくれるのは非常にいいことだと思います。僕らが調子悪い時は他のセットがとってくれて、それは逆もそうですし。以前より僕らがベンチにいるときにゴールが決まるシーンが多くなった気がして、すごく助かるというか、安心して試合ができるという感じですね。

高橋 自分は元々3セット目にいることが多かったので、そのときは自分たちが失点していたら1、2セット目が点を取ってきても意味が無いなと強く感じていました。まずはしっかり守ってから攻めたい、という意識付けをされていたとは思うんですよね。今は前に比べて3セット目も得点が期待出来るセットになっているので、それは1、2セット目からしてもうれしいし、安心しますし、信頼もできるのですごくいいことだと思います。

――優勝争いのプレッシャーはありましたか

高橋 個人的には他人の目を気にしないで自分たちができる全力を出せればいいかなという考えです。他人の目を気にしていたら集中も出来ないと思います。ワセダははっきり言って頑張れるチームなので、練習は何倍もしてきていると思っていて。その成果を出せるかどうかが勝負なので、一つの試合、一つのピリオド、一つのシフトを一生懸命やっていました。

鈴木 自分も感じないですね。緊張とかはないです。

高橋 気にする人ではないよね。

鈴木 決勝リーグに入ってからは、結構チームとして緊張していると言われることが多かったです。僕は初戦は体調を崩していて出られなかったんですけど、みんなすごく緊張していて動きが固かったらしくて。逆に次の東洋大戦は、緊張ではなくてリラックスしすぎていたのかなと僕は思っています。一次リーグ、二次リーグは緊張もリラックスもなく出来ていたんですけど、決勝リーグの一試合目は僕は分からないですけど、もしかしたら緊張している選手も多かったかもしれないです。二試合目の東洋大戦は、僕らはそんなに緊張しないですけど、優勝が懸かった試合だったので、もしかしたら下級生はしていたかもしれないですね。あとは、きょうで優勝を決めたいっていう気持ちと、東洋大なら楽に勝てるだろうという甘い気持ちもあったので、そこがよくなかった部分だと思います。最終戦の明治戦に関しては、一番いいメンタル状況で試合に臨むことが出来ていたので、その中の負けなので全然悔いはないですね。

――東洋大戦はやはり緊張よりは楽観的になりすぎたことが大きかったですか

鈴木 そうですね。ゆるみという部分が多いんじゃないかと思います。緊張していた方が何ならよかったんじゃないかというぐらいです。終わった後だから言えることですけどね。

高橋 甘い部分はあったよね。

――スピーディーでアグレッシブなホッケーが出来るようになってきたということをリーグ戦中に多くの選手が話していましたが、具体的にはどのようなプレーが出来るようになったのでしょうか

鈴木 ワセダは元々スピーディー&アグレッシブなホッケーを目指すチームで、それは代々そういうチームだったらしです。昨年までは、具体的にどうすればスピーディー&アグレッシブになるのかはわからないまま、口で言っているだけでした。今季は特に夏、秋以降からとりあえずパックを持っている選手への詰めを速くして、相手に考える時間を与えないということを決めてやっています。少しホッケーを始めた頃に立ち返っている部分があるかもしれません。結構ホッケーって、小学生のころはパックがあるところに人が集まっちゃって怒られたりするんですよ。だんだん大きくなるにつれて周りを見るようになって、相手の空いている選手を捕まえてパスを出させないようにしようという風になってくるんですけど。僕らはそこを、パスを出す選手にいいプレッシャーを掛けて精度を落としたり、パスをさせなければ、相手の空いている選手に付かなくてもいいはずだと考えて、そこをみんなに徹底させてどんどん行くようにしていました。だから、昨年よりも危ないところで相手の選手がフリーになっていることが多かったと思うんですけど、実際そこに出されたことがほとんどなかったので、その部分が一番変わったと思いますね。

――相手のボールを持っている選手を潰すという基本に立ち返ったということでしょうか

鈴木 そうですね。簡単に言うとそうです。

高橋 昨年と変わったと言えば、ミスを恐れずプレッシャーを掛けに行ったり、チャレンジできるようになったのかなと思います。以前は抜かれり、繋げられたらやだなとミスを恐れながら下がっていたから、相手に好き放題やられていたことが多かったと思う。でも今年はミスをしても味方が助けてくれるという意識を持って練習からチャレンジして自信をつけてきたから、試合になってもミスを恐れずにチャレンジして、それがほぼほぼ成功していたのかな。失敗した時でも味方が戻ってきて救い合っていたところがあったので、それが一番の違いかなと個人的には思いました。

――鈴木選手は得点とアシスト共にチームトップと得点に絡む場面が多かったですが、ご自身のプレーを振り返っていかがでしたか

鈴木 もうちょっとゴールを決められれば良かったなというところがあるんですけど、一次リーグは7試合で4得点しかできなくて、点の多さだけが問題ではないんですけど、2次リーグ以降もっとチームを救うゴールを、得点とかの面でチームに貢献していきたいという気持ちで戦えたので、二次リーグ以降尻上がりに自分の動きもよくなっていったと思いますし、得点を取る感覚もよくなったとは思うんですけど、まだまだ満足していないというか、合格点を与えるところまでは行っていないかなと思います。

――ロイさんはパックに粘り強く行っていて、ワセダのホッケーを体現している印象を受けました

鈴木 そこも特に二次リーグ以降からチーム内で共有されてきた事項で、一次リーグはすごくスピーディーでアグレッシブなホッケーが出来ていたんですけど、自分たちがパックを持った時にちゃんとマイパックにしていないのに、適当に味方につなごうとしたりして取られることが多くて、まずはパックを持った選手が体を使って足を動かして、しっかりパックをコントロールできる状態で味方をルックアップして、味方につなげようということを二次リーグ以降共有していて、それはコーチからも話があって。そうなってからはルーズパックが出て、速く取りに行って、そこまでは前から出来ていたんですけど、そこから自分でパックを守って味方にいいパスを出してつなげようというのをチームで話し合っていたので。体が強くてバトルができるのが僕の強みなので、そこをしっかりやることによって、アタッキングゾーンで厚みのある攻撃ができるように、そしてそれを僕がけん引できるようにしていこうと思ってプレーしていました。

――高橋選手はチームの中でも特に詰めが速い印象でした

高橋 チームとしても決めた方針はすぐに詰めて相手に時間を渡さない、やりたいことをやらせないという考えだったんですけど、それは試合に出ている上級生や主力選手は他の選手も自分がやらないと他の選手も絶対やらないと思うので、特に4年生はリーダーシップをとって、みんながやろうとしているプレーを自ら出していって、こういう動きがチームの目指している動きで、試合に出たかったらこういう動きをしないとだめなんだよというのを見せないとだめだと思うんですよね。その中でもロイは粘り強さと言っていましたけれど、そういうのも一番出していたかなと思うので、試合に出ている人はみんな言われていることはちゃんと意識してやっていると思います。

――昨年は第3セットの出場が多くて、今季は第1セットでの出場が主となりましたが、変わったことはありますか

高橋 1年生の夏から試合に出ていたんですけど、基本大学生活では3セット目が一番多くて、そこは個人的には監督の言うことを信用して動いていたので、まずは失点しないようにして守ってから攻めるという方針が前は多かったです。それを守ってやっていたら3セット目にあったプレースタイルだと言われて、ずっとそこで出ていたんですけれど。1セット目ではずっと守っていても試合は展開しないので、1セット目は試合の流れをつくるとか、点を取ってくるという大切な役割があると思うので、いままで3セット目でやっていたプレーは1セット目では通用しないと思います。やっぱり1セット目になったからには、流れをつくってきたり、点を取らないとだめだと思うので、そういう意識の違いはありました。

――4年生として、下級生への声掛けは以前より意識する部分はありましたか

鈴木 昨年も結構していたので、特別今年がするようになったわけではないですけど、今はキャプテンとしてスタッフと一番近い位置にいますし、スタッフがどういうプレーを望んでいるのかも一番よく聞いているので、例えばスタッフが「あいつもう少しこうしたらいいのにな」と言っていることも一番間近で聞く機会が多いので、そういうことは選手に伝えてあげるじゃないですけど、もっとこうした方が試合に出れるよというアドバイスはしますね。特に僕が期待している選手だったり、出て欲しい選手には結構声をかけて面倒を見るようにはしています。辛口ですけど。

高橋 今年になって変わったことではないと思うんですけど、一人一人がポテンシャルはあるのにそれを出せないのはもったいないと個人的には思ってしまうので、もっと少しの意識の違いとかプレーの工夫をして、本当にもっと自分の良さを出せれば、それはチームとしてもいいし、個人的にもいいと思うので、言えることがあれば小さなことでも、練習への意識付けでもいいので、言えることは言うようにしています。

――少し話は変わりますが、鈴木選手はインラインホッケーの世界選手権に出場されたと思うんですけど、インラインホッケーにも取り組んでいる理由はどういったものでしょうか

鈴木 もともとインラインホッケーを僕はやっていたので、ずっとアイスがメインですけど、小中学生のころは毎週末試合とかもやっていて、高校生のころは本格的にはやっていないですけど、大学生になっても春先の5,6月とか、氷上が無い期間とかはインラインホッケーで感覚を保つじゃないですけど。シンプルに自分が楽しみたいということもありますけどね。

――世界選手権に出場して、得たものはありましたか

鈴木 アイスホッケーにつなげられたものだと、キープ力じゃないですかね。インラインホッケーって4対4でやって。その大会はオフサイドとかアイシングが無いルールなので、全面を使って4対4できるという感じなので、パックを相手に渡すのは絶対ダメなんですよ。アイスホッケーの延長戦でやる3対3の動きにすごく近くて、パックを持って持ってなるべく相手に渡すことなくフィニッシュまでもっていくという動きをしなければだめなので、最初とかはすごく戸惑いながらやっていましたけれど。アイスホッケーはとりあえず放り込んで、相手のゴールに近いところでチェックをして、パックを取ればいいと思っているので。アイスをメインでやっている人は。でもインラインはそうじゃないので、パックを持って持って、崩していくのでそこはすごくキープ力というか、あとは秋リーグでは機会が無かったですけど、もしこれから延長での3対3があるのであれば、インラインホッケーが生かされると思います。

オフは温泉やゲームでリラックス

高橋

――次にプライベートについてお伺いしたいと思います。まずお互いについて他己紹介をお願いします

高橋 後輩思いの…。

鈴木 どこがや(笑)。

高橋 名前みたいなの?

鈴木 じゃあ俺がお手本見せてやるよ(笑)。んーと、どうしようかな。部活面では本人はあまり意識してないかもしれないですけど、上級生になるにつれてというか、4年生になるにつれてすごくリーダーシップ出してきていると思います。例えば、僕が手回らないところとかもしっかり後輩の面倒とか見たり、チームがちゃんとやってなかったら声出してくれますし。練習も僕を除いて一番ポジティブな声掛けをしていて、皆がたるんでたりしたらしっかり言ってくれます。氷上練習の時とかもこうしようよ、というのを積極的に言ってくれるので、そこで僕も気付かされる所があります。寛伎は高校生の頃チームでキャプテンやってた選手で元々キャプテンシーとかリーダーシップ力がすごくある人だと思うので、4年生になってかなり出てきたというのが僕的にもすごく助かりますね。氷上以外では僕と一緒になって後輩いじめたりしますし…。

高橋 そんなでもない(笑)。お前には完璧に負けるから、それ(後輩いじめ)は。

鈴木 同期にこういう悪いやつがいて僕は助かる。僕だけが悪さしてると寂しそうにするから、一緒になって悪さしてくれる高橋さんみたいな人がいると僕はすごく楽ですね。

高橋 イメージ台無しやん。

一同 (笑)。

鈴木 あとは学校行って欲しいってくらいですかね。

高橋 行ってる行ってる、きょうも行った。

――鈴木選手についてはいかがですか

高橋 ホッケー面で言うと、ロイは誰よりもチームのこと考えて過ごしてると思うんですよ。本当にホッケー大好きだし卒業してもホッケー続ける人だし、続けるべき人だと思うんですよね。毎日暇さえあればホッケーのこと考えてると思うんですよね。どうすればチームが成長できるか、もっとチームの良さを出せるかとか考えていると思うんですね。失敗も恐れず、もちろん成功することが多いんですけど、失敗も恐れずどんどんチャレンジできますし。言いたいことあれば怖がらずどんどん言ってくれるのでそれはやっぱチームとして必要ですし、リーダーとしても必要なものだと思うので、キャプテンを務めてくれてチーム全員助かってると思うんですよ。本当にチームが一つになってきてると思いますし、成長もしていると思います。プライベートでは、後輩に結構怖がられるんですよね。このガタイとか性格とか怖がられると思うんですよね。でもやっぱ後輩が知らないことはロイ自身も結構いじられたい。

鈴木 (笑)。

高橋 ロイも、もっと来いよっていう。

鈴木 よく分かってんじゃん。

高橋 っていう性格なんで、皆そんなにペコペコしてロイさんロイさんって怖がってるよりも、ロイはもっといじられたりとかした方がロイの性格の良さとかも生きると思うんですよね。それをもうちょっと後輩はこの記事を読んで後輩がもっと絡んできてくれたりしたら…。

鈴木 絡んできたやつはぶっ殺すよ(笑)。

高橋 何倍にもなって返ってくるかもしれないですけど、それはもっとチームとして仲良くなるし、上下関係ある上でもチームの風通しも良くなると思うので、どんどん後輩は行った方がいいと思います。

――イースタートーで寄り付かない部屋No.1ということで、コメントの所にお待ちしてますって書いてありましたが、あの後変化はありましたか

鈴木 ないですね、それはもちろん。

高橋 皆がその通りですよって思ってる(笑)。

――春の対談の時に、ロイさんが推しメンに寛伎さんをあげたんですけど

高橋 やめてくれよー。

一同 (笑)。

鈴木 お前しかいねーよー(笑)。

――最近の2人のエピソードとかありますか?

鈴木 最近じゃないけどさ、温泉とかは。

高橋 よく行くよね。

――お2人でですか

鈴木 はい。まあ2人で行く時も、もうちょっとメンツ増えていく時もありますけど。最近だったら、といっても秋リーグ期間中かなり忙しいから。

高橋 去年の始まりから時間なくなった。

鈴木 時間ないっちゃないですけど、時間のある時を見つけてというか、このリーグ戦期間中も1回疲労を取るという目的で2人で温泉というか、まあ温泉だよね?

高橋 王様?

鈴木 お風呂の王様っていう花小金井にあるところで2人で温泉行って、水風呂したりサウナしたり。

高橋 ご飯とかもよく行くよね。

鈴木 よく行く。結構2人で、まあこれも2人だったりもうちょっとメンツ変わる時もありますけど、よくそこのはま寿司とか行って食べたりしますね。あと最近は、というかずっとですけど2人でゲームして遊んでますね。

高橋 オフあるとしても次の朝練習とかで2日間遊ぶ余裕はないから。

鈴木 言うほどのものは無いね。

――リーグ戦終わった後のオフはどのように過ごされましたか

高橋 俺は2日間ずっと酒を浴びてた。

鈴木 同期で飲みに行きましたね。

高橋 負けた日には懇親会があって、朝4時とか5時くらいまで何人かの親とかチームメイトとかと飲みに行ったりして、次の日は学校に行きました。またその夜トレーナー達と、去年のグニョントレーナーと今のダソムトレーナーと韓国から来たトレーナーのインターンみたいな人がいるんですけど、その方と4年生全員でご飯食べに行って、部のことだったりいろんな話をして、またそれも自分は朝4時くらいまで飲んでたりして、それが2日間。で、そしたらまた練習という感じです。

――インカレとクリスマスの時期が被っていますが、今までで一番印象に残っているクリスマスは何ですか

高橋 人生で、ですか?

――人生で、でお願いします

鈴木 えっ。毎年クリスマスなんて特別なことしないからな。

高橋 1年の頃のこと話せば?

鈴木 ああ、そうだね。1年生の頃は寮でクリスマスパーティをやろうということになってぼっち達で集まって、クリスマスパーティーをここ(寮)でやったんですよね。何人くらいいたかな、13人くらいかな。一個上の野村光平(平30人卒)っていう、野村萬斎が企画して。

高橋 芸能人になってるじゃん。

鈴木 (笑)。各学年予定ない奴ら、つまり彼女いない奴らで集まって、すごく楽しいパーティーをしてから遊びに行ってきた。

高橋 なんか良い部活の思い出だと思う。遊ぶ系のイベントがすごく多い訳でもないからね。大学生活の中でも少ない部活イベントの遊びの一つだね。

鈴木 個人的にクリスマス覚えてることなんて本当にないですね。

高橋 言うもんでもない。

鈴木 まあ言うもんでもないというか、本当に俺覚えてないや。特にクリスマスなんか特別なことしたとか本当にない。全然バイト入れるし。大晦日の夜とかも普通にバイト入れるくらいなので、正月の朝とかも。全然そんなに意識してないですね。

「早稲田が絶対優勝するので、最後まで応援して見ててください」(高橋)

ホッケー中も、プライベートも意気投合する二人

――次にインカレに向けてのお話を伺いたいと思います。まず、インカレに向けて強化したいことを教えてください

鈴木 チームの強化すべきことで言ったら3点あります。まずひとつはDゾーンでのアグレッシブさというのをもっと持つべきだなと考えていて。リーグ戦全体通してアタッキングゾーンではすごく良いアグレッシブなホッケーができてるんですけど、それがだんだんDゾーンに近付くにつれてちょっとミスを怖がってというか、詰めるべきところを躊躇してしまっている選手が結構多い。早大は詰めて相手にプレッシャーをかけないと勝てないんだということを、秋リーグ最終戦の明治戦とかでも認識したと思うので、そこをもう1回。特にこれはDFが主にはなると思うんですけど、下がらないで前に詰めて相手と勝負するというのをもう1回チームで確認してそこを徹底的にやるというのと、FWもしっかりバックチェックで戻って、DFが下がらないでプレーできるような環境を作るべきだと思うので、そこを意識してやるというのが一点です。2点目は、正確性ですね。スピーディーでアグレッシブなホッケーに加えて、パスレシーブやシュートの精度がすごく大事になってくると思うので。インカレはどこの大学もすごくシンプルなホッケーになってくると思います。そうなると、一つ一つのパスレシーブやシュートの精度の差で試合は決まってくると思うので、練習から今まで雑に出してたパスとか、パスレシーブをもう一度見直して、あとシュートは枠を外さないということを意識してやるというのが2点目です。最後はパスを貰う意識ですかね。うちの選手は結構おとなしい選手やあまり自分でプレーしたがらない選手が多いので、誰かがパック持った時に周りがちょっと他人任せになってしまっていることが多いです。僕は自分が自分がという感じで、誰かがパックを持った時に皆が声を出してパスを要求するくらいでないとダメだと思うので。もっと皆が自分でプレーする気持ちを出して、しっかり足動かして、パスを貰える位置に動いて、声を出して要求するようになればインカレでもかなり戦えると思います。だからその3点がチームとして改善するべきところだと思います。個人的には、リーグ戦のビデオとかを見ていて、まだまだスピードが足りないと思いました。パックを持ってからのスピードもそうですし、コーナーでバトルをしてから一歩抜け出してくる時のその一歩とかもまだまだ遅いと思うので、スピードを上げられるように練習から意識して、本当にスピードに特にこだわってインカレまでの時間練習していくのが1点目です。2点目は、自分は結構体が大きい方なので、バトルとかの局面は得意にしてる方ではあるんですけど、まだまだ秋リーグ大事なバトルの局面で負けてしまったりとか特にゴール前のリバウンドの競り合いで負けてリバウンドを叩けずに終わったというところもすごく多かったので、もっと力強いプレーしなきゃインカレはダメだなと思っています。インカレはゴール前の混戦とかリバウンドのパックとか必ずゴール決めたいと思うので、もっと力強いプレーできるように体重増やそうと思っていて、インカレまでの少ない期間ですけどご飯をいっぱい食べるようにしています。

高橋 チームの強化したいことは結構ロイと同じことを考えているんですけど、足すとしたらメンタル弱いかなとは思いますね。最初に話した通り、あそこまで近くに行ってものにできなかったチームでもあるので。一人一人が絶対負けたくないとか食いつく、絶対このバトルは負けないとかそういう気持ちは足りないと思うので、もっと死にものぐるいで頑張って欲しいと思いますね。スキルがあっても100%出せなかったらいい所まで行けないので、それはやっぱり直したいですね。個人的にはやっぱり1セットにいてチャンスがいっぱい来るんですけど、ものにできてないのが多いんですよね。チャンスがせっかく来ているのにそれをちゃんと最後まで決められないというのは勝利に関わってくることでもあり、セットの役割としてもこなさないとダメなことだと思うので、インカレまでに得点のチャンスをものにするというスコアリングの精度は絶対に上げないとだめだと思います。それはやっぱりパックをもらってからの判断であったりスピードだったり、シュートの正確さとかになってくると思うので、それは頑張ってレベルアップしたいと思います。

――インカレは連戦になってきますが、その中で早大らしいホッケーをしていくためには何が必要だと思いますか

高橋 二つくらいじゃない?大切になってくるのは。スタミナと集中力だと思います。え、どうだろう。

鈴木 いや、そうじゃない?

高橋 スタミナは、それなりにつけてきたと思う。集中力が足りないと思う。一試合も持たない時あるから。

鈴木 まあスタミナという部分で言うと、シーズンの後半になってきて皆氷に乗れるようになってきたので、だんだん皆足も動くようになってきていました。シーズンの最初の方って、なんだかんだスケーティングが上手くいかないものなんですよね。シーズンの後半になってくるにつれてどんどんスケーティングの調子とかもかなり上がっていくので、皆すごくスケーティングとか、氷上で結構走っても疲れない体にはなってきていると思うので、残り二週間かな、氷上での運動量を増やしていきます。結構最近は走り込んだりもしていますね。試合で走りきるためには練習でヘトヘトになるくらい出し切らないとダメだと思いますし、一回一回の練習で出し切ることで連戦に耐えうる体力がつくと思うので、そういうところですかね。あとは連戦なので、体のケアですかね。個人個人しっかりそこは大切にして、短期決戦で体調を崩してしまったりしたら元も子もないので。まあそこは今チームでも話しているので、体調管理とか体のケアというのを、皆しっかりやって自分たちの体のコンディションのピークをしっかりインカレの初戦に持って行けるようにしたいと思います。

――自分たちのホッケーしていけば、ということを皆さんずっと仰っていますが、特に明大に勝つために必要なことは

鈴木 んー、今話したことで本当に全てだと思います。明治だから特別ということも全然ないので。僕らはあくまでも優勝が目標なので、特に明治だからこういうことをやろうというのはないです。あくまでもリベンジするチームのひとつとして捉えています。なので、今まで話したことをどれだけやれるかだと思います。

p class=”mt20″>――全員大事にはなってくると思いますが、インカレでキーパーソンを挙げるとしたら誰ですか

鈴木 俺。

高橋 ロイ。

鈴木 いや、お前は俺って言え。まあ自分じゃないですか?

高橋 かぶるのも嫌だから、キーパー頑張って欲しい。キーパーで試合の流れも変えられると思うので、頑張ってもらわないとダメですね。試合に出るプレーヤーは十何人もいますけどキーパーは一人だし他の人にできる仕事でもないので、そこはちゃんと最初から最後まで集中切らさず頑張ってくれたら必ず結果はついてくるとおもいます。

――インカレに向けての意気込みをお願いします

鈴木 特別な言葉がある訳じゃないですけど、秋リーグ優勝できなかった悔しさというのは皆胸に秘めてると思いますし、秋リーグは成長できて自信になった部分もあると思います。本当に今までの早稲田とは全然違うので、やっぱり学生ラストの大会で今まで一回も日本一というタイトルを取ったこともないですし、最高のこの仲間達と最高の結果で終わりたいという思いは強くあるので、死にものぐるいで必ず優勝するという気持ちだけです。

高橋 言えることは、早稲田が絶対優勝するので、最後まで応援して見ててください、それしかないです。

――ありがとうございました!

(取材・編集 佐々木一款、糸賀日向子)

胴上げを誓って絵で表現した高橋と、優勝への執念をにじませた鈴木

◆鈴木ロイ(すずき・ろい)(※写真右)

1996(平8)年4月15日生まれ。175センチ。79キロ。北海道・苫小牧東出身。教育学部4年。FW。高橋選手から「実はロイ自身もいじられたい」と暴露されてしまった鈴木選手。これを機に後輩たちにいじられて、チームの仲が深まることに期待です!

◆高橋寛伎(たかはし・ひろき)(※写真左)

1996(平8)年5月3日生まれ。169センチ。68キロ。東京インターハイスクール出身。国際教養学部4年。FW。鈴木選手からは「一緒になって悪さしてくれる」と紹介され、悪友としての絆で結ばれている高橋選手。誰よりも個々のポテンシャルを信じる高橋選手の声掛けで、チームの底力が爆発します!

« 特集に戻る