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2018.12.17

【連載】箱根事前特集『起死回生』第1回 相楽豊駅伝監督

 今季、苦戦が続いている早大長距離ブロック。その先頭に立ちチームを指揮してきた、相楽豊駅伝監督(平15人卒=福島・安積)は東京箱根間往復大学駅伝(箱根)を前に何を語るのか。今までのレースの振り返りから、箱根に向けての意気込みを伺った。

※この取材は11月25日に行われたものです。

「(夏合宿は)昨年以上で2年前のチームに近いような練習がこなせていました」

丁寧に質問に応じる相楽駅伝監督

――前回ゆっくりとお話が聞けたのが、夏合宿の2次合宿中でした。その後の夏合宿はいかがでしたか

 2.5次の立山合宿を挟んで、(3次合宿の)蔵王に行ったあたりから離脱していたメンバーも戻ってきました。岩手に行った時にはすべてのメンバーが練習を積める状態になっていました。その中で練習メニューの成果やタイムを例年と比べると、昨年以上であって2年前のチームに近いような練習がこなせていました。1、2次合宿の遅れを取り戻して例年並みに戻ってきたかんじでした。

――3次合宿には小澤選手(直人、スポ4=滋賀・草津東)や車田選手(颯、スポ4=福島・学法石川)といった4年生も戻ってきたようでした

 合流してAチームになんとか食らい付くというよりかは、4年生なので練習を引っ張っていたりチームの前で走ることも多かったので、駅伝は4年生が大事だと思っているので早大らしいチームになりつつあるなと感じていました。

――夏の練習で一番練習で調子の良かった選手というのは

 やはり継続して練習を積めていた中谷(雄飛、スポ1=長野・佐久長聖)とか千明(龍之佑、スポ1=群馬・東農大二)や半澤(黎斗、スポ1=福島・学法石川)や直希(太田直希、スポ1=静岡・浜松日体)です。やはり安定して走れていたと思います。

――千明選手は合宿の最後の方でケガをされたと聞きましたが、それによる遅れなどはありましたか

  重症ではないんですが、入学したときから高校のときに引きずっているものがあって。練習量が増えたり負荷が高くなると出てくる傾向にありました。その先には疲労骨折しかないので、春から調整してきたんですが、それが夏合宿の最後に出たとおいうことでした。抜いたりしていたんですがケガをした、というよりはケガをしないために休んだ方が大きく、良い練習をしているときもありましたが、抜かざるを得ないときもありました。

――Bチームの選手の成長はどのように見ていましたか

 ようやく一般入試で入ってきた3年生や4年生が、Bチームから力をつけて(駅伝メンバー争いに)絡んできたので、遠藤(宏夢、商3 =東京・国学院久我山)とか、伊澤(優人、社3=千葉・東海大浦安)とか真柄(光佑、スポ3=埼玉・西武文理)とかはケガから戻ったり、伸びてるということを感じながらやれていました。

――全カレ(日本学生対校選手権)の話になります。1万メートルには出場無し、5000メートル、3000メートル障害には合わせて4人ということで、振り返っていかがですか

 トラックシーズンに関してはケガ人が多く出たこともあって、そもそも標準記録に達していないメンバーが多かったです。ケガをしていてもエントリーをするという選手がいて、結局調整も合わなくて出れないということでした。太田(智樹、スポ3=静岡・浜松日体)がそうですね。5000メートル、3000メートル障害に関しては、春から走れていた下級生を中心に出場することになりました。

――その結果に関してはいかがでしょうか

 中谷に関しては合宿から調整して、調子の良い状態での出場でしたが、結果として春の失敗が続いていたこともあって、自信がなかったりしました。夏の練習も世界ジュニア(U20世界選手権)の疲労もあって遅くなってしまったので、それが悪い方向に出たかなと思います。千明は夏の練習ができていたので、調子が悪いと言っていた中でも、しっかりと粘って入賞するということができたので良かったと思います。

全カレで入賞した千明

「(全日本は)若いチームのもろさが出た」

――駅伝の話になります。出雲(出雲全日本大学選抜駅伝)の1週間前に世田谷競技会に出場されました。そこでは調子の良い選手が多かったように感じましたが、その後の出雲の調整はいかがでしたか

 これは今年変えたことです。直前まで合宿をしていた中で走らせた世田谷で自己ベストやセカンドベストで走れた選手がたくさんいて。合宿も手ごたえを得たものがいいかたちになりつつあるなと思っていたという状態で出雲を迎えました。当日の結果に関しては、エースの永山(博基、スポ4=鹿児島実)や太田智が不在だったということで、区間編成に悩んだことは事実です。ただ当日は、調子の良いメンバーでエントリーできたと思います。1年生に大事な1区を任せなければいけなくなって、脱水症状になってしまって。結果がああいう結果になってしまったのは、完全に私のミスだと思っています。反省はしていますが、外れた千明や吉田(匠、スポ2=京都・洛南)のコンディショニングを見ると、チームとしての出雲に向けてのアプローチは間違っていなかったのではないかなと思います。

――半澤選手の脱水症状の原因というのは緊張ということでしょうか

 緊張で普段の自分のリズムで準備ができなかったということがあると事後に聞きまして、事前に何度も確認して緊張すると思いケアをしていたんですが、私も甘かったと反省しています。

――出雲後のチームの雰囲気や全日本(全日本大学駅伝対校選手権)への練習というのはいかがでしたか

 全日本の距離が変わりましたが、出雲から全日本への流れというのは変えていません。ある程度、今までの練習に合わせてやっていて、途中の早稲田記録会(早大長距離競技会)を使って調整をしたというところを変えましたが、そこでもやっぱり自己記録更新だったり、内容が良かったのでいい準備はできていたと思います。ただ、本番は若いチームのもろさが出たのかなと思います。駅伝をちゃんとできたのは中谷だけで、柱になる選手がいなかったので、後手に回ったときに流れをうまく使えなかったり、自分の力が出せなかったりと悪い連鎖になってしまって。想定したよりも悪い結果になってしまったのかなと思います。

――若いチームだからということでしょうか

 夏合宿の頃から危惧はしていましたが、練習自体は過去のデータと比べてもそん色なくできているんですけど、経験値が無くて。また1年生中心のチームということで、全日本に関しても8区間中7区間が初出場、出雲も6区間中5区間が初めてということで。チームとしては連続出場しているチームですが、実際では初めて来たチームというところがありました。経験を踏んだところは良かったと思いますが、我々の持っている伝統の力というのがいい方向には働かなかったと思います。

――先ほど話にはありましたが、出雲と全日本の前に記録会を使った理由というのはいかがでしょうか

 全日本の距離が変更になって、短い区間が増えたということ。春シーズンはケガ人が多くて1万メートルの記録をしっかりと持っている選手が少なかったこと。若いチームということがあったので、練習の一環でしたがその中でも1万メートルの記録がこれくらいだ、というかたちに残した方が自信になるかなと思って実施しました。

――実際にはいかがでしょうか

 こちらの意図した内容のレースができたので、その中でも自己記録になったのは良かったと思います。世田谷からの出雲で失敗したところもあったので、満足して油断しないようにという危機感も合わせて持っていました。今回の選択は間違っていないと思います。

――車田選手が全日本の直前で調子を落とされたということで、そちらに関しては

 チームに合流して日が浅くて、練習ができる体がまだできていなかったので、レースで好記録を連発して練習も良い練習ができていたんですが、私も本人も思っていた以上に疲労が出てきてしまって。ガクンと落としてしまったので、大事をとったというかたちです。

――全日本後のチームの雰囲気は

 やはり、ショックが大きかったと思います。史上最低順位を取ってしまいましたし、レースの中でも中谷以外で区間順位が2桁ということで力も無いですし、自分たちのレースができなかったので、力が足りないことと自分たちの認識不足があって。非常に苦しんだところはありましたが、原点に立ち返って、練習は嘘をつかないというところですね。箱根に関しては、ノウハウをしっかりと持っていますので、そこに関しては学生とも個別に話しています。反省するべきところは反省して、やれていることも出雲、全日本とあったと思いますので、それを自信にして準備に入ろうということでチームを盛り上げた、というか流れを変えられたと思います。

――駅伝二つとも重要区間を1年生が走ることが多かったと思います。走り自体を振り返っていかがでしょうか

 中谷は自分の力を出して走ってくれたと思いますし、彼の目指しているところやポテンシャルからしたら、もっと詰めるところはあったと思います。千明についてはデビュー戦となった全日本では最低限の仕事はしてくれましたけど、彼の持ってる能力やレースプランからすると、それはできなかったので中谷に負けないような活躍をしてほしいと思います。半澤については出雲からの立ち直りに時間がかかったんですけど、今後早大の核になっていく選手ですので、そういう経験を積みかさねて練習で埋めていってほしいと思います。太田直は出雲も全日本も1年生にしては及第点でしたが、『1年生にしては』という枕詞を使わないと良くなかったということになります。来年以降はチームの主力になりますし、駅伝もチームの代表として出るならば、1年生だからこれで良いというのは無いので、彼にはそこに対して悔しい思いを持っていると思うので、今後の飛躍に期待したいと思います。

――太田直選手に関しては入学当初より、自己記録も大幅に更新されたりと、力をつけていると感じましたがいかがでしょうか

 少し大学と高校の環境の違いで、兄(太田智)も順応するのに時間がかかった経緯があったので、直希に関しても気を付けていたんですが、私が思っていたよりは早く芽を出してきたので、今、代表として走らせていますけどそこは彼の頑張りの成果だと思います。ただ、駅伝にはまだ力が足りないことは事実なので、今このチームの代表として出れていることに満足してほしくないと思います。

――上尾ハーフ(上尾シティマラソン)ではBチーム上がりの真柄選手や伊澤選手の台頭が見られました

 今年のチームが発足した当初は非常に若いチームでしたので、出雲と全日本の方がある程度戦いやすくて、箱根は上級生が出てこないと厳しいと思っていました。出雲と全日本は下級生中心となりましたが、3、4年生の一般入学の子たちが20キロになれば戦えるというのがチームにとっても大きな成果ですし、勇気をもらえたと思います。

――真柄選手について夏頃はケガをされていたんでしょうか

 関東インカレ(関東学生対校選手権)が終わって、夏までずっと続いていました。そんなに本人も無理している感じではなく軽いのかと思っていましたが、ケガが長引いてしまったという感じです。

――ケガ明けでもしっかり走って、ケガ明けでもしっかり走って、というところが続いていると感じます

 能力もありますし、本番に強いというところが本人の強みではあります。ただ、準備をしっかりとしてそれをつなげていかないと更なる高みにはいかないよね、といった話はしています。上尾を走って自己記録も出しましたが箱根で戦うにはまだ力が足りないということは話しましたので、ここに満足してほしくないと思っています。

――初ハーフだった、新迫選手(志希、スポ3=広島・世羅)や宍倉選手(健浩、スポ2=東京・早実)、1年生に関してはいかがでしょうか

 今回は選手ごとにテーマを設定して、箱根前にチャレンジできる最後のレースなので、前半から突っ込ませる選手がいたり故障の可能性がある選手は後ろからいかせたりと、評価は難しいところはあります。新迫については20キロ走れることが確認できたことは良かったです。彼のレーススタイルである、前半から速いペースでいくということが出せなかったというところが課題かなと思います。1年生に関しては10キロから15キロで落ち込みが出ているのは間違いないので、これからの1カ月で埋めていかないといけないと思います。

全日本のゴール後、悔しい表情を浮かべる清水(左から2番目)ら早大メンバー

チームの強みはポテンシャル

――箱根の話になります。集中練習は今日(11月25日)からということですが

 上尾のダメージがあったりとチームとして一丸となって集中練習がスタートしたわけではないので、ここからの1、2週間がすごく重要になってくると思います。今の時点で永山も太田智も走り始めていて、誰かがケガで練習ができないという選手がいなくなりましたので、出雲と全日本ではできませんでしたが、このチームのベストなメンバーがケガすることなくベストな状態で試合に出るというシンプルな目標を達成できるようにやっていきたいと思っています。

――永山選手の話もありましたが、現在の状態だったりこれからの練習の見通しというのはいかがでしょうか

 真柄じゃないですが思った以上にケガが治るのに時間がかかってしまって。彼の中でも最も長い期間のケガだったと思います。今はそれが嘘かのように練習ができています。ただ、休んだ期間が長かったのでここからは慎重に彼の体を見ながら作っていこうと思います。思ったよりも順調に戻ってきていると思います。

――太田智選手はいかがでしょうか

 智樹も6月から痛みがあったんですが、走らない期間を多く作って休ませたんですけど、良くならなくて。時間が無いということで走ってはいるんですが、順調に痛みは引いてきてはいるんですが、太田智の方がケアが必要だと思っています。

――昨年と大きく違うのは、安井選手(雄一前駅伝主将、平30スポ卒=現トヨタ自動車)の卒業で山の5区がいないことだと思います

 どうしても経験者がおらず、強みだった区間がいなくなるのは、正直痛いところはあります。去年よりチームの層が厚くなっていますので、複数人でチャレンジしていますので、安井の穴を埋める選手が出てきてくれたらいいと思います。

――下りに関しては、経験者の渕田選手(拓臣、スポ2=京都・桂)や昨年名前に挙がっていた小澤選手がいると思います

 下りに関しては経験者や準備していた選手が残っていますので、下りに関しては去年以上の成果が出ると思っています。ただ、去年も渕田には言いましたが、シード校の中では60分切れなかった学校の1つですし、シード圏内、上位であれば最低限いかないといけないタイムはあるので、去年と同じだと戦えないと話しています。小澤にしても渕田にしても高いものを求めてほしいと思います。

――これまでの駅伝は1年生が中心でした。以前、箱根は上級生が中心という話でしたが、現在はいかがでしょうか

 その通り変わっていません。4年生では小澤が帰ってきて、3年生では一般入試組も上がってきたので、春には想像してなかったくらい上級生の頑張りが出ています。1、2年生も能力が高いのは事実なので、これからの1カ月で春や出雲、全日本でできなかった、チーム内競争を活性化していきたいと思います。また、ベストなメンバーがケガをせず、練習ができて、その競争環境の中で選ばれた10人がスタートに立つということかなと思います。

――小澤選手が今年になって駅伝を二つ走られていますが、これまでの練習を踏まえていかがでしょうか

 ケガや不調で苦しんでいる期間が多かったんですが、その中でも腐らずにやってきたのが成果につながっているのは間違いないです。ハーフも1万メートルも自己記録を更新していて早大の4年生というのを体現してくれています。ただ、厳しいようですが出雲、全日本と出ただけになっているので、1カ月でチームを引っ張るような4年生として箱根を迎えてほしいと期待しています。

――清水選手(歓太、スポ4=群馬・中央中教校)が駅伝主将ですが、駅伝主将となって変わった部分というのは監督から見ていかがでしょうか

 良くも悪くも隙があるキャプテンだったので、みんなから愛されながらもレースではここ一番で外すことが多くて。そこに関しては本人も私も危機感がありましたが、夏以降は変わって、厳しいことを言ってくれたり率先して引っ張ってくれたりと、自覚が出てきています。出雲、全日本の結果で一番危機感が出ているのが清水なので、箱根は長いレンジになって彼の得意な距離ですから、昨年のような活躍もそうですしそこまでの練習もこのチームを引っ張って、チームをまとめてほしいと思います。

――中谷選手の話になります。本人から何度か話になりましたが、箱根の距離の練習は控えたいということで、現在の練習はどういったものでしょうか

 トラックで世界と戦いたいということで入学してきて、それはもちろん最優先です。ただ、駅伝を使って強化するという考え方も間違いなくあって、早大で見ても竹澤健介(平21スポ卒=兵庫・報徳学園)や大迫傑(平26スポ卒=現ナイキ・オレゴン・プロジェクト)が駅伝を使って強化していったことは間違いなくて。5000メートルでも1万メートルでもこの春見ると、ポテンシャルはもちろん高いですが、まだ学生レベルにとどまっていて。世界大会に行けば予選、決勝があったり、レースを連発して走ることがあったり、レースの中でペースの上げ下げがあったりとタフさを要求されることは間違いありません。この時期に1カ月に一本というのは負担のかかることではありますが、駅伝を使って強化していくことは彼とも共有できているので、箱根についても出るのであれば何となくつなぐのではなく世界に行く選手のレベルをする必要があるのではないかと思います。本人もそこについては同意をしていますので、箱根に向かって練習では距離を伸ばしながらやっているという状況です。

――練習メニューは周りと少し違うということでしょうか

 高校時代と比べると練習量が一気に増えてしまうことがあるので、彼のよさを最大限に生かしながらやりたいと思っていますので、チームの中で練習メニューも出たり入ったりということをしながら箱根に向けて準備しているという状況です。

――テレビで拝見したんですが、1年時の大迫選手より今の中谷選手の方が強い、ということでした

 ちょっと違うんですけど(笑)。正確に言うと竹澤もいて大迫もいて中谷はタイプも違うのでその中で竹澤や大迫より優れている部分もあります、と言ったつもりだったんですが(笑)。総合的に見てタイプは違うので、どっちが強いというのは言えませんが、従来の1年生よりは明らかに能力も力もあるのは事実です。

――箱根の目標は『3位以内』ということですが、現在はいかがでしょうか

 そこは変えるつもりはありません。長い距離で強いチームですし3位を狙って3番になるわけではなくて。青学大、東洋大、東海大の3つは我々とは違うレースをしていることは間違いなくて。そこにチャレンジするのが早大なので、3番以上ということでやるからには優勝候補のチームと肩並べて走る準備をしないとしっかりと走れないと思いますし、その準備を1カ月やっていきたいと思います。

――今のチームの強みというのは

 ポテンシャルですね。若いからこそのもろさがあるとマイナスな面で話をしましたが、若いからこそ伸びしろもすごくて。夏合宿の間でも2カ月で急激に成長しましたし、この2つの駅伝でも自己記録を大きく更新する選手が次々に出ているので、従来のチームよりは未熟だった分、成長しているのが日に日に手に取って分かるんですね。それが1カ月の集中練習でどれだけのポテンシャルを引き出せるかが可能性であり強みであり、弱さでもあります。

――4年生の代はケガが多かったのかなと思いますが、4年生の代に対する思いというのは

 1、2年生は順調だったかなと思いますが、3年生の時はほとんど機能しなかったので、それが今年の春まで出ていたので。ケガが多くなってしまったかなと思います。ケガがいいことではないですが、必ず競技者にとって苦しいことを経て成長することは間違いないので、今となってはケガで精神的に成長してきたところもあると思います。最後の箱根に関してはケガすることなく、全員が正月を迎えられればいいかなと思います。

――今のチームカラーというのは

 去年よりはおとなしくはないんですが、下級生中心にやんちゃな子たちもいるんですが。やはり若いというところですね。合宿でも遠征でも、1、2年生が半分以上ということが続いているので。上級生も引いちゃいますし、私もついていけない部分もあるので(笑)。フレッシュな感じがカラーだと思います。

――箱根に向けて1カ月というところで、これから必要なことというのは

 1つはこの二つの駅伝で上位校との差を感じたのは、ゲームチェンジャーと呼ばれる大砲が中谷しかいないことが分かりました。それでは戦えないことは分かったので、そういう選手が何人出てくるかということと、そういうポテンシャルを持った選手がいることも事実でそれが出てくるかというところだと思います。ここにきてチームの底上げは去年より進んでいるので、チームの競争はあるんですが、上位校と比べるとそこまででもないので、チームの底上げもカギになってくると思います。つなぎの区間を無くすことがエースの育成と同じくらい大事だと思っています。

――箱根に向けての意気込みをお願いします

 この二つの駅伝を終えて、達成感や充実感は全くなくて歯がゆい思いをしたので、最後には早大らしい駅伝を出して目標達成できるように頑張りたいと思います。

――ありがとうございました!

(取材・編集 平松史帆)

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