ハンドボール部

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2018.11.07

【連載】インカレ直前特集『証』 第6回 山﨑純平×伊舎堂博武×小畠夕輝

 選手対談の最後を飾るのはワセダが誇る最強フローター陣・山﨑純平主将(社4=岩手・不来方)、伊舎堂博武副将(社4=沖縄・興南)、小畠夕輝(スポ4=岡山・総社)の3人だ。4年生として集大成の全日本学生選手権(インカレ)に臨む心境を語っていただいた。

※この取材は10月16日に行われたものです。

「恩返していきたい」(伊舎堂)

伊舎堂は秋季リーグの悔しさを弾みにインカレでの躍進を誓った

――秋季リーグ(関東学生秋季リーグ)を振り返っていかがですか

小畠 結果からも出ているように、序盤の4戦でかなり足踏みというか出だしが悪くて。すごく流れが悪かった中で4連勝できたのはそこは良かったんですけど、最終戦で負けてしまっていろいろ課題が出たかなという印象です。

山﨑 小畠も言ったように、負けた後に勝てたというのは評価していいと思うんですけど、負けている試合を考えると、まだまだ自分たちの力不足を痛感させられたので、それが明確になったリーグですね。

伊舎堂 …印象?

山﨑 振り返りだよ。聞いてねえじゃん(笑)。

伊舎堂 春リーグで優勝という結果を残して、若干浮かれていたのかなという印象の結果で。振り返ってみたら確かにそうだなという点もあったし、インカレじゃなくて秋リーグの早い段階で自分たちの悪いところというか課題が明確にできたので、良くも悪くもないリーグだったと思います。

――個人としてはいかがですか

小畠 個人としても最初の4連戦は本当に不甲斐ないプレーが多くて。得点も日大戦は0点だったし、個人的には100点中の0点の評価です。その後は盛り返しつつはあるんですけど、リーグ通してのシュート決定率を出したときに、自分のシュート本数が多い分成功率も低かったので、自分の課題もいっぱい出たリーグだと思います。

山﨑 ケガで離脱してしまったのが自分のとしては不甲斐ないところで。復帰してからも厳しい局面でもっとチームを引っ張れるプレーができたと思うので、そこは悔しい気持ちでいっぱいです。ポジションとしてはセンターとしてもう少しオフェンスでリズムをつくることをしなければならなかったので、そこは反省したいと思います。

伊舎堂 チームを引っ張れるほどの得点能力もなくて、競っている試合で1点欲しいときに点数を取れなかったです。春リーグは魅せるプレーを意識してやっていた分、秋リーグはそこの意識が少なくて、チームの雰囲気やモチベーションを上げ切れなかったというのも心のどこかでは思っています。周りを生かそうと思って、自分の得点に対する気持ちが少し薄れていって、どこかに頼ってしまっているというのも悪いところではありました。残り少ない時間だけどそこもしっかり改善して自分も周りもバランスよく点数が取れるように、また魅せるプレーをインカレではどんどん増やしていけるようにやっていきたいなと思います。

――最後のリーグ戦でしたが今までと違った意識はありましたか

小畠 最後だからというのもあるんですけど、今までと一番違ったのが、春リーグ優勝していたというので(秋季リーグへの)気持ちのもっていき方がすごく難しかったかなという印象があって。最初4戦で勝ちなしというのも初めてだったし、そういう意味ではすごく苦しいリーグだったと思いますね。最後でこういうリーグになったのはすごく残念なんですけど、そういった感じですね。

山﨑 そんなに意識という意識はなかったんですけど、まあ4年生は最後だし、自分の中では楽しもうとしていました。春に優勝した分難しいリーグになるとは想定はしていたんですけど、やっぱり難しかったという印象がありますね。

伊舎堂 1年生からずっと試合出してもらって、いろいろ経験させてもらったというのもあって、最終学年として今までのモチベーションビデオとかも振り返って見てみると思うところがいろいろあります。自分のためにもやらないといけないんですけど、今まで支えてくれたり応援してくれたりした人たちのためにも、秋リーグでしっかりプレーで恩返しできるように意識はしていました。けど上手く結果につながらなかったというのは自分の実力不足だしやっぱり悔しいので、この気持ちを忘れずにインカレに向けて後悔のないようなプレーで恩返ししていきたいし、後悔のないような大学ハンドボールをしていきたいと思います。

――お二人(山﨑、伊舎堂)は主将、副将として心掛けていたことはありますか

山﨑 博武(伊舎堂)も含めて、やっぱり上級生が『ワセダらしさ』ということをすごく言うと思うんですけど、言う分自分自身が『ワセダらしさ』を一番にやらないといけないと意識していました。僕らは最後ですけど、ワセダのハンドボールはずっと続いていくわけだし、それも含めて後輩たちにはそういう姿勢を続けてほしいと思っているので、そういうことも含めて自分自身が一番に『ワセダらしさ』を体現するということは心掛けていたというか、そういう気持ちでやっていました。

伊舎堂 副将や主将という役柄に今までついたことがなかったから、何をすればいいのか全然わからなかったけど、とりあえず主将がチームの中で上にいて、それを支えていけるようにというか、主将だけの負担にならないようにコミュニケーションなど、自分にできることを考えながらやっていましたね。

――小畠選手から見て二人は主将、副将としていかがですか

小畠 うちのチームとしては主将が、副将が、というのではなくて、チーム全体で言いたいことを言い合えるというか、一人一人が考えたことを練習中にどんどん言っていけるようなチームだと思うので、二人が特別というわけじゃなくて。もちろん自分もですけど、全員でチームを引っ張れる、まとまれるようなチームだと思うし、もっとそうあるべきだと思います。

――リーグ終わってからの練習の雰囲気はいかがですか

小畠 …。

山﨑 お前だよ(笑)。

小畠 たまには左から。

山﨑 いいから言えよ(笑)。

小畠 リーグが終わって今は結構ウエイトとかが多いです。リーグオフが終わってから切り替えというか、ちょっと(気持ちが)抜けた部分が見受けられるんですけど、インカレに向けてこれからどんどんモチベーションを上げなければならないです。ここからの練習がすべてインカレに出ると思うので、本当に気を引き締めて一つ一つやっていきたいですね。

山﨑 まだまだ一人一人の意識や自覚が足りないと思っていて、そこは絶対上げていかないとインカレも勝てないし、良い結果にもつながらないと思うので、そこはやっていかなければならないというのが一つです。あとはリーグが終わってチームでミーティングして課題も明確に出て、そこに自分たちがどれだけ向き合って改善できるかだけだと思うので、徹底的に詰めてやっていきたいと思います。

伊舎堂 残り1カ月ない期間で、4年生が教えられることはそんなにないと思うし、あとは後輩たちが僕たちの背中とか姿勢を自分の目で見て、受け継いでもらうというか学んでもらえればいいなと思っています。その分4年生もその責任をしっかり持ってこの期間気を引き締めてやっていかないといけないなと思いました。

「信用してないわけじゃないから(笑)」(小畠)

プレースタイルについて話す小畠

――隣り合うポジションでプレーされると思いますが、お互いのプレーの印象を教えてください

山﨑 4年間答え続けている気がする(笑)。

伊舎堂 絶対悪いこと言われる。

――まず、小畠選手への印象をお願いします

山﨑 (小畠は)得点能力は見てもわかる通りすごくあるプレーヤーだと思います。あとはムラ?(笑)。得点力がある分マークも集まると思うので、そのときに周りを生かすとか自分で打開してくれるとかをインカレでは強く望んでいます。印象的には得点能力が高い、で(勢いに)乗ったときには止められないと思います。

伊舎堂 純平(山﨑)も言ったように得点能力は春で証明されているというか、チーム内でもトップの点数を取っていたし、小畠が自分の持っている力をもっと自覚して少しでも周りを頼るようになれば、チームプレーが増えていくのかなと思っています。得点能力があって打開もできるし、小畠のプレーを信じているからこそ、周りを信用していいんじゃないかと思います。

小畠 信用はしているけど能力的にパスをさばけないみたいなところはあります。

山﨑 自分でまとめた(笑)。

小畠 信用してないわけじゃないから(笑)。

――次に山﨑選手への印象をお願いします

小畠 純平はすごくディフェンスが良いイメージがあって、僕と純平で隣り合ってディフェンスしていたんですけど、安心感というか。チームで左の3枚目が一番上手いイメージがあります。

伊舎堂 コートに入ったときのキャプテン心は強いと思うし、チームが乗り切れないときに自分でどうにかしようと考えているというか、そういう姿勢が頼りになるキャプテンだと思います。

山﨑 へえー(笑)。

伊舎堂 純平も小畠も、強いロングシュートとか、誰しもが持てる武器ではないものを持っています。まあキャプテン心が強くて頼りになります。

――これを聞いて山﨑選手はいかがでしょうか

山﨑 ありがとうございます。

伊舎堂 終わり!?めちゃくちゃ薄いじゃん。(笑)

山﨑 (笑)。こうやって言われる分、頑張らなきゃというのはあります。

――最後に伊舎堂選手への印象をお願いします

小畠 博武はシュートがないように見せかけてシュートを決めるみたいな、会場が「おお」となるようなプレーがすごく得意ですね。癖のあるじゃないですけど、常識を破ったプレーが印象的です。

山﨑 周りを生かすのがすごく上手なプレーヤーで、博武からつくる展開も多いですし博武からパスに落ちる展開もすごく多いので、器用だし自分でも言っていたけど魅せるプレー、ワンプレーで引っ張ってくれる選手だと思います。

――これを聞いて伊舎堂選手はいかがですか

伊舎堂 特にないです。

一同 (笑)。

みんなゲーム好き?

仲の良い部員を聞かれ、自分たちだと答えた3人

――プレー以外の印象はいかがでしょうか

山﨑 プレー以外の君たちの印象はゲームしてるしかない(笑)。

伊舎堂 あかん。早スポに載るやん。

一同 (笑)。

伊舎堂 まあeスポーツが好きなので。

小畠 言い方(笑)。

――ゲームはみなさんされるのでしょうか

小畠 博武と俺はやっているゲームは違うけど、まあ、するかな。

――後輩ともやられますか

小畠 そうですね。

山﨑 みんなやってる(笑)。

伊舎堂 慎太郎(佐藤、社3=福岡・西南学院)とやってる。

小畠 俺は清原(秀介、商3=東京・早実)とか奈音(永田、スポ4=小林秀峰)とか、原(遼太、スポ2=岡山・総社)ちゃん、空(菅野、教2=神奈川・川和)、鮎川(優毅、人2=東京・東学大附)と荒野行動をやっています。

伊舎堂 最近はCOD(Call of Duty)だけど、マイクラ(マインクラフト)とか。ゲームの内容にもよるけど、のんびりやったりオンラインで激しい戦いをやったりです。あとはたまに本を読んだり。

山﨑 嘘つけ(笑)。そういうのいいから(笑)。

伊舎堂 まあ趣味は…ゲームだな。

山﨑 結局な(笑)。

――オフの日もあまり外に行くことはないでしょうか

小畠 純平は彼女さんと仲良くVR ZONEに行っていました。

伊舎堂 インスタで監視されてるからね。

小畠 行ってみてどうでしたか。

山﨑 書けるかそんなの(笑)。

小畠 俺も行きたいんだよね。

山﨑 普通におもしろかったけど恐怖体験みたいな感じで、一人が捕まって一人が道案内で誘導するんだけど、俺が一人で勝手に進んじゃって二人とも殺された(笑)。ゲームの趣旨を理解してなかった。

伊舎堂 VR年内に買うわ。

山﨑 買う!?

伊舎堂 VRでゲームする。

山﨑 (笑)。でもめっちゃリアルだったよ。

小畠 なんぼ?

山﨑 何ゲームやるかにもよるけど、6ゲームで6000円くらい。2000円くらいしかやらなかったけど。ええねんこの話は(笑)。

伊舎堂 どうでもいいな(笑)。

――4年生で遊びにいくことはありますか

山﨑 もうなくなったよね。

伊舎堂 飲みにいくくらい。

小畠 カラオケとかも絶対行かない。前リーグの打ち上げで飲みの流れでは行ったけど。

山﨑 みんな年で。そんなアクティブに活動しなくなって、良い意味で落ち着いた。良い意味かわからないけど(笑)。

伊舎堂 俺は学校だからさ。

山﨑・小畠 (笑)。

伊舎堂 毎日学校だから。

小畠 あしたも5限だもんね。

伊舎堂 あしたは2、5。

山﨑 空コマで本読むんでしょ?

伊舎堂 攻略本読む。

山﨑 ダメだ(笑)。

――4年生で特に仲良い部員はいますか

山﨑 俺は特にいないんだよな。

小畠 逆に悪い方から言っていけば?

山﨑 やめろ(笑)。

伊舎堂 (仲良いのは)俺らじゃね。

小畠 進(荒木監督、平5人卒=熊本市立商)さん飲みメンだね。監督と飲みにいくときはこの3人は確定でいって、最近はゲストを呼んでいます。

山﨑 この3人は結構飲んでいますね。

――監督さんとはどのような話をされますか

伊舎堂 ひたすらハンドボールの話です。

小畠 ハンドボールからしょうもない話まで。

山﨑 やめとけ(笑)。

――4年生の中でムードメーカーは誰でしょうか

山﨑 颯馬(三輪、スポ4=愛知)ですかね。

小畠 4-4の連続速攻のときとかすごく声を出しているイメージはありますね。

山﨑 彼(三輪)も責任感が強い人なので、自分の役割もわかっていると思いますし、すごく盛り上げてくれますね。

小畠 純平はムードメーカー系キャプテンじゃないもんね。

伊舎堂 ムードメーカー系キャプテン(笑)。

山﨑 新しい単語なんだけど(笑)。

――他の学年では仲の良い部員はいますか

伊舎堂 ゲーム友達だな。4、5人。普通にご飯とかも行くけど。

山﨑 お前(小畠)は清原大好きなだもんな。

伊舎堂 それはコンプラ。

小畠 そんなコンプラ入るようなことじゃない(笑)。基本的に荒野行動しています。あとご飯食べに行きました。

山﨑 あれリーグオフ?

小畠 うん。3日オフの水曜日。…まあちょっとお金を使ってね。

山﨑 そういうのはいらないんだよ(笑)。

――他の4年生の中で入れ替ってみたい部員はいますか

小畠 「入れ替わってる!?」

山﨑 前前前世みたいな(笑)。

小畠 僕は颯馬と入れ替わってあのスピード感を味わいたいです。目線が低いと体感スピードも速いらしいので、科学的にも。

山﨑 何が科学的だよ。うるせえよ(笑)。

小畠 すごく速いんだろうなって。颯馬号に乗ってみたいです。

山﨑 俺は博武かもしれない。ぎっちょになりたいんだよね。世界観を変えてみたい。

伊舎堂 大変だよ俺の世界観は。みんなと違うからね。

山﨑 本当かそれ(笑)。

伊舎堂 じゃあ俺は四十宮(実成、政経4=徳島市立)にしておくわ。

一同 (笑)。

伊舎堂 やっぱり目線が高いからね。

山﨑 視野がどれだけ変わるかだね(笑)。

伊舎堂 うん。違う景色を見てみたい。

一同 (笑)。

「チーム全員で戦っていきたい」(山﨑)

ワセダのハンドボール部で、人として成長できたと話す山﨑

――最後にインカレの話に移りたいと思います。組み合わせをご覧になっていかがですか

伊舎堂 リーグ戦でボロ負けしている筑波大のブロックに入っているというのもあって、そこを強く意識してしまって1回戦、2回戦の対戦相手のことを見落としがちになりそうなので、まずは目先からしっかり対応していかないと思います。上手く勝ち進んでいけば筑波大と当たるので、そこで自分たちの最高のパフォーマンスができれば、その後は波に乗っていけるチームだと思うので、そこさえ乗り切ってしまえば(優勝を)狙えるかなと思います。

山﨑 順当にいけば筑波大と当たるんですけど、博武も言ったようにまず一戦一戦という思いがあります。どれだけ乗れるかが短期決戦では重要なので、どういうかたちで1回戦2回戦を戦えるかは筑波大や準決勝、決勝を戦う上で大事になってくるので、インカレの入り方は重要だと思います。

小畠 個人的には初戦がIPU(環太平洋大)なのは地元が岡山なので、地元の大学と当たれてシンプルにうれしいです。知り合いもいっぱいいるので、知り合いぶっつぶして。

山﨑 ぶっつぶすって(笑)。

小畠 まあ知り合いはあまり出ていないんですけど、すごく楽しみではあります。2回戦は多分大同大ですけど、大同大が3-3ディフェンスを敷いてきて、ワセダは苦手意識があります。練習試合でも簡単に勝てる相手ではなかったです。さっき(二人は)筑波大のことを言ってくれましたが、ワセダはここ2年2回戦で敗退しているので僕は2回戦を大事にしていきたいというか対策が必要だなと思います。でもその後はノリでいければいいかなと。

山﨑・伊舎堂 …(笑)。

小畠 流れに乗れたら多分強いので。

伊舎堂 そう、そういうこと。

山﨑 ノリじゃない。流れって言ってほしかった(笑)。

小畠 流れに乗れたら強いチームだと思うので、乗れるように頑張りたいです。

――自分が出場したときに見てほしいアピールポイントを教えてください。

伊舎堂 俺はもうペナルティ(スロー)で。いろいろやってきたけど、アイデアがあるので。

山﨑 決めろよ(笑)?

伊舎堂 外したこと一回しかないから。ペナルティでチームも会場も沸かせられるぐらいのプレーをしたいと思います。

山﨑 ポストシュートですかね(笑)。

小畠 練習やってるもんね。

一同 (笑)。

小畠 俺はフィジカルを生かしたプレーですかね。ウエイトをすごく頑張っているので、つかまれても(シュートが)入っちゃうみたいな。そういうプレーが得意なのでそういうところですかね。

山﨑 なんだろう。

伊舎堂 12メートルくらいから打つロングシュート。

山﨑 自己最速の103マイル(笑)。

小畠 野球かい(笑)。

山﨑 やっぱりロングシュートですかね。

伊舎堂 ディフェンスは?ディフェンス褒められたんだから。

山﨑 ディフェンスですかね。

伊舎堂 どっちだよ。

小畠 言わされた感(笑)。

山﨑 まあ真ん中を守っていて、真ん中が崩壊したら絶対勝てないのでまずはディフェンスを見てほしいです。

――ワセダのハンドボール部での4年間を振り返っていかがですか

伊舎堂 僕は波乱万丈でしたね。

山﨑 まとめた(笑)。

伊舎堂 僕の場合休部とかあってゴタゴタしていたんですけど、それでも最後こうやってインカレに出られるので、去年今年で先輩たちを思う気持ちがたくさんあります。本当にいろいろあったおかげで濃い4年間のハンドボール生活だったし、いろいろな人に支えられているなと休部したときからたくさん感じてきました。そういう思いへしっかりとプレーで結果を出して、ワセダのハンドボールに良い結果のかたちというか、まあ優勝って言いたいんだけど、恩返ししたいと思います。

小畠 …俺トリ?俺から言うわ。

山﨑 俺から言うわ。

小畠 いや俺から言う。

山﨑 (小畠を無視して)あのー。

一同 (笑)。

山﨑 4年間ハンドボール部にいて、人として成長できたのが一番にあります。いろいろな人の考え方とか上4つ下3つと関わってきて、環境にもまれるじゃないですけど、濃い4年間だったなというのがあって。OBとかOGとか先輩たちが来てくれたりいろいろと援助してくれたり、ワセダは卒業しても全員で戦っているなというか、すごくいいチームというか。上から下まで…。

小畠 縦のつながりです。

山﨑 縦のつながりです。それです(笑)。すごく良い関係の縦のつながりができているなと4年間で感じました。

小畠 純平が縦のつながりを言ってくれたので、僕は横のつながりを。今はもうスポーツ推薦がないじゃないですか。スポーツ推薦がない中で、今の4年生がこれだけ集まったのはすごい奇跡だと思うし、本当にこのメンバーで良かったなと思えるような4年間でした。まだ終わってないけど。

山﨑 今、インカレ後のコメントだったよ(笑)。

一同 (笑)。

小畠 本当に優勝も見えるし、本当に同期には感謝しています。

山﨑 (笑)。まだ泣けない泣けない(笑)。

小畠 そう言えるように優勝したいと思います。はい。

――最後にインカレに向けて意気込みをお願いします。

伊舎堂 大学生活最後のハンドボールになるので、個人としてプレーの後悔はしたくなくて。二人とも言ってくれたように、本当にいろいろな人に支えられているし、同期にも恵まれているし、練習にも付き合ってくれる後輩にも恵まれているし、本当にいいチームだなと今は思っているので、その思いをしっかりとプレーに変えて、みんなを笑顔にできるようにチーム一丸となって頑張っていきたいと思います

山﨑 (伊舎堂と)同じような内容のことも思っていますし、戦術面とかでいったらもう、インカレに向けて残り3週間どれだけ一人一人が向き合えるかになってくると思います。出た課題を一つ一つどうつぶしていくかだと思うので、大学生活のハンドボールの集大成としてしっかり臨めるように、3週間、そしてインカレの5日間チーム全員で戦っていきたいと思います。

小畠 なんか、言うことないな。

伊舎堂 大トリや、大トリ。

山﨑 「頑張りたいっす」とか言えば(笑)?

小畠 まあ、頑張るか。

一同 (笑)。

伊舎堂 消されるよ。全コメント消される(笑)。

山﨑 二人みたいな(笑)。いなかったことにされる(笑)。

小畠 このチームの最後の戦いになるから、本当に後悔のないように。これからの練習もそうだし、試合も一個一個のプレーで緊張することになるかもしれないけど、4年生、僕の場合はハンドボール人生最後だし、一番思いの強い特別な大会になると思うので、本当に後悔のないように出し切りたいと思います。

――ありがとうございました!

(取材・編集 小松純也 白石智奈美)

囲われている文字を合わせて読んでみると…

◆山﨑純平(やまざき・じゅんぺい)(写真中央)

1996(平8)年10月12日生まれ。岩手・不来方高出身。社会科学部4年。コートの中央でゲームを支配するワセダセブンの司令塔。プレーだけでなく確かなキャプテンシーで個性派のタレント集団を束ねてきました。絶対的支柱として、最たる覚悟を胸に決戦の地へ乗り込みます!

◆伊舎堂博武(いしゃどう・ひろむ)(写真右)

1996(平8)年5月16日生まれ。沖縄・興南高出身。社会科学部4年。決して真似できないセンスが光る唯一無二のレフティー。創造性に富んだプレーで見るものを魅了してきました。支えてくれた方への『恩返し』として、優勝という結果をたたき出します!

◆小畠夕輝(こばたけ・ゆうき)(写真左)

1996(平8)年7月7日生まれ。岡山・総社高出身。スポーツ科学部4年。遠くからでも目の覚めるようなシュートを突き刺すチームのエース。波に乗ったら止められない破壊力を持ち合わせます。自身のハンドボール人生最後の大会で有終の美を飾ります!

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