ハンドボール部

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2018.11.05

【連載】インカレ直前特集『彩』 第3回 江島朋夏×金庭亜季×鳥平知穂

 共に時間を過ごすにつれ結束を強めてきた4年生。第3回は江島朋夏(スポ4=東京・佼成学園女)、金庭亜季(社4=群馬・富岡東)、鳥平知穂(スポ4=大阪・四天王寺)の3人の4年生にワセダで過ごした4年間を振り返っていただきました!

※この取材は10月14日に行われたものです。

「チームの勝ちにはすごくこだわっている」(鳥平)

秋季リーグを振り返る鳥平

――関東学生秋季リーグ(秋季リーグ)の振り返りをお願いします

金庭 前半戦が、2連チャンの試合で、いつも土曜日は良い試合するのに日曜日は勝てないみたいな感じが続いていて。台風とかもあったので、最後また2連チャンで戦えることになって、「良い練習になるね」って言ってたんですけど、結局また日曜日も負けてしまって。インカレ(全日本学生選手権)は毎日続くから、連日試合になった時に勝ち続けられない。それに対して弱いというのが課題だと思いました。あと立ち上がりが基本的に悪くて、スタートダッシュを切れないというのもチームとしての課題です。でも良いところとして評価を挙げるとしたら上位リーグのチームに対しても土曜日はしっかり戦えたということがあって。下位リーグのチーム相手にもしっかりそれが出せたら順位ももっと上がったなと。インカレでは相手が日に日に強くなっていくので、気持ちを上げていきたいと思います。

鳥平 チームとして目標が3位以上というところだったので、その目標を達成できなかったというのが私は一番悔しいなと思います。インカレは負けたら終わりなので、秋リーグでそんなに勝ちができなかったというのは一つの反省であるし、あと1カ月でそこを突き詰めていけたらいいなと思っています。

江島 亜季(金庭)の話にあったように上位チームと戦って勝てるチームでもあるし、下位チームと戦って負けるチームでもあって。結構自分たち次第なのかなというのがわかったという部分が大きいと思いました。インカレは一試合一試合その場限りの試合になってしまうんですけど、自分たちの力を出せればちゃんと結果がついてくるということを学べたリーグになりました。

――個人については振り返っていかがですか

江島 印象的だったのが、前半戦の時に自分が出ない試合でここまで「勝って良かったな」って思えたのが初めてだった試合(筑波大戦)があって。それは4年だからなのかなっていうのをすごく感じました。今までだったら、勝っても自分が出ていなかったらちょっとモヤっとしたものが残るっていうのがあったんですけど、あの試合は勝った時に隣ではな(伊地知華子副将、社4=宮崎学園)が泣き出して(笑)。それにつられて3人(江島と伊地知と鳥平)で泣いちゃったことがあったんですけど、そういうのって「自分がチームを好きになってるのかな」と感じて。だからこそ自分が出た瞬間というのはすごく大事にしていて、チームの一人として出ている瞬間はしっかりやろうと思えています。

鳥平 私もそんなに出るタイプじゃないんですけど、えじ(江島)も言ったようにチームの勝ちにはすごくこだわっていて。もちろん私も出るつもりで今まで以上に一試合一試合準備をしてきましたし、その分納得できない試合だったらすごい悔しいし、もうちょっと自分も戦力として使われるようになりたかったなという感情はありました。なので、インカレに向けてはもうちょっと頑張らないと。チームの戦力になれるように頑張りたいなと思っています。

金庭 ケガをしてしまったので後半戦は出れていないんですけど、前半は春に比べてプレーもそうだし、メンタル的に安定していたなというのがあって。春は「どうしよう、どうしよう」って焦りとか不安とかの方が大きくなっちゃって、えじに相談したこととかもあったんですけど、秋は気持ちがガッチリ固まったというか、メンタル面が落ち着いたなと。プレーは、パス回しを速くしようと思って。いつも(ボールを)持ちすぎちゃう傾向があるので、球を早く離してあげて45のプレーを生かすようなイメージをしながらやっていました。そっちの方が自分も前を見れるし、合ってるなということに気づいて。それが筑波大戦(◯24―20)とかではうまく機能したと思いますし、東女体大戦(△21―21)も突くべきところを突いて、オフェンスはうまくいっていたなと思うので、そこはみんなで意思疎通をとりながらやれたなと思っています。反省点はケガをしたことです、はい(笑)。

――同期の強みはなんだと思いますか

鳥平 言いたいことはみんな言うので、それでお互いに言いたいことが分からないみたいなことはないよね。

江島 4年間やってきたからね。1年生の時とかは考えて方が違いすぎて、「意味わかんねえ」ってなってた時もあったんですけど、ずっと話し合ってきたからこそプレーもそうだし、亜季が怪我しても華子は亜季がいることが支えになっていると思うし。

鳥平 プレーとか見てても、4年生だったら考えていることとか、「今こう思ってやったんだろうな」というのがすごい分かるんですよ。

金庭 誰かがいるみたいな安心感が絶対にある。自分には誰かがきっといるって。4年の中で言い合ったとしても、そこには相談に乗ってくれる人がいるとか、自分の言ってることをわかってくれる人がいるから大丈夫みたいな安心感はあります。

――最後のリーグが終わりましたが、実感はありますか

金庭 私はケガしちゃったから、最終日に「やりきったな」とかはなかったです。

鳥平 私も自分がやりたいことというのはできなかったので、やりきった感というのはないけど、「これでもう私の秋リーグはなくなったんだな」という思いはあります。「やりきったイエイ!」みたいな感じではないです(笑)。

一同 (笑)

江島 ちょっと心残りはあるけど、でも「終わっちゃったんだなあ」という感じです。

――この1年を通して一番印象に残った試合は何でしょうか

鳥平 普通に私、初めて勝てた(秋季リーグの)筑波大戦かも。泣いたし、自分も(笑)。印象にあるかな。

金庭 (秋季リーグの)東女体大戦かな。勝ちはできなかったけど、初めて引き分けて。今まで東女体大にはあまり戦えていないなっていうイメージがあったけど、あの試合は戦えたなっていう印象があります。オフェンスが良かったかな。

江島 うん、全体的に共通理解があった。

金庭 今までオフェンスで点が取れない取れないって言われていたのが、東女体大はセットオフェンスがめちゃくちゃ機能してたなって思います。私はオフェンスしか出ていなかったのでそこを褒められた時はうれしかったです。

江島 筑波大戦はやっぱり印象的でした。春が終わって秋が始まるって時に、自分たちの力がどれだけ上がったんだろうっていうのがわからなかったし、勝てるのかなっていう不安もあったんですけど、やっぱり1個勝てたら、ああ〜(良かった)って(笑)。

――今年から宇野譲監督(平19人卒=熊本・済々黌)に変わりましたが、宇野監督はどんな監督ですか

金庭 温厚な人だと思います。すごく穏やかで。

鳥平 うん、あまり怒ったりはしないよね。「どう思ってるのかな」って思うときもあるんですけど。でも紗妃(高田主将、スポ4=福岡・西南学院)とも一番コミュニケーション取っているので、私たちが「こうしたい」とかと思ってることは素直に聞いてくれるというか。「それは駄目だ」とかはあまり言わないです。

江島 土日に練習来ると、毎回集合の時に小話みたいなのを入れてきて(笑)。たぶん女子の指導は初めてだと思うので、そういう面でも歩み寄ろうとしてくれてるんだろうなというのはすごい感じます。

金庭 メンタルケアみたいなのもしてくれます(笑)。ケガした時とかはいち早く連絡くれたりしたので、一緒に考えてくれてるのかななんて思いました。

江島 監督のお父さんとお母さんにも会いました。熊本に災害のボランティアに行った時に(笑)。

――ボランティアに行かれたのですか

江島 島崎(愛、社4=熊本国府)が熊本出身だったので、その兼ね合いでボランティアセンターの方からお話をいただいて。それで4年中心に「どうする?」ってなって「行こう!」となりました。

――どのような活動をされたのですか

江島 小・中学生にハンドボール教室をやって、熊本城を見学させていただきました。

あのリュックは4次元ポケット?

笑顔で質問に答える金庭

――では、プライベートな質問に移ります。まずお互いの第一印象を教えていただけますか

金庭 えじには去年何て言ったかな。「大人しそう」か「ガツガツしてそう」って言った気がする。

江島 それ正反対じゃん。

金庭 いやなんか中学の時に試合をしたことがあって、その時にすごいガツガツシュートにいっていたんですよ。「あいつ怖え」みたいな感じだった。でも顔とか話し方とかはおっとりしてるじゃないですか、のほほんって。

鳥平 私は大学で初めて会ったよね。寮で一緒だったんですけど、なんか変わった人だなって思いました(笑)。

――何かエピソードがあるのですか

鳥平 なんか、自分の意思を持ってるから。最初知り合ったばっかりだったらちょっと周りに合わせたりするじゃないですか。でも、「うちはこうだから」みたいな感じで消えちゃったりしたことがあって(笑)。なんか東京の人ってこんな感じなのかなって(笑)。でも、ちゃんと知り合ってからはそんなこと思っていないですよ。同部屋だったし。

――では江島選手の今の印象は

金庭 情に厚いなって思います。内に秘めてるものが表に出た時にすごく伝わってくるというか、普段から感情をめっちゃ出すタイプではないと思うんですけど、話し合いとかしててすごく人のことを思ってるんだろうなっていう発言が私はすごく好きです。

鳥平 自分の意見はちゃんと持っているから、なんか相談したい時とかは為になるなって。私と違った考えがあるので、相談してみたら結構役に立つ(笑)。

江島 便利アイテムじゃん(笑)。

鳥平 いや、真剣に相談したいときとか、あと話し合ってる時とかに「なんて言おうかな」って考えている時に代わりに言ってくれたりして、そういうところがすごい。

――それを聞いていかがですか

江島 変人扱いされてたというのは結構衝撃ですね(笑)。

――では鳥平さんの第一印象は

江島 大阪のイメージにしては大人しいなって。受験の時かな?最初に会ったのは。

鳥平 そうやわ。

江島 自己推薦の入試の時に初めてあったんですけど、なんか全然ガツガツこないなって(笑)。

金庭 私は受験の時に涼子ちゃん(久保、スポ3=群馬・富岡東)と2人で行ってたんですけど、知穂(鳥平)がお母さんと来てて電車で私たちの目の前の席に座って。すごい何かを感じたんですよ。そしたらハンドの子で。「ああハンドの子だったんだ」って。声低いなって思いました(笑)。

一同 (笑)

鳥平 よく言われるんですよ。顔の割に声低いって(笑)。

金庭 そう、顔がめっちゃ可愛らしい顔だから(笑)。まあ、直感で何か通じるものがあるなって感じていました。

――今は印象変わりましたか

江島 大人しそうに見えて結構いろいろな思いを待っていて、言う時は言う(笑)。

金庭 たぶん自分が悔しいこともあるだろうに、そういう自分の感情より人を優先させてるなというのは感じます。絶対悔しいし、絶対知穂が一番思っているだろうに、そういうのをまず前に出さないで努力しているのが、こっちから見てて「ああ、悔しいからまず自分を磨こうとしてるんだな」って思って、心を打たれます。

江島 良い話。

金庭 深イイ〜〜。

――では、金庭さんの第一印象は

金庭 キタキタ(笑)。

江島 中学の時は覚えてないけど、高校の時は何回も試合してたので、ちゃんとしている人だと当時は思っていました(笑)。

金庭 過去形なんですよー(笑)。

江島 まあ、その時はプレーしか見たことなかったので。

鳥平 私はその電車の時会ったけど、しゃべったりはしてないので、印象ができたのは初めてしゃべったときで。最初は優しくて可愛くてなんか良い人だなと思ってました。

――今は印象変わりましたか

江島 ちょっと毎年言ってるんですけど、あまり言えないので…(笑)。

――別の組の対談で金庭選手のリュックのポケットの話をされていました

金庭 えー!それカットでお願いします(笑)。

江島 ああ、もう言ってるなら良いんですけど(笑)。

鳥平 一回見てほしいと思います(笑)。

金庭 本当に嫌だー(笑)。いないとこで話すのまじ嫌だわー(笑)。

江島 なんか金庭のリュックをはな(伊地知)が持った時に、「なにこれ重っ!」みたいになって。「ただ練習来るだけなのになんでこんなに重いの?」って聞いたら、「サプリメントが入ってるからー」って(笑)。でも、「いつもらったの?」って聞いたら、「半年前くらい」って(笑)。それで「なんでそんなの入れてるの!」みたいな(笑)。

金庭 違う、大きい袋でもらったんですよ、2個も(笑)。

江島 もう、4次元ポケットなんですよ、あのリュックは(笑)。

金庭 ハンドノートとかもちゃんと入れてますから(笑)。

江島 いらないものも何でも入ってるよね。もちろんゴミとかも。そういう印象じゃない方がいい?

金庭 うん、いつも同じことしか言われないもん(笑)。

鳥平 じゃあ私が(笑)。まあ、そういう部分もありますけど、優しいのには変わりないし、お世話好きというか結構いろんな人に話しかけてて。今はケガしてるけど、それこそあまり感情を露わにせず、ちゃんとチームのためにやってくれてて、私が落ち込んでる時とかも話しかけてくれたり、逆に私も話しかけたり、そういう助け合いの部分は亜季とはできるかなって思ってます。

金庭 ありがとうございます(笑)。

江島 良かった(笑)。

金庭 今年はいいのが出た(笑)。

――普段、お休みの日は何をされていますか

江島 2人はデートしてる(笑)。

金庭 そんな(笑)。一応はしてますけど。

鳥平 でも、アクティブ(鳥平)とインドア(金庭)だよね。

金庭 そうそう。私は結構出たいんですけど、でも割と「出たい出たい」と言いながら、寝オフになっちゃったりとか。行っても映画館とか。

鳥平 会ったことあるよね。映画館で。同じ映画見たんですよ(笑)。

金庭 知穂たちはこないだもディズニー行ったりとかね。

鳥平 とにかくあまり家にいたくなくて、オフは外に出ます。

金庭 えじもだよね。

江島 私も出かけます。1人でも出かけます。

――最近どこか行かれましたか

金庭 マグロ食ってたよね。

江島 ああ、三浦にマグロ食べに行きました。友達と(笑)。

――マイブームはありますか

江島 華子としゃべる時は宮崎弁を使うようにしてる(笑)。

鳥平 難しすぎる(笑)。

江島 なんか語尾とかが、「何とかと〜」とか、「何とかっちゃけど」とか。華子としゃべる時は使うようにしています。

金庭 マイブームというか、ここ最近続けているのが、料理にハマっていて。ケガする前とかは毎晩作ったりしてて。

――何を作られるのですか

金庭 何でも作ります。その日スーパーで安くなってるもので献立を考えるのがおもしろくて。スーパーがテーマパークみたいに思ってた時期もありました。

――家庭的ですね

江島 イメージ上げようとしてます(笑)。

一同 (笑)

鳥平 確かに(笑)。

金庭 違うよー(笑)。

鳥平 私はマイブームとかじゃないんですけど、最近やっていることで。前、練習の日に爪を切ってハンドしたら、「お前絶対爪伸びてるだろ」とかみんなに言われて。私がめっちゃみんなに切り傷を付けていたらしく(笑)。だから切ったらちゃんと研ぐようにしてます(笑)。それくらいです(笑)。

――特に仲のいい部員さんはいらっしゃいますか

金庭 これ、橋本澪さん(平30スポ卒=東京・佼成学園女)が毎年私って言ってくれてて。なのに私はいつも違う人を言っていたので澪さんに、「なんで私って言ってくれないのー」って言われてたんだよね。なので「来年は澪さんって言います」って言ってたので澪さんって言います(笑)。当時1個上の先輩とご飯行ったとかはあまりなかったんですけど、澪さんはあったかな。

鳥平 私は誰が一番っていうより…。まあ、4年間を通したら華子とは仲良かったけど、亜季も学年が上がるにつれて仲良くなったし、えじも同部屋でプライベートな時間を一緒にいていろんな話をしたし、4年生になるにかけてだんだんみんなと仲良くなったなと思います。

江島 難しいよね、一番は。でも最近無駄に同期で過ごしてます。こないだも3日間のオフのうち2日間同期と一緒にいて。旅行とかはしたことあるんですけど、そうじゃなくてただ2日間別々に違うスケジュールで同期といたことがなかったので、なんか「ここまで来たか」と思いました(笑)。

――その2日間は何をされたのですか

江島 1日目は穂香(富永、スポ4=東京・佼成学園女)の家でホームパーティーみたいなことをして、次の日は全員じゃなかったんですけど大江戸温泉に行きました。

「『このチーム好きだな』って思ってもらえるように」(江島)

江島の声かけはチームの気勢を上げる

――では、またインカレに向けてのお話に移ります。集大成のインカレが近づいてきましたが、ワセダで過ごした4年間はいかがでしたか

江島 ワセダの魅力というか特徴として、監督が平日の練習にいないというのがあって。自分たちで練習を考えていって自分たちで試行錯誤できるというのが魅力かなと思って、ここに来ているんですけど、その結果を感じる4年目として、すごい充実しているというか、楽しいなと思っています。やっぱり練習が試合に出るというのは感じるので、インカレに向けてあと残りちょっとをどれだけ充実させられるか。やりきったと言えるようにしたいので、楽しみながらという感じですね。

金庭 えじが監督がいないのが魅力って言ってたように、私もそう思って入ってきて。でもそれが裏目に出て、土台作りがなってないとか、ルール決めがなってないとかというのが結構ネックな部分で。それが大変だったなと思うこともあります。教えてくれる人がいないっていうのは結構大きくて、だから自分の技術を磨くのが難しかった大学生活ではあったなとも思います。それに加えて私は毎年ケガをしてしまっていて、鼻を折ったりとか、足首をゾウさんの足になるくらい大きな捻挫したりとか、ずっとケガをしてしまった4年間だったので。最後もまたケガをしてしまって、親とかにも「本当申し訳ないな」って思ってるんですけど、ケガしててもできることはあると思うので、チームにとって自分がどんな役割ができるかということもそうだし、復帰する姿を見せることもそうだし、そういうのをインカレに向けてやっていきたいと思います。

鳥平 4年間を振り返ると、監督がいない分、各キャプテンによって全然チームの状況が変わるんですよ。それが良い面でもあるし、すごくもったいないと思うこともあって。毎年毎年の積み重ねというのが、ちょっとないんじゃないかなと思いながらも私の代もガラッと変わったので、監督がいないってすごく難しいなと思います。それこそ亜季が言ったように私がやったプレーに対して指示してくれる人もいなくて、仲間同士で聞き合わないと自分のプレーがどうだったかってわからないので、そういう部分では高校時代に比べてワンプレーワンプレー考えるようになったし、他人に意見を求めるようにもなって、私自身成長したかなと。あと私もすごいケガをして、2年くらいやれなかった時があったので、もったいなかったなとも思います。その分今は頑張りたいです。

――インカレの組み合わせはご覧になっていががですか

一同 楽しそう。

江島 一個一個やりがいがありそうだなと思います。

――最初の2戦は対戦したことのある相手だとお聞きしました

金庭 そうなんですよ。あと福岡大は紗妃の地元でもあるから、本人も勝ちたいと思っているだろうし、私たちもソニー合宿でやったんですけど、互角みたいな感じで。福岡大は大体大に後半勝ってる試合もあるみたいなので、本当に一戦一戦が大事だなと思います。紗妃は福岡大には勝ちたいだろうから、うちらも勝たせてあげたいなと思います。

江島 九州3人(高田、島崎、伊地知)いるからね。

鳥平 負けられないよね。

――インカレでワセダのキーマンになりそうな選手はいらっしゃいますか

江島 伊地知華子にしたいと思います。秋リーグの後半戦からセンターに入って、役割は果たしたと思うけど華子の味みたいなものはまだ出せてないと思うので、あれに華子の武器が加わったらすごいことになるんじゃないかなと期待してます。

金庭 私はやっぱり4年生全員です。知穂とかえじも出た時はすごい良いプレーをしてくれるなと思っているので、そこのワンポイントでいいから期待して見てほしいし、はなもセンターに入って、私と多く話したりもするんですけど、すごい頑張ってるのでポイントです。紗妃はケガでずっとできていなかったので辛かったと思うんですけど、背中で引っ張るキャプテンだなと思うので、そのリードする姿。穂香は相変わらずフェイントギュンギュンでいってもらって、愛も力強さを出してもらって、4年が活躍する場面を私は見たいです。

鳥平 ほとんど言ってくれたんですけど(笑)。じゃあ、同期以外だったら私は瑞萌(吉田、スポ2=東京・佼成学園女)に頑張ってほしいなと思います。ディフェンスもオフェンスも苦しいながらも頑張ってくれているし、ミドルとかもこの前も決めてくれて。2年生には大きい負担かもしれないんですけど、期待してる部分があります。

――インカレで、ご自身のプレーで注目してほしいところを教えてください

鳥平 私は最初から出ることはたぶんないと思うんですけど、ポイントで出された時は絶対狭くてもサイドシュートは飛び込むつもりで、それは確実に決める自身があります!

金庭 出れるかわからないんですけど、絶対に戻ると決めているので。シュート打てるかはわからないと言われてるんですけど、パスは絶対にワンポイントでもいいものを送りたいと思っています。出るならディフェンスか、そういうパスでと言われてるんですけど、ディフェンスでやるとしたら1-2-3のトップで、足は使えるので動いて、チームの流れが悪くてディフェンスシステムを変える時に、流れを持ってこれるようなプレーをしたいと思います。

江島 出た時にはチームが盛り上がるような流れをつくれる選手になりたいので、出てない時からもベンチで声を出すことは意識してるんですけど、コートに入ったら誰よりも声を出して、悔いなくやりたいと思います。

――最後にインカレへの意気込みをお願いします

鳥平 今まで続けてきたハンドボール人生最後の試合なので、本当に一戦一戦悔いなく、出てても出てなくても関係なく全力を出し切りたいなと思います。

金庭 1人で東京に来て、行かせてもらった親にも感謝しないといけないし、ワセダに来させてくれた先生とか、応援してくれた地元の人とか、チームメイトとか、それ以外の人も本当に支えてくれた人がたくさんいるので、そういう人たちに、何か一つでも私はプレーで恩返しをしたいなと思っています。試合に出れるかは本当にわからなくて、それでもサポートはもちろんなんですけど、プレーで自分がいたことを残したいというか、そういう思いがあるので、その自分を見て支えてくれた人が「頑張ったね」って言ってくれるようなプレーをしたいなと思います。

江島 ワセダが勝ち上がっていくというのは他の人から見たらあまり予想してないことで、そんなに期待もされてないと思うんですけど、しっかり勝ち上がっていって、その時に「ワセダ、なんだこいつら」って、「すごいな」って、「このチーム好きだな」って思ってもらえるように。試合を見てワセダに来たいと思ってくれる人とか、ワセダを応援してくれる人が増えるような、そして自分たちも最後笑って終われるインカレにしたいなと思っています。

――ありがとうございました!

(取材・編集 宅森咲子、写真 小松純也)

3人で『最高潮』という言葉をつくっていただきました!

◆江島朋夏(えじま・ともか)(※写真左)

1996(平8)年6月19日生まれ。168センチ。東京・佼成学園女高出身。スポーツ科学部4年。要所での出場で流れを呼び込む江島選手。アツい声かけがチームの士気を高めます!

◆鳥平知穂(とりひら・ちほ)(※写真中央)

1997年(平9)年1月19日生まれ。157センチ。大阪・四天王寺高出身。スポーツ科学部4年。チームを一番に考えているコメントが印象的でした。インカレで鳥平選手のサイドシュートが見たいですね!

◆金庭亜季(かねにわ・あき)(※写真右)

1996(平8)年4月29日生まれ。161センチ。群馬・富岡東高出身。社会科学部4年。司令塔としてオフェンス陣をけん引してきた金庭選手。支えてくれた人に、プレーで恩返しをします!

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