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バドミントン部

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2018.10.08

【連載】2018年度インカレ直前特集『翼』 第8回 浅原大輔・吉村徳仁組

 誰に聞いても、ムードメーカーはこの二人だという答えが返ってくる。ペアを組んで3年目の浅原大輔(スポ3=宮城・聖ウルスラ学院英智)・吉村徳仁(スポ3=富山・高岡第一)組だ。練習から声を出し、チームの雰囲気を盛り上げる。また、練習だけでなく、試合でも目立つのはこの二人だろう。そんな二人にインカレに向けて意気込みを伺った。

※この取材は9月30日に行われたものです。

お互いが言い合えるようになった

1年時からペアを組む


――はじめに、他己紹介をお願いできますか


吉村 浅原大輔くんです。スポーツ科学部の3年で僕と同期です。何事にもハッピーな感じで取り組んでいて、それがいいところでもあり、ずっとハッピーが出続けてしまったり優しすぎるところがあるので、そこはもうちょっとキレた方がいいんじゃないとか思うこともあります(笑)。でもそこが浅原くんのいいところです。あと、見かけはおちゃらけていますが、同期でミーティングがあった時はしっかり意見を言っていて、「こいつ、意外と考えてんじゃん」と思わされる時もあります。教職とかで授業が被るので、一緒に過ごすことが多いのですが、馬鹿っぽく見えるけど頭がいいです(笑)。一生懸命勉強していてもやっていない浅原くんの方がいい点数取れていたりすることが結構あります。悔しいですね。


浅原 吉村徳仁くんです。スポーツ科学部の3年生です。彼もどちらかといえばいつもハッピーなタイプなので、ハッピー×ハッピーでダブルスをやっています。でも僕よりは真面目で、たまに心配性なところがあります。そこが裏目に出る場合があります。よく言えば人を大事にしたり心配したりするということなのですが、それは彼が心配するほどのことじゃなかったりします(笑)。たまに心配性が出てしまいますね。あとは、僕は後輩とかにきつく言えないので、チームのミーティングでも徳仁くんが言ってくれるので、そういった面でもチームの助けになっていますし、要かなと思っています。


吉村 やった(笑)。


浅原 僕は試合で緊張してしまうけど、そこをカバーしてくれるので、いい女房ですね。僕にとって大切な人間ですね。


吉村 告白されてしまった(笑)。


――初めて出会った時の第一印象を教えていただけますか


吉村 中学校の全国大会で初めて出会いました。練習試合とかを結構していて、大学に入る前から喋ったりはしていました。


浅原 第一印象は「あ、アホだな」っていう(笑)。面白い人だと思いました。


吉村 僕は逆でしたね。めちゃくちゃ真面目な人なんだなと思っていたら(笑)。一緒にいたらこんな感じなのかって(笑)。


――その時は、現在ダブルスを組むことになるとは想像できましたか


吉村 いや、全然想像していなかったです。最初、高3の時に参加した大学の春合宿では、浅原は渡辺(俊和、スポ3=埼玉栄)と、僕は鈴木(朋弥、スポ3=宮城・聖ウルスラ学院英智)と組んでいたんですよ。


浅原 いろいろ組んでいたんですけど、途中で僕と俊が合わないってなって、高3の3月の合宿で徳仁くんと組んで。合ったのでそこから始まりました。


――実際に組んでみていかがでしたか


吉村 自分よりダブルスをずっとしていて、経験もめちゃくちゃあるので、僕はすごく嬉しかったですね。ダブルスを頑張らないとなと思って、今も頼れるところもあるし、自分がちょっとここは引っ張っていかなきゃいけないなというところもあるしで、プレー中やプレー後には二人で話し合うようにしています。


浅原 僕は低い展開でいくのに対して徳仁くんは大きな展開で。そこをどうしたらいいのかを考えた時に、僕が引っ張っていけたらいいんですけど、こういう性格なのでどうしようかなと思って。1回徳仁くんとは悩んだ時期もありましたが、やっぱり話すことが大切で、2年生の後半になってから意思疎通がうまくできているなと思います。今はとてもやりやすいです。


吉村 昔けんかしてたよね。1年生の東(東日本学生選手権)の試合中にけんかしたこともありました。


浅原 こっちも何したらいいかわからなくなっちゃって。そこで1回けんかしましたね。


吉村 試合中だったので、キャプテンにも怒られました(笑)。外からもわかるくらいバチバチしていました。でもその次の試合も出させてもらって、日体大の市川・馬屋原組に勝って。勝っちゃって、「俺らはこれだね」ってなりました。


浅原 そこでうまく寄っていけたかなと思います。なんでも言い合える仲になりました。


――ペアを組んで3年目ですが、お互いが成長したと思うところはどこですか


吉村 ダブルスを組んでいて、一人じゃ絶対にできないなと大学に来てめちゃくちゃ思って。先ほどのけんかからかどうかは忘れましたが、いつからかめちゃくちゃ話すようになりました。一回、自分が浅原とうまくいってない時があって、友金(利玖斗、スポ1=兵庫・村野工)とペアを組んだりしてみたんですけど、負けてもいいから燃え尽きれる人と組みたいなと思って、そこでやっぱり言い合える人は浅原だなと思って。浅原と組んで社会人の試合とかも出させてもらったりしていろいろ経験させてもらったので、最初から最後まで浅原がいいなと思ってもう1度浅原と組みました。今は会話がものすごくできているので、やっぱりそこが成長したところかなと思います。


浅原 やっぱり言い合えるようになったのが一番大きなところだと思います。徳仁くんはラリーでミスをしない人なんですけど、僕がミスをしてしまっていたので、彼と組んで一番成長したのはラリー力かなと思います。ラリーをして点を取るっているのが僕らのプレースタイルだなと思うんですけど、試合に出て改めて感じました。


――それを一番感じた試合は


浅原 勝てなかったんですけど、今回のリーグ戦で当たった下川・牧野(筑波大)だったり、あとは東の山元・安藤(日体大)だったりですかね。ラリーして、我慢して自分たちが攻撃に持っていくというのが多くて。今までは守ったら守りっぱなしの状況だったんですけど、そこを流したり切り返したりというのがうまくできていました。


――夏に強化した点を教えてください


吉村 夏合宿ではすごく調子が良くて。話し合った上で調子がいい時期が来たんですけど、うまくいかなくても、新しいことをする時って最初からうまくいくわけではないと思うので、負けてもいいから二人で話し合って雰囲気だけは大切にしていました。あと、結構走りました。きついことが多かったんですけど、自分たち二人はそういうのを「ワーーー!!」となってやれるタイプで、あいつも頑張っているから俺も頑張ろうという風になりましたね。自分たちにとってはいい夏合宿だったなと思います。


浅原 1回練習中にうまくいかなくなっちゃって。宿舎に帰って小野寺(雅之、スポ2=埼玉栄)に「俺何が悪いんだろう」と相談したら、「一番は独り言でしょ」って言われて(笑)。僕プレー中に独り言を結構言ってしまうんですよ。


吉村 やばいですよ(笑)。


浅原 「絶対集中力が散漫になってるからそれ言わなかったらいいじゃん」っていう話になって、「確かにそうだね」って返して。そこから独り言をなくすようにしたんですよ。そしたら落ち着いて集中してプレーできるようになって(笑)。あと、夏合宿ではラリー力が本当に鍛えられました。永遠と同じことを繰り返すんですよ。オールショート15本を2セットやるんですけど、お互い2セットやるのでそれだけで1時間かかって。それをずっと繰り返したので、ミスしないっていうところが強化されました。いつもミスしていたところをミスしなくなりましたね。ドロップとかが苦手だったけど、オールショートのおかげでまっすぐにドロップが打てるようになって、今回の夏合宿は自分のためになったなとすごく思いました。


――得意なプレーと苦手なプレーを教えてください


吉村 基本後衛なんですけど、自分の持ち味はしっかり打って浅原に前で決めてもらうことです。苦手な部分は、前衛のさばきだったり、次に大輔がうまくスマッシュとか打てるような前衛の球出しをすることです。うまく球出しをしたいんですけど、結局当てたりかわしたりするのが精一杯で。でも、考えすぎると遅れてしまうので、今自分が考えているのは、大輔だけが前に流したりとかするんじゃなくて自分も流せる時に前に入って思いっきりやっていければと思っています。


浅原 得意なプレーは前衛を止めることです。苦手なところはもちろんサーブです。ずっと練習しているのに入らないです。心が折れます。頑張ってやっていこうと思います。あと苦手なのが切り返し。スマッシュやストレートで打たれた球をクロスに落とすっていうようなシングルっぽいプレーはやってなかったのですごく苦手で。うまく徳仁くんに打たせることが今一番考えていることで、僕が前で徳仁くんが後ろでっていう攻撃の形をどうやったら作れるのかなっていうのを最近は考えています。僕が前に入る形をしっかり作れれば、攻撃も展開できるので克服できるんじゃないかなと思います。


バドミントンは小学生の時から

――バドミントンを始めたきっかけを教えていただけますか


吉村 小学校2年生の終わりに、友達に誘われてジュニアに入りました。その子の方が強かったんですけど、けんかしてその子はやめてしまって。そこからずっと今まで続けています。


浅原 僕は小2の5月くらいからジュニアで始めました。でもその時本当はやりたくなかったんですよ。親父と兄も当時バドミントンをやっていたので、野球がやりたいと母に言ったら「あっち行ったりこっち行ったりできないから、とりあえずバドミントンをやれ」と言われて(笑)。楽しくなかったけどなあなあでやっていて、小6の時にやっとバドミントンが楽しいと思い始めました。強い中学校に行けることがわかったので、それが続けるきっかけになりましたね。


――高校時代についてお聞きします。それぞれの高校を選んだ経緯を教えてください


吉村 ジュニアの監督が富山県の人と繋がりがあって、大先輩でオリンピックチャンピオンの高橋礼華さん(日本ユニシス)の親に教えてもらっていて。その人の関係で富山県の中学校に行かせてもらって、中学校から高校はバドミントン部で結構エスカレーター的に行けたので、迷わずそこに入りました。


浅原 僕もそんな感じですね。中学高校はエスカレーター式でした。兄貴がウルスラに入っていて、小6がちょうどバドミントンを楽しいと感じているところだったのでもうちょっとやりたいなと思って。父に相談して、入ることを決めました。


――高校時代の練習はどうでしたか


吉村 きつかったです。ランニングとかもきつかったのですが、一番きつかったのは、週1で名の知れたトレーナーさんが来てめちゃくちゃ筋トレすることです。1日練習時間が3、4時間なんですけど、3時間くらいウエイトしていました。最初は「えっ」と思ったけど、みるみる体が大きくなってきて、それが一番きつかったですね。死ぬかと思いました。自分の限界を超えるために、上がらなくなるまでやって、そのあとにもう一回重りを使わずにやるということをやりました。


浅原 シャトルを打つ反復練習はやるんですけど少なくて。羽を打つパターン練習はすごく楽しいと感じていたんですけど、先生は走ることが大好きで。4時間くらいの練習で、最初の1時間半くらいは走っていましたね。足がヘロヘロの中そのあとに練習していました。それが一番きつかったですね。寺とか神社とかに行ったりしていました。階段ダッシュもしました。帰ってきて練習するんですけど、足がつる人が多かったですね(笑)。


――今振り返ると、どのような選手だったと思いますか


吉村 今は割とめちゃくちゃ考えたり、浅原と話し合ったりするんですけど、高校の時はとりあえず動いて、打ってという感じで、何も考えていなくて。感覚で動いていました。今思えば、そっちの方が良かったのかなと思ったりもしますし、逆に高校時代にもっと考えておけば勝てていたのかなという試合もいっぱいあります。直感でやるのと考えてやるのは五分五分くらいがいんですかね。今は考える8くらいで、あんまりうまくいってないです(笑)。ダブルスは難しいんですけど、試合中に話す人がいたり、二人でうまくいった時の達成感とかが結構あるので、ずっとシングルをしていた自分にとっては楽しいですね。


浅原 高校の時は本当に勝ちたかったので、きついことでも自分自身で追い込んでやっていました。けがしてもやっていて、そしたらけがが悪化してしまったり。自分の体を追い込むのが好きだったのかな。今はそれがきついですね。追い込める環境だったから追い込めたのかなと思います。インカレまであと2週間ないくらいなんですけど、そこでどううまく調整するかだと思います。まずはサーブをしっかりしたいです。高校生の時は素晴らしいいい選手だったのではないかと思います。


――大学に行くことは最初から決めていたのですか


吉村 教員になりたかったので、他の就職先は全然考えていませんでした。とりあえず教員免許を取得して、向こうに戻りたいというのがずっと夢だったので。最初はワセダは受ける身分じゃないと思っていたんですけど、自分の代がみんな実業団とか日大に固まったので、たまたま渡辺と浅原の次に僕がゲッチュしましたね。ワセダに入れるんだったらワセダに入ろうと思いました。渡辺とも仲良くて、高3のインターハイの時に大学をどうするかの話になって、まだ決まってないと言ったら「ワセダ聞いてみたらいいんじゃない」と言ってくれて。


浅原 実業団は考えていなくて、大学でバドミントンを続けようと思っていて。やるなら強いところでやろうと思って、関東1部が強いのでそこでやろうという気持ちがありました。そして、バドミントンがもしうまくいかなかった時に、就職とかのことを考えたら、大学に進んだ方がいいのかなと思いました。気づいたらここにいました。


――他の大学より自主性が求められます


吉村 自分たちで考えて練習できると思って、最初はすごくいいなと思っていたんですよ。でも結局、キャプテンが決めるので。それこそ自主性なんですけど、練習環境があまり良くなくて。時間も少ないですし、自由に体育館も使えないし。試合になって自分たちで考えるという場面では自主的なところはいいかもしれないですけど、指導者がいたら聞きたいところあるのが現状です。


浅原 高校の時とは違って、監督がいなくて自分で考えてやるので、いい時はいいですけど、客観的な視点が欲しいと思うことはあります。


秋リーグにはシングルスでも出場した吉村


「カレーにこだわる」(浅原)「唐揚げに挑戦したい」(吉村)

――お二人は一人暮らしとのことですが、自炊はされますか


吉村 しますね。でも自炊って言っても肉を炒めたりとか簡単なことしかしないです。レパートリーは少ないです。油物とかを作らないので、唐揚げとか作ってみたいですね。


浅原 えっ、唐揚げ作らないの?


吉村 作らなくない?作る?


浅原 作ります(笑)。


吉村 油めんどくさくない?


浅原 油専用の鍋を買う。フライヤーみたいなのでガンッと作っています。油1本ドバドバ使いますね。油は捨てる時固形にして捨てなきゃいけないです。


吉村 えっ、めんどくさ!でも唐揚げ好きなんですよ。


浅原 僕は自炊結構しますね。飲食店でバイトしているんですけど、気づいたら切るのとかも素晴らしく上手くなっちゃって。それで料理が楽しいなと思い始めて、今はだいたい自炊しています。カレーに一番こだわっています。僕カレーが一番大好きな食べ物なんですよ。無水カレーとか、トマトカレーとか、ドライカレーとか作りました。スパイスから買うんですよ。ローリエとか買って作っています。


吉村 一人暮らしで葉っぱ使う?!


浅原 カレーに一番こだわりますね。時間かけています(笑)。


――オフの日や時間があるときは何をしていますか


吉村 あんまり時間ないよね。


浅原  そうだね。


吉村 時間があるときは、買い物とか行けたら行きますね。


浅原 ほとんどゲームしていますね(笑)。携帯ゲームか動画見るかですね。auのビデオパスでアニメや映画を見まくっています。


吉村 土日は1日練習で、教職を取っていて平日も結構授業があるのであんまり時間はないですね。高校に行ったりもしていますね。


――趣味はなんですか


吉村 映画を見ることです。結構洋画を見ますね。ワイルドスピードとかアベンジャーズとかそういう系を見ますね。ガンガンくるやつですね(笑)。


浅原 えー、趣味…?


吉村 釣りじゃない?


浅原 確かに。釣りとかですかね。実家に帰ったときは毎回します。渓流釣りか海釣りですね。でも渓流釣りは難しいので学ばなきゃいけなくて、海釣りはなんとなくわかります。あとはガンプラ作ることですね!作るのが大好きで、寮にいたときに相部屋が朋弥だったんですけど、ガンプラをそこで塗装から始めたりとか(笑)。高3の時からやっていたんですよ。寝る前にガンダムをずっとガチャガチャやっていましたね。一人の時間に没頭できるのがいいですね。


――試合前のルーティンはありますか


吉村 これとは決まっていないですけど、緊張してしまうタイプなので、めちゃくちゃ走ったりします。走り過ぎてトレーナーさんに怒られたりすることもあるんですけど。あとは曲を聴いて集中しますね。アガる系も聴きますし、自分が普段カラオケで歌う曲も繰り返し聴いています。EXILEのカバーしている以心伝心っていう曲を聴いています。聴いてみてください、結構渋いです。


浅原 ないです!ルーティン…まあルーティンなのかな…僕はないですね。裏で集中するくらいですかね。闘志だけを燃やすっていう感じですかね。あ、でもご飯のルーティンはあります。


吉村 カレー?


浅原 いや(笑)。ご飯食べるときにどこから食べるかとか、体洗うときにどこから洗うかとか。そういうのはありますね。僕は味噌汁から飲みますね。で、野菜を食べます。最初に野菜を食べた方が血糖値が下がるらしいよ。


――座右の銘はありますか


吉村 座右の銘みたいのはないですけど、結構熱い言葉が好きなので松岡修造とか。結構好きですね。でも意味わかんないんで、あの人のは(笑)。シンプルに努力とかそういうちょっとした言葉が結構好きですね。自分自体あまりスキルがある人ではないので、頑張ってそこを補えたらいいなっていう考えなのでそういうのは結構好きですね。


浅原 2つあります。一つはのりが言ったように松岡修造。高校の時に松岡修造の言葉の本を読んでいて。こいつ何言ってんだろうって思いながら読んでいたんですけど、一ついいのがあって。『桜はな、この一年のこの時のためにすべてを出しているから美しいんだ。大丈夫、君も美しくなれるよ。だって・・・桜だから』っていう。はぁって思いながら読んでいたんですけど、桜はたった春だけのために芽を出して頑張って育って、そのためだけに生やしているっていうのが結果に似ていると思いました。このためだけに練習を頑張ってきてそこで花を咲かせる。あぁいい言葉だなって。あと一つは僕の高校の顧問の先生が言っていた『冬場の努力は春の花』という言葉です。


――ムードメーカーは吉村さんだと答える人が多かったですが、同期の中でムードメーカーは誰だと思いますか。


吉村 自分は浅原が言ったようにめっちゃ気にしちゃうので。雰囲気が良ければいろいろできるんですけど、あまり雰囲気が良くない時とかは自分も気にしちゃってあまりできなくて。そういうのを気にせずできるのはこいつ(浅原)かな。


――お互いすごい愛し合っていますね


浅原 そうですね。相思相愛ですね(笑)。間違いない。


「チームを盛り上げるのは自分たち二人」(吉村)

二人で話し合うことが多くなったと語る


――今年の東日本インカレはベスト16でした。振り返っていかがですか。


吉村 本当に勝ち試合で、次に後輩のペアと当たる予定だったのであわよくば食ってやろうかなって2人で考えていたんですけど。ランキングサーキットとかもそうで、いつも良いとこまで行くんですけど、最後勝ちきれなくて。大学入ってからあまり勝ててないので勝つってなった時にいろいろ考えたりしちゃうのが良くないのかなと思います。でも2人で話し合いながら終始できたので、自分らのこれからには繋がるのかなって。満足はしていないです。


浅原 インカレに行けるって決まったところで1回ホッとしちゃったっていうのがあって。でもほんと勝ちたかった。先にこっちが点を取っていたのでこれは絶対いけるって思っちゃって油断しちゃったのかな。ホッとしちゃう癖がありますね。そこでちゃんと勝ちきらないといけないんで、今後の課題は後半になってからいかに勝ちきるかってとこですね。まあ、僕は逆にシングルスで充実してましたけど(笑)。


――シングルスについても教えてください


浅原 いやーまさかでしたね、僕は(笑)。


吉村 同じ結果なんですよ(笑)。


浅原 そうなんですよ。でも僕ほんとシングルは楽しめてやれたなって。合宿を生かせているという達成感がありましたね。久々にバドミントンの試合で楽しめたなっていうか(笑)。ダブルスも楽しいんですけど、考えちゃうんですよね。試合には2人で負けてもいいやっていう気持ちを持って入るんですけど、考えちゃうなって。でもインカレでは絶対花咲かせたいですね。


――吉村さんは前日行われた秋季リーグでもシングルスに出場していましたが、シングルスについてはいかがですか


吉村 関東学生の頃からシングルスでスランプに陥ってしまって。別にそれまでに結果を残せていたわけではないですが、そこで分からなくなってしまって。どうやってシングルで勝てるんだろうとか。早稲田には大林くん(拓真、スポ1=埼玉栄)とか良い例がいるので聞いたんですけど、結局試合になっちゃうと、相手との駆け引きがうまくできなくて。そこプラス自分でいろいろ考えちゃうんで、ダブルであまり良くないんですけど。だからシングルはもういいやって思って(笑)。ダブルスに力を入れて頑張りたいなと。シングルではこれから、あんまり考えないで直感で頑張りたいと思います。


――最後に、インカレでの目標を教えてください


吉村 団体はもちろん去年も優勝したし2連覇できると思うんですけど、その中でも自分たちが出てしっかりポイントを取りたいなって思いますね。あと、出られなくてもチームを盛り上げるのは自分たち2人でだと思っているので、チームを盛り上げたいなと。出してもらえた時に勝てれば次も出してもらえるかもしれないのでチャンスだと思って、出してもらえた時は頑張りたいと思います。個人は2回戦目で実力のあるペアに当たるんですけど、自分らが思い切ってがっついていけば全然ないことはないと思うので。しっかり一個一個勝って全日本総合の権利を取れるようにベスト8以上を目指して頑張ります。


浅原 団体は優勝です、絶対に。ダブルスの2回戦目の相手は結構やる相手なんですけど、1回戦で足元をすくわれないように。みんな強いと思ってチャレンジャー精神でがっつきを出していければいけるんじゃないかなと思います。一回一回の試合で自分たちのプレーを貫き通して勝ち上がっていければいいかなと。やっぱりのりと一緒にメダルを貰って表彰台に立ちたいので優勝目指して頑張ります。


――ありがとうございました!

(取材・編集 石名遥 / 編集 佐藤菜々)

「がっつき」「自由」に、お二人の明るさが現れています


◆浅原大輔(あさはら・だいすけ)(※写真右)

宮城県聖ウルスラ学院英智高校出身。スポーツ科学部3年。釣り、ガンプラ、カレー作り…と趣味をたくさん語ってくれた浅原選手。インカレではシングルス、ダブルスそして団体とハードなスケジュールの中、二人でメダルを取りたいと熱い思いを語ってくれました。

◆吉村徳仁(よしむら・のりひと)(※写真左)

富山県高岡第一高校出身。スポーツ科学部3年。バドミントンに対する思いをたくさん語ってくれた吉村選手。インカレでの「がっつき」に期待です!そして一番好きな食べ物である唐揚げへの熱い思いも語ってくれました。

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