卓球部

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2018.05.09

【連載】春季関東学生リーグ戦直前特集 第3回 硴塚将人×緒方遼太郎×葉波啓

 昨年度からチームの中止として活躍している硴塚将人(スポ3=東京・エリートアカデミー/帝京)、緒方遼太郎(スポ2=東京・エリートアカデミー/帝京)、葉波啓(スポ2=山形・鶴岡東)。開幕が迫る春季関東学生リーグ戦では、その経験を生かしてチームの勝利に直結する活躍が求められる立場となる。男子部の命運を握る3人にリーグ戦のポイントや意気込みを伺った。

※この取材は4月22日に行われたものです。

新体制

葉波の気迫のこもったプレーはチームを盛り上げる

――春休み中は実戦練習が多かったとお聞きしましたが、その点についてはどのようにお考えですか

硴塚 普段あまりやらないような選手と実戦形式で練習することができたのは良かったかなと思います。

緒方 実業団の選手など、レベルの高い選手と練習ができたのでいい方向に進んでいるんじゃないかなと思いますね。

――春休み中に個人的に強化してきたポイントはありますか

硴塚 僕はフォアの方が苦手なので、フォアを強化してきたのと、打ち合いになった時にミスを減らして相手より一本でも多く入れていくということを意識して練習してきました。

緒方 自分はリーグ戦など緊張した場面になるとすぐに(台から)下がってしまうので、なるべく前の方でプレーすることを心掛けました。

葉波 自分はレシーブが下手なので、チキータレシーブを上手くなりたいと思って練習してきました。

――3月に出場した大会では練習の成果は感じましたか

硴塚 まだまだですね。

緒方 自分もしばらく調子を落としていたので、(成果は)まだ出せていないです。リーグ戦までに調整していきたいですね。

――葉波選手は国際大会にも出場されましたが、収穫はありましたか

葉波 海外の選手は日本人選手とは違うプレーをしてきたので、それにちょっとは対応できるようになれたかなと思います。

――新体制となってからチームの変化は感じますか

硴塚 4年生が色々なことを変えようとアクションを起こしているっていうのは感じます。

緒方 練習量だったりトレーニングを増やすようにしているので、それはいい変化だと思います。

葉波 4年生からチームを引っ張っていこうという強い気持ちが感じられるので、自分も頑張っていこうという気持ちになりますね。

――硴塚選手は副将となりましたが、心境に変化はありますか

硴塚 4年生のミーティングにも参加させてもらって、自分としては変わっていこうと思っているんですけど、まだまだですね。(笑)

――1年間一緒に過ごしてきて硴塚選手の新たに見えた一面などはありますか

緒方 リーグ戦とかでもあまり感情を表に出さないので何を考えているのかわかりづらいんですけど、意外と試合に負けて泣いていたりするのを見てかわいいなと思いました。(笑)

葉波 硴塚さんは自然体なのでこっちもやりやすいですね。

――緒方選手、葉波選手についてはいかがですか

硴塚 緒方はけっこう他の人をいじるんですけど、逆にいじられると嫌がります。(笑)葉波は変わっていて何考えているのか分からないです。2年生はみんな個性が強いんですよ。

――2年生から見て3年生はどのような存在ですか

緒方 クセが強い自分たちの代を吸収してくれる、というかすごくやりやすいですね。

葉波 周りがよく見えていて的確に指示とかも出してくれるので頼りになります。

――新らしく入部してきた1年生の印象はいかがですか

硴塚 2年生には負けますけど、1年生もみんな個性的ですね。

緒方 自分を持ってる人が多いなっていう印象ですね。

葉波 自然とコミュニケーションも取れているので、少しずつ馴染めてきたんじゃないかなと思います。

「一致団結して一つ一つ勝っていく」(硴塚)

副将に就任してさらなる活躍が期待される硴塚

――リーグ戦が近づいてきましたが、現在の調子はいかがですか

硴塚 リーグ戦に向けて少しずつ調子が上がっているのかなと思います。

緒方 自分は、ボールが変わったりというのがあって用具を色々試していたんですけど、やっとしっくりくるのが見つかったかなという感じです。

――ボールの変化というのは具体的にはどのようなことですか

硴塚 前までは試合前にいくつかのメーカーのボールから選球して試合をしていたんですけど、今度から大会ごとに使うボールが統一されるようになったので調整しやすくなりました。

緒方 このメーカーのボールだったらもっと硬いラバーのほうがいいとか、個人によってそのボールに合う合わないというのがあるんです。自分はこれまではどのメーカーのボールにも対応できるように調整していたんですけど、統一球になるので、相手もしっかりボールに合わせて調整してくると思って用具からこだわってみようと思いました。

葉波 自分も用具を色々変えたりしているんですけど、なかなか決まらないですね。

――リーグ戦で意識したいことはありますか

硴塚 目標はもちろん優勝ですけど、明大や専大など自分たちより実力が上のチームには向かっていく気持ちを忘れずに戦いたいです。

――上村選手(慶哉、平成30スポ卒=福岡・希望が丘、現シチズン時計)という大黒柱が抜けましたがチームとしてはどのようにリーグ戦を戦っていきたいと考えていますか

硴塚 上村さんが抜けたことはもちろんチームにとって大きいですが、確実に白星を取れる人がいない中で一致団結して一つ一つ勝っていくことが大事だと思います。

緒方 1年生がどれだけやれるのかはまだ分かりませんが、もし1年生がつまずいてもリーグ戦を経験している自分たちがカバーして戦うことが必要になってくると思います。

葉波 昨年度の春季リーグ戦で2位になった時も4年生が勝ち星をたくさん挙げている姿を見ているので、同じぐらい今年は自分たちが勝てるように頑張っていきたいです。

――優勝に向けてカギになってくるのは何だと思いますか

緒方 やはりダブルスですかね。3月の東京選手権でうまくいかなかった部分を調整するために最近はダブルスの練習にも時間を割くようにしています。

葉波 試合のちょうど真ん中にダブルスがあって、ダブルスで勝てればリードを広げたり、追い上げのきっかけになったりするのでダブルスの勝敗は試合全体の勝敗にかなり影響してきます。

――他大の戦力についてはどのように分析していますか

硴塚 ライバルになってくるのはやはり明大、専大、中大あたりですかね。どの大学もエースが抜けているのでチャンスはあると思います。明大には強力な新入生が入っていて駒沢大にも強い選手が入ったので警戒したいですね。

緒方 専大も絶対的なエースが抜けたんですけど、リーグ戦4年生というのは不思議な力というか、実力以上に強いと感じることが多いので、しっかり勝てるように対策していきたいです。

葉波 エース格の三部選手(3年)、及川選手(3年)から一つでも勝ち星を挙げることができればチャンスがかなりあると思うので対戦することになったら頑張ります。

――中大についてはいかがですか

硴塚 中大は選手がみんな同じぐらいのレベルで揃っているので、どの選手が何番手に出てくるのかというのが読みにくいです。あとは勢いのある選手が多いので最後まで気が抜けないなと思います。

緒方 筑波大もエースの坪井選手(4年)がシングルスもダブルスもかなり強いですし、他にもワセダの選手が苦手としている選手が何人かいるので、やりにくい相手です。初戦の相手でもあるので相当大事になってくる相手だと思います。

「サポートメンバーの思いも背負って」(緒方)

ワセダの新エースとなった緒方

――リーグ戦での個人的な目標はありますか

硴塚 個人賞を獲ってみたいですね。

緒方 自分はシングルスでは5勝以上しなければいけないと思っています。ダブルスでは去年一度も勝てていない明大、専大には特に勝ちたい気持ちがありますね。

葉波 自分はリーグ戦を通して勝ち越さないといけないなと思います。

――リーグ戦を通して見てほしい部分があれば教えてください

硴塚 バックハンドが持ち味なのでそこを見てもらいたいですね。

緒方 自分が頑張る姿を見せることで、リーグ戦のことがまだ分からない1年生に刺激が与えられればいいかなと思います。

葉波 粘り強く戦うところを見てほしいです。

――リーグ戦のキーマンになってくるのはどの選手ですか

葉波 硴塚さんですね。チームを引っ張ってもらいたいです。

緒方 1年生の五十嵐と川上ですかね。五十嵐は一緒に練習をしていても調子がいい時は手が付けられないぐらい強いですし、川上も実力がある選手なので、2人が実力を発揮できればある程度勝ち星が計算できると思います。2人が実力を出し切れるようにいい雰囲気を作っていきたいです。

硴塚 平野主将ですね。リーグ戦での勝率もいいですし、主将が勝てばチームも勢いに乗っていけるかなと思います。

――最後にリーグ戦に向けた意気込みをお願いします

硴塚 自分が出た試合は1試合でも多く勝てるように頑張ります。

緒方 サポートメンバーの思いも背負って最後の一球まで諦めずにチームの勝利に貢献できるように頑張ります。

葉波 出していただいた試合でいい結果を残せるように頑張ります。

――ありがとうございました!

(取材・編集 吉田寛人)

春季リーグ戦の抱負を色紙に書いていただきました!

◆硴塚将人(かきつか・まさと)(※写真左)

1997(平9)年10月6日生まれ。168センチ。AB型。東京・JOCエリートアカデミー出身。スポーツ科学部3年。左シェーク裏・裏。後輩から慕われている硴塚選手。「神から授かった一振り」とも称される強烈なバックハンドに期待しましょう!

◆緒方遼太郎(おがた・りょうたろう)(※写真中央)

1998(平10)年4月14日。175センチ。AB型。東京・JOCエリートアカデミー出身。スポーツ科学部2年。右シェーク裏・裏。最近流行りのスマホゲームを始めたという緒方選手。部員の間でもブームとなっているそうです。

◆葉波啓(はなみ・けい)(※写真右)

1998(平10)年5月14日。165センチ。O型。山形・鶴岡東高出身。スポーツ科学部2年。左シェーク裏・裏。葉波選手が試合で見せる力強いガッツポーズと雄叫びはチームに勢いをもたらします。注目してみてください!

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