卓球部

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2018.05.08

【連載】春季関東学生リーグ戦直前特集 第2回 笹尾明日香×岩越帆香

 春季関東学生リーグ戦直前特集第2回は笹尾明日香(スポ1=神奈川・横浜隼人)と岩越帆香(スポ1=福岡・希望が丘)のルーキーペア。高校時代から数々の実績を残してきた2人は、女子部最大の目標である『グランドスラム』達成に向けて大きな戦力となってくれることだろう。ワセダの未来を担う2人の素顔やリーグ戦への意気込みを伺った。

※この取材は4月26日に行われたものです。

ワセダへの憧れ

終始和やかな雰囲気で話す岩越(左)と笹尾

――早大への進学を決めた経緯を教えて下さい

笹尾 ワセダの卓球部に入りたいなと思って高校2年生ぐらいの頃に決めました。

岩越 ワセダがインカレで2連覇したりしているのを見て、自分もこのチームで活躍して伝統を受け継ぎたいなと思って早大に進学することを決めました。高校の先輩の徳永さん(美子女子主将、スポ4=福岡・希望が丘)にも相談に乗っていただいたりしました。

――練習にはいつ頃から参加されていますか

笹尾 合宿には参加させてもらったんですけど、3月は遠征に行ったりしていたので、本格的に参加し始めたのは3月の末です。

岩越 自分は3月の上旬に高校の卒業式が終わったらすぐに東京に来て練習に参加し始めました。

――ワセダの自主的な練習スタイルには慣れましたか

笹尾 高校の頃から自分で足りない部分とかを考えて、それをコーチに投げかけて話し合って一緒に解決していく、という感じでやってきたので、自分で考えること自体には戸惑いはありませんでした。それでも、すぐに相談できる相手がいない分今まで以上に意識を高く持たないとダメだなと思って、ノートを書いたりして自分を見つめるようにしています。

岩越 自分も高校の頃から自分で考えて練習するスタイルだったのですんなり入れています。

――卓球部の先輩の印象はいかがですか

笹尾 最高です。

岩越 みなさん本当にいい人ばっかりで仲良くしていただいています。

――ご自身のプレーの特徴を教えてください

笹尾 自分の武器はフォアハンドの強打なので、それを生かすためにサーブで工夫して、フォアで得点するというパターンが持ち味だと思っています。

岩越 自分は男性的な卓球を目指していて、ラリーの中で打ち抜いたり、3球目攻撃で得点するのが得意です。

――プレーの課題はありますか

笹尾 自分はバック面に表ラバーを貼っているんですけど、表ラバーは相手も返しにくいのですが、自分にとっても安定性がなくて難しいので、そのバックの安定性を上げていきたいです。あとは相手に攻撃された時にしのぐ技術がないので、伸ばしていきたいと思います。他にも課題はたくさんあります。

岩越 自分も笹尾と同じで、相手に攻められた時の対応が課題です。あとはレシーブが苦手なので、レシーブからの展開の種類も増やしていきたいです。

――高校と大学の卓球の違いはありますか

笹尾 高校時代なら簡単に点数が取れていたような場面でも大学生は考えて対応してくる印象があります。春休みの神奈川選手権の決勝で先輩の徳永さんと戦ったんですけど、(ゲームカウント)2-0から逆転されてしまって、追い込まれてからでも戦術を転換して勝ちにつなげることができるのは凄いなと感じましたね。

岩越 高校生の頃は、ベンチの監督のアドバイス通りやっていたんですけど、大学生になったら試合中も自分で考えてプレーしなければいけないので、頭が良くないと勝っていけないと感じました。先輩の練習を見ていてもメニューとかすごく頭を使っているんだなと気付きますね。

――笹尾選手は春休みにクロアチアオープンに参加されましたが、国際大会を戦って収穫はありましたか

笹尾 収穫は自分が弱いっていうことに改めて気付けたことだけです。課題がたくさん見つかりました。日本の選手はレベルが高いので国際大会でも簡単には負けないんですけど、私は海外選手に負けてしまったので実力がまだまだ足りないと痛感しましたね。戦術の幅を増やしてもっと自信を持って戦えるようになりたいです。

他競技の選手との交流

寮生活について話す岩越

――大学生活には慣れましたか

笹尾 私の高校では周に3日ぐらいは90分授業を行っていたので、授業時間が長いことには慣れています。

岩越 私はちょっと長いなと感じるときもまだありますね。

――寮生活はいかがですか

岩越 食堂とかで他の部活の選手と話したりするんですけど、他の競技の選手の話を聞くと面白いですね。

笹尾 そうだね。ウエイトリフティングの選手から聞いたんですけど、ウエイトリフティングは腕の力というよりは脚の力で上げるらしいんですよ。そういう知らない話を聞けるので楽しいです。あと、寮の隣の部屋のバスケ部の選手とかは2メートルぐらいあるんじゃないかってぐらい身長が大きくて、私は卓球部では大きいほうなんですけど、その選手と並んだら親子ぐらい身長差があってビックリしました。(笑)

――約一ヶ月、一緒に過ごされていますが、お互いの印象を教えてください

笹尾 これはいつも言っているんですけど、1人しかいない同期が帆香ちゃんで良かったな、っていうぐらい本当にいい人でいつもお世話してもらっています。(笑)

岩越 会う前は真面目でしっかりいているイメージだったんですけど、実際に会ってみたら時々抜けているところがあって、忘れ物をしたりするんです。でも本当にいい人です。

――2人で遊びに行ったりもするのですか

笹尾 こないだカラオケに行きました。あとは美味しいお店とかを探しによく行っています。

――オススメのお店は見つかりましたか

笹尾 田無にあるインドカレー屋さんは美味しかったです。あと、大学の周辺だと…そうですね…「やよい軒」です。

一同 (笑)

笹尾 すごい笑ってる、すいません世間知らずで。(笑)

気迫

リーグ戦に向けた意気込みを話す笹尾

――リーグ戦が近づいてきましたが、調子はいかがですか

笹尾 新しい環境にもだいぶ慣れてきて練習量も増えてきているので、調子は上がってきています。

岩越 先輩たちもリーグ戦が近くなってきて意識高く練習しているので、自分もそれに乗っていい練習ができているので調子は上がっています。

――ダブルスの練習はできていますか

岩越 はい。最近動きとかがだいぶ合ってくるようになりました。

――ダブルスの役割などはあるのですか

岩越 私たちはどっちも攻めていきます。

笹尾 帆香ちゃんにはいいスポットにきたら目の覚めるような強打ができるポイントがあるので、そこにボールがきたらすごいです。(笑)

岩越 お互いにフォローしてやっています。どちらかが入らなかったらもう一人が決める、という感じで。

――初めてのリーグ戦ということで雰囲気など分からない部分もあると思いますが、リーグ戦ではどのような役割を担いたいですか

岩越 勝ち星を挙げるっていうことは大前提なんですけど、次の人にいい流れで繋ぐことができるように、内容にもこだわりたいです。

笹尾 中学、高校の時もそうだったんですけど、学年が低くても、ここだけは強気なんですけど、自分がエースなんだと言い聞かせて絶対に負けないという気持ちで試合したいと思っています。

――他の大学の印象はありますか

岩越 やっぱり中大がライバルになるのかなという気がします。私が総体の決勝で負けた梅村(優香)選手も入りましたし。

笹尾 私は梅村選手とは5回ぐらい試合したことがあるんですけど、戦績は五分五分かちょっと悪いぐらいだと思いますね、強いです。

――リーグ戦で見てほしいプレーがあれば教えてください

笹尾 私は試合になると全く違う人間になるので、その気迫を見てもらえればと思います。

岩越 自分はラリー型なので、いいラリーをして得点するところとか、団体戦は盛り上がってくるので気迫も見せていきたいと思います。

――最後にリーグ戦に向けて意気込みをお願いしまし

笹尾 リーグ戦では、これまで先輩方が築き上げた素晴らしい実績を受け継いで、さらに上にいけるようにチームに貢献したいと思います。

岩越 自分の力を精一杯出し切って勝利を挙げられるように頑張りたいと思います。

――ありがとうございました!

(取材・編集 吉田寛人)

※春季リーグ、インカレ、秋季リーグの三冠を達成することを『グランドスラム』と呼ぶ。

春季リーグ戦の抱負を色紙に書いていただきました!

◆笹尾明日香(ささお・あすか)(※写真左)

162センチ。神奈川・横浜隼人高出身。社会科学部1年。右シェーク裏・表。コート上での鋭い目つきとは裏腹に対談では天然な一面も見せてくれた笹尾選手。最近は欅坂46にハマっているそうです。

◆岩越帆香(いわこし・ほのか)(※写真右)

160センチ。福岡・希望が丘高出身。スポーツ科学部1年。左シェーク裏・裏。緊張しながらも丁寧な受け答えが印象的だった岩越選手。笹尾選手とのコンビネーションもバッチリです!

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