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2018.04.10

【連載】春季リーグ戦開幕前特集『勝利への渇望』 第3回 吉澤一翔

 昨年の東京六大学秋季リーグ戦では、屈辱の同率最下位に沈んだ早大。再興には春季オープン戦での活躍でさらに注目度が高まる、吉澤一翔(スポ2=大阪桐蔭)の存在が欠かせない。社会人相手に2本の本塁打を放つなど、着実に成長している吉澤に、東京六大学春季リーグ戦(春季リーグ戦)への意気込みを伺った。

※この取材は3月31日に行われたものです。

勝利に貪欲になる

持ち味の打撃を生かし、新チームで頭角を現した吉澤

――去年1年間の自身のプレーはどのように評価していますか

 去年はメンバーに入ったり、入らなかったりして。まだ1年なので、まだまだ分からないことだらけでプレーに集中できない部分があったのですが、ことしからは2年目で分かってきたので、しっかりプレーしたいなと思っています。

――2年目はどのような心持ちで臨みますか、意気込みを

 2年目になり、一つ勝負の年になるという実感はあるので、春季リーグ戦ではチームに貢献できるようにしっかり準備していきたいと思います。

――高校と大学の違いはなんでしょうか

 高校と大学って全然違います。高校の時は監督がメニューを決めたりして、それに従ってしっかりとやるって感じだったんですけど、大学に入ってからは選手でしっかりやるという感じなので難しいとは思うんですが、自分でしっかりと考えていかないといけないなと思います。

――六大学のレベルは入学前に思っていたのと比べてどうでしたか

 やっぱり、投手の質が良くなっています。打撃面っていうよりかは守備面でレベルが違うなという感じです。

――早大での寮生活はいかがですか

 高校は刑務所みたいな寮だったのですが、いまは少し自由があるというか楽な面があるので、より自分のことに集中してできるなと思います。

――チームとしては同率最下位になりましたが、去年から雰囲気などの変化は感じますか

 やっぱり最下位になってこのままではあかんっていう雰囲気は常に出ているので、このまましっかりそのような雰囲気を忘れずにやっていかないとなと思っています。

――チームに足りないものはなんでしょうか

 まだまだ2年なので生意気なことは言えないのですが、もっと勝利に貪欲にならないといけないなと思います。

――徳山壮磨投手(スポ1=大阪桐蔭)や岩本久重捕手(スポ1=大阪桐蔭)など、後輩が入ってきましたが、どういった面を見せていきたいですか

 背中で示すというか。言葉で示すのではなく、大学野球はこういう感じというのを示していけたらと思います。

――この二人が進路を決めるに当たって早大について何か聞かれたりしましたか

 大学に来るとは聞いていました。ラインなどで「どうしたらいいですか」など聞かれたのですが、大学野球するなら早慶戦しかないかなと思っているので、来れるのであれば早大に来ればいいんじゃないかなとは伝えました。

「三冠王」

名門の主軸を担う覚悟はできている

――打撃面について、最近好調が続いていますがいかがですか

 打撃に関しては、逆方向のイメージがついてきた中で、結構うまくいっているのでこのまま、そのイメージを忘れずにやっていきたいと思います。

――去年はどのような練習を主としてきましたか

 打撃では、逆方向にしっかりと打つというのをテーマにしてやってきました。

――重点を置いている練習などはありますか

 ティーバッティングなのですが、内川聖一選手(福岡ソフトバンクホークス)のティーをまねしたりしています。

――その効果が現れてきたと感じた時期は

 ちょうど沖縄キャンプの時ぐらいですね。

――安打と長打のどちらを意識をしていますか

 常に長打を意識した中で、やってますね。

――守備について聞いていきたいと思います。以前は三塁手を任されていましたが、春季オープン戦では一塁手をされていました。一塁手と三塁手の違いはありますか

 三塁と一塁と考えたら一塁手の方が簡単というか、もちろん難しいのですがどちらかというと一塁手の方が簡単なので。一塁手は一塁手なりに難しいところもありますし、まだまだ下手な部分があるので三塁手と比べてはまだまだ未熟だなと思います。

――これからやる上で一塁手と三塁手のどちらをやっていきたいですか

 やっぱり上のレベルになってくると三塁手をやりたいなと思ってます。

――中大戦では1回に2個、失策がありましたが、やはり守備には不安が残りますか

 技術面でもそうなのですが、気持ちの準備というか気持ちの波っていうのがあるので、1回の守備を集中力を高めてやっているんですけど、そういう守備力の面でまだまだ練習をしていかないとなと思います。

――高校時代にも守備に不安と言っていましたが、大学に入って、少し克服はできましたか

 うまい先輩を見て、まねしたりしているので、高校と比べたら少しは上達しているのではないかなって思います。

――こういうボールが来たら、不安と感じるものはありますか

 やっぱり正面の速い打球が来ると少し逃げちゃう部分があるので、そこはしっかり止めるというか、そういう気持ちを持ってやっていきたいと思います。

――では大学四年間の目標を教えてください

 三冠王っていうのは絶対獲りたいですし、その中で日本一にもなりたいと思ってます。

――最後に今季のリーグ戦での目標をお願いします

 日本一で、個人としては打率3割以上、ホームランが3本以上。打点を一番挙げていきたいなと思っているので、打点王を目指していきたいです。

――ありがとうございました!

(取材・編集 江藤華)

チームを勝利に導く一打を期待しています!

◆吉澤一翔(よしざわ・かずと)

1998(平10)年5月29日生まれ。172センチ、77キロ。大阪桐蔭高出身。スポーツ科学部2年。内野手。右投右打。ことしのセンバツに母校が出場しており、この日の春季オープン戦前に少し試合を見てきたという吉澤選手。「相変わらず強いなと思いました」と褒めていました。センバツ優勝おめでとうございます!

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