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2017.12.21

【連載】インカレ直前特集『運命の一閃』 第5回 矢島雄吾×飛田烈×高橋寛伎×小澤田匠

 関東大学リーグ戦(リーグ戦)でチームトップタイの8得点をマークしたFW矢島雄吾(スポ3=北海道・駒大苫小牧)、FW飛田烈(商3=東京・早実)の二人のゴールハンターが登場。また、二次リーグで躍進した第3セットの攻撃陣を支える、FW高橋寛伎(国教3=東京・インターハイスクール)、FW小澤田匠(スポ2=東京・早実)にも話を伺った。日本学生氷上競技選手権(インカレ)でも、彼らの『一閃』が勝負を決める。

※この取材は12月13日に行われたものです。

「チームとしてよくなっている実感をみんなが持てた」(飛田)

飛田

――まずはリーグ戦の振り返りをお願いします

小澤田 自分は去年はこんなに出場機会をもらえていなくて、ことしから出場するようになって思ったのは、14試合通して戦って疲れたなということですね。去年はベンチに入ったとしてもワンポイントで出たりという出場機会が多かったので、ことしのような出方をして普段から出ている人の苦労がわかりました。加えて、やっぱり試合は出た方が楽しいなと思いました。

飛田 チームとしては4位という結果で目標には届かなかったんですけど、大事な14試合になったなと思います。理由としては、去年はただ試合をこなしているだけという感覚だったんですけど、ことしは1試合1試合ミーティングを重ねて、リーグの試合を重ねるごとにチームとしてよくなっている実感をみんなが持てたと思うので、結果は4位だったんですけどすごく重要なリーグ戦になったかなと思います。

矢島 チームの成長を感じられたリーグ戦だったかなと思います。去年とは1試合1試合に対する思いとか準備が変わったなと思っていて、勝ちたいという思いがミーティングの数とか質から伝わってくるような秋リーグだったなと思います。

高橋 秋リーグの始まりはあまりよくなかったと思うんですけど、徐々にチームとして成長していって、チームが一つになって強くなっていったかなと思いますね。

――FW陣の総括をお願いします

矢島 僕の個人的な感想なんですけど、ミスはしなくなったなと。ミスはしなくなったけどまだまだできるなというのが正直なところです。ミーティングでシステムだとか守りの形とかに関してはすごくよくなって、失点とか相手パックを取るところとかに関してもよくなったと思うんですけど、点数を取ることに関してはもっとできるなというのが僕の正直な気持ちです。確かに守りとかチームとしてという部分はすごく伸びたと思うんですけど、個々の能力はまだまだもっと伸ばせるところがあるんじゃないかなとFW陣には思っています。

――鈴木ロイ副将(教3=北海道・苫小牧東)がFW陣全体の守備意識をもう少し高めたいと仰っていましたが、みなさんはどう感じていますか

飛田 リーグ戦の最初の方はDゾーンでのFWの役割があいまいで、ただポジションにいればいいというのがあったと思うんです。リーグ戦中盤から約束を作って、FWはシュート打たれたら相手のFWにチェックに行くとか、45度に早く入るとか。あとバックチェックに早く戻るっていうのを決めごとにしていたので、それで失点はかなり減ったんじゃないかなと思います。

高橋 最近は頑張って意識高めてるよね。

矢島 ロイの思いはみんなに伝わっていて、みんなで攻めてみんなで守ろうというのがあるので、これからインカレに向けてやっていくことなんじゃないかなと思います。

――飛田選手に質問です。今季はチームトップタイの8得点を挙げて、リーグを通して第1セットで出場されましたが、感想はいかがですか

飛田 夏の合宿から第1セットでやらせてもらって、正直夏の大会では全然活躍できなくて、第2セットに助けられていた部分がだいぶありました。ただ個人的には調子は悪くないなと思っていて、リーグ戦始まって結果が求められると思っていたんで、みんなが一番わかる結果が得点なので得点にはこだわっていました。その結果リーグの最初の方は得点することができて、得点勘というか嗅覚のような部分はだいぶこのリーグ戦で身についたかなと思います。

――次は矢島選手に質問です。同じくチームトップタイの8得点を挙げて、特に第1セットに入ってから好調だったように感じましたが振り返っていかがでしたか

矢島 サマーカップの時は2つ目の赤セットでやっていて、割とその時も調子がよくて。秋リーグとかサマーとかは、全体的に調子よかったなっていうのがあります。大学生になってから考えても、夏から今にかけての4カ月間が僕にとってピークな状態です。6、7月あたりのオフ明けの期間と、大学始まってからの2年間の成長率を比べるとこの4カ月の方が僕は得たものが大きいと思っていて、いろいろ理由があるんですけどその中で得点というかたちで結果を出せたのは、僕自身の成長をわかるかたちで出せていてよかったなと思うのと同時に、『21』というワセダのエースナンバーをつけている自覚があるので、もうちょっとチームに貢献しなきゃいけないなと思っています。みんなにわかるかたちでチームに貢献していきたいです。

――次は高橋選手に質問です。二次リーグだけで3得点を挙げるなど、後半好調だった要因は何でしょうか

高橋 運よかったんじゃないのと思うけど。

一同 (笑)。

高橋 練習は特にやること変えたりとかはしていないし、もっと頑張ったとかはないと思うんですけど、普通に常に最善を尽くそうとして、結果的に秋リーグ後半の方が3点入ってうまくいったのかなと思います。特にこれというものは思いつかないですね(笑)。

――最後に小澤田選手に質問です。初めてリーグに出続けた感想はいかがでしたか

小澤田 自分は第3セットでずっと出してもらっていて、すごく自分の中で成長につながったのかなと思うのと同時に、今のプレーだと誰でもできることを一生懸命やっているような感じで、悪く言ったら誰にでもとってかわられるようなポジションだと思うので、頑張んなきゃいけないと思いました。あとは自分の中での第3セットの意識がすごく変わりました。去年とかことしの初めまでを見ていると、第3セットは得点はいらないから失点を最小限に抑えて、反則をもらってきて次のセットにつなげてという印象でした。そういうことをするのももちろん大事なんですけど、後半戦に同じセットで組んでいた高橋さんとか田中さん(創一郎、政経4=東京・早実)とかが得点したり、同じ学年の大崎(大祐、先理2=青森・八戸)が頑張っているのを見て、第3セットでも得点を取らなきゃいけないなという。やはり第3セットが得点するとチームとしても波に乗るし、勝ちに一番近づけられる得点をするのは第3セットなのかなと思ったりもしたので、これからただ頑張るだけじゃなくて得点もできるセットにしつつ、自分もそういうセットに入れるように頑張りたいです。

――どういったプレーでほかの人と差をつけていきたいですか

小澤田  自分はわりと人よりでかい声が出るので、 トークサポートであったり、あいつ元気なプレーするなとかガッツあるなとか。

高橋 じゃあほかのプレーヤーが大きな声を出したらもう試合出れなくなるよ。

小澤田 まあそうっすね。

飛田 いいんかそれで(笑)。

小澤田 いやでもそんな奴はいないです。 第3セットは元気なのが一番かなと思うので、そういうところで差をつけていけたらなと思います。

――次は第1セットのお二人に質問です。第1セットの働きぶりを振り返っていかがでしたか

飛田 第1セットとしてはリーグ戦中は失点はそれなりに少なくて、得点は取れているなという記憶がありますね。その理由としては、一応ワセダの看板セットが第1セットなので、他の大学の第1セットと当たることもあるんですけど、セットの役割としてそこには負けられなくてプラスで帰ってくるというのがワセダの戦い方なので、それを強く意識しました。あと練習で失点したら厳しい雰囲気にもなるんで、練習からシビアに失点しちゃダメというのがあって、その結果試合でも大きく崩れることはなかったなという印象です。

――やはり練習中に厳しい雰囲気になることもありますか

飛田 まあ厳しくいい感じに言い合ったという。

矢島 要はケンカみたいな感じになったんですけど、あれは多分お互いが本気でアイスホッケーに向かい合っていて、その中での考え方の違いからぶつかり合いになっただけで、ただのケンカではなくてチームのことを考えて意見を言った結果熱くなっちゃったっていう話です。あれはいいチームの刺激にはなったのかなと思います。

――次は第3セットのお二人に質問です。特に二次リーグで第3セットの好調ぶりが目立ったと思いますが、振り返っていかがでしたか

高橋 さっきたく(小澤田)が言ってたと思うんですけど、第3セットは守る、守る、守るで失点しないという、チームの雰囲気づくりプラス第1セットにどういい流れを作って渡すかというのをやっていたんですけど、二次リーグに入ってうちも得点するようになってチームに貢献するようになったとは感じています。

小澤田 坂本選手(之麿、社3=青森・八戸工大一)の復帰とかですか。調子乗るんであんまり大きく書かないでください。

一同 (笑)。

小澤田 あくまで一要素としてです(笑)。

――秋リーグで印象に残った試合を教えてください

小澤田 ケガで最終戦の東洋大戦(〇3-0)は出ていなかったんすけど、その試合は自分のところに伊東勢司(政経1=東京・早実)っていう1年生が入って頑張っていたのがすごく印象的でした。彼と結構ポジションが入れ替わったりしていて自分としても負けたくないなと思っていたんですけど、そういう選手が頑張っていて刺激を受けたというか自分も頑張らなきゃなと思ったと同時に、すごくうれしかったのを覚えています。

飛田 二次リーグの法大戦(〇5-1)ですかね。一次リーグは法大に負けていて(●3-4)、チームの成長がかたちに出る試合だったなと思います。本当に完勝といっていいくらいの自分たちの中で最高の試合で、相手にいいかたちも作らせなくて、ミーティングでやった通りのかたちで得点も入って、そこからみんな自分たちのやってきたことは間違っていなかったと自信になった試合でした。二次リーグの好調ぶりとチームの成長が見えるいい試合だったなと思います。

矢島 印象的だったのは二次リーグの明大戦(●2-6)ですね。いい試合ができたわけでもなく単純に実力差で負けた試合だったと僕は記憶しています。わりと秋リーグは入ってから一次リーグまででこんなんじゃだめだという雰囲気になり、そこからミーティングを増やしてシステムとか、トラップとかっていうのをどんどん磨いていって。二次リーグの前半で順位で言うと下位のチームにいい試合をして、法大にも勝って、いい流れで明大と当たった中で完全に実力差で負けたというのが僕の中で印象的でした。ここまでやったけどまだ全然かなわないんだと。僕の中では明大戦いけると思っていたんですけど、全然かなわねえなという落ち込みというか、悲しみというか。そういう気持ちと同時に、まだインカレまで時間あるからこれからいろいろやっていけるんだというワクワクとか、これから何をしていこうという気持ちがすごく大きくて。そこまでは順調にきていただけにそこでの完敗というのが僕にとってはすごく印象的です。

高橋 東洋大戦ですかね。一つは本当に一番最近やった試合だからだと思うんですけど。もう一つはやっぱり上位校相手に守りもできた上で攻めることが出来て、いい点差をつけていい試合で勝てたと感じたんですね。あとその試合は第3セットが結構頑張って得点を取ったので、個人的にはうれしかったですね。

「僕烈のファッションが好きなんです」(矢島)

矢島

――ここからプライベートについて伺いたいと思います。それぞれの他己紹介をお願いしたいのですが、はじめに飛田選手についてお願いします

高橋 烈は、面白くて一緒にいて元気をもらえる人かなと思います。その場を盛り上げてくれると思うので、ホッケーじゃないところだとそんなイメージがありますね。最近の話で言えば、免許を取ってちょっと大人っぽい部分を見せてきました。この顔で運転していて警察に止められないといいなと思います。

矢島  烈に言ったことないんですけど、僕烈のファッションが好きなんです(笑)。冬の格好が特に好きで。なんか、大きいネックウォーマーみたいなの着けてない?

飛田 あー。

矢島 それにジージャンみたいなものを着ていて、それが結構好きです。そのファッションをどこで磨いてきたのかなって気になっています。

飛田 基本買い物に行くときはお姉ちゃんとかお母さんと一緒で、女子受けのいいものを買ってもらうっていう。

高橋 多分だけど、烈は何を着てもかっこいいよ。

一同 (笑)。

矢島 ホッケーでは、結構俺に持っていないものを持っています。僕はハンドリングが苦手なんですけど、ハンドリングがうまいです。烈のすごい得意なムーブがあるんですけど、結構得点パターンで多いものがあって、そういう他の人にないものを持っているからすごいですね。どこで磨いたんだろうと思っているんですけど。

飛田 それもお姉ちゃんに(笑)。

一同 (笑)。

小澤田 一緒の部屋だからというのもあると思うんですけど、なんか常にぐうたらしているイメージが強いです。自分も似ている感じだから二人して部屋とか汚しちゃうんですよ。常に汚くて、よく部屋に来る坂本さんとか、ハリデーさん(慈英、スポ3=埼玉栄)とかに汚いって言われます。あの人たちも(一緒に)汚しているんですけど。烈さんは高校の時から知っているんですけど、だらしない一面もあり、きちんとした一面もありみたいな感じですね。

――続いて矢島選手の他己紹介をお願いします。

小澤田 いろいろな事へのこだわりが強くて、好きなことにお金をかけていていいなと思います。

飛田 僕もそうですね。さっき雄吾がホッケー面について言っていたんですけど、私生活でも自分といい意味で逆ですね。自分は本当にだらしなくて、そういう部分で雄吾は偉いなと思っています。なんか真面目なんですよね、多分。 ホッケー面では駒澤特有というか、それは昨年の4年生にいた立樹さん(金子、平29スポ卒=北海道・駒大苫小牧)も一緒なんですけど、どんな得点でもなんだかんだ入れるので勝負所が分かっているなと思っています。チームの大事なところで点を入れる能力は、やっぱり人にはまねできないところですね。もちろん技術もありますけど、技術以上にそういう所が長けているなと思います 。

高橋 やっぱりこだわりが強いんですよね。時期的に夢中になるものがあって、やじさんの中で今の流行りは何だろうなというのが面白いと思います。イメージは、みんなが疲れて寝ている時に頑張ってどこか行ったりしていて、人生を無駄なく生きているなと感じています。大学生活を楽しんでいる感じです。

――高橋選手の他己紹介をお願いします

矢島 こんなへらへらしているんですけど、ホッケーの時は本当に熱くて、本気でホッケーに集中する時と、日常でだらだらしているときのギャップが一番激しいと思います。本当にいつもはいかにだらだら過ごすかを極めているような人なんですけど(笑)。

矢島 でも本当にホッケーの時は負けたら悔しそうにするし、ミスしたらああすればよかったって言う。そういうギャップがあるところが僕は好きですね。

飛田 私生活では、いろんな所に一緒に行ったりします。だらだらするのが好きなんですけど、遊びとかに誘うのも好きですね。高橋さんの車が寮にあって、それを使ってみんなでどこどこ行こうぜって言って。それでみんなも寛伎が行くなら行くって言う。そういうキャラっているじゃないですか。

高橋 そういう何かしたい欲はいつも(あります)。

飛田 そういう人を惹きつける力があります。あとホッケー面で自分が思うのは、早大にいる人の中で一番敵にしたくない選手だなと。敵に高橋さんいたら絶対に嫌ですね。

矢島 確かに。

飛田 高校時代に敵だったので、よく練習試合とかしていて。力も強いし、すごい相手が嫌がるプレーをするので、いい選手だと思います。

小澤田 日本語をいじるのが楽しいです(笑)。帰国子女でよく言い間違えをするんですけど、それを笑ったりするのが楽しいです。あとはすごく不思議な人で、みんながだらだらしたいときは一番頑張るんです。それでみんなが頑張る時に1人だけだらだらするみたいな。みんなでバーベキューしようってなった時に、みんなだらだらしながら食べているのに、1人で大きい肉をみんなに食べさせたいからって一生懸命焼いてくれました。みんなのだらだらのために。

高橋 あー、それはある。みんながいい思いをできるならちょっと頑張ろうかなって。

――続いて小澤田選手の他己紹介をお願いします

高橋 プライベートで一緒に遊んでいるのがこっちからしたらすごく楽しいし、他の部員の中でも結構一緒にいて面白いです。飲みに行ったりするんですけど、その飲む場にたくがいないとちょっと物足りない感はあります。

矢島 学部が一緒なので行き帰り一緒の時があって、電車とかで一緒になるんです。でも、いつも不機嫌そうな顔をしていて、しゃべりかけづらいんですよね。話しかけたいときがあるんですけど、声かけたらまずいかなみたいな顔をしている時が多いです。

小澤田 真顔がそういう顔なんで無愛想な顔になっちゃうんですよ。

矢島 まだあまり彼のことを知れていないなという、もうちょっと知りたいなというところもありつつ、ちょっと怖いなっていう。どうしたらいいんだって感じだと思うんだけど。そんな感じです(笑)。

飛田 私生活でいうと、結構似たタイプだとみんなに言われています。ふざけていてだらしないけれど、みんなといる時に自分で言うのもあれですけど盛り上げ側ですね。ホッケー面でも私生活でももう少し、期待を込めると、寮生活ってみんなといることが多いじゃないですか。そこでもっとみんなを笑わせてほしいなと思います。できると思うので。

高橋 今じゃまだ足りない?

飛田 まだ足りないかな。自分たちが卒業した後の寮の盛り上げとか必要かなと思うので。一個下の学年はたくが盛り上げないと、といいますか。ホッケー面も自分と結構体格とかスピードとか似ているので第3セットでただ頑張ってるだけじゃなくてもう一つほしいみたいなことを(小澤田が)言っていたんですけど、他の人にはできない何かを身につけてほしいなと思います。他己紹介じゃないですけど、期待ですね 。

「(理想のクリスマスは)八戸で部員と過ごすこと」(高橋)

高橋

――3年生に伺いたいのですが、この3人で遊んだりしますか

矢島 俺はあんまり人と遊ばないよね。1人が好きなんですよ、だから1人でぷらぷらと遊びに行くことが多いです。結構マロ(坂本)とかと(遊びに)行っているよね。

高橋 やじさんはこだわりとか自分のマイブームみたいなものがあるので、気付いたら自分のことで消えていたりします。烈とかと遊んだりしてますね。

矢島 なにしてるの?

高橋 飲みに行ったり、あとは六本木行ったりとか。

飛田 寮にいる時間が長いのでみんなでご飯食べて風呂入って。あとやっぱり高橋さんの車でどこか行ったり。この間免許取ったばっかりなので運転しました。

――2年生は仲良いですか

高橋・飛田・矢島 聞きたいね。

小澤田 仲良いですよ。

矢島 ほんと?

小澤田 3年生とはまた違った感じです。人数が多いということもあってみんなでっていうのはないです。2年生同士では毎回集まったりはしないけど、年に何回か同期会でみんなでご飯食べたりするのが、めちゃくちゃ盛り上がるし楽しい会です。

――特に仲の良い2年生は誰ですか

小澤田 特に仲良いのは同じ学部で授業一緒に行ったりしている青木(孝史朗、スポ2=埼玉栄)とか加賀美(俊介、スポ2=北海道・釧路江南)とかですね。

――矢島選手にお伺いしたいのですが、個人ブログを始めたきっかけはなんですか

矢島 始めようと思ったのは帰省中だったんですよ。北海道が実家で、弟や親と一緒に車の中で大学とか東京のこととか話していたんですけど、あまりにも北海道に東京についての情報がないなと。実際インターネットで調べようとしてもアイスホッケー部のことまでとかは全然分からないし、その大学でどんな授業を受けて生活をしているのかとか分からない。あと教員を目指す人なども高校だと多くて、地元に帰って教師になりたいとか言う人も結構いるんです。でも実際どういう風にしたら教員免許を取ることができるのかとか全く知らないし、そもそも大学ごとに違う雰囲気とか分からないじゃないですか。そういうことが分からないのに大学を選んでいるのはなんか変だなと。ただ単にアイスホッケーが強いからとか好きな先輩がいるからとかいうだけで選ぶのは今後の人生歩むにあたって後悔が残りそうだなとかいう僕の勝手な思い込みです。僕は早大のことしか分からないので早大だけなんですけど、少しでも情報を発信して高校生とか中学生の進路選択の助けになればいいなと思って最初はブログを始めました。でも始めてみたら大学のことよりもスケートとかアイスホッケーに関する技術的なことだったり、用具的なところに興味を持ってくれる方が閲覧数的にすごく多かったんですよ。アイスホッケーの技術に関することなどを求めている人がすごく多いことにブログをやって気付いたので、そこからはわりとスケーティングの話とかシュートの話とかそういうのを多くするようにしたりはしています。きっかけとしては北海道で、東京に関する情報の格差をなくしたいなというところで始めました。

――飛田選手はチームのパイオニア的な存在ということですが、今のブームは

飛田 キビシー!(高い声で)

一同 (笑)。

飛田 こういう空気になったら、キビシー!ってやるんですよ。

高橋 きょうの朝練どうだったの。

飛田 いや、キビシー!

高橋 明日とかランらしいよ。

飛田 キビシー!って、今それがブームです。

――理想のクリスマスの過ごし方を教えてください

高橋 八戸で部員と過ごすことかな。

一同 (笑)。

高橋 日本ってめっちゃカップルの日だよね。アメリカだと家族の日だから。

飛田 っていうことは俺ら?

高橋 そうだよ。早大アイスホッケー部がファミリーだから。ということでことしのクリスマスが一番理想のクリスマスかもね。

「みんなで笑ってことしを終えられるように」(小澤田)

小澤田

――次にインカレについて伺いたいと思います。インカレに向けて強化したいことは

小澤田 自分は得点に絡める力を強化したいと思います。今の自分のセットのDFはゴールにパックを集めてくれるDFなので、それを押し込めるように、得点に絡めるようになりたいと思います。

飛田 もう対戦チームが決まっているので、明大と戦う上で、明大は攻撃力があるチームです。早大は守りが堅いチームで、守り勝つというのが目標なので、チームでの守りを強化すべきだなと思います。

矢島 チームとしては、わりとこの秋リーグで型を身につけたと思っています。その型って言うのはいろんな意味の型があるんですけど、型にはまりすぎないで自分たちの殻を破って臨機応変なプレー選択ができるようになれば早大は強くなるかなと思います。それで、個人的には強化とはちょっと違うんですけど、細かいところまでこだわりぬきたいというのがあります。本当にちょっとしたところ、パスの精度であったりシュートのコースであったり、練習の1回1回の追い込みであったり。そういうところをこだわり抜いてやることが自分の強化につながるんじゃないかなと思います。

高橋 早大の足りないところはやっぱりひとつひとつの個人スキルをもうちょっと磨けるかなと思いますね。もったいないなと思うところがあるので、そういうところを減らしていければもっとスコアするチャンスにつながったり、ひとつひとつのバトルに負けないようになるかなと思います。烈が言った守りの意識というのもあると思うんですけど、逆に言えばひとつひとつのスコアリングチャンスをものにして確実に入れることができるようにしないといけない。そうしないとせっかくいいところまでいっても、スコアできなかったら試合に勝てないので、決めることのできるチャンスは絶対に決めないといけないなと思います。

――4年生への思いは

高橋 ことしの4年生はまだインカレで優勝していなくて、最後のシーズンなので、チームでまだ誰も経験していないインカレ優勝をして、いい思いで(終わりたい)。やっぱりインカレ勝ちたいよね。

矢島 僕は個人的に新井さん(遥平主将、スポ4=北海道・駒大苫小牧)との付き合いがすごく長いんです。小学校の時から知っていて、中学校の時も同じチームで高校も2年間一緒にやりました。大学に入ってからもずっと一緒という先輩なので、結果がどうあれ新井さんに気持ちのいいかたちで引退して欲しいなというのが一番強いです。そのために僕とか後輩たちが先輩たちのためにできることはやっていきたいなという気持ちです。

飛田 自分の代が入ってから、一個上の先輩ということで一番長く接している学年なのでその人たちにいい思いをさせてあげたいというのがあります。だから1,2,3年生は死にものぐるいで4年生のためにやるのが全てだと思います。

小澤田 ことしの春の大会(関東大学選手権)の結果が悪かっただけに悩むことも多かった4年生なんじゃないかなとすごい思っています。その分一生懸命いろんな部分をチームのために頑張ってやってくれました。だから4年生に感謝の意味も込めて最後の大会で、雄吾さんも言ったんですけどいい思いをしてもらいたいなと思います。

――インカレの意気込みをお願いします

小澤田 インカレは最後の大会と言うこともあってどのチームも総力戦だと思います。だからみんなで力を合わせて切磋琢磨(せっさたくま)しながら最高の状態でインカレに臨んで、優勝してみんなで笑ってことしを終えられるようにしたいなと思います。

飛田 今までこれだけミーティングしてこれだけ成長したチームはないと思います。早大が春から比べて一番成長していると思うので、この努力を無駄にしないように、勝ちという目標に向かいたいです。神は細部に宿るってよく言いますけど、自分たちここまでやってきたぞというのは他の大学よりもどこまでも練習して、どこまでもトレーニングしてどこまでもミーティングしたぞというのがあると思います。だからインカレの試合が始まる直前に自分たちここまでやったんだなと思えるように、努力したいです。そうすれば自然と結果は付いてくると思います。あとは優勝したいですね。

矢島 自分にできることをできるだけ精一杯やっていきたいなという思いです。個人の練習で追い込むところやこだわるところというのもそうですし、チームに対する働きかけとか選手個人個人に対する働きかけというところも自分にできる限りのベストを尽くしたいです。そして優勝に向けて頑張っていきたいなと思います。

高橋 ことしの始まりは、春大会で早大の歴史の中でも相当ひどい結果を残したと思うんですね、7位という結果で。そこからチームが成長してここまで来たんだよというのをみんなに見せたくて、最後インカレ優勝というのは、早大の努力を見せることができると思うので優勝したいです。

――ありがとうございました!

(取材・編集 佐々木一款、糸賀日向子、川浪康太郎)

階段を駆け上がった先に見据えるは優勝です!

◆矢島雄吾(やじま・ゆうご)(※写真中央左)

1996(平8)年8月17日生まれ。177センチ。北海道・駒大苫小牧高出身。スポーツ科学部3年。自分のココが一番:『好奇心』

好奇心が止まらない矢島選手は、現在はプログラミングに興味を持っているそうです。また、地元・北海道に東京の情報を発信すべく、個人ブログを開設。行動力もピカイチです。

◆飛田烈(とびた・れつ)(※写真中央右)

1996(平8)年11月28日生まれ。170センチ。東京・早実高出身。商学部3年。自分のココが一番:『パイオニアなところ』

最近車の免許を取得したという飛田選手。直近では、高橋選手の車を借りて、寮から約5分のところにあるお好み焼き屋さんまで運転したそう。寮内の流行りを作り出す、明るいムードメーカーです。

◆高橋寛伎(たかはし・ひろき)(※写真左)

1996(平8)年5月3日生まれ。169センチ。東京・インターハイスクール出身。国際教養学部3年。自分のココが一番:『表現力』

独特な日本語ばかりに注目が集まる高橋選手ですが、本人曰く英語を話す際も独特な表現を意識しているそう。また色紙を書く際も、絶妙な棒人間を描き、底知れぬ表現力を披露しました。

◆小澤田匠(こさわだ・たくみ)(※写真右)

1997(平9)年5月17日生まれ。165センチ。東京・早実高出身。スポーツ科学部2年。自分のココが一番:『毛深さ』

飛田選手から2年生の代の盛り上げ役として期待されている小澤田選手。矢島選手からは不愛想な表情をしているため話し掛けづらいと指摘され、今後は笑顔で過ごすと誓っていました。

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