バレーボール部

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2017.11.27

全日本大学選手権展望

 全国の頂点を決める戦い。全日本大学選手権(全日本インカレ)の初戦がいよいよあすに迫った。早大が今年最大の目標として掲げてきた大会だ。現体制で臨める試合はこれが最後となる。優勝までの計6試合を勝ち抜くカギとはーー。

 秋季関東大学リーグ戦(秋季リーグ戦)を全勝優勝で飾った早大とともに、優勝候補筆頭に挙げられるのは中大だ。今季はエース・石川祐希、ライト・大竹壱青がともにチームを離れており、ここまでフルメンバーで出れた大会はまだない。しかし、主力を欠いた状態でも東日本大学選手権(東日本インカレ)で優勝するなどその実力が陰る事はなかった。長くチームを離れていた2人が短期間でどれだけチームに馴染めるかが、今大会の行方を大きく左右することは間違いない。順当に勝ち進めば、早大は決勝で中大と対戦することとなる。今季ここまでの対戦成績は2勝1敗。しかし、フルメンバーが揃っての対戦はなかったため、実質これが最初で最後の真っ向勝負と言っても良いだろう。2年連続で中大に決勝進出を阻まれているだけに、今年こそ雪辱を果たしたい。そこに勝ち上がるまでに早大の前に立ちはだかるのが、龍谷大・東海大だ。毎年関西の大学相手に苦戦を強いられる早大。龍谷大には2年前、今大会と同じ体育館でフルセットの熱戦を繰り広げ、あわやというところまで追い込まれた経験がある。苦手とする関西勢に快勝し弾みをつけたいところだ。東海大は秋季リーグ戦こそ振るわなかったが去年の準優勝校であり、打倒・中大にかける思いも強いだろう。全日本インカレは負ければ終わりのトーナメント戦。一戦必勝で確実に勝ち進みたい。

このメンバーで臨む最後の戦いがいよいよ幕を開ける

 今季の早大は春季関東大学リーグ戦3位、東日本インカレ3位、そして秋季リーグ戦優勝と着実に進化を遂げてきた。一度も負けることなく秋季リーグ戦を終え、全日本インカレは第1シード。優勝候補の大本命とも言える。今季の早大は『サーブ』のチームだ。サーブで攻め、相手の攻撃を限定しブロックをしっかり機能させることで、ブレークポイントを挙げていきたい。大会を通して体育館が変わらないことは、サーブの感覚をつかむ上で早大にとっても好材料となるだろう。またクイックはもちろん、バックアタックも加えたセンターからの攻撃をどれだけ使うことができるかも大きなポイントとなる。セッターに安定したレシーブを供給し、いつでもセンターを使える状況に持っていきたい。4年生における4年生のための大会。それが全日本インカレだ。下級生主体のチームで秋を制した早大だが、最後の最後は4年生の力が勝敗を分ける。喜入祥充主将(スポ4=大阪・大塚)、山﨑貴矢副将(スポ4=愛知・星城)、加賀優太(商4=東京・早実)の4年生3人が最後にどれだけ意地を見せられるか。4年間で培った底力に期待したい。

2013年に日本一になった時のもの。選手は毎日これを目にしながら練習している

 早大は2013年に27年ぶりに秋季リーグ戦を制すと、その年の全日本インカレで61年ぶりに優勝。日本一に輝いた。今回もその再来として、秋・全日本インカレ2冠のジンクスを打ち立てることができるか注目が集まる。泣いても笑っても、このチームで戦うことができるのは残りわずか。『LAST POINT』。一度も負けることなく、『最後の1点』を自らの力で取って終わることができるのは1チームのみだ。今年こそ、決勝のセンターコートで決勝点を手にし喜びを爆発させることができるか。新たな歴史に名を刻む時はすぐそこだ。

(記事、写真 杉山睦美)

 

★インカレの日程

男子部

1回戦       11月28日(火) Aコート第1試合

2回戦       11月29日(水) Aコート第1試合

3回戦       11月30日(木) Aコート第1試合

準々決勝      12月1日 (金) Aコート第1試合

準決勝       12月2日 (土) Aコート第1試合

決勝(3位決定戦) 12月3日 (日) 特設コート第4試合(特設コート第1試合)

場所

大田区総合体育館

タイムスケジュール

1回戦のみ10時30分第1試合開始。2回戦以降は10時第1試合開始

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