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2017.09.08

【連載】秋季リーグ戦開幕前特集『pride』第6回 大竹耕太郎×小島和哉×早川隆久

 大竹耕太郎(スポ4=熊本・済々黌)、小島和哉(スポ3=埼玉・浦和学院)、早川隆久(スポ1=千葉・木更津総合)――。今回登場するのは早大が誇る左腕トリオだ。大竹が小島について「ライバルでもあり、いつも助けてもらってる」と語れば、その大竹を小島は「最初にいろいろ教えてもらった先輩。投手陣の中でもすごく話しやすい」と称す。そして、尊敬する左投手の先輩から多くを吸収しようと、この春早大の門をたたいたのが早川だ。学年は違えど、互いを認め合い、切磋琢磨(せっさたくま)してきた三人は、境遇、投球スタイルなど何かと似通った部分も多い。投手陣の中心として期待されるこの秋。東京六大学秋季リーグ戦(秋季リーグ戦)を前にして語るものとは。

※この取材は8月31日に行われたものです。

真ん中に座るのは・・・

笑顔の絶えなかった左腕トリオ。一番球が速いという理由で早川が真ん中に

――今座っていただいたところからも、普段から仲がいいというのかなという印象を受けましたが、どういった関係ですか

小島 (早川に)同い年だもんな。

早川 同い年ではないです(笑)。

小島 同い年みたいなものです。

――大竹選手はいかがですか

大竹 そうですね。先輩とは思っていないでしょうね。

早川 そんなことないです(笑)。

小島 (笑)

――まだ早川選手が入学する前、昨年の冬に大竹選手と小島選手にお話を聞いた際は、早川選手について大竹選手は「自分と小島の中間くらいの投手」とおっしゃっていましたが

大竹 そんなこと言っちゃいましたっけ? 違いましたね(笑) 。

小島 全然違いましたね(笑)。

――どう違いましたか

大竹 球が速いです。

小島 本当に球が速いですね。

大竹 なので真ん中に座ってもらいました。

――先輩たちにそのように言われていかがでしょうか

早川 いやもう、こういう先輩たちに言っていただいて、光栄です。

――甲子園での様子を見て、「頭が良さそうだ」ともおっしゃっていましたが、それについては

大竹 ちょっとそれも違いましたね(笑)。

小島 いい意味で。いい意味で違いましたね(笑)。

――一方で、早川選手から見たお二人といったのはいかがでしょうか

早川 やっぱり経験が違うので自分もベンチから見てて、投げっぷりというのが自分とは全く違うなと思っていて。尊敬するものがあります。大竹さんはもうあと秋のシーズンしかなくて、しっかり目に焼き付けて。小島さんはあと一年あるので、一緒に戦っていきたいと思います。

――早大への進学の大きな決め手というのもこの二人の先輩だったというお話ですが

早川 そうですね。やっぱり大竹さんと小島さんと、左ピッチャーのこういう自分の教科書になるような先輩がいるので、それを参考にして、自分もレベルアップできればというのがあって・・・。

大竹  馬鹿にしてんだろ(笑)。

早川 してないです(笑)。それは本当です。それがあっての、大学日本代表でもレベルの差を感じて、大学進学というのを選びました。

――お二人から具体的にどのようなことを学んでいますか。

早川 大竹さんは考えてやっている感じで。投球術がすごく豊富でという感じで、見ていても安心できますし、小島さんも大竹さんに似て、投球術とか、けん制とかもすごくうまいですし、そういう面では本当に監督さん(髙橋広監督、昭52教卒=愛媛・西条)からは「このような二人になれ」というのはよく言われます。

――大竹選手、小島選手は早川選手から盗みたいところというのはありますか

小島 自分とかは腕を振ってもあまり球速が出ないのですが、(早川は)腕を振ったら出るので、そこはめっちゃうらやましいです。

大竹 僕も左ですけど、タイプが違くて、ストレートで空振りが取れるのはいいなと思います。

――三人は同じスポーツ科学部ということで、授業のアドバイスなども受けることもあると思いますが、早川選手は何かアドバイスを受けましたか

早川 やっぱり自分は教職を取るということで、いろいろな授業を取っています。大竹さんからは、自分は水泳が苦手なのですけど、「こういう水泳の授業とったほうがいいよ」とか。あとはチュートリアルイングリッシュのときは、最初のテストのときに手を抜いてしまって(笑)。

小島 お前気をつけろよ、全部載るからな。

早川 (笑)。あとは「楽な授業にしな」とか。小島さんには、「授業組んであげるから」ということを聞いて、次の学期は、小島さんに授業組んでもらいます(笑)。

――水泳が苦手とおっしゃっていましたが、大丈夫でしたか

早川 はい。何とか。

――教職を取るということで、春学期は忙しかったと思いますが、終えてみていかがでしたか

早川 そうですね。あまり休みというのはなくて。オフの日に本キャン(早稲田キャンパス)に行って、教職とか取っていたので、そういう意味では忙しい学期だったのかなというのはあって。まあずっとこれが続くのかなと思い、慣れていかないといけないなと。

――単位の心配はありますか

早川 まあギリギリ大丈夫かなと思っています。

――大竹選手、小島選手は4年生と3年生ということで、学生生活も残りわずかとなってきています。単位取得状況はいかがですか。

大竹 僕はもう完璧ですね。卒論だけです。

――それでは春学期はほとんど授業にもいかなくていい状況だったのでしょうか

大竹 そうですね。ゼミだけです。

――ゼミではどのようなことを

大竹 そうですね。まあ一応動作解析という内容で。卒論では自分のピッチングとか研究するつもりです。

――小島選手は

小島 (1年時)38(単位)、(2年時)38(単位)で取れているので。全然順調ですね、このまま行ったら。親にも「ビリでもいいから4年で卒業してくれ」と言われているので、とりあえず卒業したいです。

――ゼミなどは入っていますか

小島 自分は、組織学みたいな。野球部では一人だけなのですけど、企業とかスポーツとかも含めて、組織のリーダーシップじゃないですけど、そういう組織形態というのを研究しています。

――三人とも、緩急や投球術というのが身上という投手だと思うのですが、それぞれそこに至った経緯やいつごろからそういうピッチングを意識し始めたということを教えていただけますか

大竹 自分は、この二人のように狙って空振りを取れないので、それしか生きる道がなかったというか。自分が試合で投げられるくらいになるには、内野ゴロを打たせるピッチングしかできないので。そういう意味で変化球、コントロールであったり、緩急使うしかなかったので。

小島 自分とかは高校のときから、監督さんから右バッターのインコースに真っすぐ投げ切れたら絶対抑えられるということをずっと言われていて。そのときからずっとインコースだけを練習していたのですが、大学来て、真っすぐだけではなく、真っすぐを生かすための変化を使うということで、真っすぐは多いのですけど、よく見せるための変化を使うように心がけているのが今もずっとそうやってきています。

早川 自分は高校3年生のときの神宮大会で、自分の後の試合が愛知大対早大でした。そのとき大竹さんが投げているのと、あとは春のリーグ(東京六大学春季リーグ戦)の明大戦を見て、9回まで球数が98球くらいで打たせて取るピッチングをしていました。自分もそこから打たせて取るピッチングというのをさらに意識するようになりました。逆に小島さんは高校のころからずっと見ていて、空振りを本当によく取っているという印象を持っていて、その二人のピッチングを見て、自分がその二人が合体したかたちになれればいいなというのがあって。

小島 絶対嘘だわ(笑)。

早川 本当です(笑)!それが今の自分の目標なのかなと思います。

――球種なども似ているといいますか、使い方など自分ではこういう投球術を持っているというのを教えていただけますか

大竹 基本バッターは真っすぐを狙っていることが多いので、真っすぐを狙っているときに頭にない球、自分であったらカーブとかは振りに行かないので、それでストライクを取っていっていったり。ツーシームなどは左のインコースとかに投げるとファールが取れるので。ストライクを一つ増やすとか、取りあえず追い込んだかたちをつくりたいというか。そのためにコースに、ファウルにしかならないような変化球を投げていくピッチングはしたいです。

小島 自分は基本的に真っすぐで、できるだけ勢いで勝負していきたいと思っています。基本的にはタイミングをずらして、投げていくのが多いのですけど、勝負所になったら真っすぐとわかっていても、真っすぐでファウルや空振りを取れないと駄目だなと思っているので。相手が狙っていても、ファウル取って、カウントを稼げるような、球を投げている感じですね。

早川 自分は、感覚で。バッターの匂いといいますか、タイミングの取り方を見て、ボールを使い分けているという感じがあるので、あんまりどれで三振を取るというのはあまり決めていないです。

――速い球で打ち取る投手もいる中でこういう打ち取り方もあるということで。ピッチングの醍醐味、自分の中でピッチングが楽しいと思うところは

大竹 やはり、130キロくらいの球しか投げられなくても、しっかり投げれば抑えられるというのは、それで速い球を投げるピッチャーにそれで勝てるというところは嬉しいというか。それはうらやましさからも来るのですが、球が遅いピッチャーでも通用するというのを証明したいというのはあります。

小島 自分はインコースを投げて、詰まらせるのは快感です。結構振りに来ていて、詰まっているということは相手のイメージを超えているというか。そういう感じはするので、そこは投げていて、そういう風に打ち取れたらいいなという理想はありますけど。

早川 自分は中継ぎで連投することが多いのですが、一日目調子悪くて、二日目調子がいいということがあったので、そう言う意味では、調整の仕方というのはピッチャー自身のポイントかなというが自分の感じたところです。

「制球が定まってきた」(早川)

持ち前の制球を取り戻しつつある早川

――東京六大学春季リーグ戦(春季リーグ)と、夏季オープン戦について振り返っていきます。春リーグを終えて、夏に向けてどのような目標や課題を立てて練習を始めましたか

大竹 自分は長打で1点を与えて、結果的にチームが負けてしまうという試合が2試合あって。なので、長打を打たれないためにどうすればいいかというのを。今から球の質を上げるというのは少しはできても、大幅に上がるのはないと思うので、そういう考え方や意識の差で秋(東京六大学秋季リーグ戦)は抑えていきたいと思います。長打を打たれないために、まずは球の高さであったり、投げミスが真ん中に入らないような意識を日頃の練習からやることを大事にしています。

小島 まあ自分が入ってきて、1、2年のころは結構勢いで抑えたりとか、オープン戦とかもとりあえず力入れて投げたり、まあ100パーセントでやることが目いっぱいだったのですけど、3年になって、春のリーグ戦を投げて、もっと手を抜くところは抜く、ではないですけど、ゆとりを持って投げようというのを最近は頭に入れています。簡単にストライク取れるところは、カーブで取ったり。緩急を多めに、遅い球を多く使って、真っすぐを生かすような。ずっと力勝負で行くのではなくて、ギアを変えたり、入れたりするところをこの夏イメージしてやっているので、それが秋のリーグでもできればいいなと思います。

早川 自分は制球力があまりなかったので、8月の第2週くらいからやっと制球力が定まってきた感じがあって。やっぱりフォアボールからの失点というのも多かったので、そういう面では、制球力をこの夏に鍛えて、という感じでやっとついてきたのかなという感じはあります。

――甘い球がいかない、長打を打たせないためには、失投を減らし、制球を磨くことが大切だと思いますが、制球をよくするため意識的に取り組んでいることなどはありますか

大竹 自分は本当に感覚的な話かもしれないのですが、高校のときに、カープ(広島東洋)の黒田博樹さんの本を読んで。そこに「一点にしか投げてはいけない」というメンタルより、「そこら辺」という意識のほうが、いいところに行くということが書いてあって。自分も同じような感覚で、アバウトにいたほうが、そこにしか投げられないというものより良くて。バッターの研究をして、相手の特徴をつかんでおくと、心の余裕が出るので、より制球がよくなると思います。

――神経質にあまりならずにということでしょうか

大竹 そうですね。結構去年は、「ここしか投げちゃ駄目」とか思って。そこで一球一球、一喜一憂してしまっていました。ことしはそういう外れる分には外れた、それは無理、駄目だったのだという意識でできました。

――小島選手や早川選手はいかがですか

小島 自分もOBの人や試合の人から言われたのですけど、人間がやるスポーツなので、パワプロくんみたいに狙ったコースに100%は行かないです(笑)。逆に言えば初球から厳しいコースにいったとしても、その後の球が前の球より甘く入ったら、まあ甘いとみられてしまうので、本当に、取りに行くときはど真ん中で取ってもいいし、と自分の中で思っていて。勝負所のこの球だけは、という時に集中して投げることが必要かなと。あと基本的に、理論的に言えば、同じ投げ方をしたら、絶対同じところに行くと思うので、力みすぎないように、いつも通りの自分のフォームで投げれば、そこに行くと思って投げていますね。試合のとき、力む場面もあるので、その時はリラックスして、「普通の投げ方をすればそこに行くから。余計な力を入れない」じゃないですけど、そういう風に考えています。

早川 自分はキャッチャーが構えたところを見て、頭の中ラインを作って、そのライン通りに投げる、みたいな。イメージ作りを大事にしてやっています。

――「理論的に同じフォームで投げれば、絶対同じところに行く」という小島選手の言葉でしたが、これに重なる話として以前の取材で大竹さんが「再現性」という話もしていました。再現性、自分の体をコントロールするということで、大事なことは

小島 自分は、1回から9回まで絶対疲れが出る中で、例えば足が疲れてきたからそれをカバーするために、腕に力を入れるのではなくて、使い方を覚えることです。9回まで体幹や下半身が安定していれば、他の部位に頼ることはないと。自分は結局体力がつけば、技術が上がると感じています。

大竹 ほぼ同じことで、やはり同じフォームで投げるためには、それなりの筋力や持久力がいると思うので、それを日頃鍛えて、あとは実戦で投げていく中で、緊張感の中で投げるというのを意識しています。

早川 自分はあまり、そんなこと考えず、ただ投げているだけです。

――夏季オープン戦の話に戻ります。オープン戦では、もちろん打たれたら悔しいという気持ちもあると思いますが、試す場でもあると思います。皆さんにとってオープン戦はどういう目的、テーマを持って臨んでいましたか

大竹 僕の場合は真ん中に入らない球を意識して、投げていました。また、配球やバッターを見る癖をつけていました。大体、初見のバッターが多いのですけど、このコースや球種を狙っているなというのをなんとなく感じながら、いつもより感じられるように意識してやっていました。

小島 自分はキャッチャーとの意見交換じゃないですけど、キャッチャーはこれが欲しいとか、その時にピッチャーもそれが投げたいというのが、やはり自然と一致するように。普段から話したりとか、そういうのを結構夏やってきました。意思疎通を大事にしていました。

早川 自分も小島さんに似てしまうのですけど、キャッチャーとのコミュニケーションというのを。ブルペンでは、制球力を意識しているのですけど、キャッチャーとのコミュニケーションを意識するというのはブルペンではないので、そういう意味では、試合を通して、イニング間とかでできているので、そういう面では、キャッチャーとのコミュニケーションというのをオープン戦の中で重要視していました。

――キャッチャーとのコミュニケーションというところがありましたが、脇健太朗投手コーチ(社4=早稲田佐賀)の話では、全早慶戦熊本大会、全早慶戦愛媛大会で打たれたのは、ピッチャーの問題だけではなく、バッテリー間の意思疎通が取れていなかったとのことでした。三人とも全早慶戦はいいイメージがないと思いますが、改めて、いかがですか

大竹 そうですね。結果的に打たれましたけど、僕はあまりいいイメージがないという印象はなくて、むしろ先輩とかとできて、レクチャーをしてもらい、昔意識していたことを取り戻すことができて。6失点しましたが、それはリーグ戦ではなくて、そこで出たので、悪い意味ではないと。

小島 失敗しないと気付かないところもあるので、それプラス、結構OBの人で、西条に行った際はトヨタの佐竹さん(功年、平18年人卒=現トヨタ自動車)とかと色々話をして、自分のピッチングに足りないところであったり、「こうしたほうがいいよ」という話しも聞くことができたので、それはすごく収穫になったので、良かったと思います。

早川 自分もあんまり悪いイメージというよりは。熊本のときに途中から出て、その次の回にアウト一つも取れずに交代という感じで、その悔しさがあった上での愛媛は無失点で2イニングを投げられたので、そういう意味では、いい収穫だったなというのはあります。やはり道端さん(俊輔、平28年スポ卒=智弁和歌山)に真っすぐで押せるときは押してという感じで言われ、そういうピッチングができたので、そういう面では、自分も収穫があった全早慶戦だったと思います。

――全早慶戦愛媛大会でのインタビューの際、早川選手が慶大に苦手意識を持っていたところ、大竹選手の「苦手意識をなくせ」との言葉に救われたとのことでしたが、その心は

大竹 そうですね。自分も明大が苦手というか、嫌なイメージが1年のころからあって。一回ぴしゃりと抑えれば、払拭(ふっしょく)できて、むしろ得意になれるかもしれなくて。苦手だなと思う気持ちだけでいい感じで入れないと思うので、それを払拭(ふっしょく)してもらえたらなと思って。

――夏季オープン戦を振り返ってみて、印象に残った試合を教えてください

大竹 言うほど投げていないのですけど、近大戦ですね。やはり本来のというか。ツーシームのキレが良くて、ファウルだったり空振りだったりが取れて、ストレートも走っていたので、こういった感覚で投げられればリーグ戦でもそう大崩れすることはないかなと。自信にはなったと思います。

小島 印象に残っているもの・・・。自分もあまり登板機会がなかったので、でも全早慶戦愛媛大会での試合は、組み立て方の考え方とかを、改めてその試合後変ることができたので、結構自分に変化が起こった試合といえば、全早慶戦があったからです。

早川 自分はJX-ENEOSとの試合で、毎回のようにランナーを出したのですが、そこで粘れたというところが大きなポイントで。失点の仕方もあんまり悪くないと思ったので、そういったところで、ENEOSとの試合がポイントだったかなと思います。

――それではここらは個人に質問させていただきます。早川選手は、大学野球では初めてのシーズンとなりましたが、印象が違ったというのはありますか

早川 印象は全く違くて。金属バットより木製バットの方が飛ばされている感じがあります。周りの人には「木製になったら全然抑えられるよ」と言われていたんですけど、全然抑えられていないんで、全く違いましたね。

――秋季リーグ戦では後半戦で持ち味が発揮し切れませんでいたが、そのあたりの要因というのは

早川 早慶戦に関しては独特の雰囲気があって、自分結構周りの音とかが耳に入ってしまうので、一球で沸く慶大側の歓声が耳に入ってきてしまって嫌な感じがありました。早慶戦は平常心を保っていられなかったなというのがあります。そういう場はずっとあるので、慣れていかないとなと感じました。

――『投球術』と言う言葉をよく口にされますが、そのあたりについて詳しく教えていただけますか

早川 球が速いとか変化球がたくさんあるとかではなく、間を使って投げてバッターを考えさせたり、逆に考える暇を与えなかったり。『間』を使っていけば、球が走っていないときでも抑えられるのかなと思います。

――それは高校時代から

早川 そうですね。松井裕樹投手(東北楽天ゴールデンイーグルス)がやっていて、自分もいいところを吸収して。

――救援ではピンチでマウンドに立つことも多いですが、精神面を鍛えるためにしていることはありますか

早川 本を読んでいます。マー君(田中将大投手、ニューヨークヤンキース)や岩隈久志投手(シアトルマリナーズ)のメンタルの持ちようが書いている本を読んで、自分もそういう精神状態になるように投げてますね。

――「この本は特に良かった」というものはありますか

早川 『マイケル・チャンに学んだ勝者の至高』ですかね。勝つための条件というか、錦織圭選手のコーチ・マイケルチャンが錦織選手に教えた勝つために必要な日ごろの積み重ねから書いてあって。野球とは離れているんですけど、それが自分のオススメですね。たまたま錦織選手が世界ランク5位になって勢いに乗っている時期に手に取ってみたら良かったです。

――高校から大学に入って環境の変化などもありましたが、体の調子はいかがですか

早川 良く、ないですね(笑)。大きいケガではないですけど、ひざとか腰とか肩とか、あまりいい状態ではない。でも、リーグ戦へ向けてなんだかんだ戻って来ているので、そういう意味ではいいのかなと思います。

「大きい考え方で投げる」(小島)

いい意味でのアバウトさ、体のコントロールの仕方を覚えた小島

――小島選手は、先ほど「下級生のころよりは、力を少し抜いて投げる」とおっしゃっていましたが、具体的にそういう考えに至ったきっかけというのはどの場面にありますか

小島 そうですね。至った経緯・・・。やはり全早慶戦に行った時とか、結構自分たちが都市対抗野球とかを見た時に、佐竹さんのイメージはもうコントロールいいところにずっと投げている、というイメージだったのですが、話を聞いたら、初回は結構真ん中でもいいから勢いで行ったりだとか、カウント取るときに逆に甘い球を投げて、決める時に厳しいコースに投げるという風にやったほうが、バッターも手が出にくい、だとかそういう話をもらったこととかもあって。そこで自分が1、2年のときに10割とかで初球から投げて、ボールで、また投げてボールで、と行って、自分で自分を追いつめちゃっているといわれたので。そこでもう少し「こういう人でも大きな考え方で投げているんだな」という風に思ったのが、自分の中でも印象的でした。

――この秋は緩急をうまく使っていきたいとおっしゃっていましたが、そこに至った理由は

小島 緩急といいますか。緩急イコール初球から厳しくいかない、という意味での緩急です。カーブとかは自分はあまりコース投げられないので、チェンジアップをコースに投げるのではないので、取るときは取ってというか。そういう簡単な考え、という意味での緩急で。

――伺った話なのですが、体の調子があまり良くないと

小島 そうですね。リーグ戦が終わった後はちょっとやばかったですね。投げられなかった時期があったのですが、今は元気なので、大丈夫です。

――自分のイメージしている風に投げられないという話も伺いましたが

小島 それは今、トレーニングを積んで、結構自分の体を使えるようになったというか。だんだん高校から大学へ上がると体とかが大きくなったりとかして、それに自分が使えるようにならないといけないので。そういう意味では、自分の体を、ちゃんと使えるようにするトレーニングを今少しずつ取り入れてやっているので、今は大丈夫です。

――実際投げている球とイメージしている球との差は狭まっていると

小島 そうですね。埋まってきています。

――それでは大竹選手に移ります。3年生以降のシーズン前、3度ありましたが、それらに比べたら、手ごたえを持てているシーズン前のように写ります

大竹 そうですね。正直オープン戦から良かったことって今までなくて。優勝した時も、オープン戦はあまり良くなくて。リーグ戦に入ってつかんだ感じがあったので、とても良いとかではないのですが、例年よりはフォームとかに気持ち悪さとかを感じないです。ある程度自分が思った通りに投げられているので、そういった意味ではその通りだと思います。

――話をさかのぼりますが、3年のころが一番苦労したと思います。その時に比べて、今調子がいい要因を教えていただきたいと思います

大竹 単純にあの時のフォームはものすごかったです。今も、周りから見たらものすごいと思うのですが。すごく膝が折れて、体重がファースト側に逃げながら、投げていて。今も折れるのですが、そんな中で体重のほうがホームベースのほうに向いていかないと、球の勢いも出ないし、肩も痛くなるので。それのために、今はトレーニングで、お尻でしっかり押すというところを大事に。お尻と内ももを使えるようにトレーニングはやっています。

――きょねんの取材ですと、体の使い方ということをよくおっしゃっていましたが、それが今の話でしょうか

大竹 そうですね。その時からやっていることは一緒で。それが徐々に板に付いてきたというか。

―― フォームについても、動画などを見て試行錯誤を重ねたと思うのですが、悪いところを見直して、今のフォームに落ち着いたということでしょうか

大竹 そうですね。去年はもっと真っすぐ踏み出していたのですが、自分の良さというか、ほかの人と違うところというのはやはり、インステップをある程度しつつ、傾いて見えにくい感じで。それがなくなると、普通のピッチャーだと思うので、それはなくならないように。それを残した上で極力真っすぐ、体重を前にしています。

――インステップが原因で右ひざを痛めたということもあったと思いますが、そことのバランスをうまくやりながら、ということでしょうか

大竹 今は全く痛みが出ないですし、当時はやはりそういうところに疎かったといいますか。ケアや使い方を考えていなかったので。今はしっかり考えつつ、ケアに時間を費やしているので、ケガもないかなと思います。

――去年は筋肉の出力が低下していたというお話もありました

大竹 しっかりトレーニングせずにピッチングばかりしているとそれは衰えてくるものです。小島も言ってましたけど、疲れてくると違う筋肉で代替して、本来使うべきところを使わずに他の筋肉で投げてしまっていたので。

――使うべき筋肉の出力を上げていった結果、フォームを取り戻せたのでしょうか

大竹 そうですね。今が正しいとも言い切れないですけど、前よりは正しいです(笑)。

――打者の反応を見ながら、というお話でしたが、それは全早慶戦熊本大会でバッテリーを組んだ道端俊輔選手(平28スポ卒=現明治安田生命)の影響が大きいのでしょうか

大竹 大きいですね。正直、2年の時は何も考えてなくて。反応を見ずに投げていたので、行きの飛行機の中で「こういう体の動きをしているときはこれを狙っているよ」など教えていただいて。例えばですけど、待つときに右の腰が回りそうな状態で待ってるときは完全にインコース待ち、など。そういうところを見られるようになるというか。言われてみたら本当だ、ということが多かったので、そのあたりを一つ一つ研究していければなと思います。

――そのあたりも度々口にされる「配球のリスク管理」につながるのですね

大竹 そうですね。本当に良いバッターなら弱点ないかもしれないですけど、六大レベルなら絶対にあるので、それを見つけ出せればなと思います。

――自分の持ち味を発揮できるという意味で先発へのこだわりを口にされてきましたが、それ以外に先発マウンドに魅力を感じるのはどういった部分でしょうか

大竹 勝つにしろ負けるにしろ一番影響する立場ですしそのぶん勝った喜びも大きく、逆に負けたときの悔しさや責任を大きいですけど、今までやってきたのでやりたいです。あと、リリーフは性格的に。周りのことを気にしてしまうタイプなんで、例えば小島が抑えてくれた後に自分が打たれたら、ということばかり考えてしまうので。性格的に向いてないかなと思います。

――今、持ち場の話になりましたが、お二人はそれについてこだわりはありますか

早川 自分はどこでもいいかなと。あんまりこだわってないです。投げられない先輩方もいるので、投げられるだけまだいいのかなと。託されたら全力で、という感じです。

小島 自分1、2年の時はリリーフ多かったんですけど、ランナー背負った方が気持ちが上がるというか、それプラス自分が出したランナーじゃないから知らないみたいな(笑)。あとは、自分がハンデを負った状態で勝負するのが・・・どMなんですかね。ちょっとハンデがあった方が燃えますね。そういうのもあってリリーフの方が楽しめますね。先発は先発で「6回か7回だろうな」と目安を持って投げられるので、気持ちを入れるところは入れて入れないところを入れないという波があるので、それはまたそれで楽しいですね。

――この夏は遠征も多かったと思いますが、遠征先でグラウンド外での思い出はありますか

小島 宮崎行った時に、宮崎出身の奈須さん(怜斗、社4=宮崎・延岡学園)と清水さん(陸生、人4=宮崎大宮)から宮崎弁を勉強して現地に行って使おうかと思ったんですけど、ぜんぜん話せなくて怒られました(笑)

大竹 愛媛の時はみかんのソフトクリームを食べたり、ジュースを飲んだりしました。

早川 レセプションとか慣れてなかったので、疲れました。いい経験にはなったんですけど。

大竹 ワセダだから仕方ないよね。

早川 慣れましたか?

大竹 慣れなかったよ。結局。

小島 でも、ワセダ出身の人と話してみて、やっぱり人脈が広がったり、タメになる話を聞かせてもらったり。そういう機会でないと話さない人もいるので。

――8月も最終日ですが、何か夏らしいことはしましたか

小島 夏らしいこと・・・。自分海もプールも行ってないです。

早川 何してたんすか?

小島  何してたんすか(笑)? 練習してました。

大竹 花火買って花火したり、プールは行きました。海は行ってないです。海は学年で江ノ島に行ってたんですけど、次の日が先発する近大戦だったので、自粛しました。それで打たれたらもう野球やめようかなと(笑)。

早川 同学年でプール行きました。あとは病院通いしていたので、ケアで終わりました。

「迷惑を掛けたぶん、最後に優勝して恩返ししたい」(大竹)

最後のシーズンを前にした心境を語る大竹

――秋季リーグ戦を前にしてチームの状態、雰囲気はいかがですか

大竹  ずっとベンチ入ってるわけではないんですけど、チームとしてピッチャーが打たれる時は打って、打てないときは守るのが理想かなとは思います。

小島 ピッチャーはオール早慶を除いたオープン戦では試合をつくれているのかなと。練習もみんなでまとまってやるので、チームワークはできてきていると言っていいと思います。

早川 自分も全然ベンチ入ってないんですけど、練習を見てるとピリピリすることもなく、かと言って緩くもなく、いい雰囲気でできてると思います。

――ここまで投手から見て野手の守りについてはどう感じていますか

大竹 見えないミスというか。ポジショングだったり、一歩目の遅さだったり、「外野それ捕れないの?」だったり。自分が投げてるときはないですけど、愛媛は特に多かったので、傍から見たらエラーがないように見えるかもしれませんが、そういうところをなくせばもっと失点も減りますし。それこそ2年の時なんかはセンターに中澤さん(彰太、平29スポ卒=現JFE東日本)がいてそれで何点も助けられたので、そういうところがもっと改善されればいいと思います。

小島 同じですね。ランナーいるときは長打打たれて1点入るのが一番嫌で、長打警戒して投げてるのに外野が結構前に方に来てたりとか。そういう考え方というか、「もう少しこっち守っててほしいのにな」という部分はありました。

早川 自分が投げてるときはエラーとかされてないですけど、スコアブックに残らないミスはあるので、そういう面では改善してくれれば優勝もより近づいてくると思います。

――「優勝できないわけではない」という言葉から力として劣っているわけではないと思いますが、「優勝するためにはここが足りない」と感じるところはありますか

小島 打ったり投げたりではなく、細かいところ。ミスをしないとか、一歩でも横に動いてたら捕れていたかもしれないとか、野球やってる側からしたら自分が三振取った、ヒット打ったという記録的な部分に目が行きがちですが、進塁打であったり細かいプレーをチームのためにもう少しできたらすごく強くなると思います。

大竹 同点から勝ち越されて負けるとか、1点差のまま負けるとかが多かったです。前の試合だと、犠牲フライでいいのに1死三塁から内野ゴロ、三振みたいな。最低限のことができていないです。そういうのが最終的に終盤に大きな点差になるので。ピッチャーは投げミスを減らしていけば。

早川 自分は一球に対しての思いが足りないのかなと。ランナーを進めなくていいところを進めてしまう試合もあったので、試合前の動きで外野ならクッションとか確認しておけば、何事も準備をしっかりしておけば勝てるのかなというのは感じましたね。

――試合において投手は特に責任重大ですが、秋季リーグ戦開幕を控える今、プレッシャーとしてどれほどのものがありますか

小島 前日とか、当日とか、試合前は何かしらプレッシャーはありますけど・・・今はそんなないですね。マウンドに上がったらもともとないですけど。

大竹  今さら感が強いというか。そんなの慣れっこですね。もう8回目なので

早川  いや、自分はプレッシャー感じてます(笑)。高校とか中学からずっとそうなんですけど、やっぱり自分は先輩たちとできる最後の試合になるとプレッシャーを感じます。自分の場合、そのプレッシャーがいい方向に働いていいピッチングにできる状態になっていくので、そういう面では4年生とできるラストの機会で自分もここからどんどん上げていかないと。最後、最高のかたちで4年生と終われればと思います。

――最後のシーズンとなる大竹選手は今、どのような気持ちが一番強いですか

大竹  4年の時に優勝したいという気持ちが強いですし、あとは泣いても笑っても最後なので楽しみたいという気持ちですね。あまり考えすぎずに、純粋に神宮で野球できるのも最後かもしれないので。もちろん結果は出したいですけど、楽しんでやりたいという気持ちも強いです。あとは自分の進路も懸かっているので、それは気負いすぎずにいきたいですけど、結果は出したいです。

――これまで挫折も多かったと思いますが

大竹 迷惑を掛けたぶん、最後に優勝して恩返ししたい気持ちですね。親もそうですけど、調子悪い中でも使ってくださった監督さんや、アドバイスや声を掛けてくださった方々のためにも頑張りたい気持ちが強いです。

――小島選手は3年秋ですがいかかですか

小島 大竹さんとか自分が1年で入った時に結構ずっと一つ上の学年で近い存在としてお世話になりましたし、自分は先輩がいる年に結果が出やすいというか、自分の野球人生ずっとそんな感じだったので。自分のため、とやると気負いすぎてしまうので先輩やチームを勝たせるためと考えてやっていきたいです。

早川 自分はさっき言ったこともそうですけど、これから暖かい時期から寒い時期に変わっていくので、アップの量から変えていって、そういう意味ではいい経験の場になるのかなと感じます。

――開幕カードの相手は明大です。印象、対策はどのようにお考えですか

大竹 長打があるというより、コンパクトに振ってくる。ピッチャーが投げていていやらしい打線というイメージです。

小島 バッターはしつこくて、ピッチャーがかなりいいイメージがるので、ピッチャーがどれだけ粘って点取られないかだと思います。それでも、気負いすぎずに投げたいなと思います。

早川 自分も投手戦になるような気がしていて、そこで明治の投手陣に投げ負けないようなピッチングがワセダ投手陣でできたらいいのかなというのはあります。

――開幕カードの相手が明大ですが、それ以外に意識する相手はどこになりますか

大竹 怖いのは立教ですかね。抜け目ないというか、長打があるので、全員投げていて怖いです。一番警戒はしなければというのはあります。

小島 自分も立教ですかね。2回優勝はさせたくないですし、頑張ります。

早川 慶大ですかね。オール早慶で2連敗しているのと、打撃は一番いいとも聞いているので。春2位で、今度こそ優勝と来そうなので、そういう意味では慶大をなんとか阻止して自分たちが優勝できるように頑張ります。

――自分の投球をする上でカギとなる部分はどこになるでしょうか

早川 自分はメンタルです。中継ぎで出ることが多いと思うので、そこをでいかにモチベーションを上げて登板できるのか。気持ちがブレ始まると制球にも影響が出始めるので、気持ちですね。

大竹 自分は余裕と遊び心。去年もことしの春も余裕がなくて全力で投げていたので、この秋はこころのゆとりを持ってバッターで遊ぶというか、見下すくらいでいきたいです。

小島 ギアの入れどころじゃないですけど、しっかり考えながら抜くところは抜いて、ここというときに120%出せるようにしたいと思います。

――開幕が明大ですが、それ以外に意識する相手はどこになりますか

小島 早川に関しては150キロ出してほしいですね。以上です。

早川 無理っすよ(笑)。なるべく・・・いや、下から言うのもおかしいですね。

小島 なんだよ、なるべくなんだよ、言ってみろよ。

早川 なるべく・・・ランナーいない状況で回してもらいたいです(笑)。

一同  (笑)

小島  それ勝手に言え(笑)。

大竹 早川は、リリーフになるかなと思うんで、流れを持ってくるようなピッチングをしてもらいたいです。

小島 考えすぎないで、勢いで楽しくやってほしいですね。1年生らしく、もう「ビャ~ン!飛んでけ~!」みたいな。

――それは2年前のご自身の立場とも重なるのでしょうか

小島 そうですね。自分も1年生の時はリリーフで出されたらちぎれるくらい腕振ってたので。道端さんからも「ちぎれるくらい腕振ったれ」と(笑)。

大竹 自分も1年の時は「使うやつが悪い」と思って「打たれても知らね。どうでもいいや」くらいだったので。そんくらいでいいよ。

早川 分かりました(笑)。

――それでは秋への意気込みをお願いします

早川 優勝です。4年生に花道を飾りたいので。

小島 自分の結果が大事になる年ですけど、ワセダにとっても優勝は結構遠のいてるので必ず優勝を。とりあえず自分の任された仕事をまずやることを意識してやっていきたいです。

大竹  ここにいる三人がしっかり投げられれば絶対に優勝できると思いますし、ピッチャーを中心となって、優勝できるようなピッチングをつくり上げたいと思います。個人的にはそれの中心にいられるように頑張ります。

――最後に、応援してくださる方々へのメッセージをお願いします

早川 声援がないと勝てない試合もあります。球場に多く足を運んでくだされば自分たちが持っている以上のパフォーマンスをするので、応援よろしくお願いしますと伝えたいです。

小島 自分が1年の秋以来優勝できていないので、もう一度ワセダが優勝できるように頑張るので応援よろしくお願いします!

大竹 早慶戦だけでなく、他大とも試合も来ていただけると・・・。やっぱり声援が大きいとアドレナリンが出て持っている以上の投球ができるので、大きな声援をよろしくお願いします。

――ありがとうございました!

(取材・編集 郡司幸耀、中村朋子)

それぞれこの秋のピッチングのテーマを書いてもらいました!

◆大竹耕太郎(おおたけ・こうたろう)(※写真右)

1995(平7)年6月29日生まれ。183センチ、78キロ。熊本・済々黌高出身。スポーツ科学部4年。「『有終の美』、『遊び心』、『緩急』・・・。どれも書いたな~」。1年時から当会の特集取材を受け続ける大竹選手。これまで書いた色紙も結構な枚数になると思いますが、そこは毎回違ったものを書いてくださいます。今回は『見下す』と一筆。この秋は心のゆとりを持って、マウンド上ではいい意味で打者を見下せるくらいの余裕がほしいとのことでした!

◆小島和哉(おじま・かずや)(※写真左)

1996(平8)年7月7日生まれ。177センチ、79キロ。埼玉・浦和学院高出身。スポーツ科学部3年。色紙をお願いすると練習をしてから本番に挑む選手がほとんどの中、小島選手は毎回「いや、一発でしょ」と決まって一発勝負を挑みます。そして、これまで一度も失敗したことがないのがこれまた見事。こんなところからも、マウンドに立てば全く緊張しないという強心臓っぷりが垣間見えます!

◆早川隆久(はやかわ・たかひさ)(※写真中央)

1998(平10)年7月6日生まれ。180センチ、73キロ。千葉・木更津総合高出身。スポーツ科学部学部1年。投手。左投左打。早大進学の決めてとなった憧れの先輩たちに囲まれての対談となった早川選手。普段の一対一の取材では真面目で淡々とした話し方が印象的ですが、対談中は、終始先輩から可愛がられたり、いじられたり。下級生らしい表情をたくさん見せてくれました!

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