庭球部

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2017.03.02

【連載】早稲田フューチャーズ直前特集『学生が運営!?国際大会の裏側へ』 第3回 イベント/櫻山和子

 三菱電機・早稲田大学フューチャーズ国際トーナメント(早稲田フューチャーズ)において、観客を楽しませるのは試合そのものだけではない。一般の人でも参加できるイベントが企画されるのだ。ことしの目玉は元プロテニスプレーヤーの石井弥起コーチが開催するテニスクリニック。全日本選手権単複優勝、デ杯出場という経歴を持つ石井コーチの指導を受ける貴重な機会だ。この他にもスマッシュ大会等が催される。イベント運営に携わる櫻山和子(商2=神奈川・湘南白百合学園)が、開催に当たっての思考錯誤を語った。

※この取材は2月18日に行われたものです。

「おもてなしの気持ちを大切に」

笑顔でイベントについて語る櫻山

―まず、イベント担当のお仕事を教えてください

 イベントには観客の人数を増やすという目的があるのですが、そのためにどういうイベントをしたらいいのかということを考えて、当日はそれをお客さんに対しておもてなしという感覚で開くのが仕事内容です。

――大会前にはいつ頃からどのような準備をしますか

 年内から始まっていました。私は去年もイベントを担当させていただいたので、去年の反省を生かしてもっと違うイベントをしたらいいのかなと考えています。

――ことしは石井弥起コーチがクリニックを開くとのことですが、その企画もイベント担当の仕事なのですか

 そうです。きっかけとして、去年は親子イベントやジュニアクリニックといった子ども向けのイベントが多かったのですが、それであまり人が集まらなくて。ことしは庭球部コーチの石井弥起さんが(イベントを)やってくださるとのことなので、高校生以上の一般の人を対象にしたイベントをやろうと考えています。

――本番期間はどういうことをするのですか

 私は全部のイベントにアシスタントとして参加するので、流れなどは全部私が管理します。

――先ほど去年の反省というお話もありましたが、去年を振り返っていかがですか

 前年度は平日の朝に子ども向けのイベントをやってしまって、小学生は学校があってあまり来られませんでした。その反省を生かして今年度は子ども向けのイベントは1つだけにして、あとはサークル生と高校生以上の一般の方を対象にしたイベントにしました。

――去年とは大きく変更したと

 はい。

――ことしのイベントはどのようなことをやる予定ですか

 3月の14日に早大のテニスが好きなサークル生向けのイベントと、17日も同じように違うサークル生向けにイベントを開きます。18、19日は準決勝、決勝の日ですが、試合前に弥起さんのテニスクリニックをやってもらいます。決勝の後には庭球部の学生と(早稲田フューチャーズの)優勝、2位の選手とで一緒にスマッシュ大会を開く予定です。それはお子さんでも参加できるイベントで、どこのチームが一番スマッシュが入るか、当てられるか、ポイントを取れるかを予想するものです。決勝の日はいろいろな方に見にきていただけるようにイベントを開催しています。

――イベントを運営する上で大変だったこと、大変だと予想されることは

 去年やってみて、ただ単に人が来るようにイベントの内容を考えるだけじゃなくて、相手のスケジュールを考えてやらなくてはダメだなと実感しました。あとは、子どもも来てくれはするのですが、どちらかといえば私の年齢層として学生に知り合いが多いので、「行きたい」とか「イベントを開いてくれ」といった要望がありました。ことしはそういう脈を生かして学生層に向けてイベントをやってみたいなと思ってやっています。サークル生は庭球部の学生とテニスをしたいという人もいれば、逆に庭球部のコーチがどう指導しているのか知りたいという人もいたので、石井弥起さんに頼んでやっていただくということになりました。

――他の大学のフューチャーズと比べて早稲田フューチャーズのアピールポイントはどこになりますか

 どこの大学もクリニックは開いていると思うのですが、私たちは王座(全日本大学対抗王座決定試合)で男子12連覇、女子11連覇しています。そんなチームを指導してくださった石井弥起さんがイベントをやってくださる点はどこのフューチャーズとも違うのかなと思います。

――この大会は庭球部にとってどういう大会ですか

 いろいろな立場で見方は違うと思います。選手からしたら自分たちのチャレンジの場でもあるし、選手以外の私たち運営側からしたら、各役職が自分たちがやるべきことを1つずつやって、力を合わせてこういう大会が開けたねという一種のチームプレーというか、テニス以外の面があるのかなと思います。

――イベントをやる上で庭球部としてはどうプラスになっていますか

 私個人としては、新しく出会う人たちにどうやったら満足してもらえるかということを考えたり、おもてなしの気持ちを大切にしたり、そういう社会経験の一つであると思っています。庭球部としては去年イベントをやってみて、「庭球部のファンになりました」と言ってくださる方もいて。王座にも応援に来ていただけて、ファンが増えたので、そういう面では部としても良かったのかなと思います。

――一般の人との距離が縮まるということですね

 そうですね、はい。

――イベント運営に当たり、個人的な抱負をお聞かせください

 前年度より良くしていこうということをベースに、ことしもイベントの企画を考えてきたので、本番でも去年の反省点を生かして時間やスケジュールを考慮して、イベントを開催していきたいなと思っています。

――大会にはどんな人に来てもらいたいですか

 あらゆる年代の方々に来ていただきたい(笑)。決勝の日はどんな人でも参加できるイベントを用意したので、ぜひ来てほしいなと思います。

――最後に、この記事を見ている人に向けてメッセージをお願いします

 それはもう、3月18、19日にここに来てください(笑)。お願いします!

――ありがとうございました!

(取材・編集 熊木玲佳)

完成したポスターと共に

◆櫻山和子(さくらやま・わこ)

神奈川県・湘南白百合学園高出身。商学部。取材終了後に、「どのくらいの人が来てくれるかな」と不安がっていた櫻山さん。たくさんの人に参加してもらえるといいですね!

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