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ホッケー部

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2016.10.30

【連載】インカレ直前特集『Shooting Stars』 第6回 宮崎俊哉×小澤眞帆

 早大の名を背負って立つーー。キャプテンとして今年度のホッケー部をけん引している宮崎俊哉男子主将(スポ4=福井・丹生)と小澤眞帆女子主将(教4=埼玉・飯能)。ともに最後の戦い、全日本学生選手権(インカレ)を迎える。年に1度の大会を前に、チームの要である二人が過ごしてきた一年と、これからについて語っていただいた。

※この取材は10月8日に行われたものです。

「悔しさしかない春シーズン」(小澤)

小澤

――主将から見た春シーズンはいかがでしたか

小澤 これまでずっと(関東学生リーグ戦で)3位をキープしていて、きょねんはイレギュラーなことが起こっての4位だったんですけど、ことしはイレギュラーなこともなく4位になってしまって、悔しさしか残りませんでした。

――全日本大学王座決定戦(王座)も同様ですか

小澤 そうですね。負けるとは思っていなかったので、課題が残る春シーズンでした。

宮崎 きょねんは4年生が優秀で、チームを引っ張っていける選手が多くて、それだけでなんとかチームをつくっていた感じはあります。4年生がいたからこそ春リーグ(春季関東学生リーグ戦)準優勝、秋リーグ(秋季関東学生リーグ戦)準優勝っていう輝かしい成績を残せたんですけど、その選手たちが抜けて自分が主将になって、その選手たちに負けないくらいの成績を残したいと思っていたし、残せる自信もありました。でもやっぱりやってみると結果としては、なんとか王座に出場できたくらいだったし、選手個人を見ても他チームには劣るし、きょねんのワセダにも遠く及ばないというチームの能力になっちゃって。自分としてもきょねんを知っているからこそどうやったらチームを強くできるのか、キャプテンとしてどうすればいいのか、っていうのをよく悩んでたと思います。キャプテンになると自分の個人的な技術も大事ですけど、それよりチームがどれだけ成長したか、とか周りの選手がどれだけ成長したかというほうに気を配ることが多くなったので、目でしっかり分かるくらい上手になった選手もいるし、そうでない選手もいるのでその人たちをどう伸ばしてあげるかをずっと考えていた春シーズンでした。

――卒業された4年生はDFが多く、今は下級生が守っていますが、いかがですか

宮崎 春シーズンは失点が多くて、4年生がそこをしっかり守ってくれてたんだなと改めて感じる部分もあったし、1年生が多いんですけど、その人たちは上級生になったらすごく頼りがいのある選手になると思います。それが感じられるのは今後の早大に向けていいことだとは思うんですけど、立命館大や天理大にはまだまだ遠く及ばないと思います。技術に関しては僕がなんとか教えてあげたかったんですけど、なかなかできなくて、正直そこは今でも悩んでいるんですけど、経験で補うしかないかな、と。

――春シーズンで成長を感じられた選手はいますか

宮崎 僕個人的に思うのは関修平(商2=東京・早大学院)ですね。学院生上がりできょねんは試合に出る経験もなかったし、技術もまだまだ乏しい部分があったんですけど、(ことし)1月に新チームが始動したときから、ボールに対する執着心だったり一生懸命ひたむきに練習している姿がキャプテンという立場になったときによく見えて、僕が持っているものを教えてあげたいなって思いました。チーム練習をしている間にマンツーマンでドリブル練習をしたりボールの持ち方やリードの仕方を教えたり、自分が持っている知識や技術を、短い時間の中で詰め込んで教えてあげられたのがよかったのかもしれないんですけど、春リーグでも堂々とプレーをしているし、積極的にボールをもらってなんとかしようとしている姿が試合中でもよく分かるので、関は本当に伸びたなと思います。2年生なんで、3年4年になったらチームの柱になる可能性は十分にあると思います。

小澤 3年生の片柳(陽加、スポ3=栃木・今市)がうまくなったと思います。2年生の時に前十字(靭帯)を怪我していて、1年くらいずっと練習できていなかったんですけど、きょねんのDFをほとんど任せていた江里さん(八木沢、平28スポ卒=栃木・今市)が抜けて、苦しいところで陽加が結構頑張ってくれているなってところはあります。

――苦しかった試合と、攻守がうまくかみ合った試合についてお聞かせください

小澤 厳しかったのは春リーグ順位決定戦の東農大戦です。苦手意識があるわけではないんですけど、相手のポジションが普通は3-3-3なんですけど、東農大は2-4っていう変則的なポジションで、人数も少ないのに2列目で崩されたり簡単に(ペナルティ)コーナー(PC)をとられて。苦しいというよりはなんでそんなにとられるのか分からない試合になっちゃったとは思いますね。王座で聖泉大と戦ったときは負けちゃったんですけど、7割は攻められて、いい形ができていたので攻撃がかみ合っていたからよかったとは思うんですけど、結局決めきれなかったので、そういうのも含めて春シーズンの課題として残っちゃったのかなと思います。

宮崎 ほとんどの試合が苦しかったですね。見てても伝わったと思うんですけど。その中でも1番は王座の福井工大戦ですかね。なんとか頑張って王座の出場権をつかんで、初戦がきょねん勝った福井工大で、僕の地元の福井で、さらに最後の王座ということでいろんな因縁というか、どうしても勝ちたい気持ちがあって、その中できょねんのあのメンバーでシュートアウト(SO)戦になったので厳しい試合になることは初めから予想していました。開始10分で2点取って、チームの雰囲気も自分としてもこのまま継続して試合を展開することができればなんとか勝って天理大に挑戦できると思いました。でも1つのミスから始まって、前半の残り5分で追いつかれて、後半はバタバタした上に選手が2人怪我して、11人ぴったりで試合をしなくちゃいけなくなってしまって、精神的にも早く終わってくれ、これ以上開かないでくれ、という気持ちにしかならなかったし、体力的にも11人しかいないっていう部分でずっと走っているのが厳しかったし苦しかったし、逃げたくなるような試合でした。全国大会って親が応援に来ている選手も多いので、恥ずかしいプレーや苦しいプレーは見せたくないと思ってやっているんですけど、親にも申し訳ないし、同じことを考えている他の選手たちを見るのも悔しかったし苦しかったです。逆に王座の出場権を得られたとき(春季リーグ順位決定戦 駿河台大戦)はほっとしたし、本当によかったと思いました。結果として5位だったんですけど、王座ベスト4に挑戦する切符を手に入れたことはほっとしましたし、3点取られたけど、得点力がないにもかかわらず5点獲得したのは、チーム全体の勝ちたい気持ちがひたむきで泥臭いプレーのなかに出てくれたのがよかったですね。そういう気持ちはことしに入ってからこの試合でしか味わえていないです。

――お2人とも春季リーグ戦の得点王とベストイレブンに選出されましたが、それについてはどう感じましたか

小澤 MFなんで得点王をとるとは思っていなくて驚きだったんですけど、みんないいとこどりさせてくれてありがとうって感じです(笑)。

宮崎 とるべくしてとりましたね。完全に狙っていたというか、きょねんからそうなんですけど、僕が(点を)取らないと勝てないんで、得点王も狙っていましたけど、やっぱり点を取らなきゃいけないのは自分なので得点もできたし、それが得点王という形で残せたっていうのは良かったなと思います。とるべくしてとりました。

小澤 かっこいいね。

――得点ランキング6位に井上燦選手(スポ3=福岡・玄界)、アシストランキング3位に片倉優季選手(スポ1=山形・米沢商)、GK王に南有紗選手(スポ3=埼玉・飯能)をそれぞれ獲得していますが、それについてはいかがですか。

小澤 燦はもっと点を取らないといけないですね。駿河台大や山梨学院大以外との戦いは正直格下なのでそこでいくつ点を取るかなんですけど、燦は1番点を取ってほしいポジションなんで、負けたくないですけど、そこは私より点を取ってほしかったなと思います。片倉はうまいんで、いてもおかしくないかなと思います。南は山梨学院大にボコボコにシュートを打たれるんで、頑張ってくれてると思います。

――南選手は秋季リーグ戦で山梨学院大のペナルティストローク(PS)を止めましたね

小澤 南ならきっと止めてくれるだろうと思っていました。

――春シーズンで個人的に成長した部分はありますか

宮崎 ないです。強いてあげるなら経験値と自信です。

小澤 私もないです。成長の見られない春リーグでしたね。

――では主将としてチームのために心がけたことは

宮崎 僕は誰よりも練習をするとか、そういうタイプではないので…。

小澤 確かにね。

宮崎 でもその代わりと言ったらなんですけど、人をよく見ようとはしました。自分のプレーに集中しすぎてしまうと周りに目を配りたくてもなかなか配れないというか、他の人のプレーが分からないじゃないですか。練習に参加してはいるんですけど、その回数を減らして周りの人がどれだけ上手になったか、とかどんなプレーをしているか、とかを練習中は意識していることが主将として(心がけたこと)ですかね。

小澤 全体的にきょねんよりミーティングを増やしたっていうのはあります。今まで試合終わって、結構ボコボコにされた試合のあとでもそのままで終わってたこともあったんですけど、下(の学年)から結構意見を言ってくれるので、全体でコミュニケーションをとる時間を増やしたのはあります。

――夏の練習は全体的にいかがでしたか

小澤 うちらは春リーグと王座で点が取れない(という反省)があったんで、とりあえず得点力を上げる練習をしました。岩手と立命館大に合宿に行って、立命館大は格上で本当に強いんですけど、そういう中でも点を取らないといけないし、守り切る体力も必要だし、ということで相手にお願いして試合数を多くしてもらったりしました。苦しかったですけどいい経験になりました。

宮崎 夏はもう走りましたね。

小澤 めっちゃ走ってたよね。

宮崎 王座が終わって、まずみんなで感じた課題として、少ない人数で戦う分、そもそもの体力が足りないというのと、体と体の競り合いで勝てない、というのがありました。それをまず克服していくしかないと思ったので、1周1.2キロのコースを3周、それを3日間続ける、次の3日間は5周、次の3日間は8周…、という感じで最終的に9.6キロ走り込むことをして、それに加えて普段はしない体幹トレーニングや筋力トレーニングをして、競り合いに負けない体格であったり、70分走り切れる体力だったり、自信をつけるために追い込んだのが夏の印象です。夏は何をしましたかと聞かれたら選手全員が口をそろえてそう言うと思います。

――走り込みでは、1番速かった人は次の日の走り込みが免除されていましたが、そのシステムはどなたが考えたんですか

宮崎 僕です。

小澤 そんなシステムがあったんだ。

宮崎 記録をとる人がいなくて、誰が記録係をやるかってなったときに、前1番だった人にボーナスあげようや、そしたら1番になれそうな人ってもっと頑張るじゃんってなりました。大体今村(光成、商1=東京・早大学院)か関(修平、商2=東京・早大学院)が1番だから2人で順番に記録をとって、その2人は2日に1回しか走らないんですけど、他の人は毎日走るっていう。休みたかったらじゃあ頑張って1位になれよ、って話でしたね。

小澤 今村ってそんなに走るの速いんだ。

宮崎 速い。1番速い。

――女子部ではそういった工夫はありましたか

小澤 男子部と違ってそうやって1人記録係を決めると不満が出そうなんでやってないです(笑)。女子部でもできるとは思うんですけどそれで文句言われるのも面倒だし、っていうのは正直あります。

――秋リーグの戦いぶりはいかがですか

小澤 うちらは1、2試合目は調子が良くて、1試合目は点を取るべき人が取って、得点力強化ができていたと思います。慶大戦もいつもは点が取れなくてイライラするんですけど、今回はそうでもなくてよかったかなと思います。山梨学院大戦は点を取られすぎたし、OBさんも怒っていて。今まで山梨学院大と戦うときはいつもいい試合ができていて、それからしたらなんでこんなにやられてるのかなって試合中も思っちゃったり、最後は集中力が切れてよくない試合をしちゃったなって思います。早めに切り替えて次の試合に臨まないとな、と思います。

宮崎 正直に言うと、春シーズンより成長していないのか、他がすごく伸びたのか、って思います。うちのチームは春シーズンもそうなんですけど、東農大や明大、法大とかの強いチームには当たり前のように負けるんですよ。きょねんのチームはそういうことはまったくなくて、どのチームと戦ってもいい勝負をするし、山梨学院大に勝つチャンスも力もあるし、逆にいつも勝ってたところに競り勝ちしても決勝で負けたりとかもしたし、見ている人も楽しいんじゃないかってくらい拮抗(きっこう)した勝負をできてましたね。でもことしは春シーズンから体力が課題だと思って、夏の間にトレーニングを積んでいたんですけど、今3試合やって振り返ってみると、体力じゃなくて個人の技術が他のチームより足りないなって思ってます。ボールに対する執着心も強くなったし、1人1人がいいプレーをしようといった責任感も気持ちとしては出てくるので当然いい面もあるんですよ。でも春シーズンに比べたら悪い面が出てきすぎて、次が心配なくらいだし先行きが不安ですね。

ホッケーを続けるか

グラウンドでの姿とは違う一面が見られた

――ホッケーを始めたきっかけを教えてください

宮崎 去年も話したんでそれを読んでいただければいいんじゃないかなと思います、っていうのは冗談で(笑)。僕が住んでいる福井県の越前町は東京とかとは全然違って結構ホッケーが盛んな町で、小学3年生になったら強制的にホッケーをやらなくてちゃいけない学校だったんですよ。二つ上に兄貴がいて、兄貴が小3で始めたのを見て面白そうだなとは思ってました。それでそのまま小3になってホッケーをやり始めて楽しいなと思って、6年生になってからは全国大会で準優勝もしたりいい成績を残していって、よりホッケーが面白くなりましたね。だから今でも続けてしまっているみたいな感じです。

小澤始めたのが小5ぐらいだったと思うんですけど本当のことを言うとお母さんがやれっていうから始めました(笑)。(ホッケーには)あまり興味がなくて、なぎなたをやっていたのでそっちの方面を続けていくのかなと思ってたんですけど、ホッケーを勧められたのでやり始めました。 

――今までのスポーツ歴は

宮崎 僕は空手を小学校6年間でやっていました。スポーツじゃないですけど太鼓を習うか空手を習うかで兄弟で割れて、どっちも見学に行ったんですよ。結局兄貴は太鼓を選んで僕は空手を選びました。空手も正直全国大会では負けちゃうんですけど(福井)県では2番とか3番ぐらいやったんですよ。だから俺空手もありやなとは思っていたんですけど中学校には空手(部)がないんですよ。だからホッケーに変わっちゃいましたけどやってたスポーツといえばそれぐらいしかないですね。あと水泳とかもかじってましたけど本当にもうかじるぐらいで、じゃあ泳げますかと言われれば泳げません(笑)。

一同 (笑)。

宮崎 泳げるつもりなんだけど、スポ科って水泳の授業あるじゃん。それで泳げるレベルに応じてコースが分けられていて、自分は下手やなと思って初級に行ったの。わざと自分を下に見てね(笑)。それで初級に行ったら先生にお前ダメやって言われて初級よりさらに下の、ティーチングアシスタント(TA)とマンツーマンでバタ足から練習するコースになっちゃいました。僕水泳本当にできないんだ思って、だからかじったといってもかじったと言っちゃいけないくらいのかじりですね(笑)。

小澤 私はずっと水泳もやってて、もう水泳かなぎなたの道に行くと思ってました。そこに第三の道・ホッケーが現れました(笑)。でも多分ホッケーを続けてないとワセダには入れなかったんで今親にはよい選択をしたと言われています。

――他に得意なスポーツはありますか

宮崎 俺何言っても怒られる気がするんだけど(笑)。僕、就活の履歴書にも特技は球技全般、って書いたんですよ。でも当然やったことのない競技とかもありますよ。ゴルフとかもやったことないしハンドボールとかもやったことないんですけど自分で勝手に運動神経良い、なんでもできると今でも思ってる自分がいます(笑)。小学校の頃とかは確かに運動神経は割といいほうで何やってもまあまあできたんですけど、やっぱり今やったらホッケーしかできないぐらいだと思います。例えばハンドボールなんてまだやったこともないから、できるかもしれないしできないかもしれないし、分からないじゃないですか。でも自分では運動神経が良いと思ってるから(なんでも)できると思ってしまっているんですよ。

小澤 でもあんまサッカーうまくないです。

宮崎 いやめっちゃうまい。あれは手を抜いてただけ。

――ホッケー部は球技が苦手な方が多いと聞きましたが

小澤 男子部で(球技が)うまいのは本当に数人ですよ。

宮崎 いやそんなことはない。まだ本気出してないだけ。

小澤 1回くらい本気見たかったな。

一同 (笑)。

宮崎 小学生のとき、越前町のフットサル、バトミントン、ゲートボール大会とかいろんな大会を制覇してきましたから。僕は運動神経抜群ですね。

小澤 でも私は俊哉が苦手だった水泳とかでは市の通信水泳や記録だけの大会とかで常に優勝してました。泳げます。

一同 (笑)。

宮崎 いや俺も泳げるで。泳げると思ってたんだけどな(笑)。俺なんかTAとビート板でこうやってパタパタとバタ足やってた。バタ足だから泳がないの(笑)。

――お2人が進学先に早大を選んだ理由は

宮崎 かっこよく言うとやっぱりそのスポーツ科学部に進学するってことはまあスポーツ推薦あるじゃないですかだからやっぱり選りすぐりのスポーツプレイヤーがこう進学してくるわけじゃないですか僕はその人たちから刺激をもらって自分がさらなる高みを目指していけたらいいなと思って進学しました。めっちゃかっこいいこと言った(笑)。

小澤 うーん、うち結構お母さん中心で世界が回ってるんですけどまず言われたのはワセダのブランド力ですね。ホッケーは高校でやめるつもりで他の女子大を受けようと思っていたんですけど、地元の先生や地元のチームの人とかに「ホッケーを続けろ」ってずっと言われていて。でももしホッケー続けるんであればワセダにしよう、自己推薦を受けたのでまあ落ちてもそんな傷つかないだろうし、とりあえず受ければって言われて受けました。

――大学を卒業してもホッケーを続けますか

小澤 ずっとホッケーをやめるつもりだったんですけど、地元のチームにちょっと入れって言われてて。まあ時間があればやろうかなって感じですね。

――競技性は低くなりますか

小澤 ちゃんと社会人大会とかに出てるチームなので若いやつは動けって言われて。どうなるかは分からないですけど状況を見て、ですね。

宮崎 僕はやらない予定だったんですけど。

小澤 福井に帰ることになったもんね。

宮崎 そうですね。就職で公務員に決まって、ちょっと仕事が忙しいと思うので、ホッケーをやれるかって言われたらなかなかやれないと思うんですけど、福井クラブっていう社会人クラブがあって、(高円宮牌)日本リーグとか出てるし日本代表とかも輩出されているので、できる環境があればやっていきたいと思います。まあできなければできなければいいしみたいな感じでいこうと思っています。

――福井クラブには現在もご兄弟で所属されているんですよね

宮崎 そうですね。兄はしてるうちに入らないと思いますけど。一応教員なんで、社会人を両立するのはなかなか難しいらしくて、高校生の方が優先になるんでなかなか日本リーグには行けてないって言ってます。けどまあ一応在籍してて。自分もそんな感じで在籍しようと思ってて、その中で試合に出れたらいいなと思うし、もし練習に全然来れないから(試合出場は)無理です、って言われたら在籍はしておいて試合には出ないみたいな感じになるかもしれないですね。まあ肥満対策としてやるぐらいですね。

――オフの日はどのように過ごされていますか?

小澤 今の時期だったら常に卒論書いてます。全然進まないですけど(笑)。ずっと卒論に関する本を読んでいます。

――卒論がなかったときは何されてましたか

小澤 寝るか買い物に行くか…本当に暇してましたね。昼まで寝てて、午後から誰か暇な人探して買い物に行くか、1人で買い物にに行くか

――アウトドア派なんですか

小澤 いやそうでもないかな、どっちかです。先週は引きこもったから今週はどっか行こうかな、みたいな。多分、ずっと引きこもっている人に比べたら出るほうだと思います。でも最近は結構活動的です。この間もなんか卒業式の袴見に行こうって突然外出たり、卒論書く以外の日はちゃんと動いてます。

宮崎 自主練です。

小澤 嘘言うなよ(笑)。

宮崎 イメージトレーニングという名の自主練です(笑)。

――同期の仲はいいですか

小澤 遊びに行きますね。遊ぶのはほぼ同期しかないですね。

――特によく遊びに行くのは誰ですか

小澤 侑季(村山、スポ4=栃木・今市)ですね。趣味が似てるんで突然遊んだりとかよくします。

宮崎 同期との仲はいいと思いますよ。でも何するかって言われたらそんなにすることないんですけど…。

小澤 でも男子めっちゃ仲いいよね。

宮崎 そうですね、日曜日のオフの日とかオフの前日とかに飲みに行くことが多くて、それ以外でも飲みに行ってるんですけど、誰と行くってなったときにやっぱり同期が1番多いです。あとやっぱり女子部と違うのは4人同期がいて3人が寮生活で、1人が上石神井に住んでいるんで集まろうとおもえばこの辺ですぐ集まれるんですよ。それだけ近くにいるとしょっちゅう飲みに行くとかご飯に行くとかっていうのをやってるんで、まあ比較的仲はいいんじゃないかなと思います。

小澤 うちらはお酒好きな人と嫌いな人がいるから、みんなで集まって飲もうよとかないんですよ。ご飯は行きます。でもうちら6人なんでみんなが揃うってことが難しくて、しかも1人、じゅり(辻村友理、国教4=東京・学芸大付)が六本木の方に住んでて、結構多忙なんで、だから今日は無理っていうこともあって、みんなが揃うのはに前々から言わないと難しいですね。突然集まるってことはあんまないです。

――逆に下級生で仲がいい人は

宮崎 ないです。いないです。ご飯行きましょうって言われたら全然行くんですけど、言ってこないんで。

小澤 私もです。

――遠慮しているのでしょうか

宮崎 そうですね、あと言いにくいんですかね。宮口(和樹、スポ3=滋賀・伊吹)とか糸賀(俊哉、スポ2=島根・横田)とかはめっちゃ下(級生)からご飯行きましょうとか言われてるんですけど、多分4年生は誰もそんなことはないんじゃないかと思いますね。ごはん行きましょうとか言われるのもないですね。僕が3年とか2年のころとかは(先輩に)めっちゃ言ってたんですけど、4年になった瞬間言われなくなったんで。別に言われたら全然行くんですけど。

小澤 でも確かにうちらが下の時は結構先輩にご飯行きましょう、って言ってたんですけど、まあ声かけづらいんでしょうね。2、3年生は特に言ってこないです。なんか1年生で寮生とか田無寮の子とか、日曜にご飯が出ないとかそういう日は行きましょう、って言われるんですけど。結構1年生とは行ってると思います。2、3年生は誘われないんでないですね。

――趣味や好きなことはなんですか

小澤 うちはスポーツ観戦ですかね。ホッケー見るのも好きだし、あとプロ野球は見に行くし。野球好きなんですよ。東京ドームも神宮も行くし、サッカーの代表戦とかも見に行くし。結構いろんなスポーツを見に行きますね。

――野球はどこのチームを応援しているんですか

小澤 巨人です。巨人と個人的には藤浪くんを応援してます。藤浪くんのファンです。

宮崎 埼玉なのに、パ・リーグじゃないの?

小澤 パ・リーグよりセ・リーグかな。パ・リーグだったら日ハムを応援してるんだよね。大谷くんすごいなって思うよ、藤浪くんも同級生だしね。甲子園に出場してた藤浪くんがすごいかっこよくて、そこからずっと応援していますね。

宮崎 趣味かあ…趣味ないな、俺。

小澤 ライブとか行ってるし三代目(J Soul Brothers)とE-girlsでいいじゃん。

宮崎 あー好きですね。この間E-girlsのライブ行ってきました。今度三代目のライブがあるんですよ。(チケットを)応募して、当たるかどうかは分からないですけど。僕はファンクラブに入ってますけどあとモバイル会員とかもいろいろあって。1番好きなのはE-girlsです。藤井夏恋が1番好きです。趣味なのかどうか分からないですけどまあ好きですね試合前につけてるのは大体そういうのを聞いてます 

――ホッケー部の推しメンを教えてください

宮崎 岸本(昌樹、教4=鳥取・八頭)です。理由はいじられキャラだからです。もしくは関(修平、商2=東京・早大学院)とかですかね。理由はいじられキャラだからです。昌樹とか関とかは本能でいじってるんですよ。けどいじって面白いやろなと思っていじってるのは糸賀です。どんな返答が返ってくるかを楽しみにいじるんですよ。誰が推しメンかって言われたら岸本です。

小澤 真剣に考えると女子部の推しメンはタッキー(瀧澤璃菜、スポ2=岩手・沼宮内)かな。タッキーはホッケーうまいし真面目だしすごい人だと思う。でも時々何考えてるか分からないときもあって。よく分からない子だけどもうホッケー面でいうとタッキーは推しメン。面白いのは朱音(的場、教1=滋賀・伊吹)ですね(笑)。村山侑季はすぐ泣きます。でもなんか憎めないキャラよね。侑季は一番男子部にかわいがられてますよね(笑)。

――試合前のルーティンはありますか

宮崎 試合前のルーティン、俺2つある。まず音楽を気が済むまで聞くことと絶対アップをしないってこと。俺試合前ノーアップなんすよ。1秒もアップしてないです。ずっとみんながアップしてる中で座ってホッケーボールいじってるだけです。俺はアップしないほうが調子いいんだよね。1時間前くらいアップするから、1時間前から集中し始めるじゃないですか。それだと集中力が持たないんですよ。でも試合になったら抜群に動けます。でも冬はさすがにアップしてます(笑)。

小澤え、特に無いですね。 

――男子部、女子部での交流とかはありますか

宮崎 あんまないですね。女子部と一緒になんかするっていうのは(東伏見)スポーツフェスタぐらいです。本当にそれくらいで、その時にようやく女子部の名前を認識するぐらいです。結構遅いですよね。だから俺今でも1年生の名前と顔分からないですもん。

小澤 男子部の1年生に関してはことし新入部員が多かったから、名前は分かるけど名前と顔が一致しないっていうのは王座が終わるぐらいまではあったな。

――ホッケーをするときにこだわりなどはありますか

宮崎 強いて言うとしたら、必ずこだわってるとかじゃないですけど、スパイクの紐をそ必ず2回結ぶんですよ。ほどけないように、っていうのもあるんですけど、2回結んだらやっとホッケー始める気になるみたいな。こだわってるわけじゃないですけどその瞬間にスイッチをいれようとしてるというか。日本代表の遠征に行って帰ったきたぐらいからですね。

小澤 本当にどうでもいい話ですけど、私中途半端なズボンはきたくなくて。短いっていうか結構膝ぐらいまであるズボンとか嫌なんですよ。ズボンをスパッツに入れて、短くしちゃう。

「後輩に何かを残したい」(宮崎)

宮崎

――インカレの組み合わせを見たときはどう思いましたか

小澤 正直、「やめてくれよ」って思いました。なんでうちらが天理大と(対戦)で慶大は大阪体育大なのか不思議で仕方ないと思いましたね。

宮崎 1回戦天理大?それは厳しいね。

小澤 でも男子だって大変だよね。

宮崎 まだ京大と朝日大のどちらか分からないんですけど、おそらく朝日大かな。まだ(朝日大とは)1度も戦ったことがないんですよ。朝日大の試合も見ていないんで未知というか新鮮というか、楽しみというか。逆に相手は当然勝てると思って対策もしてこないと思うんで、こっちは対策ができれば勝機も無きにしもあらずですね。そこにちょっとつけこめればいいかなって思ってます。1回戦を勝ったあとが天理大で、そこはもう分が悪いので、後悔しないように全力を尽くすことだけは忘れないように意気込んでいます。

――今、チームとして強化している部分はありますか

宮崎 男子部はゴール前の攻防を重点的にトレーニングしています。結局ホッケーっていうスポーツがサークルに入ってからシュートを打たないと、サークル内でボールに触らないとゴールにならないし、失点にもならないわけですから。極めつけはゴールに入る前のサークル付近での攻防が1番大事になってくるポイントだと思ったので、それに関しては重点的に練習してますし、失点が多いという課題もあったので、どういうシチュエーションで失点をしているのかっていう傾向を分析して、失点が多いシチュエーションの対策練習をずっとしています。どうやって守備すれば失点を防げるか、どうやって攻撃したら得点まで持っていけるか、というのを考えて、サークル付近でのトレーニングを重視しています。逆に言ったら今度の(試合の)見どころだと思います。

小澤 女子部はプレッシャーが遅くて、みんな待ってからDFするっていうのがあったので、気持ちの問題ではあるんですけどプレッシャーを強くかけることを意識しています。(プレッシャーをかけに)行く人と行かない人の差が激しいので、その気持ちを統一しようっていう話をしています。あとはここから攻められる試合が多くなると思って、簡単にペナルティコーナー(PC)を取られないようにサークルの外の時点でチェックに行く、というのとPCの守備をしっかりする、というのを強化しています。

――お2人が理想とするホッケーの形は

宮崎 全体の流れとして、誰かが触ってこぼれたあとの、ルーズボールを先に触れるようになれば試合はうまくいくようになっていると思います。ルーズボールを処理するのが早い人はやっぱりどんな局面になってもしっかりしていて、手堅く攻めてくるので、ルーズボールの処理をしっかりして自分たちがボールをキープしている時間が長くなれば試合展開もよくなってくるし、それが理想の形だと思います。それを格下のチーム相手にするのは当然だと思うんですけど、明大や法大、東農大などの格上にもしっかりできるようにすればいい試合ができると思うので追求していきたいです。

小澤 攻めの部分で春シーズンからずっと、右攻めをしようと言っています。きょねんに比べたらボールを持てる人が増えたと思うので、持ちすぎないようにしっかり右でボールをつないで、打ち込みとかえぐりとかで、右からいい形を作って点を取れたらいいかなって思います。

――インカレでのキーマンは誰だと思いますか

宮崎 キーマンというか、キーマンになってほしいのは宮口和樹ですね。自分は正直ジュニアの日本代表もシニアの日本代表も経験していて、どのチームと試合しても僕の存在を知らない人は、いないわけではないけど少ないと思うんですよ。それはありがたいことで、警戒してくると思うんでやっぱり自分がマークされてどうにもならなくなったときに、和樹に期待してしまう自分がいるので、その期待に応えてほしいなって思います。それに自分が卒業したあとに今度はチームを誰が支えていくかっていったらそれが宮口和樹であるべきだと思うので、キーマンになってくれたらなと思います。

小澤 1年生に押し付けちゃいけないなとは思うんですけど、片倉優季かな。優季って後ろからボールを出せるしドリブルもできるし、今までの早大にいないタイプだと思うんですよ。強い相手にもプレッシャーを感じないタイプなんで、優季とうまくかみ合えば攻撃はいい感じになるんじゃないかなって思うんで、期待しています。

――自分のプレーで注目してほしい部分はどこですか

宮崎 逆にいつもどこに注目してますか?(笑)

――鮮やかなドリブルですかね

宮崎 じゃあそれで。

小澤 でも俊哉がドリブルしてるとなんか起きそうな気がしますよね。

宮崎 その期待に応えられるように頑張ります。

小澤 私はそんなに点を取るタイプではないから、っちょくちょくいいパスを出すと思うからそこですね。

――インカレへの意気込みをお願いします

宮崎 男子部は、目先の1戦1戦をやっていくことが大事なので、先を考えるのではなくて、前にある大事な初戦に向けてチーム作りをしていきたいと思いますし、自分にとっても最後の大会なので、悔いの残らないように、あとは後輩に何か残してあげられるように、残り1か月間過ごしていきたいなと思います。そしてインカレでしっかり納得のいく成績を残していけるように頑張りたいと思います。

小澤 私たちもインカレで引退になると思うので、相手は天理大なんですけどしっかり粘り強くDFして、自分たちがやろうと言っているホッケーをやりたいです。

――ありがとうございました!

(取材・編集 榎本透子、喜柳純平)

「チームを一言で表すと」。ユニークな答えが返ってきました!

◆宮崎俊哉(みやざき・しゅんや)(※写真左)

1993年(平5)7月29日生まれ。身長170センチ、体重66キロ。福井・丹生高出身。スポーツ科学部4年。対談中も明るく楽しそうに話してくださった宮崎選手。ホッケーの話になると雰囲気が一転、真剣な眼差しで熱い思いを語っていました。早大ホッケー部の柱である宮崎選手に期待が高まります!

◆小澤眞帆(おざわ・まほ)(※写真右)

1994年(平6)7月12日生まれ。身長159センチ。埼玉・飯能高出身。教育学部4年。対戦相手がどんなチームであろうと「ワセダらしいホッケーを」。小澤選手が発する言葉からホッケーに対する考えがひしひしと伝わってきました。最後のインカレでの活躍が楽しみです!

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