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米式蹴球部

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2015.04.22

【連載】『第63回早慶戦直前特集』 第4回 OL上石一輝×OL松原寛志×DL庭田和幸

  ラインマン。それはチームで最も大きな体を持ち、グランドの中央で体を張り続ける男たちが務めるポジションだ。早慶戦を前に、早大が誇る三人の精鋭ラインマン、DL庭田和幸(創理4=東京・早大学院)、OL上石一輝(創理4=東京・早大学院)、OL松原寛志(法3=東京・早大学院)に、アメフトの魅力、チームの魅力、今季の手応え、そして早慶戦への意気込みについて話を聞いた。

※この取材は4月2日に行われたものです。

アメフト、BIG BEARSとは

庭田が慶大オフェンスをシャットアウト

――新入生に向けてアメフトとはどういうスポーツか教えてください

松原 新入生でアメフトと聞くと「僕は小さいから」とかそういう反応があるのですが、実際してみるとポジションがたくさんあって誰でもできて熱くなるスポーツだと思います。

庭田 でかくなるよね。

松原 自分は最初は本当に小さかったのですが、部でトレーニングすることで大きくなりました。

――ポジションというお話がありましたが、ご自身のポジションの特色について教えてください

松原 自分はOLをやっています。ボールを持たないので目立ちはしないですが縁の下の力持ち的な役割をやっています。

庭田 (DLで)一番大事なのは気持ちですね。いかに熱くなれるかとか、OLに対して当たりにいく、自分より大きい相手に当たりにいくのが仕事なので、根底にあるのは勇敢な気持ちだと思っています。

上石 OLは確かに縁の下の力持ちで周りから見ればパッとしないポジションですが、RBをいかに走らせるかとかQBをいかに守るかとか、自分たち次第でオフェンスが変われると思っていて、そういう面ではやりがいがあると思います。

――OLとDLは具体的にどう違いますか

庭田 性格だね(笑)。

上石 OLは優しいです。

庭田 DLも優しいでしょ(笑)。優しくてかつ激しい。切り替えがしっかりしています。いや嘘だな、この質問後でもいいですか(笑)

――ではBIGBEАRSとはどのようなチームでしょうか

庭田 すごく学生主体だなと。アメリカのチームはコーチ主導でやる。でも(早大は)教える部分も学生がやる。根幹は監督とかコーチが決めると思うのですが、そこからのいかに自分たちがうまくなるかとか、どういう練習をするかとか学生が考えているなと思います。ミーティングでもプロコーチはいなくて、週末しかコーチはいないので、平日は学生だけでやっていて、そうなると学生の意識が高くないといけないなと思っています。その点でBIGBEАRSはスポーツ推薦もアスリートもいないので、いかに意識を高く持てるかという部分もあるから、学生主体を体現しているチームだと思いますね。結果とかも自分たちがいかに頑張れるかに左右されるかなと思います。

上石 コーチは毎週末来てくださって感謝しています。僕が思うのは風通しがいいチームだなと思います。上級生がいじられたりすることもあったりして、普段から先輩とか後輩が仲良くて、でも練習のときは切り替えて激しくやるというところがいいところだと思います。さっき庭田さんが言っていたスポーツ推薦がないということで、高校からやっていたという人もいなくて、早大のアメフト部は、他もそうかもしれませんが大学から始めるという人が多いです。そういう人でも練習をすれば試合に出られるというところがいいと思っています。

――皆さんがアメフトを始めた理由は何ですか

庭田 父親がまず高校の時にアメフトをしていて、自分は中学の時にサッカーと野球をしていたのですが、中学の土日ってヒマじゃないですか。父親がフラッグボウルというのをやっていて連れられて行ってこんなスポーツがあるんだと思ったのが一つです。そして自分がめっちゃ影響を受けたのが『アイシールド21』で、早大学院が強いということを聞きつけてからそこだけを目指して勉強して、早大学院に入ってアメフトを始めました。

松原 僕も高校からです。本当は高校に入学して硬式野球部に入って甲子園に行きたいなと思っていたのですが、アメフト部の猛烈な勧誘から熱意が伝わってきて、アメフトを始めました。最初は小さかったのですが、それでもできるよと伝えてくれたのがよかったのだと思います。

上石 僕も高校から始めて、勧誘されたのと『アイシールド21』の影響も大きいですし、元々体が大きくてそれを生かせると言われて自分が役に立てる場所もあるんだなと思って始めました。

――お三方は早大学院のアメフト部の出身ですが、どのような感じで勧誘されたのですか

庭田 「やるっしょ?」、「やります」みたいな(笑)。

松原 言ってしまうと、大きな先輩が親しげに「きょう来るでしょ?」みたいな感じです。高校から2駅のところにグラウンドがあってそこでボールを投げたりする場所を設けてもらえて、週末はフラッグフットボールのイベントがあったりして、それが楽しくて入部することにしました。

上石 おもしろかったよね。先輩も楽しい人がたくさんいました。

――早大に入ってもアメフトを続けられた理由は

庭田 クリスマスボウルで勝てなかったからっていうのはありますね。大学でアメフトをやっていない自分が想像できなかったというのもあります。アメフトは好きだし、高校3年間やってみて、辛いこともありましたが、嫌いにはなりませんでした。(高校時代は)日本一を目標にしていて、(クリスマスボウルで)引き分けで勝てなかったから、かっこ良く言うと本当の日本一を目指したいと思って続けようと思いました。

松原 僕は最初入らないということを考えていたのですが、新入生だった時の早慶戦で早大が圧倒的に勝って、先輩方がかっこよくて、スタンドから見ていてこんな部活だったら入りたいと思って入部を決意しました。

庭田 嘘だろ(笑)。

松原 本当ですよ(笑)。3日後くらいにグラウンドに行きました。

上石 僕もクリスマスボウルで勝てなかったのが悔しくて、勝ちたかったというのはあります。クリスマスボウルの時の対戦相手の選手がいま日大とかにたくさん入っていてそういった意味では日大に対してリベンジしてやろうと。昨年負けたのもありますし、ことしは絶対に勝ちたいと思います。1年生の時に日本代表に選ばれるという機会もあって、大学ではアメフトを続けました。

庭田 (日本代表を)受けちゃったからやるしかないみたいなね。

――実際に入ってみていまはいかがですか

庭田 全然後悔していないし、僕理系なんですけど、そこで結構不安があって、体育会系でかなりハードなイメージなんですけど、実際とても辛くて、入った最初の方は勉強大変だなと思ったのですが、同じグラウンドで練習しているのに高校と大学では全然違いました。大学になると、みんなアメフトが本当に好きで、純粋な気持ちでやっています。負けたら悔しがるし、気持ちを出す感じです。高校のときはシステマチックで基礎的な練習から全員でやっていってお互いをみて指摘しあうというか、自分なりのプレースタイルを意識していませんでした。みんな同じなのが高校で、大学はそれぞれ個性があって、しっかり考えて意見交換できて、大学生になると生意気にしゃべるようになるしそういう面もあって楽しさを感じています。

松原 僕も、同じ意見になるのですが、高校は1年生から3年生まで授業終わる時間も一緒で、全体で16時から決められて同じ練習をしていたのですが、大学は授業が早くなる人もいたり、1日オフだったりという人もいれば、その日授業がたくさんあって練習に遅れる、でも時間を見つけて自分で練習するという人もいます。時間を自分で見つけてアメフトに費やす部分というのができているなと思っていて、午後から授業なら午前中にウエイトを自分でして、全体練習に間に合うようにするという部分がすごく高校と変わった部分で、アメフトのことを考える時間も増えたと思っているので、大学生になって授業の影響もあるのですが、それがむしろプラスに働いているのかなと思います。

上石 大体同じですね(笑)。

一体感のあるチームに

上石が慶大ディフェンスの突破口をを生み出す

――話が変わりますが、新チームが始まっての手応えはいかがですか

庭田 難しいね。

松原 ことしすごく思うのが、就活がずれたということもあるのですが、最上級生がグラウンドの中でも外でも時間を使って先頭で下級生を引っ張ってくれているなと思っています。昨年は引っ張ってくれる人は引っ張ってくれたけど、全体でまとまりきれてなかった。最上級生の中で一つになれていなかったということがどこでも言われていたのですが、ことしの4年生はそうならないようにというか、下から見ても分かるというくらいの引っ張り上げ方をしてもらえているので、下級生としてはのびのびできているのかなと思います。

上石 そう感じてくれているのは嬉しいね。

庭田 もっといろいろな人が意見を言っていいんじゃないかと思います。確かに昨年に比べてアメフトを好きな奴とかは最上級生の中で単純に多いと思うし、昨年を悪く言うのはあれですが昨年はバラバラになっていて一体感がなかったというのはあります。だからことし目指しているのは一体感のあるチームというか、上級生、下級生関係なく日本一を目指しているのですが、まだまだ一つのミーティングをとっても意見とか全然出ないし、言いたいことを本当に
言えているのかなと。確かに全員が言いたいことを言えば一体感はなくなるけど、もっともっと言ってもいいかな、そういうことから少しずつ変えていかないと。考えていれば意見は言えると思うし、そういうところが足りないかなと思います。アメフトが上手い下手じゃなくて自分はこう考えているんだというのがないとどこかでずれると思います。フットボールの練習は始まっていますがもう少しそういうところからやっていかないと、ということを個人的に感じています。

上石 下級生にもっと生き生きとして欲しいです。プレー面でもそうだし、普段の活動でもそうだし、もっと下級生がぐいぐい来ていいのかなと。昨年自分のポジションは主将がリーダーをやっていて、偉大な先輩で、見習う部分が多かったのですが、その人と比べるとまだ自分たちはチームを引っ張れてないのかなと思っていてそこはまだまだ足りない部分ですね。

――4年生のお二人はそれぞれポジションの主任をされていますが、心がけていることはありますか

庭田 昨年も自分は主任をやっていて、自分がまずやるという気概があって、自分でやりすぎて下の奴がついてこないとかあったのですが、(ことしは)周りを見て上手く回すようにしています。リラックスして、普段からこんな感じですし、周りに気を配ってやっていますし。もちろん自分がやるときはやるし、それ以外は周りを見て下級生をしっかりのびのびやらせているということを心がけています。自分の幅も広げないといけないですが、自分がやるのは当然だから周りをいかにやらせてやるかということを考えています

上石 自分のポジションもそうですね。下級生にもっと生き生きして欲しいというのがあって、チームのことは最上級生が考えればいいから、下級生は自分自身が成長するということを考えて欲しいです。下級生でほかの主任とかをやっている後輩もいるのですが、OLのスキルとかをもっと上げて欲しいなと思っています。

――それではここで先ほどのOLとDLの性格の違いについて改めて教えてください

庭田 分からないな(笑)。自由、何にも縛られないでいる感じがあります。やることはやるけど。あと全員が全員負けず嫌いです。同期に負けたくないし、OLにも負けたくないし、何をとっても自分が一番だと。そういうガツガツした奴が多いからこそ、やることやるし。

上石 逆にOLは一体感があります。全員で決められた動きをするので。OLは一つの手だと例えられます。

庭田 (DLは)同じ目標は持っているけど、違うプレースタイルを持っていて、体も違えば考え方も違う。でもそれを無理に強制はしない。やることをグラウンドでやれば正解だなと思います。

松原 大した違うではないと思うのですがOLは集合時間とか決められるとびびって早い時間に行きがちかなと思います。自分の性格というのもあるのですが。怒られないように早く行きます。

庭田 確かに。俺はいつも2、3分前。きょうは早かったけどね(笑)。

――OLとDLの一押しポイントは

庭田 個性。それぞれ本当違うし、それぞれにそれぞれのやり方があります。練習メニューも一緒だし普通の人から見ても分からないかもしれないけど、アイデンティティーが売りだと思います。あとは負けん気とか勝ちたいという激しさですが個人的には個性がいいところかなと思います。

松原 昨年は昨年の主将の方も大きかったんですけど大きい人もいれば小さい人もいて、ことしは平均的に大きいかなっていうが全体で僕がアピールポイントとして出せるかなというのと、さっき個性の話があったんですけど、OLもすごい足が速かったりとか、ウエイトが超強いとか、グラウンド内でもそうなんですけど、グラウンド外でもムードメーカー的な選手もたくさんいて、本当に几帳面で真面目だったり、すごくユニットとして面白いというか幅の広いユニットだなと思います。

――オフの日の過ごし方は

庭田 オフは自分磨き(笑)。オフ何してる?

松原 料理とスニーカー見ています。春休みは最近だと甲子園。僕は野球やっていて甲子園憧れていたんで、春のセンバツ見たりとか。学校始まったら僕は授業に行きます(笑)。

――最近ハマっていることは

庭田 読書!

上石 マジで言ってる(笑)?

庭田 片手で読書してる。

上石 僕は就活があってあまり時間がなくて。

庭田 就活でいいじゃん!ハマっていること(笑)。

――昨シーズンを振り返って

上石 自分は甲子園ボウルに本当行きたくて、日大、法大に負けたのがマジで悔しくて、自分自身がまだまだだったので、これから成長していかなきゃなという風には思いました。

松原 僕が感じたのはおととしは大差で法大に負けてしまって、昨年は法大とも日大とも接戦で戦えたっていうのはスコアとして見るといい試合だったという言われ方もするんですけど、逆に接戦で近づいて何かが根本的に違うというか、メンタル面だったりとかなんでああいう強いチームなのかっていう根本の部分に触れられた気がしていて、強いチームは逆転されても動じなかったりとかいう部分は接戦で負けて悔しい思いをした上で知れたところだったと思います。

庭田 まず個人としては何でもかんでも自分でやりすぎたかな。周りを頼らなくて、3年生で主任だったからどうやっていいか迷ったところもあったけど、自分だけで頑張りすぎた面も大きかったなと。昨年のチームとして収穫だったところは3年生に主任が多くて、3年生から意見が言えて、4年生に対してしっかり意見が言えたのがよかったところです。そういう伝統がいまもあるから風通しがいいチームになっていると思います。よくなかったところはサイズとか接点とかフィジカルとかやってきたけど結局そこで負けた気がして、日大にも法大にもスタミナ不足で負けて、最後の最後でビデオで見て振り返ってみると、接点で負けているとかそういうのが多くて、BIG BEARSは層が薄くてTOP8になったことで、層が薄いのはわかっていたけど層の厚さをカバーできなくて、どんどん激しい連戦が続く中でどんどんパフォーマンスが落ちていって、そこで負けたかなと。上のレベルもまだまだ低いけど、下のレベルもまだまだ低いなと思いました。

上石 収穫は法大、日大に近づいてきているのかなと感じられた部分はあるので、ランユニットとかは成長して、オフェンスは成長して点を取れるチームになってきていると思います。ただ勝ちへのこだわりとかそういった面で精神的に弱い部分があったので、ことしは勝てるチームにメンタル的にも強いチームを作っていければいいなと思います。

――オフシーズンに取り組んだこと

庭田 個人的にはそれぞれ課題があると思うので、課題に対してしっかりオフシーズンは取り組むように意識していて、去年の反省で自分が全部やりすぎているというのはあったから、あえて何も言わない訳じゃないけどある程度のことはしっかりやってそれプラスアルファは自分たちで考えて、それぞれ同期には他には3人いるのでしっかりと指導できるので、任せてそれぞれのスタイルを下級生に対して示して、このオフシーズンは自分で全部をやらないっていうのを意識してやっていました。そのスタイルっていうのは少し確立できたのかなと思います。

上石 OLはまずフィジカルアップを中心に取り組んで、自分がちょっと力入れていたのは下級生を育てるということで、やっぱり層が厚くないと長いシーズン戦っていけないので、2年生とか3年生とかを育てることを意識していまいした。

松原 僕は新3年生ということで先輩方が引っ張っていってくれていたので、まずは自分に足りないものだったり、昨年もそうやって吸収して伸ばしていこうと思っていたんですけど、ことしから引っ張っていく立場になるとわかった上でそれでもまだ個人として強く上手くならないとまだまだ上位校とは対等以上に戦えないと思うので、そういう意味ではフィジカルにしても僕は持久走そんな好きじゃなくてウィークポイントだとわかったので、メニューで長距離とか走る系のメニューで追い込んで頑張れたんでその部分を重点的に頑張っていました。

――濱部昇監督(昭62教卒=東京・早大学院)は就任3年目となりましたが、チームに監督の考え方は浸透してきていますか

上石 選手の意識がまだ足りていない部分はあります。

庭田 自分が1年生の時は違う監督で、その監督のやり方も見て、いまのチームは全然違うなと思いますし、そういう点では1年生の時からは変わったかなと思います。4年目のシーズンだけど本当に全然違うチームだなとは思います。

上石 前よりは各個人が物事をしっかり考えて行動するようになったなと思います。

――ことしのスローガンは『覚悟』ということですが、どういうように解釈していますか

庭田 全てにおいてやり切る。昨年は『本気』って言っていたけど本気なのを普通にして、本気をいかにやり切るかというのが大事になると思います。

上石 ことし一年をアメフトに懸けて甲子園にことしこそ行きたいので日大、法大倒せるようにまだまだやることはたくさんあるので、一つずつ潰して成長してメンタル的にも勝てるチームにしていきたいなと思います。

松原 昨年の『本気』にしてもことしの『覚悟』にしても最上級生はラストシーズンで覚悟を持ってやったり、本気でやるのはわかった上で、本当にそのスローガンを掲げてやらないといけないのは下級生だと思っていて、よく監督もおっしゃっているんですけど、3年生で来シーズンがあると思ってやっているようだとそのシーズンも当然ダメだし、その次のシーズンもダメになるから自分がラストシーズンだと思って戦えっていうように言われていて、下級生からの強い気持ちがチームの一体感だったり、同じチームとして強くなると思うので、下級生を巻き込んで『覚悟』のスローガンをしっかり体現していけたらなと思います。

何が何でもいいから勝ちたい

OLの大黒柱に成長した松原

――早慶戦の印象は

庭田 勝つ。それだけ。

――早慶戦で注目してほしいところは

上石 注目してほしいところはオフェンスのビッグプレーとか、レシーバーとかはいい選手が揃っているのでそこをOLの自分たちが活躍させてあげるところとかいいかなと思いますね。

庭田 何が何でもいいから勝ちたい。

松原 僕は早慶戦に勝ったところを見て憧れて入ったのに、僕たちの新人早慶戦も負けて、昨年の早慶戦もギリギリで勝てなくて、一個下の新人早慶戦も負けて、昨年の秋の最終戦も負けて4連敗なので、本当に勝つというところにこだわって絶対勝つという強い気持ちをフィールドで体現したいと思っているので、そこを見てもらえたらなと思います。

――慶大の印象は

上石 いい選手はいます。主将の金子陽亮選手(慶大)とかは上手くて強くて、ことし主将でどんなチームになっているか楽しみなんですけど、圧倒したいですね。

庭田 いい選手もいますし、油断はできないです。いいチームです。

――慶大で警戒すべき選手は

庭田 李卓選手(慶大)。あと金子選手。

――早大でキーマンになる選手は

庭田 ディフェンス全員かな。昨年はディフェンスで負けたので。

松原 オフェンスは試合1ヶ月前なんですけど、メンバーは固定されていなくて、誰が出るかというのはまだ最終決定じゃない段階なので、チーム内でもいい競争があるので、オフェンスもディフェンスもまだ全員がキーマンです。誰が出ても勝てるように頑張ります。

――早慶戦への意気込みをお願いします

庭田 昨年はあんなに勝つって言って負けて悔しい思いもしたし、春の早慶戦は最後だし絶対に勝って終わりたいです。ことしは勝つ!

松原 早慶戦に憧れて入って、でも勝てていないというその結果を今回で打ち破るために強い気持ちを持って臨んで絶対に勝ちます。

上石 観客がたくさん来るので見ていて楽しい試合にしたいと思います。で、勝ちます。

松原 早慶はすごいライバル校で新入生が早大入ったらもう慶大には負けられないので、僕たちが代表として絶対勝つのでぜひ時間があれば球場まで足を運んでもらって、一緒に勝って盛り上がれるように頑張ります!

――ありがとうございました!

(取材・編集 東哲也、鈴木泰介)

◆庭田和幸(にわた・かずゆき)(※写真右)

1993年(平5)7月10日生まれ。189センチ、103キロ。東京・早大学院高出身。創造理工学部4年。DL。終始対談を盛り上げていた庭田選手ですが、単位取得は順調で卒業要件を満たすまではあとわずか5単位とのこと。文武両道を体現しています。

◆上石一輝(かみいし・かずき)(※写真左)

1993年(平5)4月11日生まれ。185センチ、118キロ。東京・早大学院高出身、創造理工学部4年。OL。よく話していた庭田選手と違い、終始落ち着いた態度で対談に臨んでいた上石選手。OLとDLの違いはここにあるのでしょうか?

◆松原寛志(まつばら・ひろし)(※写真中央)

1995年(平7)1月1日生まれ。178センチ、108キロ。東京・早大学院高出身。法学部3年。OL。先輩に囲まれての対談で、しばしば庭田選手にからかわれていた松原選手。可愛がられている様子が伝わってきました。

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