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 京王電鉄杯 5月6日 東京・トヨタ府中スポーツセンター



 王者に完敗も今後に手応え

青学大の選手にマッチアップする太田   7日間に渡り行われた京王電鉄杯の最終戦の相手は、昨季リーグ戦優勝の青学大。この7日間の集大成を王者相手に出したかったところだが、青学大の組織力と個々の能力の高さを前に圧倒され、48点という大差で敗戦。現段階での実力差を見せつけられてしまった。だが、この大会を通じて選手が得た課題や収穫は多く、赤沼悠主将(商4)は「チームが一試合ごとによくなっているのを感じた」と確かな手応えをつかんだようだ。

 完敗だった。第1ピリオドこそ粘って相手に食い下がったものの、第2ピリオドでは青学大の完成されたバスケットに手も足も出なくなった。ボールを持つと同時にかけられるチェックとゴール下での激しいプレス。“苦し紛れに打たせた”シュートのリバウンドへの反応の速さ。素早い攻守の切り替え。大胆かつ正確なパス回し。そして最後のシュートの精度の高さ。どのプレーをとっても青学大が早大を上回っていた。第2ピリオドが終わった時点でスコアは27−63。この時点で勝負の大勢はついてしまった。青学大が主力を下げた第3ピリオドからはパスがつながるようになり、第4ピリオドでは井手勇次(スポ2)がカットインからのシュートや3Pシュートを決めるなど意地は見せたが、68−116となったところで終了のブザー。3勝6敗の8位という結果で全日程を終えた。

シュートする赤沼主将  昨季はチームの拠りどころとして近森裕佳(平20教卒)という絶対的な存在がいたが、今季はそのような柱となる選手がいない。そのため「チーム力で戦っていくしかない」(太田匠=スポ4)。その中でキーマンとなりそうなのが井手だ。強引に切り込む突破力とスピードはチーム随一。今大会でも大胆なカットインで度々状況を打開した。また、精確な3Pシュートも持っており、高さで他大に劣る早大にとっては貴重な得点源となる。今大会では新たな戦力も結果を残した。チーム最長身のルーキー・久保田遼(スポ1)は、高さを生かしたポストプレーを武器にチームに貢献。チームに復帰した太田は屈強な体と繊細な技術を兼ね備え、1対1において強さを発揮した。さらに、これまで出場機会の少なかった東達也(スポ3)らも好プレーを披露した。

 カギとなるのは、選手が組織としてまとまることができるかどうかだ。「やることがはっきりとしているところに青学大の強さを感じた」と赤沼主将。チームがバラバラに動いていては、試合に勝つことはできない。早大は攻守の切り替えが遅く、チグハグさが目立った。「試合に出ている5人全員でディフェンスし、全員でリバウンドをとり、全員でオフェンスを頑張る」(太田)。これができるようになったとき、目標であるリーグ戦1部復帰は現実のものとなる。

(小南祐太) 


★全試合結果(通算3勝6敗 8位)

1日目  ●早大 63−86 日大○
2日目  ●早大 77−86 明大○  ○早大 76−55 東大●
3日目  ●早大 73−81 拓大○  ○早大 86−73 専大●
4日目  ○早大 83−75 法大●
5日目  ●早大 57−72 慶大○
6日目  ●早大 73−85 中大○
7日目  ●早大 68−116 青学大○

◆コメント
赤沼主将
(青学大のどこに強さを感じましたか)やることがはっきりしているというのが第一印象ですね。分かってはいるがなかなか難しいなと。(この大会を通して得た手応え)チームが一試合ごとによくなっているのを感じました。特にインサイドからギャップを作ってオフェンスに入ることは出来ていました。無理してこじあける必要はなくなってきたなと。(3週間後にはトーナメントも始まるがどのように練習するつもりか)走る、ルーズボールを奪う、負けない気持ちといったものは監督やコーチに教えられるものではないので、自分たちの中で意識していきたいです。いい緊張の中、せっかく試合の雰囲気も感じられたので、この感じを保ったままトーナメントに入りたいです。

太田
(今日の試合で感じた青学大との差)組織力の差。相手は展開や攻守の切り替えが速く、そこが点数の差に響いている。相手はチームとして完成されているが、早大はまだこれからのチームなので、徐々によくしていきたい。(今大会での収穫)1部のチームも2部のチームも出ているので、それぞれのチームの良いところ、悪いところが分かった。特に2部の明大、拓大に対しての課題ができた。(課題)チームとしては、ディフェンスでファーストブレイクがだせるように。またオフェンスでは1対1で勝てるようになれれば、それがチーム力につながって行くと思うのでそこをやっていきたい。個人としては、体がまだできていないので、体を作って秋のリーグ戦によい状態にもっていけるようにしたい。(この1年を通じてどのようなバスケットをしていきたいか)他大に比べ大きなプレーヤーがいないので、チーム力で試合に出ているプレーヤー、5人全員でディフェンスをし、全員でリバウンドをとり、全員でオフェンスを頑張りたい。







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