早スポ部員の一日 〜取材編〜 

「選手の歩みを新聞へ」
◆はじめに

 早稲田スポーツ新聞会は、「学内のすべてのスポーツを学内外に広く紹介したい」というモットーのもと、新聞製作を行っています。それでは、日々どのような活動を行っているのでしょうか。新聞製作において記事と写真は欠かせません。そのため、私たちは各大会に出向き、取材を行います。多くの試合は半日や一日で終了しますが、インカレなど大きな大会は地方で数日間に渡り開催される場合もあります。さて、今回は早スポ部員の出雲駅伝遠征の取材を例に、一日の流れをご紹介します。

いざ、取材へ!

◆現地へ

 出雲駅伝は島根県の出雲大社正面鳥居前をスタート地点として行われる駅伝です。東京からは距離があるため、私たちは現地へ前日入り。松江駅前のホテルで一泊し、朝八時に集合、そこから車で約一日かけて出雲大社付近へと向かいます。テレビ中継も入る大きな大会、自然と身が引き締まります。

     

◆レース開始

 現地へ到着すると、班員が2,3名程に分かれてそれぞれの担当区間へ移動します。各々の配置場所に付いたら、選手の走る姿をカメラに収めるべく、細かい位置を決定します。逆光ではないか、カメラの明るさなどは大丈夫かなど入念に確認します。なぜなら、特に駅伝の場合選手へのシャッターチャンスは一回で、わずか数秒なのです。失敗は許されません。そして、レースの始まりを告げる号砲が鳴り響くといよいよ選手がやってきます。この時間は緊張しますが、そのためにレーススタート前から準備をしてきたのですから、自信を持つことが大切です。と同時に選手の表情や動きも観察します。これが、後に選手への取材に生かされるのです。

タスキ込めるのはチームの思い

◆選手へのインタビュー

 選手が通過したら、それぞれゴール地点へ向かいます。レースが終了すると、現地での最後の活動となる選手への取材が始まります。記事を執筆するうえで、各選手が感じたコメントは非常に重要なものとなります。取材に必要不可欠なものは、ノート・ペン・ボイスレコーダーの三点セット。各大学の一線級の選手たちと渡り合う選手への取材は緊張しますが、ここでも準備が肝要です。レースを見て感じたことや質問事項をノートに書き、頭をクリアな状態にして臨むことで、質の高い取材が行えます。何より、選手も私たちと同じ早大生。コミュニケーションを取りながら、選手の本音を引き出すことが大切です。選手への取材が終わると、一日の取材は終了となります。

◆取材後

 取材が終わると、続いて字起こしをします。字起こしとは、ボイスレコーダーでインタビューを録音したものを文字化することです。自分で聞き直すことにより次回への反省も浮かんできます。とにかく経験と積むことが要用です。完成した字起こしは記事執筆者にメールで送ります。そして、執筆者が記事を書き終えWebに掲載されることで全工程が完了することになります。

◆おわりに

 選手の成果を発揮する場である試合。時には選手の栄光を共に喜び、時には将来の成長へ糧となる惨敗を目にすることもあります。様々なドラマを肌で感じることで、より良い新聞が作れるのです。

(記事・編集 和泉智也)

さあ、君も体験取材へLet’s Go!!